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  • アート

タイムアウト東京 > カルチャー > 東京、7月に行くべき無料のアート展8選 アートにあふれる街、東京。本記事では、暑さに負けず出かけたくなる無料のアートイベントを紹介する。 「TOTOギャラリー・間」で開かれる、建築家の魚谷繁礼による展覧会や、アメリカの映画監督でアーティスト、作家でもあるミランダ・ジュライによる都内初開催の個展「MIRANDA JULY: F.A.M.I.L.Y.」、ハンセン病療養所「国立療養所多磨全生園」における絵画活動を通史で紹介する初めての試みなど、入場無料で楽しめるギャラリーや美術館の展示を揃えた。 関連記事『東京、6月から7月に行くべきアート展』『2024年、見逃せない芸術祭8選』

  • アート

タイムアウト東京 > アート&カルチャー > 東京、7月に行くべきアニメ展示5選 有名アニメ・漫画の展覧会の数々が、1年を通して各地で開催されている。ここでは、2024年7月に東京で行くべきアニメ展示を紹介。「CLAMP」の大規模個展、本誌では最終決戦で白熱する「呪術廻戦」の創作秘話に迫る展示、みんな大好き「ジブリパークとジブリ展」などが開催される。 このリストを片手に、お気に入りの作品のイベントへ訪れてみては。 関連記事『7月から8月に行くべきアニメ展示』

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  • 音楽

タイムアウト東京 > 音楽 > 7月に行くべき音楽フェスティバル5選 夏になるとなぜだかソワソワするのは、音楽フェスティバルの最盛期だからかもしれない。2024年7月も、行くべきイベントがめじろ押しだ。 「FESTIVAL de FRUE」のスピンオフイベント「FESTIVAL FRUEZINHO」や言わずと知れた「Fuji Rock Festival」、7年ぶりに開催する「HAPPY FARM MUSIC FESTIVAL」などから、ビーチカルチャーにスポットを当てた「OCEAN PEOPLES」、都市型カルチャーフェスの「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO -Best Music & Market-」まで、ミュージックラバーのみならず楽しめるフェスティバルが揃う。 季節のせいだけではなく、もっと熱くなるような音楽を聴きに行こう。 関連記事『東京、7月に開催される注目のジャズイベント4選』『東京、6月から7月に行くべき音楽イベント』

  • アート

暑い日が増えて野外での活動がおっくうになる季節。そんな日は、心踊るミュージカルや観劇を楽しんでみては。ここでは、東京都内で2024年7月に開演する注目のミュージカルと演劇を6つ紹介しよう。 今月は、横田栄司の復帰作「オセロー」をはじめ、野田秀樹の新作舞台「正三角関係」韓国ミュージカルアワード主要部門3冠に輝く傑作ミュージカル「ラブヘスト」、トニー賞をはじめ、世界80以上の演劇賞を席巻、1000万人以上が熱狂した最高傑作「ビリー・エリオット」など注目の作品ばかりだ。 人気作品は、チケットがすぐに完売することも多い。気になったら早めにチェックしてみてほしい。 関連記事『演劇モンスター・横田栄司が「オセロー」で2年ぶりのカムバック、舞台復帰でかみ締めた思い』

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  • カフェ・喫茶店

 タイムアウト東京 > フード&ドリンク > 東京、行くべき食べ放題カフェ5選 おいしいものをおなかいっぱい食べる、というのは至福の時間だろう。友人とどれだけ食べられるかに挑戦してもいいし、一人で心ゆくまで食べるのもいい。都内でおすすめの食べ放題のあるカフェを紹介する。 関連記事『東京のカフェ、べスト50』『回答者にはAmazonギフトカードをプレゼント、タイムアウト東京読者アンケート2024』

タイムアウト東京 > レストラン&カフェ >東京、ベストおにぎり8選 東京で食べるべきものと言えば、真っ先に挙がるのはラーメンや寿司だろう。だが、手軽かつ選ぶ楽しさがある「おにぎり」もまた、必食のグルメに加えても良いのではないだろうか。 おにぎりには、急いでいるときに手近なコンビニでサッと買い、手早く小腹を満たせる食べ物というイメージがある。しかし、東京には最近、米の品質にこだわり、ほかにはないグルメな具をたっぷりと入れたおにぎりを提供する店が増えているのだ。 こうしたおにぎり屋の多くではイートインもできる。注文してから握ってくれるおにぎりに、漬物や味噌汁、唐揚げなどのおかずをセットにした、バランスの良い定食を食べられるのもうれしいポイントだ。タイムアウト東京英語編集部が日本の伝統的なファストフード、おにぎり店を選んで紹介する。 関連記事『おにぎりメインの角打ちスタンド「MY Eats&Drinks」が三軒茶屋に誕生』『回答者にはAmazonギフトカードをプレゼント、タイムアウト東京読者アンケート2024』

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  • アート

タイムアウト東京 > カルチャー > 東京、9月から10月に行くべきアート展 東京の人気ギャラリーや美術館で開催するアート展を紹介。9月から10月にかけては、「森美術館」での20世紀を代表する最も重要なアーティスト、ルイーズ・ブルジョワの展覧会や、「世田谷美術館」での「北川民次展―メキシコから日本へ」など、注目の展示が目白押し。リストを片手にアート巡りを楽しんでほしい。 関連記事『東京、9月に行くべき無料のアート展9選』『東京、9月に行くべきアート展5選』

  • カフェ・喫茶店

タイムアウト東京 > フード&ドリンク > 東京、川沿いの癒やしカフェ9選 都心周辺を流れる神田川や隅田川、大自然を感じられる奥多摩など、東京にはいくつもの川が存在する。涼しげに光る川面や新緑を眺めながら味わう食事やコーヒーは格別だ。今回はゆったりと流れる川を眺めながら、開放的な空間でリラックスできるカフェを紹介する。 関連記事『東京のカフェ、べスト50』『回答者にはAmazonギフトカードをプレゼント、タイムアウト東京読者アンケート2024』

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 タイムアウト東京 > フード&ドリンク > 東京、人生観が変わるラーメン20選 10万を超えるレストランがひしめく東京だが、その半分ほどに達するのではないかと思わせるほど充実しているのが、ラーメン店だ。提供されるラーメンも、肉のうまみを感じる豚骨ラーメンから、舌が麻痺するほどの激辛ラーメン、ビーガン対応や豚由来の材料を使わないものまで、バリエーションに富んでいる。 ここでは、タイムアウト東京英語チームが選んだ厳選のラーメン店を紹介しよう。昔ながらの味わいを貫く店から、モダンなスタイルの店まで幅広くセレクトしており、たっぷりのスープで味わう一杯が好きな人にも、つけ麺派の人にもハマる店が見つかるに違いない。人生観が変わるような、衝撃の一杯を見つけてもらえれば本望だ。 関連記事『東京、ワンタン麺15選』『ノスタルジックでカラフルなスイーツビュッフェが新宿で開催』

  • ラーメン

タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、ラーメンガイド > 東京、二郎インスパイア系ラーメン25選 テキスト:メンチャック マニアの間では「二郎とはラーメンではなく、二郎という食べ物である」とささやかれるほどで、この味わいに魅せられた人は後を絶たない。二郎とは、ラーメン界で絶対無二の存在なのである。本記事タイトルの「二郎インスパイア系」とは、二郎のまねごとではなく、二郎に魅せられ、そのロマンごと具現化した店を言う。 とはいえ、昨今ではこうした店があまりにも増え、乱立し過ぎた感も否めない。そこで今回は、ラーメンハンターが、時間をかけて厳選したいちおしの25軒を紹介。「二郎インスパイア系」の中でも、二郎の味を進化させ、さらに高いクオリティーまで昇華させた一杯を味わおう。 ※新型コロナウイルスの影響で営業時間に変動があるため、公式ウェブサイトから最新情報を確認してほしい 関連記事『東京、味噌ラーメン20選』『東京で味わうご当地ラーメン20選』

  • 信濃町

2024年5月8日(水)から9月27日(金)まで「ビアテラス 鶺鴒(せきれい)」がオープン。営業期間中は、東京都指定有形文化財に指定された「明治記念館」本館や緑豊かな美しい庭園で食事を楽しめる。 メニューは国産牛のローストビーフや、料亭の天ぷら盛り合わせなどをラインアップ。明治記念館の庭園をイメージしたオリジナルカクテル「鶺鴒」は、ジンをベースにしており、爽やかな味わいが特徴だ。毎年人気の明治記念館本館限定「ビアホールプラン」も見逃せない。 ※17~22時(フードL.O.21時、ドリンク21時30分)/定休日は土・日曜・祝日

  • Things to do
  • 芝公園

東京タワー真下のオープンエアな空間に、ビアガーデンならぬ「ハイボールガーデン」が今年も開催中だ。 会場は2カ所で、「TOKYO TOWER “ROOF TOP” HIGHBALL GARDEN」は2024年10月6日(日)まで、「TOKYO TOWER “CHO-TEN” HIGHBALL GARDEN」は10月14日(月・祝)まで。好みのスタイルでハイボールが楽しめる。 フットタウン屋上では、マザー牧場人気ナンバーワンメニューのジンギスカンと、ハイボールをはじめ各種アルコールやソフトドリンクが、120分食べ飲み放題で楽しめる。 1階正面玄関前では、キンキンに冷えたジョッキに注がれるサントリー最高品質の「頂店ハイボール」や、東京タワーのライトアップをイメージしたブラッドオレンジの「東京タワーハイボール」など、さまざまなハイボールが揃う。 フードは、頂店ハイボールと相性抜群のから揚げとクリスピーポテトが入った「頂店コンボ」をはじめ、マザー牧場名物の自家製ベーコンとソーセージが楽しめる「マザー牧場コンボ」、かぶりつきたくなる「ガブうまハムカツ」など、ハイボールや生ビールにぴったりのメニューが充実。爽やかな夜風を感じながら、最高品質のハイボールを堪能してみては。 ※TOKYO TOWER “ROOF TOP” HIGHBALL GARDEN:17時~21時30分(L.O.21時)/料金は5,800円、中学生以上3,800円、小学生2,800円、4〜6歳1,800円、3歳以下無料※「TOKYO TOWER “CHO-TEN” HIGHBALL GARDEN」16~22時(土・日曜・祝日は12〜22時)/L.O.は21時30分

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  • Things to do
  • 六本木

純白をベースに黄金の王冠をデザインしたデッキチェアやパラソル、フォトブースなどで彩られ、華麗なゴールドを体現するシャンパン「モエ・エ・シャンドン」の世界観が演出されたガーデンプールが期間限定で登場した。 東京タワーを望むラグジュアリーな都会のオアシスで、モエ・エ・シャンドンとともに「クラブサンドウイッチ」や「フィッシュ&チップス」、スムージーやかき氷などが楽しめる。 終日のみならず、10時からデイプールとして利用するのもよし、最も日差しの厳しい14時から涼を感じるために飛び込むのよし、18時からのナイトプールとしゃれ込むのもよしの、3部制で展開する。 ※10~22時(1部 10時~13時50分、2部 14時~17時50分 、3部 18時〜21時50分)/料金は終日1万1,000円(各部6・9月 4,000円、7・8月 6,000円)/土・日曜・祝日・8月13〜16日は終日1万7,000円(6・9月の1・3部 6,000円、6・9月の2部と7・8月 8,000円)/6~12歳は上記の半額、5歳以下(幼児用プールのみ)・宿泊客は無料

  • 銀座

銀座・並木通りのライフスタイルホテル「ハイアット セントリック 銀座 東京」3階にあるダイニング、「ナミキ(NAMIKI)667」で、「すみだ水族館」とコラボレーションしたアフタヌーンティーが開催。今回は、水族館で暮らす約260種の中から、7種類の生き物をモチーフとしたスイーツを用意する。 すみだ水族館の「江戸リウム」の金魚をイメージした、バニラアイスクリームが乗った「金魚ゼリー」や、ニシキアナゴとホワイトスポッテッドガーデンイールがシュークリームから体を伸ばしたスイーツなど、どれもかわいらしい。ドリンクはティーとコーヒーがフリーフローで楽しめる。 また、平日の夜の時間限定でオリジナルカクテルの「Jelly Fish Squash」が付いた「ナイトアフタヌーンティー」(2ドリンク制)も実施する。仕事終わりの息抜きにぴったりだ。 ※12時〜15時30分(L.O.は終了時間の30分前)/料金は6,958円

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  • Things to do
  • 銀座

銀座に、アサヒビールによる没入型コンセプトショップが期間限定でオープン。幅11メートルもの4K大画面スクリーンによる映像体験「スーパードライ ゴーライド」を体験した後に、最高品質のスーパードライを味わえるというものだ。 スーパードライ ゴーライドとは、約5分間の映像で、スーパードライの缶に乗り込んだような視点で、製造工程を巡るというものだ。ジェットコースターのように縦横無尽に動き回る映像は迫力満点。アサヒビール茨城工場・吹田工場に併設されているミュージアムで楽しめる人気コンテンツの移植版だが、ゴーライド史上最もスクリーンを近接させ、より臨場感を出している。 提供するビールは、樽生ビールの「スーパードライ」と「スーパードライ エクストラコールド」の2種類だ(2杯目以降600円、以下全て税込み)。 サーブは、「TAP ELITE(タップエリート)」と呼ばれるビールサービングのエキスパートが監修しており、グラス、淹れ方、泡切りなど一流のスタッフが注いでくれる。「平目の昆布〆カルパッチョ」(600円)や「ソーセージ盛り合わせ」(600円)など同店のために開発したビールに合うつまみも用意する。 席はオールスタンディングで、1階と地下1階にあり、それぞれ1階が20人ほど、地下1階は30人ほどが飲食できる。 さらに地下1階はタイアップエリアになっており、オープン時は人気ロックバンドONE OK ROCKとコラボレーションした空間が広がる。特製グラスや保冷カバーなど、ここでしか手に入らないオリジナルグッズもあるので、見逃さずに。 このほか、5〜8月の月末の週末には、鮮度抜群の工場できたてビールが楽しめる。予約不要なので、軽く一杯飲みたい時や真夏の炎天下の避暑休憩には最適だろう。 ※11時30分〜22時00分(L.O. 21時30分)/定休日は不定休/入場料は700円(ゴーライド体験+ビール1杯+ペペロンチーノポップコーン付き)

  • Things to do
  • 品川

日本全国から個性豊かなブルワリーが一堂に介す「大江戸ビール祭り」が「品川インターシティS&R棟前広場」で開催。秋田県のホップドッグブルーイング(HOPDOG BREWING)やオーストラリアビールのインポーターをはじめ、各週25店舗程度が出店する。 ここでしか味わえない限定ビールをはじめ、いろいろな味を少しずつ楽しめる飲み比べセットも用意。ブースのスタッフからビールの魅力やストーリーを直接聞き、クラフトビールの奥深さに触れてみるのもおすすめだ。さらにビールに合うフードも多数登場。自分だけのオリジナルのペアリングを探してみるのもいいだろう。 入場料は無料。事前予約やチケットも不要なので、誰でも気軽に参加できるのがうれしい。ビールの多様性に触れながら、秋の夜長を楽しんでみては。 ※17〜22時(土・日曜・祝日は12〜21時、23・29日は12~20時)/入場は無料

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  • Things to do
  • 水道橋

漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載中の『怪獣8号』。本作初となる展覧会が「東京ドームシティ」の「ギャラリー アーモ(Gallery AaMo)」で開催される。圧倒的な迫力で描かれたバトル漫画の世界観を体感できる空間が登場予定だ。 ※12〜20時(9月13日と土・日曜・祝日は10〜20時)、入場は19時30分まで/料金は1,800円、中学・高校生1,500円、小学生1,000円、未就学児無料

  • Things to do
  • 横浜

横浜の冬のイルミネーションイベント「夜にあらわれる光の横浜 ヨルノヨ」が2024年も開催する。 港の水際線や歴史的建造物、ランドマークとなる施設など、街全体が光と音楽に合わせて躍動するスペクタクルショー「ハイライト・オブ・ヨコハマ」や、「横浜港大さん橋国際客船ターミナル」と「山下公園」で展開するプロジェクションマッピングなどを実施。冬の夜は、光で輝く美しい横浜を観に行こう。 ※17時〜21時05分/入場は無料

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  • 新宿

新宿ルミネエストの屋上で、今年もバーベキューが楽しめるルーフトップガーデンがオープン。新宿駅徒歩0分の屋上に出現した、全長約35メートルにもおよぶ広大なホワイトビーチは圧巻だ。従来よりも同エリアを拡張するために5.5トンもの砂浜を使用したそう。 豪華な特注ソファなどを配した「ラグジュアリーソファ」や、個室感覚のコンセプトエリア「グランピングデッキ」など、全8種の趣向の異なる空間でリゾートのようなバーベーキューを楽しもう。 バーベキューメニューは3種類展開。いずれも2時間制だ。中でもプレミアムセットは、贅沢なTボーンステーキをメインに、トリュフをかけたハモンセラーノ、桜チップで燻製したスモーク5種盛りなど、11品の豪華版である。 飲み放題は550円で追加でき、ドリンクはいずれでもサワー、カクテル、ワイン、果実酒、ソフトドリンクなどが選べる。「マルエフ白」「マルエフ黒」「スーパードライ」などのビールを飲みたい場合は、1,100円の「プレミアム飲み放題」にしよう。 ※11時~22時(フードL.O.21時、ドリンク21時30分)/定休日は「ルミネエスト」に準ずる

  • Things to do
  • 池袋

「サンシャイン水族館」特別展会場で、累計65万人を動員し人気を博してきた「もうどく展」の最終章、題して「毒毒毒毒毒毒毒毒毒展 極(もうどく展 きわみ)」を開催。約30種類の毒生物の毒レベルを同水族館オリジナルで表示し、パネル解説とともに展示する。 毒生物は、海洋生物の中で最強の毒素を持つ「サザナミハギ」、食中毒による死者も出ている「アオブダイ」など魚類だけでなく、成人10人分の致死量に相当するカエル界最強クラスの毒をしのばせたモウドクフキヤガエルなど、両生類や昆虫、植物も登場。今回新たに、「自らが出す毒でダメージを受けてしまう切ない生き物」などの毒エピソードや、飼育スタッフの毒体験談も紹介する。 また、世界三大寄虫・サソリモドキが発する毒液の刺激臭を調香師が再現。特別に設置されたボックスで体感できる。 会場では、わたあめや消臭ビーズなど毒々しい色のオリジナルグッズを販売するほか、「ドックドク★キャンディ」付き入場券(900円、税込み)が再登場。数量限定なのでチェックしてみてほしい。 いかにして毒生物は、体内に毒を持ちえたのか。恐ろしくも魅惑の毒の世界をのぞいてみては。 ※10~19時(土・日曜・祝日・7月20日~9月1日は20時まで)/入場は閉館の30分前まで/料金は600円

  • ミュージアム
  • アート&デザイン
  • 丸の内

前身の「静嘉堂文庫美術館」は、三菱第2代社長の岩﨑彌之助と岩﨑小彌太の父子2代によって設立された。国宝7点、重要文化財84点を含む、およそ20万冊の古典籍と6500点の東洋古美術品を収蔵している。 創設130周年を迎える静嘉堂は、世田谷岡本の地を離れ、丸の内の重要文化財建築「明治生命館」1階で2022年10月に「静嘉堂@丸の内」として生まれ変わった。丸の内は、岩﨑彌之助が当時ミュージアムを作りたいと思いをはせていた場所だ。

  • 麻布十番
バー センティフォリア
バー センティフォリア

麻布十番駅近くにあるバー。外観こそ何の変哲もないビルだが、エレベーターで6階まで上がり扉を開くと、バロック建築をモチーフとした、上質な空間が広がっている。店内にある家具は、すべてフルオーダー。例えば椅子は、背もたれの長さなど、座りやすさをとことん追求している。バックバーに輝くのは、長年収集しているというアンティークグラス。眺めているだけでも、息をのむ美しさだ。店名のセンティフォリアは、センティフォリアローズという花の名から。この場所に店を構えると決めた時、港区の花がバラとアジサイだと知り、街に根付く店になっていきたいという想いからこの名をつけたのだそうだ。 関連記事 『東京、カクテルの美味しいバー』

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  • アトラクション
  • 渋谷

地上約230メートル、360度の屋外展望デッキ。「渋谷スクランブルスクエア」の屋上にある。 10〜22時30分のフォトサービス(1枚1,500円、税込み)も提供しており、街並みを見下ろすことができるスカイエッジは街のパノラマビューとともに写真を撮るには良いスポット。45・46階の「シブヤスカイスーベニアショップ」では、ここでしか買えない「日本・東京・渋谷」をテーマにした雑貨などの土産を販売している。

  • Things to do
  • 大井町

※2024年6月オープン予定 「大井競馬場」の第3駐車場跡地に開設される、演劇やミュージカルを中心とした劇場。地上4階建て、延床面積は約3800平方メートルで、定員数は747人。劇場名である「シアターH」には、「HAPPINESS」「HOPE」「HARMONY」「HOSPITALITY」という4つの思いが込められている。 手がけたのは、ミュージカル「テニスの王子様」や舞台「弱虫ペダル」など、2.5次元ミュージカルを生み出したマーベラスの元会長・社長の中山晴喜。ライブエンターテインメントの感動を、来場者のもとに届ける場を提供する。

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  • カフェ・喫茶店
  • 成城学園

成城にある韓国宮廷茶室「ホセキ(HOSEKI)」では、日本初となる宮廷韓菓子と伝統をテーマとした「韓国アフタヌーンティー」が楽しめる。蜂蜜や韓国の天然甘味料の素朴な甘みを生かした料理を堪能しよう。 同店は、広尾にあるモダンスタイルの韓国料理店「ハスオ(HASUO)」の創業シェフであるパク・スヒョンが、韓国宮廷茶室文化を現代で楽しめるよう、伝統と革新の融合を重ねオープンした。 70種以上の食材がもたらす効力や、歴史的な背景について話を聞きながら、90分のコーススタイルでのアフタヌーンティーを味わうことができる。 メインの「彩りHOSEKI」はまるで芸術作品だ。一つ一つ丁寧に作られた韓菓子は、どれも驚くほど美しく、店名通り、宝石を思わせる。韓国の餅菓子は、固くずっしりとした食感が特徴的だが、同店では日本人の口に合わせてやや柔らかめで軽やか。見た目だけでなく、味わいも千差万別で、飽きることなく楽しめる。 「大切な方とのご褒美時間に、ぜひ活用してほしい」とパクは語る。 3日前からの予約制で、2人から最大12人まで対応している。詳細は公式Instagramで確認してほしい。

  • ラーメン
  • 東銀座

2018年12月にオープンして、たちまち銀座の行列店となった。元名門ホテルの元料理長が店主を務めている中華そば店だ。カウンター6席だけのこぢんまりとした店内は、小料理屋のような高級感あふれるたたずまいだ。 「中華そば」のスープはカモやトリ、野菜などから取り、たれを使わずに、生ハムで風味付けをした、ほかに類を見みない味わいだ。そこには雑味が全くなく、うまみがたっぷり詰まっている。一口すすると、そのスープの完成度に思わずうならされる。このハイクオリティーなスープにと、歯切れのよい細麺との相性も抜群だ。 チャーシューはも口の中でとろけるような柔らかさで、味玉や青ネギ、メンマなどの素材一つ一つが丁寧に作られている。特徴的なスープ、麺や具材を含めて、全てが上品に仕上がっている。気品あふれる極上の一杯を堪能しよう。

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  • カフェ・喫茶店
  • 原宿

竹下通りにオープンした、東京初のマメシバカフェ。畳にちゃぶ台が置かれたレトロな雰囲気の店内で、マメシバたちと触れ合える。料金は、一般900円、小学生以下700円(ワンドリンク付き)で、30分制だ。入店は、先着順で常に混み合っている。 関連記事 『竹下通り、秘密のスポット10選』 『東京、アニマルスポット11選』

  • 恵比寿

※2022年12月6日オープン 「ブルーノート東京」で知られるブルーノート・ジャパンが、新業態のダイニング「ブルーノート・プレイス(BLUE NOTE PLACE)」をオープン。吹き抜けの2階建てで、ダイニングやバー、ラウンジ、個室、テラスなどを有する、さまざまなシーンに対応する200席以上の大型店舗だ。 料理は「モダンアメリカン」をテーマに、「ロブスター&スクランブル」「シーフードガンボ」などを、ナチュラルワインやクラフトビールとともに味わえる。テーブルチャージで上質なライブやDJプレイが楽しめるほか、不定期で海外アーティストを迎えたチケット制の有料ライブイベントも開催予定だ。

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  • トラベル
  • 空港
  • 羽田空港

※2022年12月21日オープン 羽田空港第3ターミナル直結の羽田エアポートガーデンに、飛行機の発着や富士山を望める24時間営業の天然温泉「泉天空の湯 羽田空港」が開業。 早朝から深夜まで、ホテル宿泊者以外に空港利用者も使用可能な約2000平方メートルの広さを誇る大規模天然温泉となる。展望露天風呂屋4種の内湯のほか、3種の岩盤浴やサウナ、マッサージ、アカスリなどのサービスもあり、眺望の良いレストランを併設している。 利用料金は4,800円(フェイスタオル、バスタオル、館内着、岩盤浴付き)、中学生以下2,000円(フェイスタオル、バスタオル付き)で、深夜料金は4,000円。ホテル「ヴィラフォンテーヌグランド羽田空港」「プレミア羽田空港」宿泊者は割引あり。 ※10〜13時は入浴施設の利用不可、混雑状況によってホテル宿泊者を優先

  • 鍋料理
  • 渋谷

※2021年12月10日オープン 北海道発、かわいらしいテディベア型のコラーゲンゼリーが入ったしゃぶしゃぶ鍋料理店。カツオ、豆乳、鶏肉、四川風坦々、みそ、コチュジャンなど7種類のだしが選べ、種類によって「くまちゃん」の色は異なる。 しゃぶしゃぶの肉類は、牛肉(3,500円)、豚肉(2,780円)、羊肉(2,780円)、鶏肉&つみれ(2,600円)、牛タン(3,500円)のほか、牛、豚、鶏とつくねがセットになった『北海道産 特選めんこいセット』(2,980円)。プルプルとしたゼリー状の「くまちゃん」が完全に溶け切ったらしゃぶしゃぶを開始する仕組みだ。 全てのコースには野菜とつけだれが付き、締めに水餃子、ラーメン、トッポキのどれかを選ぶことができる。 ※来店予約の方法はInstagramで確認

  • 音楽
  • 音楽

夏の暑さにもジャズは合う。2024年7月にも注目のジャズイベントが揃っている。 ロイ・ハーグローヴ(Roy Hargrove)のバンドメンバーだったことでも知られる海野雅威が「ブルーノート・プレイス」に初登場。1980年代後半から「新宿ピットイン」で不定期開催されているギタリスト・吾妻光良のブルースセッションや、グラミー賞に3度ノミネートされたシンガーのジャズメイア・ホーン(JAZZMEIA HORN)待望の再来日、小沼ようすけとKai Petite、沼澤尚から成る「The Timeless Nation」によるツアーファイナルなど、どれも見逃せない公演ばかりだ。 手練たちによる生演奏の迫力と、その醍醐味(だいごみ)を味わいに行こう。 Piano Colosseum featuring 海野雅威 「Piano Colosseum featuring 海野雅威」 ニューヨークで最も愛され、信頼されているピアニストの海野雅威が、恵比寿「ブルーノート・プレイス」に初登場。ロイ・ハーグローヴ(Roy Hargrove)のバンドメンバーだったことでも知られる海野のソロピアノは見逃せない。 「Piano Colosseum」というタイトルの通り、ステージは客席に360度囲まれる。オーセンティックかつグルーヴィーな演奏に酔いしれよう。 ※5・6日 19時〜、20時15分〜/ブルーノート・プレイス/料金は3,300円 吾妻光良・藤井康一ブルースセッション! 「吾妻光良・藤井康一ブルースセッション!」 「吾妻光良 & The Swinging Boppers」「吾妻光良 & The Rocking Calypsonians」などでの活動で知られるギタリストの吾妻光良。1980年代後半から不定期に行われているブルースセッションを、バンド「ウシャコダ」の藤井康一とともに開催する。 そのほか、アルトサックスの守谷美由貴、ピアノの板橋文夫、ベースのグレッグ・リー、ドラムの塚田陽太が参加。生演奏の醍醐味を味わおう。 ※6日 14時〜/新宿ピットイン/料金は3,300円(1ドリンク付き) JAZZMEIA HORN 「JAZZMEIA HORN」   グラミー賞に3度ノミネートされているジャズシンガーのジャズメイア・ホーンが、2023年の公演延期を経て待望の再来日を果たす。シーンに旋風を巻き起こす彼女のステージは必見だ。 本公演はピアノトリオを従えて行われる。ジャズを愛し、ピアノを弾く彼女の祖母が選んだジャズメイアという名前の通り、音楽への熱い情熱を感じるステージになるだろう。注目の実力派シンガーによる公演に足を運んでみてほしい。 ※17〜19日 18時〜、20時30分〜/ブルーノート東京/料金は8,800円 The Timeless Nation 小沼ようすけ + Kai Petite + 沼澤尚 Summer tour Final 「The Timeless Nation」 それぞれが互いにデュオパフォーマンスを続けていた小沼ようすけ、Kai Petite、沼澤尚の3人が一堂に集まる即興セッションを試してみたことで、パーマネントな活動として始めた「The Timeless Nation」が、「コットンクラブ」に初登場。ライブを重ねる度に、その土地や会場の雰囲気などさまざまなものからインスピレーションを受けて、その場でサウンドや楽曲までも作り上げるスタイルへと発展させてきた演奏が楽しめる。 なお、本公演はサマーツアーの千秋楽。ますます脂の乗ったプレイを会場で

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2024年6月最後の週末ははどこに行こう。本記事では、旬の夏野菜を直送で販売するマルシェや、ユニークな屋上フリーマーケット、Tシャツのナイトマーケット、全国のハンドメイド作家の作品が6万点以上集まるイベントを紹介。蒸し暑さに負けず、街に出かけよう。 トウモロコシ&枝豆フェスティバル トウモロコシ&枝豆フェスティバル 今が旬のトウモロコシやエダマメを産地直送で届ける「トウモロコシ&枝豆フェスティバル」が開催。毎週土曜に「アークヒルズ」で行われる「ヒルズマルシェ」の特別企画として、当日朝に収穫した新鮮な野菜が並ぶ。 トウモロコシ、エダマメをはじめとした夏野菜の販売のほか、「旬の夏野菜をたっぷり使ったカレー」(700円から、以下全て税込み)や人工甘味料や保存料不使用の野菜を使ったジェラート「レコラート」(480円)などのグルメ、夏季限定酒やクラフトポップコーンが登場。ヒマワリを使ったワークショップ(1日3回開催、4,000円)やマルシェコンサートなども楽しめる。 ※29日 10~14時/アークヒルズ(アーク・カラヤン広場)/入場は無料 ヨコハマハンドメイドマルシェ2024KOTORI BUNGUによる手づくりハンコ ヨコハマハンドメイドマルシェ2024 2日間で約2万5000人が来場するという、日本最大級のハンドメイドイベントが「パシフィコ横浜」で開催。約3000ブースが並び、オリジナルの の作品と手づくりフードを販売する。 全国各地から集結したハンドメイド作家による、アクセサリーやインテリア、雑貨、伝統工芸、ファッション、焼き菓子、パン、調味料、燻製などが集結。その数はなんと6万点を超える。 会場内では「食品サンプル講座」「シーグラスのランタン講座」 など、誰でも参加可能なハンドメイドの体験教室も実施。ここでしか手に入らないアイテムを探しに行こう。 ※29・30日 11~18時/パシフィコ横浜(展示ホールB・C・D)/料金は前売り1,000円/当日1,200円、小学生以下無料 oh my YES! 馬喰町 oh my YES! 馬喰町 問屋街としての歴史を持つ馬喰町で、今年の8月31日(土)で取り壊しが決定しているビル全体を使ったイベントが開催。大人気のビンテージソファやトランク、雑貨、古着の販売のほか、屋上では第2回の開催となるフリーマーケットが行われる。  本格的なスリランカカレーやドリップコーヒー、クリームソーダなどのオリジナルドリンク、ソフトクリームが食べられるカフェ「oh my YES! 毎日日曜」も出店。カレーは売り切れの場合があるため、早めに食べに行こう。 ※29日(1〜3階 11〜18時、屋上 11〜17時)/oh my YES! 馬喰町/入場は無料 画像提供:T-shirts Night Market T-shirts Night Market T-shirtsに特化したマーケットが下北沢「ボーナストラック(BONAS TRACK)」で開催。2023年の夏に初開催され、今回で2回目となる。今回は、9つの個性的なブランドが出店。グラフィックデザイナー・森野航平が手がけるグッズブランドkomowearから、音楽にまつわるデザインを施した作品を中心に出店。urisakachinatsuが手がけたoyster surviceは、サイケロックやアシッドフォークから影響を受けた自身のグラフィックをプリントしたプロダクトを展開する。ソフトサイケな雰囲気のデザインが独特のかわいらしさでクセになる。 リメイクを中心に製作しているブラ

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重要文化財の建築を生かした美術館「静嘉堂@丸の内」で、特別展「超・日本刀入門 revive ―鎌倉時代の名刀に学ぶ」が、2024年8月25日(日)まで開催されている。 古墳時代から作られ、約1000年もの歴史を持つ日本刀は、武士の魂とも呼ばれる武器として、また美術品として長らく鑑賞されてきた。ここ10年ほどで熱烈な愛好家が急増し、その人気は定着しつつあるものの「見方が分からない」「どれも同じに見える」とも言われがちだ。 本展は、「入門」とタイトルに掲げられている通り、国宝や重要文化財を含む名刀の数々を通して、刀剣の種類、作り手や地域による特徴、鑑賞時に注目すべきポイントを丁寧に紹介する、待望の展覧会である。 Photo: Naomi展覧会エントランス 刀剣鑑賞の基礎知識をイラスト入りパネルで解説 4章で構成される本展。冒頭の「日本刀の種類」では、基本的な知識として、一見すると全て同じようにも見えてしまう日本刀の類別を、実物とイラスト入りのパネルで紹介している。 まず、「太刀(たち)」と「刀」、もしくは「打刀(うちがたな)」は、ともに打つ・斬る機能を持つものだ。見た目は似ているが、使用されるようになった時期や身に付け方が異なる。 平安時代から使われていた「太刀」は長さが70センチメートル台で、刃を下に向けて反らせ、左腰に下げて持つ。室町時代以降に登場した「刀」は約60センチメートル以上と「太刀」より少し短く、刃を上に向けて反らせ、着物の腰帯に差し込んでいたという。 Photo: Naomi1章「日本刀の種類」に展示されている「刀」(手前)と「太刀」 一方、少し短い「脇指(わきざし)」と「短刀」は、ともに突く・刺す機能を持つものである。どちらも刃の反りのない平造り(ひらづくり)で、「脇指」は長さ約30~60センチメートル程度、「太刀」や「刀」と一緒に持っていたものとされるが、「短刀」は長さ約30センチメートル以下で、「腰刀(こしがたな)」や「鞘巻(さやまき)」とも呼ばれた。 実物を見比べると、それぞれが全く異なり、各時代ごとの戦い方や持ち方に合わせて変化してきたことが読み取れるだろう。 Photo: Naomi水心子正秀(すいしんし・まさひで)作の「脇指 銘 水心子正秀」(1808年、静嘉堂蔵) 2章「名刀のいずるところ」と3章「きら星のごとき名刀たち ―館蔵の重要文化財」では、同館が所蔵し、国宝や重要文化財に指定されている9振(ふり)の名刀全てが、初めて一挙に展示。「日本刀の黄金時代」と呼ばれる鎌倉時代の名刀を中心に、平安時代から安土桃山時代に当たる1596年(文禄末年)以前に作られた「古刀」に分類される刀については、主要な生産地ごとの特徴や、鍛刀法に注目して紹介している。 Photo: Naomi2章「名刀のいずるところ」の展示風景 「刀身(とうしん)」と呼ばれる刀本体と、「打刀拵(うちがたなごしらえ)」や「糸巻太刀拵(いとまきたちごしらえ)」と呼ばれる、持ち手の部分である「柄(つか)」や、カバーのように刃を保護する「鞘(さや)」を並べて展示。それぞれ異なる細かな見どころを、イラスト入りのパネルで解説している。 初心者でも鑑賞のポイントが分かりやすいだけではなく、一つ一つの刀剣が当時の職人らによって丹精込めて作られた芸術品であることも伝わってくる展示だ。ただ欲を言えば、英語での解説が併記されていれば、海外コレクターの多い日本独自の刀剣文化が、より広く伝わる機会になっただろう。 Photo: Naomi2章「名刀のいずるところ」よ

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文:お祭りライター 髙橋佑馬 大田区大森の地に「厳正寺(ごんじょうじ)」という寺がある。1272年(文永9)年、鎌倉幕府執権の北条氏をルーツに持つ法円という僧によって開山したといわれている。 ここでは、毎年7月第2日曜日に「水止舞(みずどめのまい、ししまい)」という祭りが開催される。2024年は7月15日(月)だ。水止舞の起源はなんと700年以上前。1321(元亨元)年の後醍醐天皇の時代までさかのぼる。その名の通り、水を止めるために始まった祭りだと伝えられている。 当時、この辺りでは大干ばつが発生した。厳正寺の住職、第二世法蜜上人が龍像を造り、雨乞いをしたところ大成功。ところが今度は、反対に長雨が続くようになってしまったという。 そこで、獅子面を3つ作って農民に被らせ、踊ったり、法螺貝(ほらがい)を吹かせたりしたところ、雨が止んだんだとか。この獅子面を「水止(しし)」と名付け、以降「水止舞」を奉納するようになった。この伝統が今に伝わっている。 Photo: お祭りライター 髙橋佑馬龍神の藁巻き。この中に男性が入る 見どころは藁巻きの龍神と水止の舞 時に奇祭とも呼ばれる水止舞の見どころは、大きく分けて2つある。藁(わら)巻きの龍神と水止の舞だ。藁巻きの龍神は、中に男性が入っている雌雄2体が登場し、獅子舞行列の先頭で転がされ、水を浴びせられながら厳正寺まで法螺貝を吹いて進むのだ。ひたすら水をかけられつつ、法螺貝を吹く姿は必見である。 見物の際は沿道まで水が飛び交うので、注意してほしい。また、藁巻きの龍神は藁龍(わらりゅう)とも呼ばれており、とぐろを表現してるのだという。 Photo: お祭りライター 髙橋佑馬3体の獅子と両脇の花笠(はながさ)には三つ鱗(みつうろこ)が描かれており、北条氏とのつながりが感じられる 続いては、水止の舞。雄獅子、中獅子、女獅子から成る3体の獅子にふんして舞を踊り、龍神を鎮めるというもの。祭り名にもなっているように、メインコンテンツである。 祭りのクライマックスには、厳正寺の山門内で、長雨を止めるための舞いが行われる。この時に藁龍のとぐろが解かれ、舞の舞台を区切る輪になるのも注目のポイントだ。 13時に大田区立大森第一小学校前の交差点からスタートし、15時ごろには終わる予定だ。700年以上の歴史を持つ水止舞。ぜひ一度、見学してみては。 関連記事 『水止舞』 『東京、7月に開催される花火大会5選』 『東京、7月に行くべき盆踊り5選』 『東京、七夕祭り5選』 『回答者にはAmazonギフトカードをプレゼント、タイムアウト東京読者アンケート2024』 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

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江戸時代から観賞用の花として、愛され続けるアサガオ。毎年7月の初めには各地で朝顔市が開催され、赤や青、紫の花々が会場を彩り、夏の訪れを告げる。その名の通り、朝早くに咲くことから、早朝からオープンする会場多いのが特徴的だ。 風情を感じる涼し気な花たちに出合いに、週末の朝はイベントに足を運んでみては。 くにたち朝顔市 画像提供:くにたち朝顔市実行委員会 夏の風物詩として、愛される「くにたち朝顔市」。今年も2024年7月6(土)~7(日)の2日間、市内の湧水を利用し、地元「朝顔の里」によって丹精込めて栽培された、国立で育ったアサガオが一橋大学正門の南側、大学通り緑地帯にずらりと並び展示・即売される。風情ある江戸風鈴や飴細工の販売もある。 大輪のアサガオは、1鉢2,000円(以下全て税込み)。つるを支柱にらせん状に絡ませた、あんどん仕立てとなっている。2024年6月28日(金)までにくにたち朝顔市実行委員会にメールで事前予約すると、1,800円で購入もできる。ここでしか手に入らない国立産のアサガオは要チェックだ。 会場には、国立市内の農家が育てた朝採れの新鮮野菜の即売、キッチンカーや模擬店も並び、さまざまな形で楽しめるイベントとなっている。 ※7月6・7日 6時30分~15時/JR国立駅南口「大学通り緑地帯」一橋大学正門南/入場は無料 入谷朝顔まつり 画像提供:入谷朝顔まつり実行委員会 鴬谷駅から徒歩5分にある「入谷鬼子母神」(真源寺)近くで催される「入谷朝顔まつり」では、境内と寺院前の言問通りに100店ほどの店が集まり、約25万鉢の朝顔が販売される。 まつりでは屋台グルメや、江戸時代から受け継がれてきた熟練の技が生きた、手描きちょうちんの店も出店しているので必見だ。ちょうちんに描き込む文字は、思いすりあげたを込めるよう時間をかけて擦り上げた墨を使用し、熟練の職人が丁寧に描き上げたもの。家内安全や商売繁盛、安産・子育ての守護神として、鬼子母神に願いをかけて奉納する人も多いそうだ。 現在では40万人ほどが訪れるという、下町が誇る日本最大の朝顔市を満喫しよう。 ※7月6~8日 5〜23時(7月6・7日 12時~21時30分、8日 17時~21時30分は歩行者天国)/「入谷鬼子母神」(真源寺)周辺/入場は無料 文京朝顔・ほおずき市 画像提供:文京朝顔・ほおずき市実行委員会事務局 「文京朝顔・ほおずき市」のうち「朝顔市」は、徳川家康の生母である於大の墓や千姫の墓など、徳川家ゆかりの人物らの墓があるスポット「傳通院」で開催される。期間中は鉢植え販売のほか、伝統芸能のパフォーマンスや珍しい「変化朝顔」の展示が開催される。模擬店の出店もあり、アサガオの花合わせ会(品評会)も楽しめるので注目だ。 「源覚寺」ではほおずき市も開催されるので、会場を行き来しながら四季の花々を堪能しよう。 ※7月20・21日(7月20日 8〜19時、21日 8〜15時)/「傳通院」/入場は無料 関連記事 『東京、7月に開催される花火大会5選』 『東京、7月に行くべき盆踊り5選』 『東京、屋外ビアガーデン2024』 『神宮外苑花火大会が8月10日に開催、プレリザーブ受付始まる』 『東京、7月に開催される注目のジャズイベント4選』 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら

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7月1日は「海開き・山開きの日」。本記事では、2024年7月1日(月)に海開きを迎える関東近郊の海水浴場を紹介する。なお、神奈川県逗子市にある人気の逗子海水浴場は、一足早い6月28日(金)にオープン。週末の天気次第で出かけてみるのもいいだろう。 江ノ島エリア(神奈川県藤沢市) 片瀬東浜海水浴場 日本の海水浴場で最も長い歴史を持ち、「日本の海水浴場55選」にも選ばれている眺望が特徴。海開きの当日には、5月19日に開催された「2024湘南江の島海の女王&海の王子コンテスト」で優勝した「2024湘南江の島海の女王&海の王子」のお披露目が行われる。 7月1日〜9月1日/小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅 徒歩5分 片瀬西浜・鵠沼海水浴場 毎年多くの家族連れや若者でにぎわうリゾート海岸。海は遠浅で広い砂浜があり、子ども連れでも過ごしやすい。7月23日(火)、8月11日(日・祝)、17日(土)、24日(土)、30日(金)には、「マイアミビーチショー”夏”花火」が開催。19時40〜45分の5分間、夜空に約150発の納涼花火が打ち上げられる。 7月1日〜9月1日/小田急江ノ島線「片瀬江ノ島」駅 徒歩5分 葉山エリア(神奈川県葉山町) 森戸海水浴場 葉山の中でも一番広い砂浜を持つ海岸。穏やかな波の中で、シュノーケリングやスタンドアップパドルボードが楽しめる。 7月1日〜8月31日/JR横須賀線「逗子」駅からバスで15分 一色海水浴場 緑に囲まれた葉山御用邸の裏手にあり、閑静な雰囲気が漂うエリアの海水浴場。過去には「世界の厳選ビーチ100」(CNN)や「日本の水浴場88選」(環境省)にも選ばれている。 7月1日〜8月31日/JR横須賀線「逗子」駅からバスで20分 長者ヶ崎・大浜海水浴場 「かながわの景勝50選」にも選ばれた、江ノ島・富士山・伊豆大島が望める海水浴場。夏季はエリアを分け、長者ヶ崎では海水浴、大浜ではマリンスポーツが楽しめる。 7月1日〜8月31日/京急逗子線「新逗子」駅からバスで30分 鎌倉エリア(神奈川県鎌倉市) 材木座海水浴場 約1.1キロメートルの長さを誇る、鎌倉の海水浴場の中で一番長いビーチ。さまざまな海の家が並ぶほか、グルメグランプリやライブイベントなども行われている。 7月1日〜9月1日/JR湘南新宿線・横須賀線「鎌倉」駅からバスで10分 由比ガ浜海水浴場 映画やドラマのロケ地としても有名な、約900メートルの海岸。2016年から7年連続で、アジア初となる水質・安全性・サービスなどが優れたビーチの国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得している。 7月1日〜9月1日/JR横須賀線・江ノ電「鎌倉」駅 徒歩15分、 江ノ電「和田塚」駅・「由比ヶ浜」駅・「長谷」駅 徒歩5分 腰越海水浴場 江ノ電を眺めながら海水浴ができる穴場の海水浴場。漁港が近くにあり、地元の海産物など土産を探したり、のんびり散歩したり、ゆったりと楽しめる。 7月1日〜9月1日/江ノ電「腰越」駅 徒歩3分 千葉エリア(千葉県九十九里町) 片貝海水浴場 九十九里浜の中でも一番の広さを誇る砂浜が特徴。海遊びのほか、イワシの刺し身や焼きハマグリなど、地元産でとれたての磯料理が食べられる。 7月1日〜8月31日/JR東金線「東金」駅から10キロメートル 関連記事 『東京、6月29・30日に開催されるフードイベント3選』 『東京、川沿いの癒やしカフェ9選』 『デンマークとドイツ結ぶ海底トンネル、最初の区画が完成』 『東京、 縁側カフェ4選』 『代々木上原に北欧クレープカフェ「ØC tokyo」

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2023年11月、成城にオープンした韓国宮廷茶室「ホセキ(HOSEKI)」では、日本初となる宮廷韓菓子と伝統をテーマとした「韓国アフタヌーンティー」が楽しめる。蜂蜜や韓国の天然甘味料の素朴な甘みを生かした料理を堪能しよう。 Photo: Kisa Toyoshima 同店は、広尾にあるモダンスタイルの韓国料理店「ハスオ(HASUO)」の創業シェフであるパク・スヒョンが、韓国宮廷茶室文化を現代で楽しめるよう、伝統と革新の融合を重ねオープンした。 70種以上の食材がもたらす効力や、歴史的な背景について話を聞きながら、コーススタイルのアフタヌーンティーを味わうことができる。 「お客さんが店を訪れた時、初めて知り、食べ、楽しんでほしい」という思いがあり、本記事で全てを明かすことはできないが、逆にそれが想像を掻き立て、期待値を高めることにつながるだろう。 Photo: Kisa Toyoshima 早速、韓菓子と伝統茶で構成された、「彩りHOSEKI」(4,500円、以下全て税込み)についてレポートしよう。 はじめに提供されるのは、月替わりで変わるノンアルコールドリンクと、カンジョン(日本でいう雷おこしのような韓菓子)が添えられた旬のアペリティフ。酵素が壊されないよう低速回転でコールドプレスにかけられたドリンクは、食材そのものの優しい甘みを纏(まと)っている。カンジョンの素朴な甘みとも相性抜群だ。 Photo: Kisa Toyoshima 3品目に提供される、金箔をあしらった1粒の宝珠も印象的だ。元気のきっかけになるとされる宝珠を、一口で35種の食材を楽しめる韓菓子で表現。苦みと甘みが見え隠れした北欧のリコリス菓子のような食感が楽しい。コース中に提供される2種の特選茶は、韓菓子にペアリングされており、月ごとに変わる。取材時は「菊茶」と「トラジ茶」。これらに限らず、根皮茶をメインとする韓国の伝統茶は、土のような静かな優しさが際立つ。爽やかな苦みと、芳醇(ほうじゅん)な香りが韓菓子とバランス良く調和する。植物の栄養が根から葉へと行き渡るように、体に染み渡る感覚が感じられるだろう。 Photo: Kisa Toyoshima メインの「彩りHOSEKI」はまるで芸術作品だ。一つ一つ丁寧に作られた韓菓子は、どれも驚くほど美しく、店名通り、宝石を思わせる。韓国の餅菓子は、固くずっしりとした食感が特徴的だが、同店では日本人の口に合わせてやや柔らかめで軽やか。見た目だけでなく、味わいも千差万別で、飽きることなく楽しめる。 Photo: Kisa Toyoshima 締めは、韓国伝統茶と付け添えの卵黄。この驚くべき組み合わせも、試してみると納得のおいしさである。内側からぽかぽかと温まり、サウナで整ったような感覚さえ感じられる。 アフタヌーンティーというと、甘いものが続き、食べきれないという体験をした人も多いはず。同店では、上白糖を使わず、食材本来の甘みを引き出す調理法を大切にしているため、甘いものが苦手な人やダイエット中の人でも、罪悪感のなく最後までおいしく食べられる。 Photo: Kisa Toyoshima 日本ではなかなか触れることのできない食文化を堪能しながら、韓国宮廷や食文化について学ぶことができる。食体験を超えたエンターテインメントとも呼べる90分。「大切な方とのご褒美時間に、ぜひ活用してほしい」とパクは語る。 3日前からの予約制で、2人から最大12人まで対応している。ぜひ体感してみてほしい。 関連記事 『ホセキ』 『伝

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世界のアートギャラリーが集まり、多様なアート作品を展示・販売する国際アートフェア「Tokyo Gendai(東京現代)」が2024年7月5日(金)〜7月7日(日)、「パシフィコ横浜」で開催。2回目の開催となる今年は、世界20カ国から70以上のギャラリーが参加する。 期間中は作品の売買だけでなく、日本のアートシーンに関連したアートトークや子ども向けのイベント、女性の社会問題をテーマとした展覧会「Tsubomi 'Flower Bud'」といった多様なプログラムを展開。 会場は、ギャラリーの代表作家によるクオリティーの高い展示「Galleries(ギャラリーズ)」、新人または中堅のアーティストの作品を展示する「Hana 'Flower'」、著名な作家または歴史的に重要なアーティストを特集する「Eda 'Branch'」といった3つのセクターに分かれて構成される。 ここではTokyo Gendaiでチェックするべき、9人の注目アーティストを紹介。入場には有料チケットが必要となるので、公式ウェブサイトから詳細を確認してほしい。 アイ・ウェイウェイ by「Tang Contemporary Art」   Photo: Tang Contemporary Art | Ai Weiwei, Zodiac Tiger, 2018 Lego Bricks, 115 x 115cmAi Weiwei, Zodiac Tiger, 2018 Lego Bricks, 115 x 115cm 中国・北京生まれのアイ・ウェイウェイ(Ai Weiwei)は、インスタレーション、陶芸、建築、映像など、さまざまなメディアを駆使して作品を制作する世界的な現代アーティストだ。作品を通して現在の地政学的危機の概念を探り、力強くも美しいメッセージを発信し続ける。Tokyo Gendaiでは、アジアに4拠点を展開する「Tang Contemporary」が、ウェイウェイのブロンズ彫刻を展示する。 三嶋りつ惠 by「シュウゴアーツ」   Photo: Shigeo Muto; Copyright the Artist, courtesy of ShugoArts | Ritsue Mishima Riverbero, 2023. glass. 35 x 18 x 18cmRitsue Mishima Riverbero, 2023. glass. 35 x 18 x 18cm 六本木にあるギャラリー「シュウゴアーツ(ShugoArts)」は、ヴェネツィアと京都を拠点に活躍するガラス作家、三嶋りつ惠の作品を展示。三嶋は、イタリア・ムラーノ島のガラス職人とコラボレーションをしながら、周囲に溶け込むような透明なガラス彫刻を制作することで知られる。 ロバート・ロンゴ  by「Pace Gallery」 Photo courtesy of the Artist and Pace Gallery © Robert Longo | Robert Longo Study of Split Roaring Tiger, 2023 Ink and charcoal on vellum 42 ¼” x 43 ¼” x 1 ½” (107.3 cm x 109.9 cm x 3.8 cm), framed No. 90395Robert Longo Study of Split Roaring Tiger, 2023 Ink and charcoal on vellum 42 ¼” x 43 ¼

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2024年6月28日(金)から9月23日(月・祝)まで、天王洲「寺田倉庫B&C HALL/E HALL」で「ジブリパークとジブリ展」が開催。愛知県に位置するスタジオジブリの世界観を表現した公園施設「ジブリパーク」の現場制作を指揮した映画監督、宮崎吾朗のこれまでの仕事と作品を振り返るとともに、同ヴェニューがどのように生み出されたか、その舞台裏を貴重な制作資料や試作品なども併せて紹介する展覧会だ。 Photo: Kisa Toyoshima名作のポスターが一堂に会する(Ⓒ Studio Ghibli) エントランスでは、ジブリの名作のポスターが集結。キャッチコピーとともに切り取られたワンシーンは、いつまでも色あせない魅力がある。ポスターの下には原画もあり、入ったばかりにもかかわらず足を止めてじっくりと眺めてしまった。 宮崎駿のイメージを具現化した「三鷹の森ジブリ美術館」 Photo: Kisa Toyoshima「ネコバス」と「トトロ」(Ⓒ Studio Ghibli) 展示は、第1章「はじまりは三鷹の森ジブリ美術館」からスタート。まず目を引くのは、「ネコバス」と「トトロ」だ。ネコバスの中は入ることができ、腰をかけると映画『となりのトトロ』の作中で、サツキとメイの姉妹が見ていたであろう風景を鑑賞できるというしゃれた仕掛けが用意されていた。 Photo: Kisa Toyoshima「ネコバス」の内部(Ⓒ Studio Ghibli) 宮崎駿は映画を作る際に、こんな映画を作りたいという思いを込めて、何枚もの「イメージボード」と呼ばれる絵を描く。美術館の構想も同じく絵に描き上げていて、巨匠の頭の中で次々に沸いたであろうイメージを本展では見ることができる。 Photo: Kisa Toyoshima宮崎駿による「イメージボード」(Ⓒ Studio Ghibli Ⓒ Museo d'Arte Ghibli) Photo: Kisa Toyoshima宮崎吾朗のメモ(Ⓒ Studio Ghibli Ⓒ Museo d'Arte Ghibli) 宮崎駿のイメージを具現化するために、宮崎吾朗が試行錯誤したであろう様子は、展示されているメモからうかがえる。「サービス業である。だからこそ誠実でなければならない」「基本理念 誰のために なんのために」といった走り書きからは、クリエーティブな空想の絵を現実に落とし込む際の、生々しいまでの苦労や悩みが伝わってきた。 宮崎吾朗のアニメーション映画監督としての歩み 次のフロアは、第2章「アニメーションの世界をつくる」。過去に建設コンサルタントとして公園緑地などの計画に携わっていた宮崎吾朗は、ジブリ美術館の初代館長を約4年間務めた後に、アニメーション映画監督としての道を歩み始めた。 その初監督作品『ゲド戦記』から、アニメーター・近藤勝也とのコンビネーションが生まれた第2作『コクリコ坂から』、そしてスタジオジブリ初のフル3DCGアニメーション『アーヤと魔女』のベースとなったイメージボードやデザイン画、背景美術などを展示している。 Photo: Kisa Toyoshima企画展示「アーヤと魔女展」への階段(Ⓒ Studio Ghibli) Photo: Kisa Toyoshima企画展示「アーヤと魔女展」(Ⓒ Studio Ghibli) 『アーヤと魔女』の公開を記念して、「三鷹の森ジブリ美術館」で2021年6月から2022年5月まで開催されていた企画展示「アーヤと魔女展」が本企画に再登場。階段を上った

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横浜にいながら異国情緒な気分を感じられるイベント「Red Brick」が、2024年7月27日(土)〜8月25日(日)、横浜赤レンガ倉庫で開催。11回目となる今回は「ラテンアメリカ」をテーマに「Red Brick Amigos! 2024」と銘打ち、リゾート地としても人気の高いメキシコ、キューバ、ジャマイカなどのカリブ諸国からインスパイアされた陽気な空間を演出する。 同イベントはこれまで「タイ」や「アメリカの西海岸」「アフリカ」など毎年テーマを変えて開催。「Town Area」と「Resort Area」で構成された会場には、カラフルなアートが施された壁や天井の装飾、サボテンをはじめとする多肉植物、メキシコのリゾートを再現した砂浜の空間などが登場する。 画像提供:株式会社横浜赤レンガサボテンを使用したフード 「ラテン」を味覚で体感できるフードエリアにも注目したい。中南米を代表する伝統料理やローカルフードを提供する6店舗が集結し、「タコス」や「キューバサンド」などの食べ歩きができる。会場では、ポップでカラフルな中南米の雑貨などを扱うブースもオープンする予定だ。 画像提供:株式会社横浜赤レンガ「Red Brick Island 2023」の様子 そのほか、ラテンの気分を盛り上げてくれる写真撮影ができるフォトスポット、足湯ならぬ「足水」、暑い中でも心地よく過ごせる日陰やミストシャワーも設置される。 Photo: Bradley Hester「Red Brick Amigos!」 夜にはライトアップされた会場では、日にち限定で、陽気なリズムに思わず踊り出したくなるDJイベントが開催。異国情緒あふれる雰囲気の中、レゲトンやサルサなどのラテン音楽をフレッシュなカクテルを片手に楽しめる。 歴史的な円安の影響で、海外旅行を諦めたという人は多いはず。夏休みは横浜港からの潮風を感じながら、遠いラテンアメリカでのバケーション気分を味わってみてほしい。 関連記事 『神宮外苑花火大会が8月10日に開催、プレリザーブ受付始まる』 『東京、7月に行くべき盆踊り5選』 『ANAインターコンチ東京のモエ・エ・シャンドンに浸れるガーデンプールが登場』 『水が飛び交い、藁巻きの龍神が法螺貝を吹きまくる大森の奇祭「水止舞」が開催』 『カリブ海へ旅する気分を満喫できる映画祭が開催』 東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら 

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