ハラカド
Photo: Keisuke Tanigawa
Photo: Keisuke Tanigawa

ハラカドでしかできない7のこと

老舗銭湯の姉妹店や雑誌図書館、野原のようなパブリックスペースなどを紹介

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タイムアウト東京 > Things To Do > ハラカドでしかできない7のこと

1960年代からトップクリエーターが集い、文化を創造・発信してきた原宿・神宮前エリアに、2024年4月17日(水)、「東急プラザ原宿 ハラカド」がオープンする。

高円寺「小杉湯」の姉妹店や雑誌図書館、クリエーティブラウンジなど、地上9階、地下3階建ての施設内に75店舗が入居。開放感あふれる屋上テラスや、アートと植物が楽しめるパブリックスペースなども見逃せない。ここでは、同施設でしかできないことを7つ厳選して紹介しよう。

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地下1階:小杉湯原宿

高円寺の老舗銭湯「小杉湯」が、地下1階に「小杉湯原宿」をオープン。肌触りの柔らかい「ミルク風呂」と、42〜3度の「熱湯」、水風呂を設置。2〜3人が座れる内気浴スペースもあり、温かい風呂と水風呂で疲労を回復させる「温冷交互浴」が楽しめる。

地下1階全体は「銭湯を中心とした街」をイメージしたフロア「チカイチ」になっており、風呂上がりにはサッポロビールによるビールスタンドで生ビールを飲んだり、ボディケアブランド「MYTREX」による美容健康家電を試したりできる。

そのほか、花王の商品体験や展示など行うスペースや、アンダーアーマーのランニングスペースとストレッチスペースも見逃せない。原宿で銭湯に浸かるという貴重な体験をしよう。

4月17日(水)〜5月12日(日)のプレオープン期間は、神宮前1〜6丁目の居住者か勤務地の人だけの利用となるので注意してほしい。以降は、プレオープン期間の混雑状況を踏まえて判断するそうだ。

2階:カバー

入場料付きの本屋「文喫」を手がけるひらくがプロデュースする共用スペース「カバー(COVER)」。さまざまなカルチャーが集まる流行の発信地・原宿を舞台に、「雑誌をもっと身近に、手に取る機会を」をテーマに約3000冊が無料で閲覧できる。蔵書は出版社だけでなく、一般からの提供も。

新しい雑誌の楽しみ方を提案する月替わりの企画展も行う予定で、第1弾として提携している出版者が発行する創刊号と最新号を集めた「COVER創刊号」を開催する。

モノやサービスがあふれる現代だからこそ、紙の雑誌でしか手に入らない情報や質感を楽しもう。

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3. 尖った食事を楽しむ。

5・6階:飲食店エリア

腹を満たすなら、個性あふれるヴェニューが集結した飲食店エリアへ。目当てを決めずに足を運んでも、きっとどこかに立ち寄りたくなるだろう。

5階には、隈研吾が設計デザインを担当したローストチキンと焼き鳥の立ち飲みスタンド「トーキングゴリラ」や、原宿の老舗中華料理店の姉妹店「紫金飯店 ハラカド店」などが入居。日本初出店の人気韓国フライドチキン専門店「カンブチキン」や、「シオ(sio)」が手がける10店舗目にしてファミリーレストランをテーマにした「ファミレス(FAMiRES)」、代々木上原「居酒屋ジャンプ」の新業態「居酒屋スタンド ジャンプ」も見逃せない。

6階では、店主自らが狩猟した食材を使ったカレーやジビエのコースが話題の「ビートイート(beet eat)」が、スパイスカレーをメインに提供している。

ピッツェリア チーロ 原宿店(PIZZERIA CIRO HARAJUKU)」や「バインミー☆サンドイッチ」などでテイクアウトして、屋上テラスで楽しむのもいいだろう。

4階:ハラッパ

「自然・チルアウト」×「原宿で体験」をテーマにした企画を展開する、「ハラッパ」は、アートと植物が楽しめるパブリックスペース。自然音が混じったアンビエントが流れ、植栽に満ちた空間は、室内であることを忘れるほど自然豊かだ。

太陽をモチーフとした「太陽の焚き火」や、アーティストの小松宏誠と西原尚によるアートなども展示されているので、併せて楽しんでほしい。

テーブルやプランターは建築で発生する大量の残土や古紙廃材、砕石などを利用している。

また、京都の料亭「下鴨茶寮」と「私立珈琲小学校」が共同運営する「ハラカドカフェ」も隣接。下鴨茶寮で人気の「料亭のあんぱん」を使用したメニューや抹茶、コーヒーなどが楽しめる。

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2階:テンガ ランド

TENGAカンパニーによる「愛と自由のワンダーランド」をテーマとしたコンセプトストア「テンガ ランド(TENGA LAND)」。店内中央には全長7メートルを超える「テンガの丘」があり、TENGAやirohaなどの人気アイテムが回転寿司のように回っている。

「TENGA自動販売機」では、同店限定アイテムとして原宿の文字が大きく描かれた「GOTOCHI TENGA」と、ボヘミアンな花柄の「HAPPY FLOWER TENGA」を販売。約100本に1本の確率で黄金の「LUCKEY TENGA」も出現するという。

また、マーク・ゴンザレス(Mark Gonzales)やUMAMI SPICE COMPANYなどとコラボレーションしたアパレルグッズなども用意する。

大型モニターでは「地球を守る」「日本を守る」「自然を守る」の3つのモードが選べる、無料の「TENGAゲーム」も設置。レジ横には歴代のコラボレーションカップを展示する「TENGAギャラリー」があり、同ブランドの歩みが感じられるだろう。

3階:ベイビー ザ コーヒー ブリュー クラブ

「おいしい珈琲と人が集まる場所に、新しいアイデアが生まれる」をコンセプトに、コーヒーラウンジと大型アンティークスピーカーを備えたミニシアター、バー、ポップアップショップ、ギャラリー、コワーキングスペースを設置した会員制のクリエーティブラウンジ。

作業をするのはもちろん、創作活動を発信する場として利用できるのが同ヴェニューの大きな特徴だろう。1週間ごとに借りられるギャラリーで展示したり、シアターで映像作品の上映会を行ったり、利用の仕方はさまざまだ。DJブースもあり、会員以外も来場できるイベントの開催も予定している。

また、同フロアには、フォトスタジオで18時から角打ちできる「スタジオスーパーチーズ(STUDIO SUPER CHEESE)」が入居。今後は、3階全体で連動して、クリエーティブな活動をサポートしていくという。

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7. 神宮前交差点を見下ろす。

7階:屋上テラス

屋上テラスは、誰でも利用できる休憩スペースかつイベントスペースとして開放している。

音響設備を設置しており、イベントの際は、交差点を挟んで向かいの「オモカド」のメインエントランス上部に設置しているサイネージ「オモカドビジョン」で流れる映像に合わせた音楽を流すなど、さまざまな試みを予定している。両施設で連動した立体的なプロモーションはどんなものが生まれるのか、今から期待が高まる。

緑豊かなスペースには飲食提供可能なポップアップスペースがあり、さまざまなブランドとのコラボレーションを実施。年間で約8900万人が通行する、まさに原宿の中心ともいえる神宮前交差点を開放感あふれる屋上から見下ろそう。

新施設を巡るなら......

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2023年は、新宿の新名所「東急歌舞伎町タワー」や、チームラボが入居する「麻布台ヒルズ」など、象徴的な商業施設が誕生し、東京の主要エリアににぎわいを呼んだ。

そして、2024年も個性が際立つ施設が続々とオープンする。注目は、神宮前交差点にあった「コンドマニア」跡地にはクリエーティブな商業施設が誕生するほか、オープンが待ち望まれる豊洲市場に隣接した商業施設「千客万来」、東急が進める再開発の一つ「渋谷アクシュ」などだろう。

変化を遂げる東京の街を見守ろう。

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2023年11月24日(金)、森ビルがこれまでの「ヒルズ」で培った全てを注ぎ込んだ「ヒルズの未来形」になると発表した「麻布台ヒルズ」が、ついに開業を迎える。入居するのは、オフィスや住宅、ホテル、文化施設のほか、ファッションやアート、カルチャー、ウェルネスなどにまつわる約150店舗だ。

コンセプトは「緑に包まれ、人と人をつなぐ『広場』のような街 Modern Urban Village」。街の中心にある約8万平方メートルもの広大な区域には、約6000平方メートルの中央広場が併設されている。街の文化発信拠点となる「麻布台ヒルズギャラリー」では、開館記念として「オラファー・エリアソン展:相互に繫がりあう瞬間が協和する周期」を開催する。

年間来街者数は2500~3000万人を想定し、そのスケールとインパクトは六本木ヒルズに匹敵。多様な都市機能が複合したコンパクトシティとして機能する。ここでは、同施設の魅力を7つに絞って紹介。訪れる際は、ぜひ参考にしてみてほしい。

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2024年2月1日(木)、「豊洲市場」内に整備されている新たなランドマーク「豊洲 千客万来」がオープンする。コンセプトは「うまさの聖地」。「食を起点に日本の文化を発信する新しい東京の顔」となることを目指すという。

ゆりかもめ「市場前駅」とペデストリアンデッキで直結しており、アクセス抜群である。同施設は食楽棟「豊洲場外 江戸前市場」と温浴棟「東京豊洲 万葉俱楽部」で構成。地下1階、地上3階建ての食楽棟は、御影石や淡路島のいぶし瓦などの伝統的な素材を使用した街並みが印象的だ。

施設内の出店テナントは、豊洲市場ならではのローカルフードなどを販売。地下1階、地上9階建ての温浴棟では、源泉から運び込んだ絶景展望の温泉や東京湾のパノラマ夜景を望める足湯など非日常の癒やしが体験できる。

いよいよ開業を迎える同施設を一足早く堪能してきたので、ここでしかできないことを7つ紹介する。訪れる際の参考にしてほしい。

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2023年、東京には個性が際立つ商業施設が続々とオープンしてきた。このほど「都市を創り、都市を育む」をスローガンに掲げる森ビル創業の地に、「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が2023年10月6日(金)に開業する(一部施設は11月から順次オープン)。

同施設は、地上49階、地下4階建てで、日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅と一体的に開発された高さ約266メートルの超高層タワー。延べ床面積は79万2000平方メートルと、その規模は六本木ヒルズ級だ。

地下鉄駅前広場と一体となったフードホールと商業施設、東京初進出のホテルなどに加え、建物最上部には、新しい価値や体験、文化を発信する「トウキョウ ノード(TOKYO NODE)」を開設する。

2014年に誕生した「虎ノ門ヒルズ 森タワー」を起点に、進化を続けてきた虎ノ門周辺の一大プロジェクト。今回の開業によって、多様な都市機能が複合したコンパクトシティとして完成を遂げた。ここでは、施設の魅力を8つに絞って紹介しよう。

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新宿・歌舞伎町エリアに2023年4月14日、東急歌舞伎町タワー」が開業した。コンセプトは「好きを極める」。地上48階地下5階、高さ225メートルの複合高層ビルには18階から47階には2つのホテルが、地下4階から地上17階にはエンターテインメント施設が入居する。夜通しで遊んで、そのまま泊まる。ディープな新宿の街をとことん満喫できそうだ。

「噴水」をモチーフとした外観は、施設周辺を水源とする川があったことや、歌舞伎町には水の女神、弁財天がまつられていることなどに由来するのだとか。目の前の「TOHOシネマズ新宿」に鎮座するゴジラも、新たな仲間を得て心なしかうれしそうだ。

開業に合わせ、1階から羽田と成田空港への高速バスの運行がスタート。今や空港から歌舞伎町への直行も可能となった。ここでは、施設の魅力を7つに絞って紹介する。

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