Taro Tokyo Onigiri
Photo: Taro Tokyo Onigiri Taro Tokyo Onigiri
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東京、ベストおにぎり8選

おにぎりの新たな魅力を引き出すこだわりの店を紹介

Kaila Imada
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タイムアウト東京 > レストラン&カフェ >東京、ベストおにぎり8選

東京で食べるべきものと言えば、真っ先に挙がるのはラーメンや寿司だろう。だが、手軽かつ選ぶ楽しさがある「おにぎり」もまた、必食のグルメに加えても良いのではないだろうか。

おにぎりには、急いでいるときに手近なコンビニでサッと買い、手早く小腹を満たせる食べ物というイメージがある。しかし、東京には最近、米の品質にこだわり、ほかにはないグルメな具をたっぷりと入れたおにぎりを提供する店が増えているのだ。

こうしたおにぎり屋の多くではイートインもできる。注文してから握ってくれるおにぎりに、漬物や味噌汁、唐揚げなどのおかずをセットにした、バランスの良い定食を食べられるのもうれしいポイントだ。タイムアウト東京英語編集部が日本の伝統的なファストフード、おにぎり店を選んで紹介する。

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  • 品川

戸越銀座商店街沿いにある人気のおにぎり店「戸越屋」では、約40種類のおにぎりを提供している。米は山形県産のもちもちとして甘みのある「つや姫」を使い、塩は沖縄産、のりは有明海産だ。注文を受けてから握ってくれるので、出来たてを味わえる。

おにぎりの価格は、1つ280円(以下全て税込み)から。具は、定番のウメやツナマヨといったものから、「豚キムチ」「牛甘辛わさび」などの変わり種まで豊富。迷ってしまって選べないのであれば、人気トップ3の「卵黄+そぼろ」「明太マヨ+焼きたらこ」「しゃけ」を選べば間違いない。

「戸越丸唐揚げ」も店の人気メニューだ。 数種類のスパイスと醤油をブレンドしたたれに漬け込んでからカラッと揚げた唐揚げは、おにぎりのおかずにちょうどいい。

  • 虎ノ門

テイクアウト専門の「タロートウキョウ オニギリ 虎ノ門」は、手早く満足感のある朝食や昼食をとりたいときにありがたい存在だ。おいしいだけでなく見た目も美しいおにぎりは、単品でも、弁当でも購入できる。

20種類以上の米と30種類以上の塩に、のりもさまざまなものを組み合わせて試行錯誤。その結果選ばれたのは、山形県産米の「雪若丸」と宮城県石巻産の「伊達の旨塩」、そして有明海産ののりだ。米は白米、玄米、古代米の一種である黒米の3種類で、具材の味や食感との相性を踏まえて選択されている。

具は「厚切り焼きサバ」「黒毛和牛ローストビーフ トリュフソース」「ホタテ塩麹バター」など。季節限定で、例えば現在販売中の「スパム玉子 エゴマの香り」(2024年6月現在)などもあり、見逃せない。のりはおにぎりとは別に渡してもらえるので、食べる直前に巻いてパリッとした食感を楽しめる。

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  • 日本料理
  • 千駄木

真摯な姿勢が好ましい「おにぎりカフェ 利さく」。30種類以上提供するおにぎりには、日本全国から取り寄せたこだわりの食材のみを使っている。

米は、羽釜で少量ずつ炊いた群馬県板倉町産のコシヒカリと、茨城県産のミルキークイーンの玄米を使用。味噌汁や具材に使う味噌も、北海道、新潟県、群馬県、愛知県、鹿児島県産のものを、その時々でブレンドしている。 具やおかず用の食材も、福岡県の明太子、和歌山県田辺の紀州梅など、産地から直接仕入れた厳選されたものばかりだ。

人気のおにぎりの一例を挙げると「豚たく(豚肉とたくあん)」「クリームチーズたらこ」「穴子」「焼きみそおこげ」など。イートインもテイクアウトもできるが、特にイートインがおすすめだ。

特に朝食の場合、おにぎり1つ、味噌汁、コーヒー・紅茶または総菜がついたセット、おにぎり2つに味噌汁またはコーヒー・紅茶がついたセットが、いずれも600円で味わえ値頃感がある。

  • 大塚

手頃かつ手軽で、ゆっくり味わうというよりはすぐに満腹になれる食べ物で、コンビニでも買えるもの、というのがおにぎりの既成概念だ。

だが、そのおにぎりを、丁寧に考えられた「食事」に格上げしたのが、1960年創業の「おにぎりぼんご」だ。 同店のおにぎりのサイズはもともと大きいが、50円増しで具の増量や米の大盛りも可能。おにぎりは50種類以上で、「しゃけ」や「高菜」の定番から、「ベーコン」や「カレー」など、ほかにない具も選べる。価格は350円から。

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  • 雑司が谷

おにぎりぼんご」で修行した店主が開店した「山太郎」。おにぎりは通常よりも大きく、その種類は約40種を用意している。

定番の「うめ」や「ツナマヨ」のほか、「うなクリ(ウナギとクリームチーズ)」「スパイシィ アヒポキ」といったチャレンジングなものも。 どれを選んでも間違いなくおいしいが、決めかねるようなら「肉そぼろ卵黄」と「すじこ」がおすすめだ。

具材の2種盛りも100円(以下全て税込み)から頼める。 おにぎりの価格は300〜650円。豚汁(360円)や漬物(150円)を追加しても、手頃で満足感がある。

不定休なので、訪れる際は公式SNSで確認してほしい。

  • 西麻布

西麻布から大手町に移転した「おにぎり西麻布米組」。人気の豚カツ専門店「西麻布豚組」の系列店として、おにぎりだけでなく、豚角煮とふろふき大根の入った「大人のとん汁」や総菜セットも提供している。

おにぎりは日替わりで数種類が用意している。具は「明太子」「焼鯵なめろう」「焼ねぎ青唐味噌」「とろサーモン」など、絶妙なラインアップだ。

おにぎりは1つ250円から。小さな豚汁のついた6種盛りのおばんざい定食は900円なので、しっかり食べたいときにも満足感が得られるだろう。

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  • 浅草
  • 価格 1/4

浅草寺のすぐ近くに位置する「おにぎり浅草宿六」は1954年で、東京で最も古いおにぎり屋といわれている。具材はウメ、おかか、サケ、タラコ、シラスなど、どれもシンプルだからこそ味が際立つものばかり。葉トウガラシや奈良漬、塩辛といったややシブいメニューもうれしい。

ランチセットも提供しており、おにぎり2つと味噌汁のセットは814円から、おにぎり3つと味噌汁のセットは1,100円だ。

  • 日本橋

「おむすびスタンド アンドン」は、秋田県出身の店主が、地元の魅力を東京で伝えたいという思いで立ち上げた店だ。使う米はもちろん秋田県産の高品質米。厳選された具は、ウメやサケのほか、秋田名物のいぶりがっこを使った「いぶりがっこチーズ」や、通常のサケよりも塩味の強い「ぼだっこ」もラインアップ。価格は1つ250円からで、2つ食べれば十分なボリュームだ。おにぎり2つに味噌汁と香の物がついたランチセットは650円。

建物は4階建てで、1階はおむすびスタンド、2階は書店兼イートインスペース、3階はイベントスペースで、さまざまな交流が生まれる「現代の長屋」をイメージしている。夜は1階が、秋田県の日本酒を楽しめる立ち飲みバーに早変わりするので、昼だけでなく夜にも訪れたい。

東京の食をもっと楽しみたいのなら……

  • 日本料理

今年も冷やし中華の季節がやってきた。最近では定番のしょうゆだれ、ゴマだれだけではない、ユニークな冷やし中華も生まれている。

本記事では、定番から変わり種まで、東京の冷やし中華シーンの裾野の広さを感じることができる店を紹介。「冷やし中華はじめました」の貼り紙を探して蒸し暑い東京の街をさまよう前に、ぜひチェックしてほしい。

東京の「カレーの街」と聞いたら、神田や神保町をイメージする人が多いかもしれない。しかし、昨今は池袋もカレーマニアから注目されている。渋谷、新宿とともに東京を代表する繁華街である池袋は、海外からの観光客からも人気が高く、多国籍料理が多く集まる街でもある。

池袋で味わえるカレーは、インド、ネパール、バングラデシュといった異国情緒を味わえる多国籍カレーのほか、ジビエ肉をトッピングしたカレーや、エディブルフラワーをあしらったフォトジェニックなカレーなど、実に幅広い。さまざまな世代や人種が行き交う、にぎやかな街らしいラインアップだ。

ここでは、池袋でしか楽しめない5つの個性豊かなカレーを紹介する。一度味わえば、あなたもきっと池袋のカレーカルチャーのとりこになるだろう。

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 10万を超えるレストランがひしめく東京だが、その半分ほどに達するのではないかと思わせるほど充実しているのが、ラーメン店だ。提供されるラーメンも、肉のうまみを感じる豚骨ラーメンから、舌が麻痺するほどの激辛ラーメン、ビーガン対応や豚由来の材料を使わないものまで、バリエーションに富んでいる。

ここでは、タイムアウト東京英語チームが選んだ厳選のラーメン店を紹介しよう。昔ながらの味わいを貫く店から、モダンなスタイルの店まで幅広くセレクトしており、たっぷりのスープで味わう一杯が好きな人にも、つけ麺派の人にもハマる店が見つかるに違いない。人生観が変わるような、衝撃の一杯を見つけてもらえれば本望だ。

スコットランド発祥の伝統菓子で、イギリスやアメリカでも人気を集めるスコーン。そんな菓子が昨今、日本でブームを巻き起こしている。

基本的にはクロテッドクリームやジャムを添えた食べ方が一般的だが、近年はフルーツやクリーム、エディブルフラワーをスコーンの上にトッピングした華やかな「デコレーションスコーン(通称デコスコ)」が話題だ。さらに、生地に枝豆やのりを混ぜ込んだものなど、独自の素材を組み合わせた塩気のあるスコーンも豊富にある。

ここでは、そんな現代風にアレンジされた個性的な「進化系スコーン」の店舗の中から、東京で食べられる注目の4軒を紹介したい。 

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  • カフェ・喫茶店

 おいしいものをおなかいっぱい食べる、というのは至福の時間だろう。友人とどれだけ食べられるかに挑戦してもいいし、一人で心ゆくまで食べるのもいい。都内でおすすめの食べ放題のあるカフェを紹介する。

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