三軒茶屋で話題を集めた「ロス タコス アスーレス(LOS TACOS AZULES)」の新店舗。季節のトスターダ、タコス、デザートなど、旬の魚介を使った9〜10品の料理が味わえるタコスの「おまかせ」のみを提供する(要予約)。
サクサクとした食感がクセになる「桜エビのタコス」や、メキシコと和の融合が感じられる「カンパチのトスターダ」は逸品だ。同店でしか味わえない、ネクストレベルのタコスを楽しんでみては。
タイムアウト東京 >ご近所ガイド> 恵比寿でしかできない20のこと
「住みたい街ランキング」では常に上位に入る憧れの街・恵比寿。クリスマスシーズンには多くの人が訪れる「恵比寿ガーデンプレイス」が駅と直結しているほか、独自の魅力を有した飲食店が数多くあるのが特徴だ。
代官山、広尾、中目黒と隣接していることもあって洗練された印象が強いが、横丁ブームのはしりともいわれる「恵比寿横丁」など人情味あふれる酒場も多い。この記事では、味が絶品のレストランやカフェを紹介するのはもちろん、アーバンからレトロまで、アート、音楽、ショッピングをも網羅した恵比寿を紹介しよう。
関連記事
『代官山でしかできない15のこと』
『中目黒でしかできない20のこと』
三軒茶屋で話題を集めた「ロス タコス アスーレス(LOS TACOS AZULES)」の新店舗。季節のトスターダ、タコス、デザートなど、旬の魚介を使った9〜10品の料理が味わえるタコスの「おまかせ」のみを提供する(要予約)。
サクサクとした食感がクセになる「桜エビのタコス」や、メキシコと和の融合が感じられる「カンパチのトスターダ」は逸品だ。同店でしか味わえない、ネクストレベルのタコスを楽しんでみては。
「ブルーノート東京」で知られるブルーノート・ジャパンが、新業態のダイニング「ブルーノート・プレイス(BLUE NOTE PLACE)」をオープン。吹き抜けの2階建てで、ダイニングやバー、ラウンジ、個室、テラスなどを有する、さまざまなシーンに対応する200席以上の大型店舗だ。
料理は「モダンアメリカン」をテーマに、「ロブスター&スクランブル」「シーフードガンボ」などを、ナチュラルワインやクラフトビールとともに味わえる。テーブルチャージで上質なライブやDJプレイが楽しめるほか、不定期で海外アーティストを迎えたチケット制の有料ライブイベントも開催予定だ。
旬の食材を味わいながら季節を体現する天ぷらの名店「元吉」が恵比寿へ移転オープンした。新築の店内には、6.5メートルの天然一枚板で作られた8席のカウンターが広がり、頭上には店主である元吉和仁が自ら生けた新緑が伸びている。
店内からガラス越しに眺められる中庭には、滋賀と京都から取り寄せたナツハゼとモミジが植えてあり、都会の喧騒(けんそう)を忘れさせる。
メニューは「おまかせコース」(2万4000円から)だけで、旧店舗時代から構成は変わらない。まずはシグネチャーである車海老2種類から始まり、旬の野菜や魚介などが次々に提供される。素材が持つうま味や香りを最大限に生かす、元吉の天ぷらは唯一無二だ。
来店は完全予約制。1カ月先まで電話で受け付けている。気の行き届いた極上の空間で、食のよろこびを感じてみては。
店で焼き上げるパンを使ったバインミーサンドイッチの専門店。同店ではベトナム本来の製パン方法にこだわったパンを用い、本格的な味を提供する。
パンを焼くのは、ベトナム北部にあるヴィンフック省の州都、ヴィンイェン市の老舗ベーカリーで研修をしたスタッフ。パンに挟む具材も、研修の際に現地の人々に教えてもらったレシピを採用している。ハムやレバーパテ、揚げ魚など、オーセンティックなものを中心にベジサンドも用意されているので、さまざまな具材で楽しんでほしい。
「朝ごはんを通して世界を知る」がコンセプトのカフェレストラン「ワールド・ブレックファスト・オールデイ」の姉妹店で、世界各地のパンを集めたベーカリーが恵比寿に登場。土地の文化や気候風土に根付いたさまざまな種類の国や地域のパンを提供する。
店内のショーケースには、ごまたっぷりの「シミット」(トルコ)や結び目が特徴の「プレッツェル」(ドイツ)、フィンランドの牛乳がゆが入った「カルヤランピーラッカ」、台湾のネギを包み込んで焼いた「香葱麵包」などが並び、パンを通して旅しているような感覚が味わえるだろう。
そのほか、コーヒーなどのドリンクや、ウクライナのスープである「ボルシチ」、ポルトガルで「塩の花」を意味する「カルド・ブェルデ」など、世界のスープを週替わりで楽しめる。パンにぴったりのジャムや紅茶といった世界の食雑貨も必見だ。
愛知県岡崎市の八百屋で人気のフルーツサンド店、ダイワが手がける恵比寿の新たなカフェ。
店内に入ってすぐの冷蔵ケースには、さまざまな種類のフルーツサンドがずらりと並ぶ。セルフで好きなものを選び、レジでドリンクやサイドメニューを注文できるが、これだけ並んでいると目移りしてしまう。特徴は旬のフルーツを惜しみなくふんだんに使っていることだ。
ドリンクはコーヒーやスムージー、シェイク、フレッシュな「生オレンジジュース」などバラエティー豊か。「ホットサンド」など、フードメニューも充実している。
国内外の現代美術の本やグッズを中心に販売するショップ。現代アートにより深く触れることができる店を目指し、充実したラインアップだ。話題のアーティストのコーナーや、若手作家による「ZINE」など、さまざまな「生活に取り入れることができる」アートを提供。
ギャラリーも併設されており、足を運べば「今」のアート情報が得られることだろう。
恵比寿ガーデンプレイスの西エリアにある日本初の写真と映像の美術館。地上4階、地下1階の建物は、3万5000点以上の作品のコレクションを誇り、多彩なコレクション展や国内外アーティストによる写真や映像の展覧会を年間15本以上開催する。
毎年2月には映像作品の国際フェスティバル「恵比寿映像祭」も開催。上映ホールや専門図書館、カフェ、ショップなどの施設も充実している。
恵比寿と代官山の間の住宅街にあるカフェ。入り口に緑が生茂る古い家屋を改築してつくられた店内は落ち着いた空間で、都心とは思えない佇まいだ。扱っているコーヒー豆は主にアフリカと南米の農園と直接取引をして仕入れられたシングルオリジンで、吉祥寺にある焙煎(ばいせん)所でローストされている。
品質管理に力を入れており、無駄を最小限に抑えるため少量での焙煎を行っているのも特徴だ。おいしさを追求してきた焙煎士が生み出すスペシャリティコーヒーを、ゆっくりと流れる時間の中で味わってほしい。
恵比寿の築50年の歴史を持つ東ビルに、新進気鋭の国内ブランドを中心に取り扱うコンセプトストアがオープン。
1980〜1990年代のストリートを現代のスタイルへ昇華させる「PERVERZE」、ミックスメディアアートのようなディテールがアイコンの「LEINWANDE」、デザイナー工藤司が手がける「soduk」ほか、現在6ブランドがそろう。
今後はパーソナルショッピングサービスや、取り扱いブランドの世界観を体験できるワークショップ、音楽イベントの開催なども予定しており、コミュニティースペースとしての活用予定もある。
オリジナル家具を手がけるパシフィックファニチャーサービスによる日用品と各種パーツのセレクトショップ。特にインダストリアル系のインテリアが好きな人には、たまらない空間だろう。
米軍の払い下げ品やロッカーといった大型家具から、ホーロー製ランプシェードや真鍮のドアノブ、フックのような細かな輸入パーツまでが並び、質実剛健な工具類にもDIY欲が刺激される。
そのほか、食器やステーショナリー、オーガニックのバスグッズなども扱っており、模様替えの予定がなくても訪ねる価値がある。暮らしの創意工夫を高めてくれる店だ。
恵比寿駅から徒歩4分ほどの場所にある、風味、うま味に奥行きのある親鶏のだしを使った中華そばが特徴のラーメン店。7席ほどのカウンターには畳が敷いてあり、シンプルながら落ち着きのある空間になっている。
麺は中太麺、極太麺の2種類から選べ、歯応えが良くもちもちとした食感。青竹で手打ち後、一昼夜熟成させた麺と、香り高いスープの相性は抜群だ。親鶏のモモ肉、皮を添え、スープで炊いた炊き込みご飯の「親鶏飯」をはじめ、「かき揚げ小丼」「本わさび小丼「や、モツ煮などのサイドメニューも非常に優れている。アルコールメニューには、ビールやハイボールのほか日本酒もあり、洗練された小料理屋のようだ。
恵比寿駅すぐのビル地下にある日本料理の店。季節の食材をふんだんに使ったコース料理もよいが、鯖の塩焼きや銀ムツの漬け焼き、穴子の一夜干しなど、旬の魚料理を1,200円程度から楽しめるランチメニューもおすすめだ。
恵比寿駅から徒歩4分のメキシカンとスパニッシュ料理を提供するレストラン&バー。ワイン、カクテル、ウイスキーと一緒に「Tacos シュリンプ」「自家製のチョリソーソーセージ」「金華豚のロースト」など酒が進むメニューが楽しめる。
坂を上った先の、ビルの5階と6階(屋上)に店があり、店内から見える風景がとても美しい。特に6階の屋上席は雰囲気抜群のルーフトップバーで、それが同店の目玉にもなっている。暑さ寒さに関係なく、屋上テラスに通い詰める常連も多いという。
5階で料理をしっかり食べた後、6階に上がり、バーでゆっくり酒を楽しむという使い方もできる。デートや大人が夜の時間を過ごすのにぴったりの店だ。
下北沢でビール好きに人気を博したクラフトビール量り売り専門店「タップアンドグロウラー(TAP&GROWLER)」が、今度はセルフタップでビールが注げる量り売り店を恵比寿にオープンさせた。
店内は、テイクアウトと角打ちの両方が可能で、常時15タップをラインアップ。全て国産ブルワリーから直に仕入れており、その季節に出回る限定ものにこだわっているというのだからクラフトビール好きにはたまらない。
量り売りは1オンス(oz)から可能で、自分の好きな量だけ注げる。少しずつ味わえるので、飲み比べもしやすく、マニアはもちろん、自分好みの味を見つけたい初心者にもおすすめだ。
2009年春、恵比寿にオープンした新しいトレンドの発信地、タイムアウトカフェ&ダイナー。世界333都市59カ国でカルチャーをけん引する雑誌「タイムアウト(Time Out)」と、東京の最先端の文化を発信するライブスペース「リキッドルーム」とのコラボレーションにより、世界中から人と文化が集うスペースとしてカフェとしての営業のみならず、さまざまなイベントも行われている。
店内には約50のテーブル席とバーカウンター。そして各国の「タイムアウト」が並ぶグローバルライブラリー、ワイヤレスインターネットも完備しているほか、ギャラリースペースも隣接されている。
「虹の都光の港 キネマの天地」の歌い出しで始まる蒲田行進曲。JR蒲田駅ホームでは、このテーマ曲を電車の発車メロディーに使用し、かつては松竹撮影所があった映画の町の歴史を物語っている。戦後は中小の町工場が数多く並ぶ町として知られ、近年では朝ドラ『梅ちゃん先生』の舞台や、映画『シン・ゴジラ』の上陸地として名前を見聞きした人も多いのではないだろうか。
現在は名物の黒湯温泉のほか、餃子やラーメンの激戦区、のんべえにはたまらないセンベロ酒場が並ぶバーボンロードなど、安くて満足のいくグルメスポットとしても人気だ。東京駅から蒲田駅までは快速で20分、羽田空港から京急蒲田駅は15分程度と、交通の便が意外に良いことにも利点がある。
この記事では、朝から深夜まで楽しめるさまざまなヴェニューを紹介する。訪れる際は、蒲田ならではのレトロでドープな文化を存分に楽しんでほしい。
1980年代から音楽や演劇、ファッションなどの文化を生んできた街、下北沢。メインストリームではなく、型にはまらない多様な文化が混在するこの地はサブカルチャーの聖地だ。街の構造も路地と行き止まりだらけで迷路のように入り組んでいるのだが、それもまた下北沢の魅力。
小田急電鉄による鉄道跡地の開発も進んでおり、商業施設や温泉施設がぞくぞくとオープン。2022年3月には井の頭線高架下に、商業エリアとワークプレイスが同居するミカン下北が開業する。「開かずの踏切」があった時代も懐かしいが、下北沢らしい風景は今も健在だ。
タイムアウトが選ぶ『2019年、世界で最もクールな街 ベスト50』の第2位に輝き、下北沢を訪れた外国人観光客は「この街に住むことが夢」と目を輝かせる。その人気ぶりは今や世界レベルになった。ここでは街の変化にも目を向けつつ、進化しながらも継承される下北沢の魅力を紹介する。
今、東京で最も面白い街といえば、日本橋が真っ先に上がるだろう。創業100年を超える老舗が今でも多く残る日本橋は、江戸情緒を残しつつも、進化を忘れない街。2020年に入ってからは、再開発でかつて世界有数の金融街であった兜町に新しいカルチャーが吹き込み、より新旧の文化を楽しめるエリアになった。
ここでは、朝食から眠りにつくまで、伝統と新しい文化が入り混じる日本橋で過ごす24時間を提案。古い、新しいを問わずに「本物」に出合える街を思いっ切り楽しんでほしい。
Discover Time Out original video