朝
日本橋には、さまざまな朝食の選択肢がある。
まず、「日本橋でモーニングといえばここ」といわれるラフレッサは、絶対に外せない。1978年創業の喫茶店で、目印はいつの間にか生い茂っていたというツタに覆われた入り口。モーニングは、7時から11時までの提供(なくなり次第早めに終了することもあり)で、バタートースト、ツナサンド、ブルーベリージャムトースト、チーズトーストの4種類から選ぶことができる。サクッと焼き上げたトーストやサンドイッチに、ハムエッグやサラダ、季節のフルーツ、ドリンク(コーヒーか紅茶)が付いて550円という、なんともサービス精神旺盛なモーニングだ。
食べたいものが定まらない場合は、とりあえず日本橋髙島屋S.C.へ。ブーランジェリーのリチュエル、ディーン&デルーカ カフェは、平日のみ朝の7時30分から営業している。
もし、二日酔い気味だという人は、そばよしから一日を始めるという選択肢もあり。日本橋の老舗かつお節専門店、中弥商店が経営する立ち食いそば屋で、化学調味料を一切使用せずに作られた「つゆ」は、まさにかつお節店ならではの味わいだ。ほとんどのメニューが500円以下で食べられるというのも魅力である。
そばよし(Photo: Yuki Nakamura)
ちょっと作業をしたい場合は、ディーディーディーホテルやシタンといった、人気の宿泊施設にあるカフェに行くのがいいだろう。Wi-Fi環境にコンセントが設置された席、そしておいしいコーヒーまでもがそろっている。