世田谷ボロ市 Setagaya Boroichi
世田谷のボロ市
世田谷のボロ市

東京、12月に開催される蚤の市・マーケットイベント5選

文学フリマから世田谷のボロ市、国内最大級の古着フェスまで

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12月は、大規模なマーケットイベントが目白押しだ。東京都の無形民俗文化財に指定されている伝統的な「世田谷のボロ市」や、作家自身が自作の文学作品を手売りする「文学フリマ」など、毎年注目を集めるイベントが多数開催される。

今回は、寒さが本格化するこの季節にぴったりな屋内開催のイベントを中心に、5つ厳選して紹介する。

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インテリア・ファッション・食といった多様なジャンルの企業やブランドが参加するのみの市が開催。17回目を迎える今回は、3つの目玉企画を用意する。

まず、「FASHION LOVER‘S BAZAAR」では、「ユナイテッドアローズ」や「BEAMS」など人気ブランドの倉庫に眠る約1万点の規格外品やデッドストックアイテムが一堂に揃う。また、伝統工芸品の魅力を再発見できるブース「デデデデデンサン」も登場し、伝統工芸品に対する従来の固定観念を覆すアイテムが並ぶ。

さらに、鹿児島の新たな一面に触れられる食物販エリア「NEW LOCAL」も展開。会場には「パスザバトン(PASS THE BATON)」のオリジナルアイテムもラインアップし、ニットやストールなどの秋冬ファッションアイテムに加え、年末年始の食卓を華やかに彩る食料品が集結する。

今回参加する全69社のうち、18社は初参加。「MARUHIRO SPRAY」や「KIMONO by NADESHIKO」など新進ブランドに加え、「1LDK」「STERNBERG」「OSAJI」なども加わる。毎回好評の「我戸幹男商店」や「ミキハウス」などの人気企業は引き続き出展する。

入場時には、一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会による「産地支援のための募金」として寄付できる800円または1,000円(税込み)の「オウエン入場料」が用意されている。ものづくりに携わる人々へ支援ができるこの機会を見逃さないように。


※11〜19時(15日は18時まで)/料金は500円、小学生以下無料

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「文学フリマ」は、小説・詩歌・評論などあらゆる文学作品を、出店者自らが手売りするイベント。来場者は、見本誌コーナーで各ブースの作品見本を自由に立ち読みし、気に入った作品はブースで購入できる。

イベント当日は2600を超えるブースが集まるため、一日中見て回れる。作者や編集者と直接話すことができるのも、このイベントの魅力。まだ世には知られていない、素晴らしい作品との出合いが期待できそうだ。

※12〜17時/料金は1,000円、18歳以下無料

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  • Things to do
  • 有明

国内最大規模の古着イベントが「東京ビッグサイト」の東展示棟の第1・2ホールで開催。首都圏の人気古着店からオンラインショップまで、250以上の店舗が一堂に会する。

会場をじっくり見て回りながら自分だけの宝物を探すには絶好の機会だ。アパレルはもちろん、アクセサリーや雑貨まで豊富に揃うので、古着好きも古着初心者も一日楽しめる。

一足先に入場したいなら、「先行入場券(1,000円、税込み)がおすすめ。冬のファッションを彩るアイテムを探しに、足を運んでみては。

※10〜19時(入場は閉場の30分前まで)/料金は500円、小学生以下無料

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  • 上町

700店近くの露店が路上に軒を連ねる伝統の市、「世田谷のボロ市」が今年も開催される。440年以上も続く歴史を持つだけに、開催されれば数十万人が訪れるという、東京を代表する一大イベントだ。

メイン会場は、世田谷代官屋敷を中心とした「ボロ市通り」。名物「代官餅」の売店には大行列ができるので、1時間以上待たされることも多い。様子を伺いつつ、並ぶタイミングを調整したい。

おすすめは、世田谷線世田谷駅で降り、ボロ市通りを歩いて上町駅から帰るコース。混雑を避けたいなら、世田谷線の隣駅である松陰神社前を利用するのも良いだろう。

※9〜18時/入場は無料

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旅のきっかけを提供するメディア「ことりっぷ」が主催するマーケットイベントが、2年ぶりに開催される。今回は、ことりっぷ編集部が厳選した日本各地の特産品や伝統技法で作られたプロダクトを販売する約30の店舗が集結する。

会場では、日本全国の銘菓やスイーツ、ご当地ドリンクをはじめ、北海道産のチーズを販売する「チーズのこえ」、兵庫県北播磨地域の伝統的な織物である播州織のファブリックを扱う「タマキニイメ(tamaki niime)」など、注目の製品が揃う。

さらに、バラエティー豊かなワークショップも開催。手製本でオリジナルの旅ノートを作ったり、クリスマスリースを制作したりする体験などが楽しめる。

全国のえりすぐりの逸品と出合えるこのイベントで、旅に出た気分を味わってみては。

※10〜17時/料金は前売り500円/当日800円、中学生以下無料

12月の予定を立てるなら……

  • アート

この冬、東京にあらゆるミュシャ作品が大集合している。「そごう美術館」での、ミュシャのポスターからデザインまでの仕事を集めた展示や、渋谷「ヒカリエホール」のミュシャの作品世界に包まれる没入体験展覧会など、ここではミュシャだけに特化した展示を集めた。新たなお気に入りのミュシャを見つけてほしい。

  • アート

伝統を有する美と技術が伝承された鉄の芸術品「刀剣」。ここでは、この冬訪れたい刀剣展だけを集めた。「銀座 蔦屋書店」内での、刀匠・河内國平と現代美術作家・ヤノベケンジによるコラボレーション展「天地以順動」や、墨田区「刀剣博物館」での「鏨の技巧 刀身彫刻の世界」などを通して、日本の優れた技と美の世界を堪能してほしい。

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  • アート

東京の人気ギャラリーや美術館で開催するアート展を紹介。11月から12月にかけては、「東京都庭園美術館」での青木野枝と三嶋りつ惠による展示や、「アーティゾン美術館」での国際的なアートシーンで注目を集める毛利悠子など、見逃せない展示が盛りだくさん。リストを片手にお気に入りのアートを見つけよう。

  • Things to do

冬は、イルミネーションの輝きが街を盛り上げる。中でも存在感のあるツリーは、クリスマスの気分を盛り上げるだろう。

本記事では、なじみのある伝統的なツリーから新たな施設のものまで、東京近郊のベストなクリスマスツリーを紹介。ほとんどのツリーは2024年12月25日(水)まで楽しめる。ぜひ訪れてみてほしい。

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