Time Out Tokyo Editors
Photo: Time Out Tokyo Editors
Photo: Time Out Tokyo Editors

渋谷の定番ラーメン13選

喜楽、うさぎ、道玄坂マンモス……外せない一杯

広告

タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、ラーメンガイド > 渋谷の定番ラーメン13選

Text by メンチャック

日本屈指の繁華街である渋谷は多彩な個性を持ったラーメン店が点在し、名店や人気店も多いが、ハズレも多い玉石混交なラーメンタウンである。ここでは、ラーメンハンターが厳選した渋谷の「本当においしいラーメン店」を13軒紹介する。ランチはもちろん、飲み会や夜遊びの合間に挟みたい極上の一杯を見つけてほしい。

関連記事
東京、台湾まぜそば
東京、激辛ラーメン

  • ラーメン
  • 渋谷

渋谷マークシティと国道246号の間に位置する、いつも行列の絶えない渋谷の人気店。魚介系と動物系のダブルスープは濃厚だが、しつこくない。中細よりやや太めのストレート麺に、とろとろの味玉、柔らかいチャーシュー、海苔、柚子皮というトッピング。シンプルだが本当にうまい、完成度の高いラーメンだ。ついつい最後までスープを飲み干してしまうほど、癖になる一杯。

  • ラーメン
  • 神泉
  • 価格 1/4

神泉駅から徒歩5分ほど、無化調そして、あっさりの醤油ラーメンが味わえるのがこちら。水菜が乗ったスープは爽やかなのに奥行きがある満足感のある味わい。季節限定のメニューも見逃せない。

広告
  • ラーメン
  • 渋谷
  • 価格 1/4

渋谷、道玄坂にある1952年創業の老舗ラーメン店。焦がしネギが浮かんだ醤油スープに平打ち麺が入り、トッピングはモヤシと煮卵、チャーシュー。素朴な「もやし麺」がおいしい。

  • ラーメン
  • 渋谷

道玄坂を登りきる手前にある、つけ麺の人気店。とろみの強い豚骨魚介系のスープに、モチモチの極太麺がしっかりと絡み合う満足感の高い「濃厚つけ麺」が定番のメニューだ。この特徴的な麺は、コシの強い「極太胚芽麺」と、つるつるとした喉越しが良い「極太もっちり麺」の2種類から選択できる。

特に、胚芽麺の方は小麦の風味がきいていて、弾力があり、スープのだしとの相性も抜群。濃厚な味に、トッピングの柚子と三ツ葉が爽やかさを加えてくれる。肉厚なチャーシューの角切りと、しっかりとした味付けの味玉の追加トッピングも満足度が高い。

広告
  • ラーメン
  • 渋谷

渋谷、桜丘、セルリアンタワーの裏手に店を構える「穀雨」は、以前は「OKAZAKI」という別のラーメン店が入っていた場所で2012年11月にオープンした。

カウンターのみのひそやかな雰囲気の店内では、醤油、塩、坦々麺を提供しているが、とくにおすすめしたいのが魚介が香る醤油味の「ワンタン麺」。あっさりと仕上げられたスープに、細めの麺がちょうどよい。食べ応えのあるワンタンが乗せられているが、これが抜群の仕上がり。チャーシューも豚と鶏の2種類が乗っており、ちょっとしたプラスα感が満足度を高めている。

昼時ともなれば客足も絶えない。ここ最近の渋谷エリアのラーメン店の中では、古き良きラーメンの魅力を伝えている路地裏の名店と言える。 

  • ラーメン
  • 渋谷

モノマネ芸人として活躍する「HEY!たくちゃん」が店主のラーメン店。HEY!たくちゃんは、東京ラーメンショーのコンテストで優勝した経験を持つ実力者だ。提供するのは、4種類の塩と海老のうまみを凝縮させ、塩味のきいた「鬼塩ラーメン」と「鬼塩つけそば」の2本柱。ユズの風味の効いたあっさり目で深みのある一杯だ。

麺はもっちりとした細めで、スープはコクのある塩味。チャーシューもほどよい柔らかさで、バランスの良い一杯となっている。サイドメニューの「鬼塩チャーシュー丼」は、ほろほろのチャーシューと絶妙な甘辛さのソースがマッチした必食の一品。少し目立たない場所にあるが、わざわざ食べにいきたい味である。

広告
  • ラーメン
  • 渋谷

新宿に本店を構える「麺屋武蔵」系列のつけ麺が楽しめる「麺屋武蔵無骨外伝」。渋谷駅直結のマークシティ近くの路地裏にある店内は、いつもにぎわいを見せている。

魚介をベースにしたつけ汁は2種類で、意外とあっさりめの「つけ麺」と、濃厚な魚介味ががっつり効いた「濃厚つけ麺」がある。また、メニュー名に「外伝」が冠されたつけ麺メニューには、温泉玉子と大きなブロック状のチャーシュー角煮が2つも麺の上に乗っており、ボリュームたっぷり。

つけ汁はどちらもほどよく麺に絡み、食べやすい。水菜の食感もアクセントとなっており、小気味よい。そして、外伝の角煮はとろりと柔らかく、食べ応え抜群。麺の大盛りも料金が変わらないところがうれしい。

  • 渋谷

桜丘町のインフォスタワー近くには小ぶりで良質な飲食店が多いが、つけ麺で有名な中華そば店「櫻坂」もその一つ。10席ほどの狭い店内には醤油系の「中華そば」、塩ラーメンの「塩そば」のほか、人気メニューの「つけそば」も。 

広告
  • ラーメン
  • 渋谷

国道246号を少し入った路地にある、南平台の「アートマサシヤ」は、化学調味料や添加物などを一切使わない天然素材の優しいラーメンがコンセプト。もともとは沖縄の首里城の近くで「正志や」の名前で営業をしていた。

煮干し、鰹節類、昆布といった魚介系から存分にうま味を引き出しただしに、小豆島特産の醤油をベースにした醤油だれ、ラード、胡麻油が効いた香味油がスープに混ざり、無化調とは思えない深いうま味がある。中細の麺にチャーシュー、味玉、三角の薄焼き玉子、水菜、刻みネギなどの具材が載る。どれも天然素材を用いており、まろやかで後味が良い。職人技といえる仕上がりのラーメンがここにある。 

  • ラーメン
  • 渋谷

鶏と豚の2種の動物系スープと魚介系スープを合わせた濃厚なスープがおいしい、宇田川町の人気店。少しドロドロとした茶色の濃厚スープは、その見た目とは違い、濃厚でありながら上品さも備えている。とてもバランスが良く、まろやかな仕上がりだ。

麺は中太のストレート麺で、しっかりとした歯応えはスープとの相性もよい。具材も丁寧に作られており、少し炙られたチャーシュー、ちょうどいい歯応えのメンマ、ネギなどが乗る。トッピングの味玉も濃いめで、しっかりと味付けされている。

卓上に柚子七味や黒七味が置かれており、これもラーメンと相性が良い。女性にとっても食べやすい、完成度が高い一杯と言えるだろう。そのほかのメニューでは、濃厚なつけだれがおいしい「つけめん」も人気だ。

広告
  • 神泉

繁華街から少し外れたところにある、隠れ家的な店。鶏と魚介のうまみが堪能できる創作系のラーメンが人気だ。

基本メニューは、うま味タップリの鶏ガラスープの「白醤油鶏そば」(850円、以下全て税込み)や、鶏ガラスープにたまり醤油や煮干のうまみを加えた「黒醤油煮干し鶏そば」(850円)、あっさり鶏塩スープと柚子がおいしい「柚子塩そば」(900円)など、鶏そばをベースとした鶏ラーメン。

加えて、オイスターバーの営業もしていることから、カキを添えたラーメンも人気だ。カキのだしと牡蠣醤油で仕上げ、ぷりぷりの牡蠣が楽しめる「牡蠣ラーメン」(1,200円)や、「牡蛎麻婆麺」(1,300円)がある。どちらも深い味わいで至極の一杯といえる。

  • ラーメン
  • 渋谷

渋谷を六本木通り沿いに上がり、青山学院裏手の「青山蜂」「RED BAR」で遊ぶ人には馴染みのラーメン屋。濃厚なとんこつスープが売りだけあって、足下が油でぬめっとしているのだが、そこはご愛嬌。黒油によるスープの色も濃厚さを物語る「黒王」、豚骨ラーメンの「豚王」などがうまい。

広告
  • ラーメン
  • 渋谷

真武咲弥(しんぶさきや)の看板メニューは、店名にもある「炙り味噌らーめん」(850円、税込み)だ。スープは若干の香ばしさと甘さ、味噌のうまみのバランスがとれた、優しい味に仕上がっている。ついついすすってしまう美味しさだ。ほんのりとニンニクと生姜がきいており、まろやかなスープに良いアクセントが効いている。

麺はスープがよく絡む中太の縮れ麺で、味噌味に合う。具材にはシャキシャキのモヤシとチャーシューやネギが乗っている。追加トッピングの味玉は、しっかりと味が染み込んだ絶妙な仕上がり。卓上には山椒やガラムマサラなどの香辛料もおかれており、味噌らーめんにさらなるアクセントをつけるには最適だ。

もっとすすりたいなら……

  • ラーメン

国民食とも言えるラーメン。昨今、さまざまな味やスタイルがある中で、猛暑の夏でも極寒の冬でも異様に欲してしまうのが激辛ラーメンではなかろうか。今回は特に「口から火を吹く熱さ」をもたらしてくれる激辛ラーメンを厳選して紹介しよう。

  • ラーメン

競争の激しい東京のラーメン業界。ここでは不動の人気店から隠れた名店、彗星(すいせい)のごとく現れた新店まで多様なジャンルで紹介する。都内全域から好みの一杯に巡り合ってみよう。

広告
  • ラーメン

みそ、しょうゆと並び、昔ながらの素朴な味わいで根強い人気の塩ラーメン。最近では、ラーメン店の競争の加熱もあってか、各店が個性を発揮し、具材や麺など、細部にまで店主のこだわりが詰まった一杯が多く見受けられる。今回は、そのなかでも、都内で指折りの塩ラーメンの名店から、看板メニューではないながらも、実は塩ラーメンが光る隠れた名店まで、14店を紹介しよう。

  • ラーメン

季節を問わず、老若男女を問わず、広く愛される国民食のラーメン。しょうゆ、塩、みその定番をはじめ、煮干しや鶏白湯(ぱいたん)などのスタイルも定番化してきたが、ここでは『味噌(みそ)ラーメン』に焦点を絞って、都内で食べたい20軒を紹介する。

広告
東京、家系ラーメン20選
東京、家系ラーメン20選

家系ラーメンといえば、新杉田にある吉村家(現在は横浜に移転)を発祥とする、こってりした豚骨しょうゆのスープに、中太のストレート麺、のり、ホウレンソウ、チャーシューという基本のトッピングが特徴のラーメンである。

おすすめ
    関連情報
    関連情報
    広告