タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 新宿、ベストラーメン15選
200を超える店が立ち並ぶラーメン激戦区新宿。ここでは数ある中からおすすめの店を紹介する。新宿で好みの一杯を探してみよう。
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『東京、ラーメンガイド』
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高田馬場駅から徒歩3分ほどの、自家製麺の鶏ダシのラーメンを提供している店。鶏だけで炊き上げ、上品でさっぱりとした後口が魅力の「鶏そば」(750円から)、鶏のうま味を最大限引き出し、濃厚でとろりとした白湯スープに仕上げた「濃厚鶏そば」(830円から)、鶏スープに野菜の旨みを加えた濃厚白湯につけて食べる「つけそば」(780円から)の3つのメニューが基本だ。どのメニューも鶏本来の味を堪能できる。
さらに辛味が楽しめる自家製ラー油や、甘い後味を加えられる甘返しショウガなど、それぞれのメニューに合った薬味が卓上に用意され、味の変化も楽しめるようになっている。味の濃さは好みに合わせて注文可能、サイドメニューや、つけそばのシメ「鶏蚤湯」もおすすめ。期間限定メニューも定期的に提供され、そのほかの楽しみも多い。
北海道・札幌で2009年に創業したラーメン屋「えびそば一幻」。こだわりのエビだしスープ一筋に、総本店のほか、東京に3店舗店を構える。
さらに、国内にとどまらず台湾、香港にも進出。とんこつや鶏と比べて日持ちしないエビを扱い、毎日その日に仕込んだ新鮮な素材からだしを抽出している。ラーメンを満喫した後は、締めに「えびおにぎり」がおすすめ。残ったスープにえびおにぎりをちゅうちょなくドボンと入れると、リゾット風の新しい味わいが楽しめる。
新宿の路地裏にひっそりと店を構えるラーメン屋、ソバハウス金色不如帰(こんじきほととぎす)。2019年1月にミシュラン掲載店に仲間入りを果たし、ラーメン屋では世界で2軒目の一つ星を獲得した。
ここで食べてほしいラーメンは、「真鯛と蛤の塩そば」だ。スープのベースには、2種類の塩(モンゴル岩塩と沖縄海塩)を使用しており、塩のうま味がハマグリとマダイの甘みを見事に引き立てている。イタリア産の白トリュフオイルや、ポルチーニ茸を煮込んだソースなど、こだわりの材料を加えて完成する一杯は味全体に深みがあり、最後の一滴まで夢中になって平らげてしまう。
店内にはカウンター6席とテーブル4席のみで、行列に並ぶ覚悟は必要だが、待つだけの価値は十分にあるだろう。
鶏や魚介のうま味を丁寧に抽出した淡麗系で有名な行列ラーメン店。西新宿本店では、「軍鶏特製塩ラーメン」と「軍鶏特製醤油ラーメン」を看板メニューとして提供する。
鶏のうま味と香りが広がる究極のスープに合わせて、麺は数種類の小麦をブレンドし絶妙なのどごしとコシに仕上げているのが特徴だ。具のチャーシューは、柔らかくしっとりとした鶏と豚の2種類を使用。長時間かけて熟成させたジューシーさが病みつきになる。
2021年から公式オンラインショップで、同店自慢のラーメンセットを数種類販売し始めた。ぜひ家でゆっくり本格的なこだわりラーメンを味わってみよう。
東京を中心に11店舗を展開するラーメン「凪」ブランド。2004年、
木造住宅の2階に位置し、ゴールデン街らしい風情がある。店内に入るそばから、その匂いが立ち込めているこの店の魅力はインパクトのある煮干しだし。20種類以上もの大量の煮干しを、半日以上かけて、煮込んで作られたスープは圧巻、そして美味。
おすすめは、チャーシュー4枚に、ネギ、のり、味玉がトッピングされた「すごい煮干ラーメン」。麺は「縮れ」と「幅広」の2種類が混ぜられた太麺だ。そのほかにも、ラーメンとはまた違ったスタイルでこの煮干を堪能できるつけ麺、塩ラーメンがある。飲む前の腹ごしらえから、飲んだ後の締めの一杯にも最適で、24時間営業もうれしい。
大久保駅の線路沿いにあるラーメン店。入り口には、チャーシューをあぶる香ばしい匂いが漂う。券売機上部にある「支那そば」ももちろんおすすめだが、まずは人気の「味噌そば」を食べてみてほしい。
みそ味のスープは「支那そば」をベースに、徳島の御膳みそをはじめ数種類をブレンドした一杯。揚げネギが浮かんだその見た目からは濃厚そうな印象を受けるが、一口すすれば、優しい味わいが体にじんわりと染み渡る。麺はコシがあり、スープをしっかりと持ち上げられる細麺だ。
トッピング付きを選ぶならば「味噌ワンタンメン」をぜひ注文しよう。肉がたっぷり詰まったワンタンは食べ応えがあり、ショウガの香りがみそともよく合う。小さな店だが、ゆったりとしたカウンターテーブルで落ち着いて食事ができるだろう。
新宿タカシマヤのすぐ裏手の大人気つけ麺専門店。「海老つけ麺」が主力メニューで、エビのだしをふんだんにきかせた熱くとろみのあるスープに、もちもちの太麺を浸しながら食べる。これをアレンジした「海老味噌つけ麺」「海老トマトつけ麺」などもあり、エビの甘みを感じる濃厚な味わいは、どれも一度食べるとクセになる。
トッピングには定番の「味付玉子」や「チャーシュー」「三角メンマ」のほか、「バジルソース」や「モッツァレラチーズ」などイタリア風のものも注文可能。エビのスープに不思議とマッチする。
並盛りの麺が270グラムとボリュームたっぷりで、食べ切れない人は小盛り180グラムにも変更できる。フレッシュなプチトマトがごろごろ入った、「海老トマトつけ麺」が特におすすめだ。
新宿御苑駅から徒歩2分ほど、メイン通りから少し裏手にある和風の構えの店。魚介と動物系のスープのバランスが絶妙なラーメンが特徴だ。
「支那蕎麦」(850円)は、淡麗スープとマイルドな濃口醤油がベストマッチ。スープはウルメ、サバ、イワシなどの「節系」に豚と鶏の大量のミンチを合わせることで、こくがありながらクリアな淡麗スープに仕上がっている。細麺との相性も良く、プリプリのエビワンタン、ぎっしりと肉が詰まった肉ワンタン、肩ロースとバラのチャーシュー、しっかりとした歯応えのメンマなど、食べ応え十分の具材にも注目したい。
「白醤油支那蕎麦」(850円)は、ベースのスープと塩を加えた無添加の白醤油だれが際立ち、濃口の醤油ゆよりも甘い印象。そのほかのメニューには「昆布水つけ麺」(1,000円)もある。
2021年3月にオープンした、神田小川町に続く2号店。メインメニューの鴨だしを贅沢に使用した「鴨だし醤油ラーメン」は、滋味深いスープと喉越しの良い麺が人気だ。
「鴨だし醤油つけ麺」は、昆布水ファンにはたまらない一杯。とろとろの昆布水に使った細いストレート麺と、やや甘めの醤油、上品な鴨チャーシューと山わさびやオレンジなどのトッピングがきいている。卓上の調味料で「味変」や、食べ終わった後にはポットのスープ割りがあるのもうれしい。
19時から翌日14時まで営業。歌舞伎町で飲んだ後の締めラーメンとしての使い勝手だけでなく、生粋のラーメンファンにもおすすめしたい。
新宿歌舞伎町の奥にある、40年近く営業を続ける老舗のラーメン店。歌舞伎町ということで、夜だけの営業で深夜でも客足が絶えない。
豚骨、鶏ガラのほか、「利尻昆布」と「赤城のスッポン」を使用したスープが特徴。特に人気なのは唐辛子を大量に使用した「オロチョンラーメン」。通常のお店の倍くらいある大きな丼で、十数種類の唐辛子粉を使用したスープに、みじん切りにされたネギ、ピーマン、豚肉が加えられており、辛さの中に程よい甘みとうま味が感じられる。辛さは9倍まで注文でき、激辛好きも納得。
そのほかのメニューに、みそ味の激辛「みそチョンラーメン」、辛くないみそ、しょうゆラーメンなどがある。ちなみに、オロチョンとは勇ましいの意味。
タイムアウト東京のラーメン特集。今回は「油そば」「まぜ麺」などの別称でも親しまれる汁無しラーメン、「まぜそば」をご紹介する。武蔵野、西東京エリアを中心に広がり、いまでは全国に名店が点在する「まぜそば」。トッピングもマヨネーズ、鶏スープから辣油、生卵までさまざまで、女性に人気の店舗から居酒屋的な店までバリエーションも幅広いジャンルになってきた。ランチに仕事帰りに、近くの店舗を見かけたら、是非トライしていただきたい。
家系ラーメンといえば、新杉田にある吉村家(現在は横浜に移転)を発祥とする、こってりした豚骨しょうゆのスープに、中太のストレート麺、のり、ホウレンソウ、チャーシューという基本のトッピングが特徴のラーメンである。
1990年代後半に家系ラーメンのブームが起こって以降、今やラーメンの定番ジャンルの一つになった。吉村家を源流とする直系の店から、それを模倣した店まで、関東を中心に数多くの家系ラーメン店が存在している。その味は中毒性が高く、時折無性に「家系」を食べたくなる衝動に駆られる人も多いはず。
原点の味を追求する店、独自の進化を図る店など、各店がしのぎを削っているが、ここでは店の系譜や出身は問わず、ラーメンハンターが選んだ、東京都内で今食べるべき家系ラーメンを紹介する。
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