不動前の間借り営業が話題になり大行列を呼び込んだ「奈つやの中華そば」が、2024年1月に実店舗をオープン。学芸大学の名店「麺処 びぎ屋」出身の店主による新店で、店主の地元である東急多摩川線下丸子駅から徒歩3分ほどの場所にある。
オープン以降、連日朝から行列が絶えない超人気店。メニューは「奈つやの中華そば」(950円、以下全て税込み)、「もちもち雲呑中華そば」(1,150円)、「もちもち雲呑中華そば」(1,250円)などがラインアップする。
一口食べた瞬間に、あっさりしながらも味わい深いスープに、小麦の香りとうまみがぐっと入ってくる細麺が驚くほどよく合う。岩手県産のもち性小麦粉「もち姫」を使ったワンタンは、餅のように厚くモチモチと個性的な食感だ。
燻製(くんせい)の香ばしさを感じるチャーシューと、脂身がおいしい2種類のチャーシューが楽しめる。トロトロの味玉もぜひ付けたい。
実家が営む創業35年の洋食屋の味を引き継いだという「奈つやの茶碗カレー」(300円)や、毎回内容が変わる独創的な「奈つこの今日のご飯」(250円)などのサイドメニューも見逃せない。