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Photo: teamLab, Bubble Universe: Physical Light, Bubbles of Light, Wobbling Light, and Environmental Light - One Stroke © teamLabBubble Universe: Physical Light, Bubbles of Light, Wobbling Light, and Environmental Light - One Stroke
Photo: teamLab, Bubble Universe: Physical Light, Bubbles of Light, Wobbling Light, and Environmental Light - One Stroke © teamLab

ザ ベストオブ東京 2024

アート、隠れ家バー、ニューオープン、街など「今年の東京」を10のハイライトで振り返る

テキスト:: Shota Nagao
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タイムアウト東京 > Things to Do> ザ ベストオブ東京 2024

どう見ても、2024年は東京にとって大きな年だった。パンデミック後の憂鬱(ゆううつ)な気分から真に脱却した年であり、絶えず変化しているこの大都市にとってさえも注目に値する慌ただしさだったといえるだろう。また東京の人口は過去最多となり、記録的な数の訪日外国人観光客を迎えた。

そのダイナミズムについていくのは、難儀なことだ。そこで、この12カ月の間に東京で起きた出来事をアップデート。記憶を呼び覚ますために今年のハイライトを巻き戻し、「タイムアウト東京」英語版編集部が2024のベストを紹介する。来る年に向けて、もう一度行く年を振り返ってみよう。

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  • アート
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森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス

2024年、東京で最も話題となったオープンの一つが、「麻布台ヒルズ」に新しく誕生したデジタルアートミュージアム「森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス」だ。

この魅惑的な空間には、アートと最先端テクノロジーが絡み合う没入型のインスタレーションが数多く展示されている。魅惑的な「Light Sculpture」シリーズや幻想的な「Bubble Universe」インスタレーションなどが見どころになっている。

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Hello Kitty展 わたしが変わるとキティも変わる

2024年はサンリオにとって、同社のアイコンでもある「ハローキティ」が誕生50周年を迎えるビッグイヤーとなった。これを記念して、2024年11月1日から2025年2月24日(月)まで、東京国立博物館」で「Hello Kitty展 わたしが変わるとキティも変わる」が開催されている。

「超カワイイ」この大規模な展覧会では、数十年にわたるハローキティの変遷をたどることができる。また、展覧会でしか手に入らない限定グッズも販売している。

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  • トラベル
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学芸大学

東横線沿いにある、かつての大学街・学芸大学。落ち着いた雰囲気で、クリエーティブなレストラン、カフェ、バーが数多くあり、『タイムアウト』誌が毎年発表する人気地区ランキングで、「世界で最もクールな地区」の一つに選ばれた。

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東京豊洲 万葉倶楽部

豊洲市場の隣に2月にオープンした「豊洲 千客万来」は、江戸風情をたたえた飲食店やショップが立ち並ぶ、広大なショッピング&エンターテインメント複合施設。その多くは市場の大手卸売業者や仲買業者と提携し、市場に隣接した立地ならではの飲食や買い物ができる。

しかし、一番注目したいのは、「東京豊洲 万葉倶楽部」だ。箱根や湯河原の源泉からタンクローリーで毎日運ばれる天然温泉が注がれた温泉と足湯が楽しめる。

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ブルーノ・マーズ(Bruno Mars)は東京が大好きだ。常にチャートのトップに君臨するこのシンガーソングライターは、年初に「東京ドーム」で歴史的な7公演を行った。

8月末には大型ディスカウントストアの「ドン キホーテ」のユニークなジングルをリリース。CMにも出演し、Tシャツ、パーカー、帽子などのグッズやコレクションの発売が、同時に発表された。

  • ナイトライフ
  • ナイトライフ

日本が誇る建築家・丹下健三が設計した「東京都庁」。高さ243mのこの巨大で美しい建造物は、今年、夜間に新たな役割を担い、世界最大のプロジェクションマッピングの舞台となった。

『ゴジラ』や『パックマン』のような文化的アイコンをフィーチャーしたデジタルアートの衝撃的なディスプレーは、2025年まで続く予定だ。

全プログラムは、公式ウェブサイトを確認してほしい。

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  • Things to do

東急プラザ原宿 ハラカド

原宿・表参道交差点の新しいランドマーク、「東急プラザ原宿 ハラカド」は、70を超える店舗、緑豊かな屋上庭園、レトロな地下浴場を備えて春にオープンした。

この複合施設は、大金をかけることなく、2階と3階にある雑誌ライブラリー「カバー(Cover)」で古い雑誌の山を眺めるだけでも訪ねる価値がある。

  • アート
  • アート

麻布十番のセーラームーン

今春、港区は「セーラームーン」とその仲間たちが描かれた5つの新しいマンホールカバーを設置。麻布十番で「推し」のセーラー戦士を探す姿がよく目撃された。

麻布十番が選ばれた理由は、セーラームーンが住んでいる場所であり、物語の中で学校に通っている場所だからだ。印象的なシーンや戦いの舞台も、この界隈(かいわい)に多い。

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  • 渋谷

ナンヅカ テイクン

現代アートのギャラリーであり、渋谷の名所でもある「ナンヅカ アンダーグラウンド(Nanzuka Underground)」が、7月に「ナンヅカ テイクン(Nanzuka Taken)」 をオープン。華やかにバーシーンに登場した。

きらびやかなこのバーには、今年「国立新美術館」で初の大規模な回顧展が開かれた直後に亡くなった伝説のポップ アーティスト・田名網敬一や、イラストレーターの空山基、ビジュアルアーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)、佃弘樹などの作品が展示されている。

限定カクテルのラインアップには、「エテ(été)」のオーナーシェフ、庄司夏子による魅力的な一杯もリストアップされている。

  • Things to do
  • シティライフ

東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」

「東京ディズニーシー」は6月に大幅に拡張され、映画『アナと雪の女王』『ピーターパン』『塔の上のラプンツェル』をテーマにした「ファンタジースプリングス(Fantasy Springs)」エリアをオープンした。

『アナと雪の女王』の姉妹・エルサとアナが住むアレンデール城を再現した「フローズンキングダム」をはじめ、「ピーターパンのネバーランド」と「ラプンツェルの森」には、さまざまな新しい乗り物や飲食店が勢揃いしている。

来る2025年をベストに迎えよう……

  • 音楽

2024年の大みそか、あなたはどこで過ごすだろうか。東京では、年越しを音楽とともに迎えるイベントが満載だ。本記事では、さまざまなヴェニューで行われるカウントダウンパーティーをピックアップした。

毎年恒例となっている「リキッドルーム」のカウントダウンパーティーには石野卓球と、約8年間の活動休止を経て音楽活動を本格的に再開する、group_inouらが登場。ジャーマン・テクノのレジェンド、スヴェン・フェイト(SVEN VÄTH)は、「WOMB」のカウントダウンパーティーに「オープン・トゥ・ラスト」で登場する。

自分に合った過ごし方を見つけて、新年を盛大にスタートさせよう。

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  • Things to do

2024年も終わりが近い。躍進を遂げた人も、足踏みをした人も、今年のわだかまりを祓(はら)い、晴れやかに新年を迎えたいものだ。都内各所の寺院で行われる除夜の鐘は、年の最後を締めくくり、新たな年を迎える伝統行事。大みそかの深夜から鐘をつきはじめ、鐘の音に合わせて、怒りや欲望、執着など、人間誰もが抱く「108の煩悩」を振り払う。

ここでは、除夜の鐘で知られる東京の代表的な寺院を紹介する。もしあふれる煩悩に気付いたら、凛(りん)とした空気に包まれる境内へ足を運び、鐘の音とともに別れを告げてみてはいかがだろう。

  • アート

本記事では、2024年12月28日〜2025年1月3日に都内で訪れることができる展覧会をお届け。森美術館」「森アーツセンターギャラリー」「ポーラ美術館」などは大晦日・元旦もオープン。今年の見納め、来年の見初めに気になる美術館・展覧会をチェックしてほしい。 

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  • 映画

あれよあれよで気がつきゃ師走、いよいよ来たる年末年始。猫も杓子もチルアウト、諸人こぞりてリラックス・ムードに包まれるこの時節、 たこ揚げやこま回し、相撲や羽根突きに興じるのも大いに結構だが、 「クソ寒いのに外なんか出たかねぇよ!」というインドア主義の人に勧めたいのはやはり、映画鑑賞である。 つーワケで今回ワタクシ、「正月・冬休みに観たい日本映画」をセレクトした。

ダラダラしながら観るのにうってつけのユルいコメディや、 新年に向けて気合いを注入するためのパワフルな時代劇など、多様なジャンルを取り揃えてみたので、ぜひ各々のモードに合わせて鑑賞してみてほしい。

おひとりさまで、あるいは友達や家族、もしくはパートナーと、コタツに入ってミカンを食べたり、部屋を暗くしてブランケットを頭からかぶったりしながら映画を観る。これほど楽しいことはない。

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