今や日本全国に弟子を持ち、つけ麺の魅力を広めている大勝軒グループ。その創始者である山岸一雄の人生を賭けて生み出された味を守り続ける総本山が、この「東池袋大勝軒本店」だ。
山岸の修業時代のまかない料理を発展させ生み出された「もりそば」は、時代に流されない永遠不変の味。魚介、豚骨、鶏が重なり合い、少し酸味のきいたつけ汁と、太過ぎずコシも抑えめの柔らかい麺が絶妙に絡む。今どきのつけ麺によく見られる濃厚さとは全く違う、世代を問わず楽しめる古き良き伝統の味を守り続けている。
並盛りでも麺は350グラムと満足度が高く、物足りなさを感じさせない。また、魚介系のだしがきいた優しい味の「中華そば」も人気が高い。