豊洲 千客万来
Photo: Kisa Toyoshima
Photo: Kisa Toyoshima

豊洲 千客万来でしかできない7のこと

約70店舗が集結した「うまさの聖地」、絶景の露天風呂や足湯も

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2024年2月1日(木)、「豊洲市場」内に整備されている新たなランドマーク「豊洲 千客万来」がオープンする。コンセプトは「うまさの聖地」。「食を起点に日本の文化を発信する新しい東京の顔」となることを目指すという。

ゆりかもめ「市場前駅」とペデストリアンデッキで直結しており、アクセス抜群である。同施設は食楽棟「豊洲場外 江戸前市場」と温浴棟「東京豊洲 万葉俱楽部」で構成。地下1階、地上3階建ての食楽棟は、御影石や淡路島のいぶし瓦などの伝統的な素材を使用した街並みが印象的だ。

施設内の出店テナントは、豊洲市場ならではのローカルフードなどを販売。地下1階、地上9階建ての温浴棟では、源泉から運び込んだ絶景展望の温泉や東京湾のパノラマ夜景を望める足湯など非日常の癒やしが体験できる。

いよいよ開業を迎える同施設を一足早く堪能してきたので、ここでしかできないことを7つ紹介する。訪れる際の参考にしてほしい。

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1. 江戸の世界にタイムスリップする。

豊洲 千客万来の街全体が「江戸」をイメージして建設されており、木材が多く使用された食楽棟は、遠くから見てもビルの多いこの地域で異彩を放っている。

江戸時代の活気あふれる市場を再現した「目利き横丁」や「豊洲目抜き大通り」は、まるで城下町を歩いているような雰囲気だ。

ロゴマークは日本で古くから使われてきた「⽔引」をモチーフに作成されている。

2. 大正末期創業のプレミアム玉子焼きを味わう。

大正末期に創業した築地の高級玉子焼専門店「丸武」が、「丸武プレミアム(Premium)」と名を変え同施設に出店。職人が丁寧に手焼きした焼き立てフワフワな卵焼きが味わえる。

特選の卵を使用しただし巻き卵「焼きたてPuremium」は、しっかりと濃い味わいが特徴的だ。

ここでしか味わえないソフトクリームやプリンも見逃せない。「幸せのたまごソフトクリーム」はカスタード仕立てのアイスで、上には鰹だしのジュレがかかっている。一風変わった組み合わせだが、甘じょっぱくクセになる。

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3. 江戸の漁師飯を食べ歩く。

食べ歩きを楽しみたいなら、「江戸深川屋」の「深川コロッケ」は必食である。深川コロッケとは、江戸時代に深川の漁師がアサリを味噌で煮て米にかけた郷土料理「深川めし」を手本にした一品だ。

サクサクの衣の中には、サツマイモとジャガイモをブレンドしたベースに、アサリが入っている。アサリのうまみが染み出ていて、ほくほくのイモの深い甘みとよく合う。食べ終わったら思わずもう一つ頼んでしまいたくなるだろう。

4. 市場仲卸直営の炭焼き串を堪能する。

豊洲市場仲卸「水音水産」直営の「炭焼魚串 おにぎり 越後屋助五郎」では、店頭で炭焼きされる新鮮な魚の串焼きとおにぎりを提供している。炭特有の香ばしい匂いが小道の往来で魅惑的に誘ってくる。

食べてほしいのは、アカウオ、サバ、アジの串焼き。ほかのメニューとは異なり、この3種は干物である。そのため、味が凝縮されジューシーな味わいが特徴。身も厚く、食べ応えもたっぷりだ。

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5.都心の温泉郷で憩う。

「万葉倶楽部」が今までのブランド力を最大限に生かして開業するのが、温泉棟で24時間楽しめる東京豊洲 万葉倶楽部だ。

東京湾を望む露天風呂は開放感抜群。さらに、「展望足湯庭園」からは、360度パノラマで、レインボーブリッジや東京湾の夜景が楽しめる。温泉棟の8階に位置する「千客万来足湯庭園」は、無料で一般公開されているのもうれしい。

無料の足湯も含めて、湯は全て箱根・湯河原温泉の名湯を専用トレーラーで運搬し、湯処に注いでいる。「都心の温泉郷」で、豊洲を眺めながら、上質なくつろぎの時間を過ごしてほしい。

6. 露天風呂付きの客室に一泊する。

東京豊洲 万葉倶楽部では、幅広いシーンに合わせてさまざまなタイプの部屋や宿泊プランを取り揃える。おすすめは、露天風呂を完備したスイートルームだ。

畳を敷き詰めた和室や床の間がある客室で、まるで旅館のような雰囲気。都心だということを忘れてしまうだろう。室内露天風呂は広々としており、大きい窓から東京湾を一望できるのが魅力的。温泉旅行の気分で、忙しい日常から離れて癒やされよう。

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7. 限定土産をゲットする。

施設内にある土産屋「豊洲えんぎもの」では、日本ならではの「おいしい」や「楽しい」を届ける。同店でしか売っていないマグロの切り身人形は、水産卸業者が監修して作成されたためリアルな出来だ。同施設限定パッケージの「四彩餅」などの菓子も手に入れよう。

新施設をもっと楽しむなら……

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タイムアウト東京  Things To Do > 麻布台ヒルズでしかできない8のこと

2023年11月24日(金)、森ビルがこれまでの「ヒルズ」で培った全てを注ぎ込んだ「ヒルズの未来形」になると発表した「麻布台ヒルズ」が、ついに開業を迎える。入居するのは、オフィスや住宅、ホテル、文化施設のほか、ファッションやアート、カルチャー、ウェルネスなどにまつわる約150店舗だ。

コンセプトは「緑に包まれ、人と人をつなぐ『広場』のような街 Modern Urban Village」。街の中心にある約8万平方メートルもの広大な区域には、約6000平方メートルの中央広場が併設されている。街の文化発信拠点となる「麻布台ヒルズギャラリー」では、開館記念として「オラファー・エリアソン展:相互に繫がりあう瞬間が協和する周期」を開催する。

年間来街者数は2500~3000万人を想定し、そのスケールとインパクトは六本木ヒルズに匹敵。多様な都市機能が複合したコンパクトシティとして機能する。ここでは、同施設の魅力を7つに絞って紹介。訪れる際は、ぜひ参考にしてみてほしい。

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タイムアウト東京 > Things to Do >2024年、東京にオープンする商業施設

2023年は、新宿の新名所「東急歌舞伎町タワー」や、チームラボが入居する「麻布台ヒルズ」など、象徴的な商業施設が誕生し、東京の主要エリアににぎわいを呼んだ。

そして、2024年も個性が際立つ施設が続々とオープンする。注目は、神宮前交差点にあった「コンドマニア」跡地にはクリエーティブな商業施設が誕生するほか、オープンが待ち望まれる豊洲市場に隣接した商業施設「千客万来」、東急が進める再開発の一つ「渋谷アクシュ」などだろう。

変化を遂げる東京の街を見守ろう。

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  • Things to do

タイムアウト東京 > Things to do > 2024年に行くべき新施設9選

東京には常に新しいものが誕生している。もちろん2024年も待望のオープンがめじろ押しだ。

なかでも、お台場から移転した「森ビル デジタル アート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス」や、緑豊かな代々木公園に誕生するスケートボードパークなどは見逃せないだろう。

情報は現時点で分かっているものに限られるが、今後は多くのニューオープンが追加されていくことも忘れないでほしい。

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