タイムアウト東京 > カルチャー > 東京、1月に行くべきアート展5選
2025年1月に東京で行くべきアート展をお届け。「パナソニック汐留美術館」のル・コルビュジエの絵画芸術にスポットを当てる日本初の展覧会のほか、「森アーツセンターギャラリー」でのえりすぐりの古代エジプト美術が集結する展示など、見逃せない展覧会を紹介する。新たな年に新たな作品世界に出合おう。
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タイムアウト東京 > Things to do > 東京、冬の桜を楽しめる名所9選
日本の有名な桜を見るなら春だが、東京近郊の公園や庭園、神社などでは、2月上旬からでも美しい桜が楽しめる。
最もよく見かける寒桜はカワヅザクラ(河津桜)。静岡県原産のパステルピンクの桜である。春の桜が1週間ほどしか咲かないのに対し、カワヅザクラは1カ月ほど長持ちする。もう一つはカンヒザクラ(寒緋桜)で。より鮮やかなピンク色で、高さ10メートルほどの大きな木に咲く。
にぎやかな花見シーズンが到来する前に、一足早く桜を楽しめる市内各地のベストスポットを紹介しよう。寒くて家から出たくない人も多いかもしれないが、ここで紹介するのは全て近場なので、気軽に春を先取りしてほしい。
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タイムアウト東京 > Things to do > 2025年に行くべき新施設10選
現在、東京では「100年に一度」と言われる大規模再開発が進行中。新しい建物が次々と誕生している。
2025年には、注目すべき新施設のオープンが相次ぐ予定だ。特に、高輪エリアで進行中の大規模なまちづくり計画「高輪ゲートウェイシティ」の完成や、歴史上初となる「西武池袋本店」の全面リニューアルには、大きな期待が寄せられている。
進化を続ける東京から、2025年も目が離せない。
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タイムアウト東京 > カルチャー > 東京、1月から2月に行くべきアート展
東京の人気ギャラリーや美術館で開催するアート展を紹介。1月から2月にかけては、「太田記念美術館」の「江戸メシ」展や、優れた寺宝の数々を一挙に紹介する「東京国立博物館」平成館の大覚寺展など、注目の展示が盛りだくさん。リストを片手にさまざまなアートと出合おう。
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タイムアウト東京 > カルチャー > 東京、1月に行くべき無料のアート展6選
ここでは2025年1月に開催する入場無料のアート展を紹介したい。「TOTOギャラリー・間」での漫画と建築のコラボレーション展や、宮原夢画の写真展、丹下健三と隈研吾の建築展など、入場無料で鑑賞できるアート展を揃えた。リストを片手にアート巡りと街歩きを楽しんでほしい。
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タイムアウト東京 > アート&カルチャー > 1月から2月に行くべきアニメ展示
2025年1〜2月にかけて、人気アニメや有名漫画の展覧会が多数開催される。増田こうすけによる『ギャグマンガ日和』の25周年展や、劇場版『ハイキュー‼』の特別展など、注目のイベントが続く。
緻密で繊細な原画を楽しんだり、制作秘話をのぞいたり、空想の世界を自由に楽しもう。濃密なアニメ展示を体感してみては。
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タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、ラーメンガイド > 東京、二郎インスパイア系ラーメン25選
テキスト:メンチャック
マニアの間では「二郎とはラーメンではなく、二郎という食べ物である」とささやかれるほどで、この味わいに魅せられた人は後を絶たない。二郎とは、ラーメン界で絶対無二の存在なのである。本記事タイトルの「二郎インスパイア系」とは、二郎のまねごとではなく、二郎に魅せられ、そのロマンごと具現化した店を言う。
とはいえ、昨今ではこうした店があまりにも増え、乱立し過ぎた感も否めない。そこで今回は、ラーメンハンターが、時間をかけて厳選したいちおしの25軒を紹介。「二郎インスパイア系」の中でも、二郎の味を進化させ、さらに高いクオリティーまで昇華させた一杯を味わおう。
※新型コロナウイルスの影響で営業時間に変動があるため、公式ウェブサイトから最新情報を確認してほしい
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タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、ラーメンガイド > 東京、家系ラーメン20選
テキスト:メンチャック
家系ラーメンといえば、新杉田にある「吉村家」(現在は横浜に移転)を発祥とする、こってりした豚骨醤油のスープに、中太のストレート麺、のり、ホウレンソウ、チャーシューという基本のトッピングが特徴のラーメンである。
1990年代後半に家系ラーメンのブームが起こって以降、今やラーメンの定番ジャンルの一つになった。吉村家を源流とする直系の店から、それを模倣した店まで、関東を中心に数多くの家系ラーメン店が存在している。その味は中毒性が高く、時折無性に「家系」を食べたくなる衝動に駆られる人も多いはず。
原点の味を追求する店、独自の進化を図る店など、各店がしのぎを削っているが、ここでは店の系譜や出身は問わず、ラーメンハンターが選んだ、東京都内で今食べるべき家系ラーメンを紹介する。
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タイムアウト東京 > THINGS TO DO > 東京でしかできない88のこと
人口1300万人の世界的メガシティー、東京。ローカルとイノベーションが混じり合い、常に新たなカルチャーを生み出してきた都市だ。半年に一度更新している本特集では、そんな東京で今行くべきヴェニューを88カ所紹介する。注目を集めるニューオープンから、洗練された京甘味処やクールな土産ショップなど、今回も見どころ盛りだくさんだ。新たな出合いと発見をしてみよう。
ウェブマガジンとは違った見方を楽しめるデジタルガイドマップもおすすめ。
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タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、ラーメンガイド > 東京、ベストラーメン2024
2024年も話題を集めた新店が数多くオープンした東京のラーメンシーン。まもなく終わりを迎える今年1年、話題をさらった新店をタイムアウト東京編集部が厳選して紹介する。すでに行列の絶えない人気店も多いが、醤油、煮干し、塩、魚介豚骨、次世代の家系、鴨、牡蠣(かき)など、修行元の経験をベースに独創的な一杯を生み出したり、人気店が次なるブランドを送り出したり、東京という都市におけるラーメン充実度を改めて痛感する充実の顔触れが揃った。
ぜひ年末年始のラーメンライフの参考にしてほしい。
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2025年2月8日(土)に全館オープンを迎える「横浜美術館」で、「横浜」をキーワードにさまざまな人々を迎え入れたいという想いを込めた「おかえり、ヨコハマ」展が開催される。
見どころは、「多様性」という観点の下、これまであまり注目されてこなかった開港以前の横浜に暮らした人々、女性、子ども、さまざまなルーツを持つ人々などに改めてスポットライトを当てた、横浜にまつわる作品群。ローカルの歴史を深掘りすることで、おなじみの作品や横浜の歴史に新たな視点をもたらす。
また、ポール・セザンヌ(Paul Cézanne)、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)、ルネ・マグリット (René Magritte)や奈良美智など、近代美術の名作から現代美術の作品まで、同館コレクションが勢揃い。さらに、子どものために作品を選び、見やすいよう工夫して展示する「子どもの目でみるコーナー」が設けられ、親子で会話しながら鑑賞できる。
新しく生まれ変わった同館の作品空間を楽しんでほしい。
※10~18時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は木曜(祝日の場合は翌日)/料金は1,800円、大学生1,500円、高校・中学生900円、小学生以下無料
ベトナムの旧暦での正月「テト」を祝うイベントが開催。ベトナムテト祭りは、日本人と在日ベトナム人がベトナム旧正月の文化を通じて交流し、多様な価値観を広め新たな文化を生み出すことを目指している。
会場には、ベトナム料理を代表する「バインミー」や「フォー」を販売する屋台が並び、ダナン発祥の麺料理「ミークアン」なども味わえる。ステージでは、伝統舞踊やベトナム民族楽器などの演奏が披露され、一日を通してベトナムの文化を満喫できる。
※10~18時/代々木公園/入場は無料
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「パナソニック汐留美術館」で、「ル・コルビュジエ―諸芸術の綜合 1930-1965」がル・コルビュジエ財団の協力のもと開催。ル・コルビュジエ(Le Corbusier、1887〜1965年)の、40代以降の絵画芸術にスポットを当てる日本初の展覧会だ。
近代建築の巨匠として知られているコルビュジエは、視覚芸術の他分野においても革新をもたらした。本展は1930年代以降に彼が手がけた絵画、彫刻、素描、タペストリーを展示。併せて後期の建築作品も紹介することで、はるかに伝統的な枠組みを超えたコルビュジエの円熟期の芸術観を明らかにする。
洗練された空間の会場構成は、気鋭の建築コレクティブであるウルトラスタジオによるもの。コルビュジエの内装に着目して、「インテリア」「コーディネート」「トランジション」をキーワードに、居住空間の中に置かれた諸芸術の総合をイメージした。
また、ゲストキュレーターのドイツ人美術史家、ロバート・ヴォイチュツケ(Robert Woitschützke)による講演会が、2025年1月12日(日)に行われる。これまでにない新鮮な視点のキュレーションから、コルビュジエの創造の源泉に迫る。見逃さないように。
※10〜18時(2月7日、3月7・14・21・22日は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は水曜(3月19日は開館)/料金は1,200円、65歳以上1,100円、大学・高校生700円、中学生以下無料(土・日曜・祝日は日時指定予約制)
「東京都現代美術館」で、坂本龍一(1952〜2023年)の大型インスタレーション作品を包括的に紹介する、最大規模の個展「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」が開催。先駆的・実験的な創作活動の軌跡をたどる。
50年以上にわたり多彩な表現活動をしてきた坂本は、1990年代からマルチメディアを駆使したライブパフォーマンスを展開させた。2000年代以降は、高谷史郎やアピチャッポン・ウィーラセタクン(Apichatpong Weerasethakul)などさまざまなアーティストと協働し、音を展示空間に立体的に設置する試みを積極的に実践してきた。
本展では、生前坂本が同館のために遺した展覧会構想を軸に、音と時間をテーマとする未発表の新作とこれまでの代表作から成る没入型・体感型サウンドインスタレーション作品10点余りを、美術館屋内外の空間にダイナミックに展開する。
坂本の「音を視る、時を聴く」ことは、鑑賞者の目と耳を開きながら、心を揺さぶり、従来の音楽鑑賞や美術鑑賞とは異なる体験を生み出すだろう。なお、2025年2月1日(土)・ 2日(日)は、中学・高校生、専門学校生、大学生の入場が無料だ。
※10〜18時(入場は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は2,400円、学生・65歳以上1,700円、中学・高校生960円、小学生以下無料(第3水曜は65歳以上無料、第3土・日曜は18歳未満を同伴する都内在住保護者2人まで半額)
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中国の旧正月「春節」を祝うイベントが上野恩賜公園で開催。「上野動物園」で生まれたパンダ、シャンシャンとその両親シンシンとリーリーは現在中国・四川省で暮らしており、春節祭では「上野熊猫家族」の中国での様子を撮影した写真展を行う。写真は、ブログ「毎日パンダ」で知られるカメラマンの高氏貴博が撮影したものだ。
会場には本場中国の春節料理が味わえる飲食ブースが並ぶほか、上野公園ならではの屋台グルメも堪能できる。ステージではアイドルや「アニソン」、民族舞踊などのパフォーマンスを展開。終始、春節ならではのにぎやかな雰囲気が楽しめる。
※11~19時/入場は無料
六本木の「森アーツセンターギャラリー」で、「ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト」が開催。米国最大規模の質の高い古代エジプト美術コレクションから、えりすぐりの名品群が集結する。
彫刻、棺、宝飾品、土器、パピルス、そして人間のミイラ2体やネコのミイラなど約150点の遺物を通じて、高度な文化を創出した人々の営みを解明する。当時の住居環境や仕事事情、出産や子育てなどにも着目し、身近な謎を掘り起こす。
また、美しい副葬品や神々の姿を表したレリーフなどの葬送儀礼に関する作品を紹介し、古代エジプト人の死生観に迫る。さらに、いま注目を集める気鋭のエジプト考古学者・河江肖剰(かわえ・ゆきのり)による最新研究を元に、巨大ピラミッドの建築方法や建てられた当初の姿も解き明かしていく。
知への好奇心を呼び覚ます空間、謎に満ちた古代エジプトの世界を探求しよう。なお、前売券は2025年1月24日(金)23時59分まで販売する。
※10~18時(金・土曜・祝前日は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/料金は前売り 平日2,300円、高校・中学生1,600円、小学生1,000円/前売り 土・日曜・祝日2,400円、高校・中学生1,700円、小学生1,100円/当日 平日2,500円、高校・中学生1,800円、小学生1,200円/当日 土・日曜・祝日(日時指定)2,600円、高校・中学生1,900円、小学生1,300円、未就学児無料
※東京での開催後は静岡・愛知ほか各地へと巡回予定
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「東京オペラシティ アートギャラリー」で、近年国内外で注目を浴びる今津景の大規模個展が開催。拠点にするインドネシアと日本という2つの土地での経験と思考に基づく絵画、新作インスタレーション、骨格標本や土器などの巨大な彫刻を展示する。
今津は、メディアから採取した画像を加工・構成し、その下図を元にキャンバスに油彩で描く手法で作品を制作する。インドネシアに移住してからは、その土地で経験したさまざまな事柄、都市開発や環境問題に関するイメージが画面に配置されている。同時に、インドネシアの歴史や神話、生態系など複数の時間軸を重ね合わせ、より普遍性を持つ作品へと発展させている。
環境問題、神話、歴史、政治といった要素が同一平面上に並置される絵画は、膨大なイメージや情報が彼女の身体を通過することで生み出されるダイナミックな表現だ。唯一無二の今津の作品世界を堪能してほしい。
※11〜19時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)、2月9日/料金は1,400円、学生800円、中学生以下無料
「太田記念美術館」で、「江戸メシ」展が開催。葛飾北斎や歌川広重、歌川国芳といった人気絵師たちをはじめとする約90点の浮世絵を通して、現代の食文化にもつながっている「江戸メシ」の魅力を紹介する。
江戸時代は日本において食文化が大きく発展した時代だ。現代でも人気の高い和食である寿司、そば、天ぷらのルーツは江戸時代にあり、庶民たちが手軽に楽しむことのできるファストフードとして人気が広がった。また、江戸っ子たちは家で料理をすることはもちろん、近所の店で総菜を買ったり、屋台で気軽に食事を楽しんだり、立派な料亭で宴会をしていたりもしていた。
庶民たちの暮らしを題材とする浮世絵では、さまざまな料理や食材、あるいは食事の様子などが数多く描かれている。北斎、広重、国芳の有名な代表作とは一味異なる、多彩な江戸メシの描き方を垣間見ては。
※10時30分〜17時30分(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜、1月14日/料金は1,000円、学生700円、中学生以下無料
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「東京ステーションギャラリー」で、「生誕120年 宮脇綾子の芸術 見た、切った、貼った」が開催。布と紙で美しく親しみやすい作品を作り続けた宮脇綾子(1905〜1995年)を、一人の優れた造形作家として捉え、宮脇の芸術に新たな光を当てる。
「アプリケ」「コラージュ」「手芸」などに分類されてきた宮脇の作品は、いずれの枠にも収まりきらない豊かな世界を作り上げている。野菜や魚など、主婦として毎日目にしていたものをモチーフにし、それらを徹底的に観察。時には割って断面をさらし、分解して構造を確かめた。
生み出された作品は、造形的に優れているだけでなく、高いデザイン性と繊細な色彩感覚に支えられ、命の輝きを見事に表現している。
約150点の作品と資料が集結する本展。写実性を持ちながら、自由で大胆な宮脇の作品世界を楽しんでほしい。
※10〜18時(金曜は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(2月24日・3月10日は開館)、2月25日/料金は前売り1,100円、学生900円(前売りは1月24日まで販売)/当日1,300円、学生1,100円、中学生以下無料
真冬の渋谷で、まるで「真夏の沖縄」を体験できるイベントが2025年1月23日(木)〜26日(日)の4日間で開催。一年のうちで最も寒いとされる「大寒」の時期に、沖縄の夏を感じながら「オリオンビール」片手に乾杯できる。
「渋谷ストリーム」の大階段・稲荷橋広場には、室内30度以上の巨大なドームが設置される。夏の海を彷彿(ほうふつ)とさせる白い砂や南国植物の中で、ドーム内に設置されたカメラで記念写真を撮ってみよう。
イベントの写真やセルフィーをSNSで投稿するとオリオンビールが2本もらえるので、会場に設置されている暖かいドームやフリースペースで沖縄気分を味わってみては。20歳未満であれば、沖縄で親しまれている「さんぴん茶」で旅行気分に浸るのが良いだろう。
※11〜19時(23日は14〜19時)/入場は無料
※2025年春完成予定
跡地に建て替え中の新施設。地下2階、地上6階建ての施設で、床面積は約7800平方メートルだ。原宿側が低層棟、表参道側が高層棟の2棟構成となる。物販や飲食店、オフィスなどが入居するほか、表参道から奥原宿をつなぐパサージュ(敷地内通路)や、高層棟にはテラスとルーフトップが設置される。
コンセプトは「Re: HARAJUKU CULTURE」。世界の原宿カルチャーを追求する多彩な物販店舗や飲食店を揃え、高層棟にはブランドなどの旗艦店、低層棟に小規模な店舗の展開を予定しているそう。
建築デザインは、建築設計集団OMAのパートナーである重松象平。「2面性」をコンセプトにし、表参道側が垂直性と透明性を意識したアイコニックな外観。パサージュを抜けた先には、奥原宿のスケール感に合わせた小さな店舗、広場、アートスケープを配置するなど、異なる側面を持ち合わせたデザインになっている。
このほか、原宿のカルチャーやライフスタイルを体現する多様な次世代アーティストたちともコラボレーションを展開する予定だ。
※2025年3月オープン
高輪ゲートウェイ駅周辺の新たな街。「江戸の玄関口」としての役割を担った歴史的背景や、国内初の鉄道が走った地におけるイノベーションの記憶を継承し、コンセプトには「Global Gateway」を掲げる。
街を構成するのは、「複合棟Ⅰ」と「高輪ゲートウェイ駅周辺エリア」「複合棟Ⅱ」「文化創造棟」「住宅棟」および各棟周辺エリアだ。街は約2万7000平方メートルの敷地を在来種を中心とした緑に彩られ、周辺の水系や地形、植生を取り込んでいるため、日本の四季の豊かさが感じられる。
注目は都内最大級となる約4万平方メートルのパークだ。「東海道五十三次」から着想を得て「53 Playable Park」をコンセプトに、駅や広場から成る遊び場が誕生する。そのほか「JWマリオット・ホテル東京」やオフィスが入居。隈研吾がデザインした「文化創造棟」は、地上6階・地下3階の建物で、館内には展示場、ホール、飲食施設、駐車場などが併設する。
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地上約230メートル、360度の屋外展望デッキ。「渋谷スクランブルスクエア」の屋上にある。
10〜22時30分のフォトサービス(1枚1,500円、税込み)も提供しており、街並みを見下ろすことができるスカイエッジは街のパノラマビューとともに写真を撮るには良いスポット。45・46階の「シブヤスカイスーベニアショップ」では、ここでしか買えない「日本・東京・渋谷」をテーマにした雑貨などの土産を販売している。
※2024年6月オープン予定
「大井競馬場」の第3駐車場跡地に開設される、演劇やミュージカルを中心とした劇場。地上4階建て、延床面積は約3800平方メートルで、定員数は747人。劇場名である「シアターH」には、「HAPPINESS」「HOPE」「HARMONY」「HOSPITALITY」という4つの思いが込められている。
手がけたのは、ミュージカル「テニスの王子様」や舞台「弱虫ペダル」など、2.5次元ミュージカルを生み出したマーベラスの元会長・社長の中山晴喜。ライブエンターテインメントの感動を、来場者のもとに届ける場を提供する。
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竹下通りにオープンした、東京初のマメシバカフェ。畳にちゃぶ台が置かれたレトロな雰囲気の店内で、マメシバたちと触れ合える。料金は、一般900円、小学生以下700円(ワンドリンク付き)で、30分制だ。入店は、先着順で常に混み合っている。
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※2025年1月15日オープン
不二家のドーナツ専門店「ペコちゃんmilkyドーナツ」が、東京では初となる「有明ガーデン店」をオープン。2024年9月、海老名に1号店をオープンし、注目を集めていた。同店はフードエリア「ARIAKE FOOD STAGE」内に入居しており、イートインも5席完備する。
おすすめは「milkyドーナツ」(165円、以下全て税込み)。キャンディーの「ミルキー」に使っている北海道産練乳を生地に練り込み、米油で揚げた口溶けが軽やかなドーナツだ。優しいミルクの味わいが楽しめる。
フレーバーは、「プレーン」「いちご」「チョコレート」と、季節限定の「アールグレイ」の4種類。ほかにもミルキークリームかチョコクリームを詰めた「milkyクリームドーナツ」(187円)や「milkyボールドーナツ」(220円)など、さまざまな種類のドーナツが楽しめる。バレンタイン限定商品である「チョコ」と「クランチ」も見逃せない。
オープニング記念商品として、「フェイスマグ(ペコちゃん)」「ペコサブレ(5枚入り)」「100gミルキー袋」などが入った「ペコちゃんmilkyドーナツ Happy Bag」 (2,525円)も用意している。
このほか、「プレミアムmilkyソフトクリーム」(400円)や「のむmilky」といったスイーツとドリンクを取り揃える。テイクアウトには、かわいいロゴが入った「ペコちゃんmilkyドーナツ Sweet BOX」(6個入り1,048円、12個入り2,096円)もあるので、土産やバレンタインの贈り物に利用してみては。
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※2025年1月26日グランドオープン
地上5階と地下3階のパブリックスペースからなる、上にも下にも伸びる公園。テナントなどの常設店舗は設けず、定期的に芸術や文化イベントが開催される。工事中にも、建物を特別に開放して展覧会なども実施してきた。
地下3階には、食のアクティビティ「カジュアルダイニング」のフロアとなり、地上の吹き抜け空間など随所にある「余白」のスペースは、人々が自由に散策したり休憩したりすることのできる場となる。
1966年に建設された「ソニービル」が、2018年に「銀座 ソニー パーク(Ginza Sony Park)」としてビルの解体途中(2018年8月~2021年9月)を公園にするというユニークな形式を採用。地下に吹き抜けがあるオープンな垂直立体公園へとその姿を変貌させた。
こけら落としとなる「Sony Park展 2025」は、ソニーグループがいま取り組む6つの分野「ゲーム、音楽、映画、エンタテインメントテクノロジー、半導体、金融(ファイナンス)」を、遊び心あふれるイベントテーマに変換。ソニーミュージックグループを中心とした6組のアーティストたちが加わり、Ginza Sony Parkでしか体験できない数々のプログラムを展開する。生まれ変わった「都会の公園」がどのような形になるか今から楽しみだ。
※2022年12月21日オープン
羽田空港第3ターミナル直結の羽田エアポートガーデンに、飛行機の発着や富士山を望める24時間営業の天然温泉「泉天空の湯 羽田空港」が開業。
早朝から深夜まで、ホテル宿泊者以外に空港利用者も使用可能な約2000平方メートルの広さを誇る大規模天然温泉となる。展望露天風呂屋4種の内湯のほか、3種の岩盤浴やサウナ、マッサージ、アカスリなどのサービスもあり、眺望の良いレストランを併設している。
利用料金は4,800円(フェイスタオル、バスタオル、館内着、岩盤浴付き)、中学生以下2,000円(フェイスタオル、バスタオル付き)で、深夜料金は4,000円。ホテル「ヴィラフォンテーヌグランド羽田空港」「プレミア羽田空港」宿泊者は割引あり。
※10〜13時は入浴施設の利用不可、混雑状況によってホテル宿泊者を優先
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秋葉原駅前にあるアダルトショップ。「大人のデパート」とうたう6階建ての建物には、コスチュームやセックストイ、DVDなどが所狭しと並ぶ。大人用のガチャガチャでは景品として使用済み女性下着が出てきたり、ブルマやチェックのミニスカートなどのコスプレグッズの品ぞろえも豊富だ。
また、コスチュームや下着を着て店内に展示するチェキの撮影に応じると、20〜30%割引でその商品を購入できるサービスも。5,500円以上の商品を購入した場合は、免税カウンターへ購入レシートを持参すると手続き後に差額を返金してもらえる。
普段なら人目を気にしてしまうような商品も、秋葉原という土地ならば、文化として溶け込んでいるように見えるから不思議だ。
吉祥寺のシンボルの一つである広大な公園。井の頭自然文化園や小さい子どもたちが楽しく遊び回れる広場があり、あらゆる世代が一日退屈しないで過ごせるだろう。中央にある井の頭池では3種類のボートがレンタルできるほか、池のほとりには井の頭弁財天があり地元民に親しまれている。
週末には露店やミュージシャン、アーティストなどが集まり、活気がある。春には池の周囲を満開の桜が彩り、花見客でにぎわうスポットとなっている。
タイムアウトでは毎年、世界の各都市に住む何千人もの人々に、自身が暮らす街についての評価アンケートを実施し、その結果を「ベストシティ50」ランキングにまとめている。
2025年版ランキングのための調査には、1万8500人以上の都市生活者たちが参加。地元の食やナイトライフ、幸福感や街全体の雰囲気に至るまで、さまざまなトピックについての回答を得た。
今年の調査では、孤独や物価の高さがつきまとうことも多いであろう各都市において「地元のように感じさせるものとは何か」を探ることにも重きが置かれている。ナイトライフの充実などだけではなく、街の安全性や食事の質、展覧会料金の安さ、さらには友達作りや恋愛のハードルの低さ、自然へのアクセスの良さも都市を魅力的にする要素といえるからだ。そうした「住みやすさ」を合わせ持つ都市は、当然ながら訪れるにも素晴らしい場所でもある。
では、発表されたばかりの「2025年のベストシティ50」ランキングを見てみよう。
1位に選ばれたのは、南アフリカのケープタウン。山と海のアクティビティを楽しめる自然豊かなこの街は、世界で最も個性的なナイトライフを持ち、世界最高峰のワインを誇る。
全体的に高い評価を受けているが、特にアンケートに答えた95%の地元民がケープタウンの食文化を高く評価した。さらに、自分たちの街に幸せを感じている人は97%にも上った。
2位にランクインしたのは、タイのバンコク。「ほほえみの国」として知られるタイの首都であるがゆえに、訪れる人々は温かく歓迎されることがほぼ保証されているといえる。文化と歴史の象徴である数多くの寺院や、緑地空間としても重要な役割を果たすベンジャキティ公園などの公園は、同市の誇りである。
そしてもちろん、有名なストリートフードに代表される食文化は比類がない。我々の調査では、地元回答者の86%がバンコクの食べ物を「良い」または「素晴らしい」と評価し、84%が外食は手頃だと感じていると答えた。
3位にランクインしたのは、アメリカのニューヨーク。活気と喧騒(けんそう)の象徴である同地では、常にエキサイティングな出来事が起こり、人々は新しい刺激を求めて動き回っている。調査に参加したニューヨーカーの92%が、世界クラスのアートと文化シーンを高く評価した。
ヤンキースがワールドシリーズに進出し、市内で「FIFAクラブワールドカップ2025」と「2026 FIFAワールドカップ」の決勝戦の開催が予定されることもあり、最近ではスポーツファンにとっての魅力が例年以上に増しているようだ。
Photo: Vichaya Kiatyingangsulee/Dreamstime
東京は31位にランクインした。人々の礼儀正しさ、街の清潔さ、効率的な公共交通機関は、他都市の手本になるほど常に評価されているが、この街をより際立たせているのは「革新を求める精神」だ。
渋谷では進化が続き、斬新な建築が特徴の大規模複合施設が誕生した。近くの原宿に誕生したガラスのプリズムのような外観と垂直型屋上庭園を持つ「東急プラザ原宿 ハラカド」のオープンも印象的だった。「麻布台ヒルズ」に「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」がリニューアルオープンしたのも、つい1年ほど前だ。...
モダニズム建築の礎を築いた20世紀を代表する建築家のル・コルビュジエ(Le Corbusier)の展覧会「ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965」が「パナソニック汐留美術館」で開催されている。建築でその名を世界にとどろかせたコルビュジエだが、同展ではコラージュ・絵画・タペストリーなど、多様な芸術表現に焦点を当て、彼の芸術家としての側面に迫る。
2019年に「国立西洋美術館」で開催された展覧会では、コルビュジエが推進した「ピュリスム(純粋主義)」の運動に焦点を当て、1918年から約10年間の活動を振り返った。一方で同展は、彼の円熟期に焦点を当て、異なる視点からコルビュジエの創作を掘り下げる。
会場では、コルビュジエが生涯を通じて追求した、絵画・彫刻・建築を一つの理念として結びつけようとする「諸芸術の統合」への取り組みを紹介。コルビュジエの思考の全貌を知る上で重要な手がかりとなるだろう。
Photo: Keisuke Tanigawaル・コルビュジエの絵画と、ジャン・アルプによる彫刻『地中海群像』(1941/65年)
建築家でもあり、芸術家でもあったコルビュジエ
同展は、世界恐慌の影響で機械万能主義が衰退したパリにおいて、貝殻や骨、流木といった自然物の形態が創作の着想源として注目されるようになった1930年代のコルビュジエの作品から始まる。また、フェルナン・レジェ(Fernand Léger)やジャン・アルプ(Hans Arp)ら同時代の芸術家たちの絵画や彫刻作品も展示されており、彼らの遊び心あふれる作品からは、未来を希望的に見据えた視点が感じられるだろう。
Photo: Keisuke Tanigawaル・コルビュジエ『イコン』(1963年)
特筆すべきは、第2章で展示されているタペストリー作品。コルビュジエにとってタペストリーは、インテリアの装飾にとどまらず、転居の多い現代人のための「即席の壁」として構想されたものであり、床に敷くのではなく壁に立ち上がるように設置することが意図された。
絵画と建築を統合しようとするこの斬新なアイデアは、さまざまな分野を結びつけたいという彼の革新的な思想を象徴する一例といえるだろう。
Photo: Keisuke Tanigawaル・コルビュジエのタペストリー作品
ルシアン・エルヴェ(Lucien Herve)が撮影したコルビュジエの建築写真と、ワシリー・カンディンスキー(Wassily Kandinsky)の版画が並列して展示されている第4章の展示も見逃せない。この実験的な構成は、未来への理想や抽象的な形態の探求といった、2人の創作に共通するテーマを浮かび上がらせるという点で興味深い。
Photo: Keisuke Tanigawa並列されたワシリー・カンディンスキーの版画とルシアン・エルヴェの写真
コルビュジエの最も未来的なビジョンが紹介されている最後の展示室では、1958年の「ブリュッセル万国博覧会」のために制作されたマルチメディアインスタレーション『電子の詩』が、同館によって再現されている。同作は、映像・音・建築を統合するというコルビュジエの究極の目的を体現したもので、展覧会の締めくくりとしてふさわしいものとなっている。
会場ではぜひ、同館の常設展示室であるルオー ギャラリーに特別設置されたコルビュジエらがデザインした名作椅子や、会場内に設置されたシャルロット・ペリアン(Charlotte...
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熱々の鍋やおでんは、屋外で食べるからこそ一層おいしさが際立つ。冷たい空気と鍋から立ち上る湯気が絶妙にマッチし、体が温まるだけでなく、食べる楽しさも倍増するはずだ。ここでは、全国各地のおでんと日本酒が楽しめる「おでん&地酒フェス」や、新鮮なカキを使った牡蠣鍋が無料で提供される「広島ふるさと祭り」など、冬の魅力を存分に感じさせてくれるフードイベントを紹介する。
画像提供:横浜赤レンガ倉庫PR事務局宮城県「痛風鍋」
酒処 鍋小屋
日本各地の鍋や地酒などが堪能できる冬の恒例イベントが「横浜赤レンガ倉庫」で開催。2025年は、昭和改元から100周年の節目を迎える年であることから、テーマを「昭和」にして開催される。
今年は18種類の「ご当地鍋」に加え、ユネスコ無形文化遺産にも登録された伝統的な製法の日本酒を100種類以上用意。宮城県の「痛風鍋」や秋田県の「きりたんぽ鍋」など、贅沢なご当地鍋が味わえる。
会場には「あんこ横丁」と題して、日本文化に欠かせないあんこを使ったスイーツを楽しめるエリアや、「スナ女®」として知られる五十嵐真由子がプロデュースしたスナック体験ブースが初登場。会期中は、横浜や野毛で実際にスナックを営むママさんたちが日替わりで登場し、本物のスナック体験が楽しめる。
そのほか、こたつに入りながら熱々の鍋を作る体験ができる「作る鍋エリア」も登場。懐かしい看板や赤ちょうちんといった昭和レトロな演出の中、心も体も温まるひとときを過ごせるはずだ。
※1月18日〜2月2日/平日 12〜21時、土・日曜 11〜21時(L.O.は終了の30分前まで)/横浜赤レンガ倉庫/入場は無料
Photo: Leung Cho Pan/Dreamstime
おでん&地酒フェス
上野恩賜公園の竹の台広場で、全国各地のおでんと日本酒が楽しめるイベントが開催。地元の味を堪能しながら、温かいひとときを過ごせる恒例イベントだ。
青森からは、津軽味噌とすりおろしたショウガを合わせた「青森おでん」が登場。雪国ならではの一品で、田舎の懐かしい味が楽しめる。だしに使う「いりこ」が生み出す、深みのあるコクが特徴の香川県の「讃岐おでん」や、もちもちした食感のすいとん団子とだしの味わいが絶妙に絡み合う「信州のすいとんおでん」なども見逃せない。
地酒はサケバー☆ギンザ☆(SAKEBAR☆GINZA☆)や「木花之醸造所」などがえりすぐりの日本酒を提供するほか、遠野麦酒ズモナ(ZUMONA)のクラフトビール、「三祐酒場」の「元祖焼酎ハイボール」などの酒も味わえる。2025年1月18日(土)と19日(日)には伝統芸能やライブパフォーマンス、ダンスなどのステージイベントも開催されるので、家族連れでも訪れてほしい。
※1月16日〜19日/16・17日 12〜21時、18日 10〜21時、19日 10〜20時/上野恩賜公園/入場は無料
画像提供:広島ふるさと祭り
広島ふるさと祭り
広島県各地のグルメが一堂に集結するイベントが開催。お好み焼きやカキのほか、「尾道ラーメン」や「呉海自カレー」など、広島ならではの味が楽しめる。注目は、直径2メートルの巨大鍋で作られた「牡蠣汁」だ。瀬戸内産のカキ4万個を贅沢に煮込んだ牡蠣汁が毎日、先着200人に無料で振る舞われる。...
一般的に「正月」は三が日までを指すが、1月はまだまだ正月気分を継続できる祭りや花火大会が目白押しだ。冬ならでは空気の中、新年の余韻を楽しむ特別な時間を過ごそう。ここでは、神田明神で行われる伝統的な恒例行事や青梅の賑やかなだるま市、よみうりランドの開園60周年を記念したの花火イベントなどを紹介する。
Photo: Time Out Tokyo
青梅だるま市
青梅の冬の風物詩が今年も開催。安土桃山時代から室町時代に始まった青梅の市の名残りを今に伝えるために毎年開催されており、歴史的なイベントとして継承されている。元々は、「六斎市」として織物などの物々交換が行われていたという。
現在の主役である「だるま」が登場するようになったのは江戸時代に入ったころのことで、現在では「だるま市」として毎年1月12日に青梅の風物詩としてにぎわっている。
当日は青梅市内の旧青梅街道が歩行者天国となり、約200店もの露店が立ち並ぶ。住吉神社では古いだるまの御礼の「お焚き上げ」を実施。自分だけのだるまを探しに、青梅散策に出かけてみては。
※1月12日 13時30分〜20時/住吉神社/入場は無料
photo: Photo AC神田明神
だいこく祭
神田明神の祭神、だいこく様から福がもたらされる福神の祭。期間中は、神楽師がだいこく様とえびす様にふんし、参拝者一人一人の頭上で小槌(こづち)と福鈴を振って清めるほか、開運招福の縁起物である「福笹」の授与や、福引きなどを実施する。
2025年1月18日(土)には、新成人らが冷水を浴びて身を清める行事「寒中禊」が行われる。男性はふんどし、女性は白装束をまとい、つららが入った禊場で冷水を浴びて身を清めるという厳しい儀式だ。心身を清め、新年の無病息災や厄除け、幸福を祈願するための日本の伝統的な行事として続いている。
19日(日)には長い箸と包丁でタイをさばく伝統の儀式「四條流庖丁儀式」が行われ、「神田囃子」や「将門太鼓」の演奏も実施。神田明神の厳粛な雰囲気を体験できる、貴重な機会となるだろう。
※1月17日〜19日 参拝は9〜17時、寒中禊は10時〜、四篠流包丁儀式は12時〜/神田明神/入場は無料
鷽替神事
毎年1月に行われている亀戸天神の伝統行事。「鷽(うそ)替神事」とは、菅原道真公を祭神とする天満宮(天神社)に伝わる神事のことで、全国の多くの天満宮で実施されている。
「ウソ」は幸運を招く鳥とされ、毎年新しいうそ鳥に替えることで、それまでの悪い事が「うそ」になり、一年の吉兆を招いて開運が得られるという信仰に基づく。亀戸天神のウソ鳥は、ヒノキを使って、神職の手で一体一体心を込めて作られており、この2日間でしか手に入らない貴重なお守りとして人気だ。
限定の御朱印も授かることができ、例年、多くの参拝者でにぎわう。年明けは、愛らしく並ぶうそ鳥たちに幸運を招いてもらおう。
※1月24〜25日 8時30分〜/亀戸天神社/入場は無料
花火と大迫力の噴水ショー
画像提供:よみうりランド
「よみうりランド」の開園60周年を記念した、花火と大迫力の噴水ショーが「波のプールエリア」で開催。2025年1月18日(土)から2月15日(土)までの毎週土曜日に、過去最大となる1日約1200発、5日間で合計6000発の花火が夜空を彩る。 ...
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1月も、世界各国の文化やグルメが楽しめる国際フェスティバルが開催される。アジア圏の旧正月は、1月や2月にあたる重要なイベント。代々木公園ではベトナムの旧正月「テト」を祝うイベントが開催され、上野恩賜公園ではパンダをテーマにした中国の春節祭が祝われる。「新宿 伊勢丹」で開催中の麻婆豆腐に特化したグルメイベントで、ピリッと刺激的な体験をしてみるのもいいかもしれない。
異国の祝祭ムードを満喫し、心躍るひとときを過ごしてみよう。
Photo: Kisa Toyoshimaベトナムといえばサンドイッチ「バインミー」
ベトナムテト祭り
ベトナムの旧暦での正月「テト」を祝うイベントが開催。同フェスティバルは、日本人と在日ベトナム人がベトナム旧正月の文化を通じて交流し、多様な価値観を広め新たな文化を生み出すことを目指している。
会場には、ベトナム料理を代表する「バインミー」や「フォー」を販売する屋台が並び、ダナン発祥の麺料理「ミークアン」なども味わえる。ステージでは、伝統舞踊やベトナム民族楽器などの演奏が披露され、一日を通してベトナムの文化を満喫できる。
※1月25〜26日(日)10~18時/代々木公園/入場は無料
画像提供:上野中央通り商店会ウエノデパンダ春節祭
ウエノデ.パンダ春節祭
中国の旧正月「春節」を祝うイベントが上野恩賜公園で開催。「上野動物園」で生まれたパンダ、シャンシャンとその両親シンシンとリーリーは現在中国・四川省で暮らしており、春節祭では「上野熊猫家族」の中国での様子を撮影した写真展を行う。写真は、ブログ「毎日パンダ」で知られるカメラマンの高氏貴博が撮影したものだ。
会場には本場中国の春節料理が味わえる飲食ブースが並ぶほか、上野公園ならではの屋台グルメも堪能できる。ステージではアイドルや「アニソン」、民族舞踊などのパフォーマンスを展開。終始、春節ならではのにぎやかな雰囲気が楽しめる。
※1月31日〜2月2日 11~19時/上野恩賜公園/入場は無料
画像提供: 三越伊勢丹ホールディングス赤坂四川飯店「牛筋麻婆豆腐~牛アキレス腱入り麻婆豆腐~」
新宿麻婆豆腐百貨店
麻婆豆腐に特化したグルメイベントが、「伊勢丹 新宿店」の食料品フロアで開催。2回目の今回は全9ブランドが参加し、一般的な麻婆豆腐から高級食材を使った特別な一品までが揃う。全てのブランドが実演販売を実施し、イートインスペースを併設。その場で出来立たての麻婆豆腐を食べ比べて楽しめる。
「赤坂四川飯店」の「牛筋麻婆豆腐~牛アキレス腱入り麻婆豆腐~」は、トロトロの牛すじ肉が入った贅沢な一品。丁寧に煮込まれた味わい深さが特徴だ。ミシュランスターシェフの澤田州平が手がける「サワダ飯店」では、うまみと辛さ、しびれが絶妙なバランスで、本格中華料理に日本の食文化を取り入れた「サワダ流麻婆豆腐」を提供する。
そのほか、大阪・つくばの四川料理店「麻辣十食」による「格之進金格ハンバーグと麻辣十食オリジナル麻婆豆腐」や、初出店の「株式会社マーボードウフ」による「頂天ホルモン麻婆豆腐」などの進化系麻婆豆腐も楽しめる。
※1月15日〜21日 10〜20時/伊勢丹 新宿店/入場は無料
画像提供:オール・トゥギャザー・フェスティバル
オール・トゥギャザー・フェスティバル
外国人との共生社会を目指し、毎年1月に開催されるイベント。多文化体験を通じて世界への視野を広げ、日本の魅力を再発見する機会を提供する。...
スペインが誇るラグジュアリーブランド「ロエベ」初の大型展覧会「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」が、2025年3月29日(土)から5月11日(日)に原宿で初開催される。179年にわたる歴史を持つロエベのファッションに対する前衛的なアプローチと、受け継がれるクラフトの文化を紹介する。
ロエベ 2024秋冬ウィメンズ ランウェイコレクション/アスパラガス クラッチバッグ/ビーズ刺繍、フェルト、レザー/ロエベ アーカイブ
ブランドの豊かな歴史、スペインの伝統、手仕事への献身をたたえる本展は、世界を旅する巡回展として、2024年に上海で初めて開かれた。会場空間は、革新的な建築を手がけてきた建築設計事務所・OMAによりデザインされる。
1846年にレザー職人が集う工房としてマドリードで創業してから、世界有数のブランドに成長するまでの進化に華を添えてきた、アイコニックなデザインや文化的なコラボレーションの数々が公開。スペインの風景と音を感じ、パリのランウェイの最前列を体感できるだろう。
「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」
また、壮大でインタラクティブな部屋の数々では、スタジオジブリや京都の陶芸ユニットのスナ・フジタをはじめ、近年のコレクションにインスピレーションを与えた想像力の世界へと没入する。
さらに、東京展を祝し、これまでロエベが日本国内外で行ってきたコラボレーションや文化プロジェクトを紹介する作品も展示。日本はロエベがヨーロッパ圏外に初出店した国であり、1973年に1号店がオープンして以来、豊かな文化的対話を続けてきた。
16代 大西清右衛門/四方覆垂釜 2016年/鐵/個人蔵
ロエベ財団が支援し、京都で400年以上にわたり茶の湯釜を造り続けてきた大西家のドキュメンタリー映像のほか、「Craft Prize」のファイナリストである四代田辺竹雲斎と渡部萌、「ミラノサローネ国際家具見本市」の展示でコラボレーションを行ったARKO、松本破風らの作品が特別に鑑賞できる。
入場は無料で予約制。アートとカルチャーに満たされ、手で物を作り出す喜びについての物語を感じ取ってほしい。
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『東京、2025年注目のアート展13選』
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アメリカの『ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)』が「2025年に行くべき52カ所」を発表し、日本からは30位に富山。38位に大阪が選出された。
1位はイギリスの代表的な長編小説家であるジェーン・オースティン(Jane Austen)の生誕250周年記念行事が開催されるイングランドが選ばれた。ガラパゴス諸島やグリーンランドなど、世界の名だたるエリアが選出される中、富山・大阪のランクインは日本人としてうれしい。
画像提供:グラングリーン大阪都市公園南エリア(完成予想イメージ)
大阪について同誌では、2025年4月から開催される「大阪・関西万博」や、LGBTQ +への取り組みへの評価に加え、2024年9月に先行開業した「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」について取り上げている。同プロジェクトは、広大な大阪駅前の貨物ヤード跡地をホテル、商業施設、都市公園、住宅・オフィスなどが一体となった大規模複合開発。かつての大阪の街にはなかった新たなカルチャーを生み出している。
同誌でも、グルメやショッピングのイメージが強い大阪の都市に広大な緑地ができたことで、新たな楽しみ方を発見できると評価している。
Photo: Sandy Noto
2025年3月21日(金)には、南館がオープンするほか、大阪の食と文化の最高峰を楽しめる「タイムアウトマーケット大阪」が、同施設にアジア初上陸を果たす。この機会にぜひ足を運んでほしい。
30位に選出された富山について同誌は、建築家の隈研吾が設計した「富山市ガラス美術館」や、300年以上の歴史を持つ秋の風物詩「おわら風の盆」などを紹介。さらに、スパイスカレー店「スズキーマ」や家族経営のジャズバーである「ハナミズキノヘヤ」といったローカルなスポットも取り上げられており、海外目線で日本の新しい魅力を発見できるだろう。
「2025年に行くべき52カ所」の全リストは、ニューヨーク・タイムズの公式ウェブサイトからチェックしてほしい。
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2月14日のバレンタインに向けて、そろそろチョコレートを探し始める人もいるかもしれないが、チョコレート好きはむしろ1月に買いまくる。人気ショコラティエの来日、新商品や限定商品の販売などが相次いで発表・発売されるからだ。2月はもはや折り返しなのである。ここでは、チョコレートラバーなら漏らさず訪れるような都内で人気のチョコレートイベントを4つ紹介する。味はもちろん、宝石のようにきらめくチョコレートで心を躍らせ、特別なバレンタインシーズンを過ごそう。
サロン・デュ・ショコラ
画像提供: 株式会社 三越伊勢丹ホールディングス
2025年で23回を迎える国内最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」が、「伊勢丹 新宿店」で開催。「Moment/Infinity 一瞬と、無限と、ショコラと。」をテーマに、国内外の個性豊かなチョコレートが勢揃いする。
1月20日(月)までの1部では、こだわりのカカオを使用した世界各地のチョコレートが登場。カカオ豆から板チョコレートまでを一貫して製造するビーントゥバーチョコレートを使ったスイーツを、出来たてで味わえる貴重な機会だ。
26日(日)から始まる2部では、フランスを中心とした人気ショコラティエによる「職人技の技」が感じられるチョコレートの数々を紹介する。今回のイベントのために新たに立ち上げたブランドや、日本限定のスイーツなど、豪華なラインアップに注目してほしい。
2月2日(日)からの3部では、新たなショコラの魅力を発見できる場として、カカオを使った食事メニューなどを味わえる。ショコラの甘いというイメージを変えるきっかけになるかもしれないので、この機会に挑戦してみては。
毎年発売される、一流シェフたちのチョコが詰められた限定の「セレクションボックス」や、店のラインアップにも期待したい。事前予約制の時間帯もあるので、詳しくは公式ウェブサイトをチェックしてほしい。
※1部 16〜20日、2部 26〜29日、3部 2月2〜6日、8〜14日/10〜20時(1月20日・29日、2月6日・14日は18時まで)/伊勢丹 新宿店/入場は無料
ショコラ × ショコラ
画像提供:株式会社小田急百貨店
国内外の人気ブランドのチョコレートが1月22日(水)から「小田急百貨店 新宿店」に集結。「With Chocolat」をテーマに、世界のトップショコラティエや有名ブランド、新登場のブランドまで、多彩なチョコレートと出合える。
4つの会場ではそれぞれ異なる楽しみ方ができる。7階イベントスペースでは、今回初登場の「ショコラティエ カイト(chocolatier KAITO)」をはじめとした有名ブランドから、ポケットモンスターやスヌーピーなどのかわいらしいコラボレーション商品を販売する。
地下1・2階では、デパ地下ならではの商品や、「カズベイク(Kazu Bake)」の贅沢パフェなどのイートインが楽しめる。さらに小田急エース会館では「サブレミシェル(Sable MICHELLE)」のショートケーキのようなサブレなど、人気ブランドのかわいらしい商品を販売。どれを買うか迷ってしまうだろう。
オンラインショップ限定の商品もあるので、詳しくは公式ウェブサイトをチェックしよう。
※22日〜2月14日 10時〜20時30分(会場により異なる)/小田急百貨店 新宿店/入場は無料
アムール・デュ・ショコラ
画像提供:株式会社髙島屋
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「世界のANDO」こと、安藤忠雄の建築作品の軌跡をたどる待望の展覧会「安藤忠雄展|青春」が、うめきた「グラングリーン大阪」の文化拠点「VS.(ヴイエス)」で開かれる。2017年、東京「国立新美術館」で30万人を動員した「安藤忠雄展|挑戦」に続く大規模個展で、安藤の壮大な挑戦の道筋から、未来への果てなきビジョンまでを概観する。
独学で建築を学び、1969年から建築設計活動をスタートさせた安藤。「住吉の長屋」で日本建築学会賞を受賞後、プリツカー賞や文化勲章など国内外で多数の賞を受ける。
本展では、異端の建築家として、既成概念を打ち破ってきた安藤ならではの視点、そして環境再生や震災復興といった社会貢献事業を支援するものとしての視点と、さまざまな視点を披露する。天井高15メートルの展示スタジオといった建築空間を備え、大阪都市再生プロジェクトの最前線である同会場での展示は、圧巻の見応えとなるだろう。
全日日時指定となる本展のチケットは、2025年1月12日(日)からVS.公式WEBサイトで販売開始。半世紀もの間、第一線で走り続け、今なお「青春」を生きる、闘う建築家からの人生のメッセージは鑑賞者に多大なインパクトを与えるに違いない。
会期は3月20日(木)から7月21日(月)まで。大阪での安藤の個展は16年ぶりとなる。心待ちにしてほしい。
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2024年にタイムアウトが選ぶ「世界で最もクールな街」ランキングに選出されたことで関心が高まる学芸大学。この街に、人々が集い、クリエーティブなつながりを生むギャラリー「Do you trust me?」が2025年1月5日にオープンした。店内には、個性的なデザインながら機能性に優れた服飾雑貨を扱うセレクトショップ「タイドトーキョー(ta:id tokyo)」も併設され、この街を盛り上げる新たなスポットとして注目が集まっている。
Photo: Kisa Toyoshima店内風景
店主は、2019年からタイドトーキョーを運営し、これまで各地でポップアップに参加してきたルミ。2023年8月から2024年7月末までコミュニティー型商業施設「ビーフラット コミューン(B-Flat COMMUNE)」で出店するなど、さまざまな形で出店活動を行ってきた。実店舗の運営は今回が初となる。
Photo: Kisa Toyoshima「Coucou Suzette」のヘアアクセサリー
店内に足を踏み入れると、作家の思いや個性が感じられるアイテムが並ぶ。ルミがこれまでの出店活動を通じて直接知り合い、その人柄やものづくりの姿勢に共感した作家の商品を中心に取り扱うのが同店のこだわりだ。
Photo: Kisa Toyoshimaタフティング技法で制作された「NEEDLEWORK EVERYDAY」のバッグ
そんな彼女の活動を支えるのは、作家たちとの信頼関係と、ものづくりに対する深い敬意。ルミは、「作家に披露する場がなければ、心細い思いを抱えながら創作を続けることになります。その不安が和らげばと思って」と、作家たちが創作に専念できる環境を整えたいという考えを語った。
Photo: Kisa Toyoshima天然石とスワロフスキーを使用した「chicchi works」のリング
デザインと機能の両立が魅力のアイテムたち
タイドトーキョーに並ぶ商品の魅力は、見た目のかわいさだけでなく、機能性や環境に配慮した優しさにある。例えば、「マリナアンドミツコ(MARINA & MITSUKO)」の食卓を華やかに彩るカラフルなプレートは、竹の繊維をパウダー状にし、コーンスターチなどで成形したエコフレンドリーなアイテムだ。
Photo: Kisa Toyoshima「MARINA & MITSUKO」のプレートとボウル
また、鎌倉発のオリジナルインナーウエアブランド「クーラ(CUURA)」は、肌に優しい生地を使用し、チクチクしない快適さとデザイン性を両立させている。ルミが作家一人一人とコミュニケーションを取り、作り手の思いや背景に共感した上でセレクトしているからこそ実現したユニークなラインアップが揃う。
Photo: Kisa Toyoshima「CUURA」の「KINTARO」シリーズのトップス(左)とバミューダパンツ
交流から生まれる垣根を超えたつながり
店舗という場所は、ともすれば「個」に閉じがちだ。しかし、ルミはこれまで行ってきた各地での出店活動といった相互コミュニケーションが活発に行われる環境での経験を通じて、同店でも作家と客など人と人とのつながりが生み出す、単なる物販を超えた創造的な場を目指す。
Photo: Kisa Toyoshima店内の入り口付近はギャラリースペースになっている
新店舗では「ドゥーユートラストミー?(Do you trust...
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