タイムアウト東京 > Things to Do> 浅草でしかできない10のこと
東京各地のディープな街情報を発信してきたタイムアウト東京と、テンションあがる「街ナカ」ホテル、「OMO by 星野リゾート」がコラボレーションする「新ご近所ガイドシリーズ」第4回をお届けする。
今回の舞台は、台東区・浅草。昔ながらの下町の雰囲気を残し、訪日外国人にも人気がある。浅草は大正、昭和初期にかけては、東京屈指の先端をいく街だった。東京一の興行街として活況を呈し、新しもの好きが集まった。
ところが太平洋戦争の大空襲により浅草一帯は焼土と化し、浅草寺の本堂も焼失。そんな中、途絶えていた三社祭が早くも1948年に行われ、復活ののろしが上がった。人々は再び浅草に集い、復興を果たしていく。劇場からは数々の昭和のスターを輩出するなど、にぎわいを取り戻した。
老舗が並ぶ街だが、伝統だけをかたくなに守っているわけではない。進取の意気で新しいものを受け入れて取り込み、時代と共に歩んでいる。懐かしさと新しさと、新旧の混在こそ浅草の醍醐味だろう。そんな魅力にあふれる「浅草でしかできない10のこと」を紹介していこう。
関連記事『浅草、ベストショップ』
東京、話題のイベント5選
心に響くアート作品と出合える喜びや感動は、冬の寒さをも吹き飛ばす。そんな時間を過ごしてほしく、今週末に行きたいアート展を集めた。「ポーラ美術館」での印象派から現代美術までの色の秘密に迫る展示、「ギンザ グラフィック ギャラリー」の菊地敦己の個展、「文化学園服飾博物館」での衣服に広がる動物の模様と、厳選して紹介したい。
カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ
ゲルハルト・リヒター《ストリップ(926-3)》2012年 ポーラ美術館 © Gerhard Richter 2024 (18062024)
「ポーラ美術館」で、「カラーズ ― 色の秘密にせまる 印象派から現代アートへ」が開催。ウジェーヌ・ドラクロワ(Eugène Delacroix) 、クロード・モネ(Claude Monet)、アンリ・マティス(Henri Matisse)、ゲルハルト・リヒター(Gerhard Richter)、草間彌生、杉本博司、ヴォルフガング・ティルマンス(Wolfgang Tillmans)など、印象派から現代美術まで、近現代美術における「色彩」の変遷をダイナミックに紹介する。
自然や都市、美術館などで目にする現実の色より、画面を通して経験する「仮想の色」に慣れつつある現代社会。しかし、時代を表してきた美術家たちは、日々研究を重ね、独自の表現方法を創り、人生をかけて色彩を生み出してきた。
チューブに入った油絵の具を巧みに扱い、さまざまな色彩によって視覚世界を再構築した19世紀の印象派や新印象派、20世紀のフォーヴィスムの絵画や抽象絵画。そして、色彩の影響力によって観る者の身体感覚を揺さぶる現代アート。日々の暮らしに彩りをもたらし、物質と精神をともに豊かにしてきた「本当の色」を身近に感じてほしい。
※12月14日〜2025年5月18日/9~17時(入館は閉館の30分前まで)/料金は2,200円、学生1,700円、中学生以下無料
菊地敦己 グラフィックデザインのある空間
Wasting Time, 2013
「ギンザ グラフィック ギャラリー」で、アートディレクターであり、グラフィックデザイナーの菊地敦己の展示が開催。空間の中のグラフィックをテーマに、「平面上の空間」と「空間上の平面」との関係性を探る3つのインスタレーションを展開する。
菊地は、武蔵野美術大学彫刻学科在籍中にデザインの仕事を開始して以来、独自の方法論を築きながら30年にわたって精力的に活動を続けている。美術館のビジュアル・アイデンティティーやサイン計画、ファッションブランドのためのアートディレクションをはじめ、エディトリアルブックデザインの分野でも秀逸な仕事を数多く残す。
それと並行し、批評性をもった実験的な作品を発表する展覧会を頻繁に開催し、多面的な表現活動を行っている。見るという感覚を揺さぶる、菊地のグラフィックデザインを体感してほしい。
※12月10日〜2025年2月1日/11〜19時/休館日は日曜・祝日/入場は無料
あつまれ! どうぶつの模様
裂:ミイラ覆い布(部分)[アヌビス神] エジプト 前305-前30年 (12月5日-1月23日)
「文化学園服飾博物館」で、「あつまれ! どうぶつの模様」展が開催。世界各地の衣服に表される動物の模様を集めてそれらの持つ意味を探り、人間と動物の本来あるべき関係を改めて問う。...
広告
「京都市京セラ美術館」で、2025年1月11日(土)から蜷川実花の投入型展覧会「蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影」が開催される。同展は、蜷川と各分野のスペシャリストが集結したクリエイティブチーム「EiM(エイム)」による展覧会で、会期は、3月30日(日)までを予定している。
描かれているのはCGを使わず、現実世界の写真や映像を用いた光と影の織りなす物語。映像によるインスタレーションや立体展示を通して、鑑賞者が物語の主人公になったような没入型体験を提供する。蜷川が手がける作品として、関西では過去最大規模の個展となる。
各空間では、蜷川が京都の街から得たインスピレーションが描写されている。「彼岸と此岸」「自己と他者」といった相反するものの境界線を表現し、鑑賞者を「百人百様」の「没入型絵巻体験」へと引き込む。観る者の記憶や感情と共鳴するような、唯一無二のアート空間だ。
画像提供:蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影 実行委員会
「Flowers of the Beyond」
4000本以上の彼岸花が咲き誇る、真っ赤な空間が広がる作品。視界いっぱいに広がる赤一色の世界は、劇的な色彩の変化によって異界に足を踏み入れた感覚を呼び起こす。彼岸の象徴である花々が織りなす幻想的な空間が鑑賞者の感覚に訴えかけ、心に鮮烈な体験を刻むだろう。
画像提供:蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影 実行委員会
「Whispers of Light, Dreams of Color」
約1500本のクリスタルガーランドが揺らめく、幻想的な空間体験も見どころのひとつだ。足を踏み入れると、動きに反応してクリスタルが静かに揺れ、まるで命の流れが空間全体を包み込むような光景が広がる。無数の光が生命の結晶のように輝き、クリスタルの中にチョウや星、ハート、宝石といった多様なモチーフを発見できる。
画像提供:蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影 実行委員会
「Silence Between Glimmers 」
6枚の大きなガラスパネルに、花畑や蝶、藤の花、桜、海中の光景といった、蜷川ワールドが広がる作品。作品の中に入ると、動きや視点によって光の表情がフィルターに映し出され、空間全体に揺らぎが生まれる。パネルの光は記憶や感情、時間の流れを象徴し自身と向き合うような、内面的な旅へと誘うディープな体験を提供する。
画像提供:蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影 実行委員会
「Dreams of the beyond in the abyss」
天地が抜けるような空間と、空間を内包する造花が咲き乱れる深淵のような空間作品。色鮮やかな花々が咲き乱れ、黄泉の奥底のようでもあり、天上の世界のようでもある。ゆっくりと足を踏み入れながら、鑑賞者同士でまるで彼岸の夢のような共同幻想を作り上げてほしい。
蜷川が織りなす光と影の世界の中で、自分自身を見つける旅に出かけてみては。
関連記事
『木彫植物が建築空間に溶け込む、渋谷で「須田悦弘」展が開催』
『東京お台場トリエンナーレ2025が来秋初開催、草間彌生のインスタレーションも』
『1年半の「不在」を展示テーマに、三菱一号館美術館がリニューアルオープン』
『東京、12月から1月に行くべきアート展』
『東京、12月に行くべき無料のアート展12選』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら
埼玉県の大宮駅から徒歩5分の位置に、待望のミニシアター「オット(OttO)」が2025年3月下旬に誕生する。地域の文化を支える新たな拠点として、地域住民や映画ファンから大きな期待が寄せられている。
かつて日本全国に7000館以上あった映画館は、現在600館を下回るまでに減少。映画文化が息づいていた街も、今や過去のものとなりつつある。
さいたま市も例外ではない。かつて大宮には映画館が12館あったが、現在は駅から離れた場所にシネマコンプレックスが2軒あるのみ。文化の拠点としての役割を担っていた映画館は、街からほぼ消え去った。そんな背景の中での新たなチャレンジに、注目が集まっている。
画像提供:OttO1990年頃の大宮区桜木町1丁目エリア
きっかけは自宅の建て替え
同プロジェクトを手がけるのは、地元在住の今井健太。1990年代から続く大宮駅西口の都市開発による街の変遷を、間近で感じてきた人物だ。今井は、さいたま市が推進する土地区画整理事業により街並みが整備される一方、かつてのように人々が集える場所が失われていく現状を目の当たりにしてきた。
そんな中、義父が所有する建物の区画整理による建て替えを機に、土地の管理運営を託された。駅近という恵まれた立地にもかかわらず、今井は住宅の再建ではなく、地域の未来を見据え、この土地を文化インフラとして活用する決断を下した。
「近所の皆が仲良く、昔から住んでいる人も引っ越してきた人も顔を合わせる事ができる場所があった方がいい」という義父の思いを引き継いだ今井と、その理念に賛同して集まった仲間が、このプロジェクトを形にしたのだ。
気軽に立ち寄りたくなる場所
オットは、ミニシアターの枠を超えた複合施設として運営される。施設内にはカフェやシェアハウスも併設し、地域住民はもちろん、誰でも気軽に立ち寄れる場所を目指す。建築家の佐々木善樹が手がけるオットの館内は、機能性と心地よさを兼ね備えた風通しの良い空間になるよう設計が施されている。
1階には、バーカウンターとカフェスペースを設置し、モーニングからナイトタイムまで幅広い時間帯で食事が楽しめる。また、映画関連の書籍をはじめ、料理本、コミックなど多彩なジャンルの書籍が並ぶブックカフェとしても利用できる。週末にはマルシェやフリーマーケットの開催も予定されており、オープンな場所として活用されるという。
画像提供:OttO1階のバーカウンターとカフェスペースのイメージ
2階はシアタールーム。約220インチのスクリーンと50席の観客席を備えた上映室には、山形の「鶴岡まちなかキネマ」から譲り受けた座席を使用する。映画上映だけでなく、音楽ライブや講演会、貸し切り上映会にも対応するなど、多目的な利用が可能。また、3階から5階には、短期から長期滞在まで対応できる25室のシェアハウスが併設される。
画像提供:OttO2階のシアタールームのイメージ
画像提供:OttOシェアルームのイメージ
池袋や新宿へのアクセスが良く、大宮は「通り過ぎる街」になりがちだった。しかし、この新しい映画館の誕生をきっかけに、大宮が文化を発信する街へと変わっていく未来を期待せずにはいられない。
オットの開館には、クラウドファンディングによる支援が欠かせない。5,000円から支援ができ、1万円の「ムビチケミニシアター券」を購入すれば、オープン日から1年間映画を楽しみながら応援できる。集められた資金は、デジタルシネマ映写機の導入やカフェ・シェアハウスの運営費用に充てられる予定だ。...
広告
タイムアウト東京 > カルチャー > 東京、12月に行くべき無料のアート展12選
ここでは12月に開催する無料のアート展を紹介したい。杉本博司、ソフィ・カル、青柳龍太の3人のアーティストによる「UNSOLD UNSOLD」展や、虎ノ門「アート クルーズ ギャラリー バイ ベイクルーズ」でのソール・ライターの写真展、ロエベとのコラボレーションが大きな話題となったスナ・フジタの展示・抽選販売など、入場無料で鑑賞できるアート展を揃えた。冬のアート巡りを楽しんでほしい。
関連記事『東京、11月〜12月に開催されるダンス公演3選』
テキスト:アンドリュー・P・ストリート、 翻訳:佐藤環
シドニー・オペラハウスで行われた『Vivid Sydney』の音楽プログラム『Luminous』(2009年5月にシドニーで開催されたイベント。音楽公演や美術品の展示、環境問題についてのディスカッションなどが行われた)のキュレーターとして、彼はすべてをやり尽くせたかもしれない。だが彼が最も愛するものは、制限された環境だ。
―『Luminous』のパフォーマーはどのような基準で決めましたか?
条件は2つあった。私の希望と、ブッキングが可能なことだ。
―では、美意識が最優先というわけではないのですね?
いや、美意識はあった。一貫して優先させた美意識は「私が好きなもの、または見たいもの」。私が最先端だと思える音楽か、その他の興味を持った“カタチ”の音楽だと思うもの。私にとってパイオニアだと思えるものなんだ。
―では、80年代のシンセサイザーのリバイバルを売りにしているといわれているレディトロンもパイオニアだと言えますか?
なるほど、面白いね。
私の考えでは、もはや音楽に歴史というものはないと思う。つまり、すべてが現在に属している。これはデジタル化がもたらした結果のひとつで、すべての人がすべてを所有できるようになった。レコードのコレクションを蓄えたり、大事に保管しなくてもよくなった。私の娘たちはそれぞれ 50,000枚のアルバムを持っている。ドゥーワップから始まった全てのポップミュージック期のアルバムだ。それでも、彼女たちは何が現在のもので何が昔のものなのかよく知らないんだ。
例えば、数日前の夜、彼女たちがプログレッシブ・ロックか何かを聞いていて、私が「おや、これが出たときは皆すごくつまらないといっていたことを思い出したよ」と言うと、彼女は「え?じゃあこれって古いの?」と言ったんだ(笑)。彼女やあの世代の多くの人にとっては、すべてが現在に属していて「リバイバル」というのは同じ意味ではないんだ。
―でも、本当に大事なものはいくらかそこで失われたのでは?
何かは失われたし、何か別のものが得られただろうね。特に私の世代で失われたものは顕著だね。なぜなら、私たちにとってレコードは極めて重要なもので、レコードによって文化的なポジションが決められていたし、レコードの嗜好によって人との付き合いも決まった。レコードは文化的な会話の中心を占めていたんだ。
その理由の一つは、レコードは金のかかる趣味だったからね。当時は高くてたくさん買えなかったから、それだけお金をかけるならば、真剣になるし情熱も持つようになる。そして、真剣になって情熱を持った分だけ、恩恵も受ける。
だが、今や音楽は水のような存在になってしまった。事実、水より若干安くなっているし、音楽に対してはまったく異なる態度が生まれている。この新たな態度の健全な部分としては、さっき説明したように、偏見をまぬがれた差別のないフィールドが生まれたことだね。音楽は以前ほどはイデオロギーの重荷を背負わされなくなった。
例えば、ABBAを好きな人は政治的に格好悪いとされたり、ベルベット・アンダーグラウンドを称賛するのが不可欠だとされていた頃のことを思い出すよ。そういった多くのものは過ぎ去ったし、過ぎ去って良かったと思う。
―それだけでしょうか?
いや、他にも引き起こされたことは、音楽が事実上無料になったことで、コピーできない部分に価値が置かれるようになったことだ。...
東京の映画館は個性的な映画館づくりに力をいれている。新宿ピカデリーは『プラチナシート』と『プラチナルーム』というサービスを導入。大スクリーンをベストポジションで見られるようバルコニーを設け、中央にプラチナシート、その両サイドにプラチナルームを配置した。プラチナシートは、カッシーナ・イクスシー社が初めてデザインした劇場用オリジナルソファシートで、足を伸ばしながら映画を鑑賞することができるのが特徴。一方のプラチナルームは、2人だけで大型スクリーンを独占しているような気分になれる、プライベートタイプの空間に仕上げてある。このほかにも、東京には個性派の映画館が多い。自分好みの映画館が見つかれば、鑑賞はいっそう楽しくなるだろう。
広告
毎年11月後半から年末にかけて、ヨーロッパ各地の都市ではクリスマスマーケットが開かれる。プラハの歴史溢れる広場やコペンハーゲンの美しい庭園などが会場になり、露店が軒を並べている。ユニークなお土産を探しながら、ヨーロッパの伝統を体験してみよう。
今この瞬間、レディー・ガガは来週ラジオ・シティ・ミュージックホールで行われる全公演売り切れのモンスター・ボール・ツアーの千秋楽に向けて、楽屋の鏡にうつる自分を見つめながら猫のようにのどを鳴らして、最終準備に入っているに違いない。もちろん、エリオット・スピッツァー元ニューヨーク州知事のセックステープに登場したような女性とアンデルセン童話『雪の王女』が混ざったような出で立ちで。ステファニー・ジョアン・アンジェリーナ・ジャーマノッタ(レディー・ガガの本名)の奇抜さを取り入れて、ニューヨーク街中にに愛の光線を放射したいのなら、次の7つのガイドは外せない。
Step 1 ウォーホル的模倣術モードに入ろう
レディー・ガガのアルバム『ザ・フェイム』と『ザ・フェイム:モンスター』をiPod に入れたら、1枚目のアルバムタイトル曲『フェイム』をプレイしよう。この曲は、ポップミュージック界での新たな突然変異を最初に感じさせるエレクトロな曲だった。覚えやすいキャッチーなフレーズは、ハイブローなパフォーミングアートになり観客の心をつかんだ。「シャンパンと終わりのない幸運の楽しみ方は知り尽くしてる。平凡なんて大嫌い」と誘うような甘い声でガガは歌う。ガガ旋風に身を任せるしかない。
Step 2 ドレスアップは必須
お次は去年Googleで最も検索された歌詞だというシングル『ポーカー・フェイス』をプレイして、ガガになるために必要な洋服を仕入れに行こう。
彼女の独特な美的センスをバックアップするクリエイティブ集団、ハウス・オブ・ガガが、もし一般人の予算しかなかったらどこへ買い物に行くのだろう?シームドの網タイツ ($24) をお探しなら、カペジオ・ダンス・シアター・ショップ に向かうはずだ。ホールターの光沢あるラメゴールドのボディスーツ ($30) は、アメリカン・アパレルで手に入る。ヘッドギアは後まわしだ。新しい服に着替え、ローア・イースト・サイドの道から道へ、くねくねと渡り歩きながら、tightsarenotpants.comからマニフェストをプリントして配ろう。彼女が名声をつかむきっかけとなったザ・ロックウッド・ミュージック・ホール (196 Allen St Houstonと Stanton Stsの間) などのクラブも周辺にある。ビキニラインを見てぎょっとする通行人に、作り笑顔を返すのも忘れずに。
Step 3 自分なりのレトロサウンドを探せ
クイーンズ区のロング・アイランド・シティにあるリサイクルショップ、ハウジング・ワークス・スリフト・ショップ (クイーンズ区 48-49 35th St / 48th と49th Avesの間: ) にふらりと立ち寄って、ヒールが一番高いハイヒールと、優雅に終日持ち歩くための趣味の悪いティーカップを買おう。
リフレッシュしたら、スタンウェイ&サンズの無料ピアノ工場ツアー (クイーンズ1 Steinway Pl と 21st Aveの角: 2ヶ月前に電話予約が必要) に参加して、ピアノの製造工程や材料になる木材の保管所を見学。まだ加工前のラフな木材が、カール・ラガーフェルドのデザインによる限定品『ラガーフェルド』や、1900年代に作られた黄金のドヒニー・アートケース・ピアノのようなステージ映えするピアノとして生まれ変わるのだ。工場に展示されているピアノは触ることができないから、豪華なものを見るだけの冒険はこの辺りで一段落させ、実際にピアノが演奏できるスタンウェイ・ホール(109 W 57th St と Sixth Aveの角:...
広告
テキスト:大石始
1970年代からミュージシャン/プロデューサーとして数多くの歴史的作品を残してきたほか、世界中を旅しながら現地の知られざる音楽を紹介してきた久保田麻琴。2007年から09年にかけて宮古島での神歌と古謡を録音、Blue Asia名義の『Sketches Of Myahk』など数枚の作品にまとめた彼の最新作が『ぞめき壱 高円寺阿波おどり』。1957年に第1回が行われ、現在まで東京の夏の風物詩として多くの観客を集めてきた高円寺阿波おどりの連(打楽器隊などで構成されるグループ)の演奏を収めた異色作だ。高円寺および本場・徳島の阿波おどりの魅力について、たっぷりと語ってもらった。
Text by Takeshi Tojo
中国上海市で2010年5月1日、上海万博が始まった。246の国・地域などが参加する大規模な国際博覧会で、開場から1週間で来場者100万人を記録、終了の10月31日までに7000万人の来場が見込まれている。会期中に上海の訪問を予定している方も多いとは思うが、気になるのが現地の文化。そして中国といえば、そのひとつは“食”になるだろう。そこで、いま東京でもじわじわと注目を集めているのが、上海を代表する名物料理のひとつ『焼き小籠包』だ。
焼き小籠包は中国では生煎(シェンチェン)と呼ばれており、小麦粉の皮で挽き肉の具を包み、鉄板の上にぎっしりと敷き詰めて蒸し焼きにしたものが一般的。底の部分には焦げ目がつき、中にはあつあつの肉汁がたっぷりと含まれている。皮に穴をあけて肉汁すすってから食べるというこのローカルフードは、朝食やおやつとして日常的に食べられており、庶民に愛され、上海を中心に広がっている。そんな上海のB級グルメとも言える焼き小籠包だが、上海万博の開催に合わせ、東京では専門店の出店が相次いでいる。既に行列ができている店舗もあるほどの人気ぶりだ。新規オープンの店が多いため、さっぱりとして清潔感のある店舗が多く、行列の中には女性も多く見かける。
ここでは注目を集め始めた、焼き小籠包を専門に扱う5店舗を紹介する。どの店舗にも「ヤケドに注意」との注意書きがあるので、不慣れな“初心者”はあふれ出る肉汁に気をつけながら、焼きたてを食べてほしい。
広告
Time Out London2010年3月号に掲載インタビュー:オシアン・ワード 翻訳: 佐藤環
世間の目から逃げ続けるろくでなし男、バンクシーの話題は久しぶりだ。最後にニュースになったのは、2009年にホームタウンのブリストルの美術館で個展をやるという、突拍子もないものだった。最初にその話を聞いたとき、ついにストリート出身のアーティストは違法な器物破損行為から卒業し、美術機関とオークションハウスのお世話になるべくギャラリーアーティストに変貌を遂げたのかもしれない、と思った。だがその予測は外れた。その後、常にスリルを追い求める変幻自在なこの男は、ゲリラ的映画監督としてドキュメンタリー風映画『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』を作り始めたのだ。
テキスト:大石始
南米コロンビアで生まれた民族音楽、クンビアは、今や中南米を代表する大衆音楽として、現地では欠かせないものとなっている。日本ではまだまだ知られていないクンビアだが、この音楽に取り組む奇天烈オランダ人音楽家、ディック・エル・デマシアドは日本でもカルト的人気を集めている。昨年に続いて来日を果たした彼に直撃インタビューを決行。謎に包まれたその世界観に迫った。
広告
クリスマスは仕事」そんな答えが返ってくるのでは、という想定に反して、温かいクリスマスを過ごしているという堀江貴文。自身初舞台で初座長となるミュージカル『クリスマス・キャロル』出演のため、ほとんどの時間を練習に費やすなか、ミュージカルのことや、この先の新たな挑戦についてなど、話を聞いた。
12月に開催されるミュージカル『クリスマス・キャロル』では、初舞台で初座長をつとめられますが、どうして出演を決めたのですか?
堀江:なんとなく。新しいことを言われると、やっちゃうんですよ。なかなかできる体験じゃないし、今後、誘われることも滅多にないだろうと思って。それから、ニコニコ動画でネット生中継して、ミュージカルをネットで観るためのチケットが発売されるのも初めてのことで、社会的意義のある作品だと思うんですよ。
どういうシチュエーションで誘われたのですか?
堀江:ドワンゴの川上量生会長と、2ちゃんねるのひろゆきに、「堀江さんミュージカル出ません?」って誘われて、「ミュージカルおもしろそうだね!出ますかー!」みたいな感じになったのが最初です。主演だなんて思ってなかったし、最初は正直、冗談だと思っていました。
主演と聞いた時はどうでしたか?
堀江:まだ冗談だと思っていました。だけど、ドワンゴでニコニコミュージカルを担当している片岡義朗プロデューサーが表れて、本気かも、と思いましたね。片岡さんはもともと『タッチ』とか『ハイスクール!奇面組』など数々のアニメを手掛けたプロデューサーだったんです。アニメから転身して、『ミュージカル テニスの王子様』のプロデューサーを務めたことでも知られる人物です。
ご存じかもしれませんが、ニコニコ動画は、『ミュージカル テニスの王子様』と一緒に盛り上がってきた、みたいなところがあるんですよ。テニスの王子様のキャストって、ミュージカル経験のない若い子もたくさんいて、あまりうまくなかったんですよ。それが原因で、セリフがちゃんと言えてなくて、空耳みたいに聞こえたりしていて。それを、初期のニコニコ動画で文字と一緒に流したらすごい話題になったんです。空耳ニコ動みたいな。それで伸びたんですよ。
皮肉にもそれがきっかけになって、ミュージカルの可能性みたいなものを感じて、それで今回、“やろう”ということになったんだと思うんです。川上さんとか、ひろゆきとかは、同じ業界の人たちだから、ミュージカルをやろうと言っても信憑性がわかないというか、冗談にしか聞こえなかったけど、片岡さんみたいな真剣にミュージカルをやっている人に、「やりますよね?」って聞かれて、「はい」ってついつい言ってしまったんですよ。
クリスマス・キャロル自体はもともと読んだことがあったのでしょうか?
堀江:ないですよ!決まってから漫画で読みました。過去の名作文学を徹底漫画化した『まんがで読破シリーズ』というのがあるんですが、僕はその宣伝をやっていて、ポップとか帯とかにコメントが出ているんです。その関係で、シリーズ全部100冊以上が家にあって、『クリスマス・キャロル』もあるんじゃないかと思って探したら、あって、ラッキー!みたいな。それを読んで、だいたい、あらすじはわかりました。
今回のミュージカルでは、ストーリーが現代版になって、主役のケチで守銭奴なスクルージが、IT社長になっていますよね。日常の堀江さんとは重なる人物像ですか?...
テキスト:東谷彰子
チームラボ株式会社代表取締役、猪子寿之。チームラボは、産経デジタルのニュース・ブログポータルサイト『イザ!』や、チケットぴあのミュージシャン検索などを手がけたクリエイティブ集団だ。5人から始まった会社だが、現在の社員数は150人を超える。過去の猪子のインタビュー記事を読むと、雄弁な経営者を想像させた。しかし、目の前に現れた猪子は、20分間にも及び考えこんだり、そうかと思えば直感的に浮かぶフレーズをぽつりぽつりと語り、突然饒舌になったりしながら、革新的な言葉を残した。
猪子さんは、家を持たずに、ノマドのような暮らしをしていると聞いたのですが、どうしてですか?
猪子:小さい頃に、学校で“衣食住”という言葉を習って、それが人生で一番大事だと聞いたから、どれくらい大事なのか、それらを無くしてみたらわかるんじゃないかと思ってなくしてみたんです。家がないのはここ2年くらいですね。
どうですか?何か変わりましたか?
猪子:東京はすご過ぎて、まったく困らないんですよ。それに、僕には会社があるから、会社にある程度荷物を置けるし、そういう意味では、純粋に家がないわけではなくて。そういう意味で、会社と東京があると、けっこう担保できますね。
東京って本当にすごいんです。偉い人に会う時に、髭をそらなきゃと思ってコンビニに行くと、100円くらいで髭剃りが売っていて、トイレもすごく綺麗。最近は広いトイレもあって、顔も歯も磨けるんですよ。それから、人生のエンターテインメントのほとんどは、パソコンの中に入っているし、パソコンの中に入っていないものは、東京が担保してくれる。ラクーアみたいなお風呂もいっぱいあって、どこでも泊まれるし、あんまり困ってないですね。
“衣”と“食”は捨てないですよね?
猪子:“食”は捨てたら死んじゃいますよね(笑)。“衣”に関しては、裸は寒いけど、昔、その時着ていたもの以外全部捨てたことがあるんですよ。そしたら面白くて(笑)。全部捨てちゃうから、一番気に入っている服を、毎日毎日着ているわけです。そうすると、「おしゃれですね」って言われることが増えて。たくさん服を持っていると、選択できるから、本当に一番気に入っているもの以外の服も着るわけですよ。すると、2週間に1回くらいは、あまり気に入っていない服も確実に着ていて、確率が安定しない。ずっと、いつ誰に会っても、常に一番気に入っている服を着ているから、おしゃれだと思われるんですね。まぁ、毎日会う人は、そんな表面的なことは気にしないし。毎日おしゃれだと、もてますよ(笑)。
そんな効用、副産物があったんですね。それは、世の中に薦めた方が良いですね。
猪子:いや、薦めない(笑)。あるのとないのと、どっちが良いかと聞かれれば、ある方がずっと良い!ない方が良いなんて一言も言ってなくて、なくても、案外大丈夫、っていうだけ。ある方が良いですよ。でも、なくなって、初めてわかることってありますよね。それに、その発見をすることが目的だから。
いつかはまた住まいを持つ予定ですか?
猪子:でも、家があると人間がだらける気もするんですよ。ないと、切羽詰まった感が出る。切羽詰まった感が、たぶん生命力をあげて、それがたぶん、もてるんじゃないですか?やっぱり生命力が強い方が、本質的に良いじゃないですか。差し迫る凶器みたいなものが必要なんですよ。
小さい時は何になりたかったんですか?
猪子:小さい頃は、なりたいものとかなかったけど、大人になりたくなかったですね。...
確定申告に 年度末の決算、さらには花粉も舞い降りて、何かと疲労しがちなこの時期。溜め込んだ疲れは早めに撃退したいものだが、家で寝てばかりでは気分も冴えない。財布の口を開かず、気軽にリフレッシュしたいという人こそ、外へ足を踏み出すのが得策だ。無料の足湯や座禅体験、オルガンコンサートなど、本特集が紹介する魅力的な8選を参考にしてほしい。
タイムアウト東京 > カルチャー > 東京のベストパブリックアート
無数の美術館やギャラリーが存在し、常に多様な展覧会が開かれている東京。海外の芸術愛好家にとってもアジアトップクラスの目的地だ。しかし、貴重な展示会や美術館は料金がかさんでしまうのも事実。
そんなときは、東京の街を散策してみよう。著名な芸術家による傑作が、野外の至る所で鑑賞できる。特におすすめのスポットを紹介していく。
広告
タイムアウト東京 > Things To Do > 東京、無料でできる32のこと
東京には、無料でさまざまなサービスを提供する文化施設や自然公園が多数存在している。ここでは、コンサートホールや工場施設、一見の価値ありのミュージアムなど、32にも及ぶ種類豊富な無料のアクティビティを紹介する。
「絶景」「アート」「ツアー・学び」「子どもと一緒に」「音楽」の5つのカテゴリー別にセレクトしているので、シーンに合わせて使い分けてほしい。財布の中身は気にせず、東京ライフを満喫しよう。関連記事『東京で楽しむ、手頃価格のミシュランレストラン』
今年の「東京スカイツリータウン® ドリームクリスマス」に、「東京スカイツリータウン®」の階段をLEDグラフィカル照明で照らす「階段グラフィカルライティング」が初登場する。全体を照らす約50万球のきらびやかなイルミネーションや、フォトスポットとして人気の高さ8メートルのクリスマスツリーも写真映えするので、注目してほしい。
2024年11月7日(木)からは、大好評の「クリスマスマーケット」も開催。本年初登場の巨大なお菓子の家や、本場ドイツから輸入したヒュッテ(ヨーロッパ式小屋)、さらに全長約4メートルの日本最大級となる「巨大シュトーレン」などが楽しめる。
ほかにも、一青窈や花*花による展望台でのミニライブや「東京スカイツリー」の特別ライティングなど、ワクワクする企画がめじろ押しだ。各イベントの詳細は、公式ウェブサイトを確認してほしい。
※時間はイベントにより異なる/入場は無料(一部有料エリアあり)
広告
高さ15メートルの巨大ツリーや約25万球のLEDライト、白いシャボンが舞い散る演出を楽しめるイルミネーションイベントが、「東京ドームシティー」で開催。記念すべき20回目のテーマは「SNOW DOME」。ライトが多彩な色に変化する様子や、白いシャボンが舞い散る演出に注目だ。
ラクーアエリアには、「Snowflake Dome」が登場。タブレットを操作すると光が灯り、雪の結晶に包まれたような写真を撮ることができる。
さらに、ラクーア2階のサンダードルフィン下通路「Sparkle Tunnel」では、スノードームに入り込んでいくような光のトンネルで反射ときらめきを満喫できる。この時期ならではの光の散歩道を楽しんでみては。
※17~24時/入場は無料
「恵比寿ガーデンプレイス」の主役である「バカラ」のシャンデリアが、クリスマスを照らして今年で25回目。創業260周年のバカラと、開業30周年を迎える恵比寿ガーデンプレイスの記念すべき節目に用意された、特別なクリスマスの輝きを楽しもう。
全長約10メートルのクリスマスツリーとシャンデリアへ続く坂道のプロムナードで行われる、30分に一度の特別なイルミネーションにぜひ注目してほしい。音楽に合わせて変化するライトアップが、シャンデリアとともに恵比寿のクリスマスを照らす。
さらに、過去最大規模の2会場で行われる「クリスマスマルシェ」では、「ウェスティンホテル東京」のこだわりのクリスマスグルメやクリスマス雑貨が楽しめる。
また、「ブルーノート プレイス(BLUE NOTE PLACE)」主催の公開DJセッションも開催。ここでは、「ビーエヌピー スタンド(BNP STAND)」のテイクアウトショップで、出来たての「ベニエ」と呼ばれる揚げドーナツをコーヒーと一緒に注文できるので、併せてチェックしてほしい。
※11〜23時(コンテンツにより異なる)/入場は無料
広告
東京の屋内イルミネーションといえば「表参道ヒルズ」が有名だろう。今年は4万枚のレンズを用いた高さ8.4メートルの「光のクリスマスツリー」が登場。手作業で組み合わせたレンズの構造は、近くで見るとその緻密さに驚くかもしれない。
国内外で賞を受賞している建築家の沖津雄司がデザインしたツリーは、表参道を行き交う人々やクロスカルチャーを表現している。数多くのレンズが組み合わさり、まるで万華鏡のように見る角度によって違う顔が見られるのが面白い。
ツリー上部の吹抜け空間につり下げられたレンズを用いたオーナメントも、ツリーを囲む螺旋階段からいろいろな角度で楽しめる。20分ごとに約2分間の音と光の特別演出もあるので、こだわりのクリスマスツリーを見に足を運んでみては。
※10〜23時(11月13日は16時〜)/入場は無料
本場ドイツのクリスマスマーケットを再現したイベントが、「六本木ヒルズ」で開催。クリスマス気分を盛り上げるオーナメントやリース、ドイツのクリスマス用品専門店による雑貨が約2000アイテムが揃うほか、ボリューム満点のドイツ料理の店など、合計10軒が並ぶ。
2024年11月26日(火)からは「毛利庭園イルミネーション」もスタート。毛利庭園が艶めきのあるイルミネーションで彩られる。さらに、JRA日本中央競馬会の特別企画として、3D映像が楽しめる大きなプレゼントボックスが登場するなど、六本木ヒルズのホリデーシーズンを盛り上げるコンテンツがめじろ押しだ。
海抜250メートルに位置する「東京シティビュー」からは、幻想的な夜景や眼下に瞬く「けやき坂イルミネーション」が鑑賞できる。ここでしか味わえない体験を満喫しながら、スペシャルなクリスマスを過ごしてみては。
※11〜21時/入場は無料
広告
2014年に目黒川で開催され、大好評を博したイルミネーション「青の洞窟」。2016年以降は渋谷で開催され、毎年恒例となっている。今年もクリスマスまでのホリデーシーズンは、毎夜、代々木公園へと続く並木道を幻想的なブルーの光で包み込む。
公園通り沿いの約800メートルにおよぶこの幻想的なイルミネーションは、約60万個の青色LEDで構成。歩きながら眺めていると地面にも光が反射し、臨場感あふれる体験ができる。
今年は開催10周年と、累計入場者数1500万人を記念し、巨大なスノードームが登場。宇宙からの贈り物としてスノードームが地球に着陸する様子など、神秘的な映像が流れる。
※17時〜22時/入場は無料
全長約1.2キロもある丸の内仲通りは、東京を代表するイルミネーションスポットの一つ。今年は約360本の街路樹が、約120万個のシャンパン色のLED電球でライトアップされる。また、新丸の内ビルディングにあるリニューアルしたばかりの「丸の内ハウス」では、テラス席が期間限定でライトアップされる。テラスには屋外ヒーターを完備、暖を取りながら快適に過ごせる。
皇居と東京駅の間にある行幸通りでは、2023年11月28日(火)から12月25日(月)まで、クリスマスを祝うイルミネーションが点灯される。
関連情報
関連情報
Discover Time Out original video
広告