Photo: Tomas Simkus/Dreamstime
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東京、年越し音楽イベント2024〜2025

新宿・渋谷・恵比寿のミュージックヴェニューで迎えるスペシャルな瞬間

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タイムアウト東京 > 音楽 > 東京、年越し音楽イベント2024〜2025

2024年の大みそか、あなたはどこで過ごすだろうか。東京では、年越しを音楽とともに迎えるイベントが満載だ。本記事では、さまざまなヴェニューで行われるカウントダウンパーティーをピックアップした。

毎年恒例となっている「リキッドルーム」のカウントダウンパーティーには石野卓球と、約8年間の活動休止を経て音楽活動を本格的に再開する、group_inouらが登場。ジャーマン・テクノのレジェンド、スヴェン・フェイト(SVEN VÄTH)は、「WOMB」のカウントダウンパーティーに「オープン・トゥ・ラスト」で登場する。

自分に合った過ごし方を見つけて、新年を盛大にスタートさせよう。

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  • クラブ
  • 恵比寿

海外の本などでも伝説として度々取り上げられている、ライブハウス兼クラブ。元々は新宿歌舞伎町にあり、ライブやクラブミュージック専門のクラブだった。

恵比寿に移転してからクラブミュージックは少なくなり、正統派のライブイベントに力を入れている。縦長の店内には後方に座席があり、ライブを見るには絶好の場所。2階には、「タイムアウトカフェ&ダイナー(Time Out Cafe & Diner)」や「カタ(KATA)」(ギャラリー)も併設されている。

liquidroom presents NEW YEAR PARTY

毎年恒例になっている「リキッドルーム」のカウントダウンパーティーが開催。8月には田中フミヤとの共演による「HISTORY OF TECHNO」を実現させた石野卓球のほか、約8年間の活動休止を経て音楽活動を本格的に再開するgroup_inou、幅広いリスナー層から注目を集めるパソコン音楽クラブなどの出演が決定している。

各時代を代表する電子音楽のアーティストが一堂に会する、貴重な夜となるだろう。

出演:石野卓球、group_inouパソコン音楽クラブほか.

20時〜/料金は前売り5,000円、当日6,000円(2ドリンク代別)

  • クラブ
  • 青山

2016年8月にオープンした、音響を徹底的にこだわった多目的スペース。

メインフロアには、高品質の調音パネルで調節されたルームアコースティック(空間の響き)と、世界初となるアルミハニカム平面駆動ユニットを採用したスピーカーが設置されている。最新鋭、最高峰の音響で音楽を楽しめる。

ハウス・テクノミュージック界で活躍するえりすぐりの国内外アーティストをブッキングして東京のナイトライフを盛り上げる、東京を代表するクラブの一つだ。

NYE COUNTDOWN

アンドリュー・ウェザオール(Andrew Weatherall)からも高く評価された現行バレアリック界のトップアーティスト、アレックス・カシアン(Alex Kassian)が、大晦日の「VENT」に登場。アルバム『E2-E4』も好調なアレックスの独自のサウンドが、ダンスフロアを魅了する特別な一夜を作り上げる。

さらに、日本の至宝、kuniyukiが、即興とダンスを融合した唯一無二のライブを披露。音楽の深層を感じる、特別な年越しのひとときを堪能できるだろう。

出演:Alex Kassian、Kuniyuki、ほか.

前売り3,000円/当日4,500円/22時00分

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  • 音楽
  • 渋谷

スペイン坂の上にあるライブハウス。「スペースシャワー(SPACE SHOWER)TV」がプロデュースを担当している。

収容人数は400人だが天井が高いため、かなりの開放感がある。また階段状に作られたフロアも特徴的。場内のどこからでも良好な視界を得ることができ、多くの人がじっくりとパフォーマンスを堪能できる。

新世代のインディーズバンドの発掘から、ディープなクラブミュージック、ワールドミュージックまでを積極的に取り上げており、東京の音楽シーンの指針となる存在だ。

WWW NEW YEAR PARTY ~蜿蜿長蛇~

「WWW X」「WWW」「WWWβ」という全てのフロアを使用して開催。最先端のUKサウンドを基盤にヒップホップ文化を受け継ぎつつ活躍を続けるralph、ポスト・ハイパーポップを代表するDJ eijinのほか、「フジロックフェスティバル」にも出演を果たした¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$Uが4時間のロングセットを披露する。海外アーティスト2組含む追加アクトは、後日発表される予定だ。

出演:¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U、ralph、DJ eijinほか

21時〜/前売り3,000円(2ドリンク代別)

  • 音楽
  • 渋谷

広いフロアにある、アジア最大級のミラーボールが特徴の「WOMB」。リニューアルにより、さらに洗練された音響システムときらびやかな照明が導入された。

同ヴェニューでは、ハウスやテクノ、ドラムンベースをはじめとする幅広いジャンルのイベントが行われている。多くの海外アーティストが登場することが多いが、地元のスターたちのプレイも要チェックだ。

WOMB PRESENTS NEW YEAR COUNTDOWN

世界のダンスミュージックシーンに絶大な影響を与え続ける、スヴェンフェイトが、今年も「WOMB」のカウントダウンパーティーに「オープントゥラスト」で登場。1980年代からキャリアをスタートさせたフェイトは、世界30カ国以上でのイベント開催やレーベル活動を通じて、数々の伝説を作り上げてきたテクノ革命家だ。

音楽シーンの未来を築いてきたスヴェンの圧倒的なパフォーマンスで、来たる新年を迎えてほしい。

出演:SVEN VÄTH、Hito

22時〜28時30分/前売り6,500円、当日8,000円(25時以降は5,000円)

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  • ナイトライフ
  • クラブ
  • 新宿

東急歌舞伎町タワー」の地下2階から地下4階、3フロアで5エリア構成のクラブ「ゼロトウキョウ(ZEROTOKYO)」。国内勢だけでなく、海外アーティストもブッキングする。

フロアには、カナダのブランド「Adamson Systems Engineering」のスピーカーを100本以上設置。「COSMIC LAB」のシステムによる照明は没入感があるだろう。音楽、DJ、空間演出、パフォーマンスが交差する「好きを極める」場を訪れてみては。

ZEROTOKYO NEW YEAR EVE PARTY

出演:後日発表

21時〜/前売り4,500円、当日5,000円(27時以降は3,000円)

  • クラブ
  • 渋谷

2015年10月にオープンしたエンターテインメントスペース。ライブハウス、クラブ、展示スペース、バーなど、音楽やアートにまつわる多目的スペースとしてさまざまなイベントを開催する。

海外のシーンやストリートの動向に素早く反応するブッキングは、若い世代を中心に信頼を集めている。

CIRCUS NEW YEARS EVE

ニュージーランド出身で、現在はイギリスのロンドンに拠点を置く新世代アーティスト、Lady Shakaが年の瀬の「CIRCUS Tokyo」に登場。「フェム・クイーン」としてのクィアなアイデンティティーを持つ彼女は、現行のクラブシーンで爆発的な拡散力を放つエンターテイナーだ。常に驚異的な熱狂の渦を巻き起こしているパーティー「FULLHOUSE」に毎年来日するなど、日本でも絶大な人気を誇る。

また、国内からはドラムンベースDJでプロデューサーのMAKOTOがラインアップ。ヘビーかつディープなサウンドで、大晦日のダンスフロアを盛り上げる。

出演:Lady Shaka、MAKOTO ほか

23時〜/前売り3,500円、当日4,000円

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「渋谷ストリーム」内にある、4フロア貸し切りの多目的ホール。展示会、イベント、コンサートなどが催される。

New Year Rock Festival

内田裕也が「紅白だけが祭りじゃないぜ」をスローガンに1973年にスタートさせた、長寿年越しロックイベント。内田が他界した後の2020年からは、カイキゲッショクのHIRØがプロデュースを務めている。

今年は、湾岸の羊~Sheep living on the edge~、KYONO BAND、J-REXXX、MOUNTAIN MAN、呂布カルマ、Zeebraなどがラインアップ。同イベント初出演となる、RIZEの出演も発表されている。

ロックの伝統と新たな時代を感じる熱狂的なパフォーマンスを、大晦日の渋谷で体感してほしい。

出演:湾岸の羊~Sheep living on the edge~、KYONO BAND、J-REXXX、MOUNTAIN MAN、呂布カルマ、Zeebra、RIZE

19時〜/前売り6,900円

12月の予定を立てるなら……

  • アート

2024年12月に東京で行くべきアート展を厳選して紹介しよう。「東京都現代美術館」での坂本龍一の最大規模の個展のほか、「ワタリウム美術館」の最新VR作品を中心とした雨宮庸介による個展人々の願いが込められた美術にフォーカスする「HAPPYな日本美術 ―伊藤若冲から横山大観、川端龍子へ―」など、個性あふれるアート展をセレクトした。それぞれの作品世界を楽しんでほしい。

  • Things to do
  • イベント

そろそろ本格的に年末ムードがただよう2024年12月。今年の最後を締めくくる音楽は、躍動感あふれる豪華なジャズミュージックが良いかもしれない。

「ブルーノート東京」で行われる、最高峰の現代ジャズヴォーカリストによるパフォーマンスを特別なディナーとともに楽しめる「GRETCHEN PARLATO "Holiday Songbook"」や、令和のジャズドラムシーンを導く新鋭による「そるとでジャズ・ライヴ 中村海斗 QUARTET」など、足を運ぶべきイベントがめじろ押し。音楽の熱気で、今年最後を走り抜けよう。

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  • Things to do

12月は、大規模なマーケットイベントが目白押しだ。東京都の無形民俗文化財に指定されている伝統的な「世田谷のボロ市」や、作家自身が自作の文学作品を手売りする「文学フリマ」など、毎年注目を集めるイベントが多数開催される。

今回は、寒さが本格化するこの季節にぴったりな屋内開催のイベントを中心に、5つ厳選して紹介する。

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