麻布台ヒルズ
Photo: Kisa Toyoshima中央広場
Photo: Kisa Toyoshima

麻布台ヒルズでしかできない7のこと

チームラボや集英社初のギャラリー、注目テナントを紹介

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タイムアウト東京  Things To Do > 麻布台ヒルズでしかできない8のこと

2023年11月24日(金)、森ビルがこれまでの「ヒルズ」で培った全てを注ぎ込んだ「ヒルズの未来形」になると発表した「麻布台ヒルズ」が、ついに開業を迎える。入居するのは、オフィスや住宅、ホテル、文化施設のほか、ファッションやアート、カルチャー、ウェルネスなどにまつわる約150店舗だ。

コンセプトは「緑に包まれ、人と人をつなぐ『広場』のような街 Modern Urban Village」。街の中心にある約8万平方メートルもの広大な区域には、約6000平方メートルの中央広場が併設されている。街の文化発信拠点となる「麻布台ヒルズギャラリー」では、開館記念として「オラファー・エリアソン展:相互に繫がりあう瞬間が協和する周期」を開催する。

年間来街者数は2500~3000万人を想定し、そのスケールとインパクトは六本木ヒルズに匹敵。多様な都市機能が複合したコンパクトシティとして機能する。ここでは、同施設の魅力を7つに絞って紹介。訪れる際は、ぜひ参考にしてみてほしい。

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1. 世界中の超一流が手がけた建築を楽しむ。

遠くから見ても異彩を放つ同施設の外観は、世界最高のチームによって出来上がった。3棟の超高層タワーの外観デザインは、アメリカのペリ・クラーク・アンド・パートナーズ(PC&P)が担当。低層棟のユニークな建築とランドスケープは、ロンドンオリンピックの聖火台をデザインしたことで知られるトーマス・ヘザウィック(Thomas Heatherwick)が手がけている。

へザウィック・スタジオがデザインしたユニークな大屋根「The Cloud」がかかる「麻布台ヒルズアリーナ」は、イベントなど街のにぎわいの中心となるだろう。

  • アート
  • 神谷町

森ビルとチームラボによる世界初の常設デジタルアートミュージアム「森ビル デジタル アート ミュージアム:エプソン チームラボ ボーダレス(MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: teamLab Borderless)」。2023年に閉館した「お台場パレットタウン」から移転し、2024年2月に麻布台ヒルズでオープン予定だ。

ほとんどの作品は鑑賞者が触れ合えるように作られ、体験型のアートとなっている。また、作品と作品の間に境界がないことも特徴。作品同士がコミュニケーションし、時に融合するという新しい世界が体験できるだろう。

オープンに先駆け、世界初公開となる「Bubble Universe」と「Megalith Crystal Formation」の2作品の空間が公開された。「Bubble Universe」は、チームラボの新たなアートプロジェクト「認知上の存在」をテーマにした、インタラクティブな作品。展示空間は無数の球体群によって埋め尽くされ、それぞれの球体の中には、異なる光の現象が入り混じる幻想的な光景が広がる。

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  • 神谷町

アート作品を鑑賞するだけでなく、誰かと語り合いたくなる空間として、酒や食事が楽しめる新しい場所「ギャラリー&レストラン(Gallery&Restaurant) 舞台裏」。「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」内の常設ギャラリーなどを担当したザ・チェーンミュージアム(The Chain Museum)が手がける、3つ目のアートスペースだ。

特徴は、レストランとギャラリーが混在している店内。広さ約86平方メートルのフロア中央には、スチールパイプで組まれた展示エリアが設置されている。そこから一段下がり裏側へと回り込むと、そこはまさに舞台裏。暗い照明がモダンな雰囲気を醸し出し、シェフの調理風景が見える厨房(ちゅうぼう)やテーブル、カウンター席が並ぶ。

メニューは「クラシックなウフマヨ」や「自家製ロースハムのグリル」などの前菜から「いわて短角牛のサーロインステーキ」などの本格的なメインディッシュまで、幅広く提供。どれも酒との相性は抜群だ。アートを鑑賞した後に、ビールやワインを片手に語り合う時間を楽しんでほしい。

4. フードトレンドの最前線を味わう。

グルメも見逃せない。「Asia's 50 Best Restaurants」に名を連ねる世界に誇るレストラン「フロリレージュ」が9月から先行で移転オープンしているほか、世界中のナチュラリストが集まるバリ島にあるプラントベースレストラン「アルケミー(Alchemy)」や大人気ピザレストラン「ピザフォーピース(Pizza 4P's)」など、日本初上陸を果たした注目の店舗も多い。

いずれもSDGsを意識したサステナブル食材に重きを置いている点にも注目だ。世界のフードトレンドの最前線を体感してみてほしい。

また、2023年10月に惜しまれながら閉店した有楽町のレストラン「シクスバイオリエンタルホテル」がオールデイダイニング、バー、鉄板焼き、寿司という4つの専門業態に特化して出店。中でも、ニューヨーク、フロリダでミシュランの一つ星を獲得した寿司レストラン「AZABU」の派生店舗「鮨麻布」は見逃せない。

人気レストラン「ラシーヌ」の旗艦店、「ワイン角打ち」が楽しめる新店など、東京のフーディーをとりこにしてきたグループの新業態はファンならずとも期待が募る。

上質なインテリアアイテムなどを販売する「コンランショップ」が日本で初めて展開するレストラン「オルビー」など、多様な目線から食を楽しめるヴェニューが揃っている。

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  • ショッピング
  • 書店
  • 神谷町

京都を中心に39店舗を展開し、書籍を中心にさまざまな文化を発信し続けている「大垣書店」が、東京へ初進出。 麻布台ヒルズでは「本と人とをつなぐ書店」をコンセプトに、一冊一冊丁寧に選び抜かれたこだわりの選書が並ぶ。一般的には書店にない専門書や美術史も取り揃えているのが魅力だ。

約1000平方メートルの広々とした店内には、カフェとギャラリーを併設。カフェでは、メニューはコーヒーのほか、アルコールも提供し、バーとしても機能。読書をしながら一息つける、本好きには最高の環境が広がる。

そのほか、本にまつわるイベントや、カフェやギャラリーとの連動企画を多数開催予定。読書をゆっくりと楽しめる居心地のいい滞在空間で、大切な一冊に出合おう。

  • アート
  • 神谷町

集英社が2021年からウェブサイトでのみで展開していた漫画のアートギャラリー「集英社マンガアートヘリテージ」の、初となるリアル店舗。 最良のマテリアルと技術を使い、漫画家と版元が監修するアートプリントを制作し、展示する。尾田栄一郎の「ONE PIECE」や久保帯人の「BLEACH」、池田理代子の「ベルサイユのばら」など、何世代にもわたり世界で愛される作品が展開される。

また、NFTブロックチェーンで作品を保証し、来歴を記録するという新たな試みも実施。集英社マンガアートヘリテージ ギャラリーの茶室「阿庵(A-an)」では、作品の展示・販売も行われる予定だ。ギャラリーは完全予約制なので、注意してほしい。

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7. パブリックアートを探す。

麻布台ヒルズは、デジタルアートミュージアムやギャラリーのほか、街の至る所に設置されたパブリックアートに触れることができる。まさに、街全体がミュージアムなのだ。

中央広場には、緑とアートが共生する癒やしの空間が広がる。そこに設置されている奈良美智の「東京の森の子」は、高さ7メートル以上。広場のシンボルとなるだろう。そのほか、中国人アーティストのジャン・ワン(Zhan Wang)の光り輝く「Artificial Rock. No.109」と、曽根裕の「石器時代の最後の夜」に出合うことができる。

新施設をもっと楽しむなら……

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タイムアウト東京  Things To Do > 東急歌舞伎町タワーでしかできない7のこと

新宿・歌舞伎町エリアに2023年4月14日、東急歌舞伎町タワー」が開業した。コンセプトは「好きを極める」。地上48階地下5階、高さ225メートルの複合高層ビルには18階から47階には2つのホテルが、地下4階から地上17階にはエンターテインメント施設が入居する。夜通しで遊んで、そのまま泊まる。ディープな新宿の街をとことん満喫できそうだ。

「噴水」をモチーフとした外観は、施設周辺を水源とする川があったことや、歌舞伎町には水の女神、弁財天がまつられていることなどに由来するのだとか。目の前の「TOHOシネマズ新宿」に鎮座するゴジラも、新たな仲間を得て心なしかうれしそうだ。

開業に合わせ、1階から羽田と成田空港への高速バスの運行がスタート。今や空港から歌舞伎町への直行も可能となった。ここでは、施設の魅力を7つに絞って紹介する。

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タイムアウト東京 >ショッピング&スタイル > 羽田エアポートガーデンでしかできない11のこと

開業延期から約3年。羽田空港第3ターミナル直結の複合施設「羽田エアポートガーデン」 が2023年1月31日(火)、ついにオープンする。全73店舗が入居するショッピングエリアや飛行機の離着陸が眺められる温浴施設、日本最大のエアポートホテルなどが入居する一大スポットである。

一体どんな施設なのか、ここでしか楽しめない11のことをエリア別に紹介しよう。

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