新宿御苑駅から徒歩2分ほど、メイン通りから少し裏手にある和風の構えの店。魚介と動物系のスープのバランスが絶妙なラーメンが特徴だ。
「支那蕎麦」(900円)は、淡麗スープとマイルドな濃口醤油がベストマッチ。スープはウルメ、サバ、イワシなどの「節系」に豚と鶏の大量のミンチを合わせることで、こくがありながらクリアな淡麗スープに仕上がっている。細麺との相性も良く、プリプリのエビワンタン、ぎっしりと肉が詰まった肉ワンタン、肩ロースとバラのチャーシュー、しっかりとした歯応えのメンマなど、食べ応え十分の具材にも注目したい。
「白醤油支那蕎麦」(900円)は、ベースのスープと塩を加えた無添加の白醤油だれが際立ち、濃口の醤油よりも甘い印象だ。
そのほかのメニューには、釧路の昆布とカツオ節を使い、とろみのバランスが良い「昆布水つけ麺」もある。風味豊かでキレのある黒醤油スープが平打ち中太麺にしっかりと絡みつき、食べ応え抜群に仕上がっている。