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JR御茶ノ水駅のエキナカ商業施設「エキュートエディション御茶ノ水」が2025年5月14日(水)に全面オープンを迎える。神田川を中心に周辺の景観を最大限に感じられるよう配置されたカフェやショップをラインアップし、地域に根ざしたにぎわいを生み出すことを目指す。

聖橋とお茶の水橋の間、北側には神田川が流れるロケーションに立地するJR御茶ノ水駅。同施設は、新設された聖橋口改札側と茗渓通り側の二方向からのアクセスができ、川に沿うように建物が建つ立地を生かした、集いの場となることが期待される。
「こころ、くらし、ととのう」をコンセプトとした空間デザインは、自然光が差し込む開放的な空間が広がる。館内には植栽を配置し、川沿いの緑をそのまま引き込んだかのようなスペースを創出させた。

2階には、川の景観を眺められるオープンテラスの「おちゃテラス」が誕生。都会にいながら、水辺のリラックスした雰囲気を楽しめるだろう。

また、御茶ノ水エリアの魅力を発信するコミュニティースペース「おちゃのば」も併設。約8種類の御茶ノ水近隣で作られたフリーペーパーのほか、周辺の歴史的建造物、楽器街、大学、その他エリアの見どころをまとめた「まちあるきマップ」を設置する。

さらに、特に注目したいスポットをカテゴリーごとに特集して紹介する 「おちゃのばカプセル」が販売。エリアの見どころをアクリルキーホルダーに仕立て、カプセルトイとして購入できる。 第1弾は、東京喫茶店研究所の二代目所長・難波里奈が監修した「純喫茶」特集だ。
気になるニューオープンのショップには、仕事帰りや乗り継ぎの合間、休日の散策など、どんなシーンにもフィットする10の店舗が登場。「猿田彦珈琲 エキュートエディション御茶ノ水」は、店舗初となる眺望を楽しめるテラス付きだ。

また、最新のアートとカルチャーを発信する、ギャラリースペースを併設した雑貨ショップ「ケンエレブンシツ」も新設。フィギュア・雑貨・書籍・アップサイクルなど、いろいろなジャンルが混ざった、「アート的に面白いモノ」が集積する。
そのほか「まい泉」「青山フラワーマーケット」「ラフィネ」、台湾発祥のグローバルティーカフェ「ゴンチャ(Gong cha)」、発酵スタンドバーの「FARM8 STAND」などが入る。
特別感や非日常感ではなく、ちょっといい日常を過ごすためのアクセントとなる場を目指す同施設。癒やしのひとときを過ごしてほしい。
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