らぁめん 小池
らぁめん小池
らぁめん小池

東京、京王線沿線ベストラーメン20選

新宿駅から京王八王子駅までの18駅で行くべき珠玉の名店たち

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テキスト:メンチャック

京王線は新宿副都心から甲州街道に沿って渋谷区、世田谷区の北部と、多摩地域を通る沿線で、主に郊外に住む利用者が多い私鉄として知られている。

ラーメン店もその特徴に合わせるように、地域密着型で地元の人々に愛される店が多く、近年は人気店が軒並み肩を並べるラーメン好きには要チェックの沿線だ。

今回は新宿エリアから八王子までの京王本線の中から、老舗や新店まで18駅20店舗を厳選した。京王線ラーメンツアーの参考にしてほしい。

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  • 初台
らぁめん 一福
らぁめん 一福

初台駅から徒歩12分ほど、不動通りの商店街の中にある「一福」。居酒屋のような風情のある店構で、カウンターとテーブル席が設けられ、少しゆったりとした造りだ。

店主が手がける一杯は、シンプルであっさり、マイルドな「味噌らーめん」(980円、以下全て税込み)。無化調のスープは、信州みそと長崎県の麦みその赤白2種類をブレンドし、豚骨や鶏ガラに和風だしを加えている。シコシコした食感の麺や、スネ肉のチャーシューもシンプルにおいしい。

女性店主の温かい人柄がにじみ出たような一杯は、どこか昔懐かしさを感じさせてくれ、心も温まる。その人柄に引かれた常連客も多いようだ。

そのほか、少し辛みを加えた「味噌ぴりか」(1,080円)「囲炉裏麺」(1,280円)など。八海山をはじめとする日本酒も注文でき、つまみも豊富だ。

  • 初台

初台駅北口から徒歩5分ほどにあるラーメン店「ムカン(MUKAN)78」。2024年10月に阿佐ヶ谷へ移転した「むかん 初台」の跡地に、元スタッフがオープンした。

看板メニューは「牡蠣塩らーめん」(950円)。1杯に70グラム以上のカキを使用した、うまみがぎゅっと濃縮したスープが特徴。素材のうまみ、海の豊かな香りが存分に堪能できる一杯だ。

麺は小麦の香り豊かな中細のストレートで、スープの存在感にも負けず相性抜群。具材のチャーシューは、低温調理で仕上げられた、とろけるように柔らかい逸品だ。カキペーストが添えられており、食べている途中で混ぜ合わせると「味変」も楽しめる。

そのほか、愛媛県産のマダイを独自の製法でクリーミーな極上スープに仕上げた「鯛白湯らーめん」(1,000円)や、チャーシューがたっぷり乗った「8時間低温調理の肉丼」(350円)、「真鯛フィレの炙り焼き飯」(400円)などのサイドメニューもある。

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  • ラーメン
  • 幡ヶ谷

新潟県長岡市の、ショウガを前面に出したラーメンを提供する「生姜醤油専門 我武者羅 幡ヶ谷本店」。

「背脂生姜醤油ラーメン」(950円から)は、あっさりしながらもコクのある醤油スープに、背脂の甘さとショウガのキレが混ざり合った絶妙なバランスの一杯だ。岩のりや青ネギ、濃いメンマ、弾力のあるチャーシューが乗る。

そのほか、背脂を入れない「生姜醤油ラーメン」(900円)や「塩生姜ラーメン」(900円)をはじめ、各種つけ麺もラインアップ。「生姜月見カレー」「もち豚餃子」など、サイドメニューも揃う。

  • ラーメン
  • 明大前
  • 価格 1/4
中華そば きび
中華そば きび

明大前駅より徒歩2分、提灯がぶら下がった入口が目印の店舗。都内に数店舗を構えるきびグループが新たに明大前に出店。

伝統的な支那そばのスタイルの「中華そば」(700円)、伝統的なつけ麺スタイルの「つけそば」(800円)、どちらも王道スタイルながらも随所に現代風なカスタマイズがされた一杯に仕上がっており、とにかくシンプルに美味い一杯。

中華そばはシンプルさのなかに味わい深さがあり、飽きのこない仕上がり。中太の縮れ麺、ホロホロのチャーシューも含めて、素晴らしい出来。

つけそばは甘み、辛みに、酸味の効いた昔ながらのつけそば。麺の絡み方、スープのキレもよく、バランスがいい。

万人受けする王道なスタイルで、期待を裏切らない一杯。ぜひ何度も通いたい店。

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  • ラーメン
  • 下高井戸

2023年12月29日にオープンした、下高井戸駅から徒歩10分ほど、甲州街道沿いにあるラーメン店。国産小麦100%の自家製麺で無化調、全て国産の天然素材を使った、煮干し系のラーメンを提供している。

メニューは、「煮干しそば」(1,100円から)、「極み鰹そば」(1,100円から)、「つけそば」(1,250円から)のほか、日曜日限定で「煮干豚骨そば」(1,100円から)がラインアップする。

「煮干そば」は、煮干し、昆布、「薩摩知覧鶏」からとったスープで、自然なうまみと奥深さが堪能できる。

具材には、メンマ代わりに添えられたエリンギ、「上州せせらぎポーク」のチャーシューが乗る。チャーシューはその場で切ってあぶった程よい香ばしさが絶品だ。自家製麺の麵は北海道産の小麦を使用した中細ストレート麺で、しなやかなのが印象深い。

丁寧に作り上げられた一杯が堪能してほしい。

  • ラーメン
  • 下高井戸

桜上水駅から徒歩5分ほどにある甲州街道沿いのラーメン店。2023年1月にオープンするとすぐにそのおいしさが話題となった、高田馬場「渡なべ」などを手がける「渡なべスタイル」出身の店主による連日大行列の人気店だ。

人気メニューは「ワンタンメン(塩)」(1,300円)で、豚と鶏などによるスープと魚介のだしが合わさった厚みのある味わい。白こしょうもたっぷりとかかっていて、インパクトがある。

もっちりとした食感の手もみ麺は、スープとの相性が抜群。ワンタンは豚肉がしっかりと詰まっていて食べ応えがある。バラとロースなど、3種類を使ったチャーシューも厚切りでおいしい。青ネギやメンマも加わり、ボリューム満点で満足度が高い一杯だ。

塩ラーメンのイメージをいい意味で壊した、個性的な魅力が光っている。

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  • ラーメン
  • 世田谷区

上北沢の「らぁめん小池」を訪れると、煮干しの「あっさり」と、それに鶏白湯(ぱいたん)を合わせた「こってり」の2つの路線がいつも頭を悩ませる。どちらも甲乙つけがたいが、迷ったらまずはインパクト抜群のこってりから頼んでみよう。

クリーミーな鶏白湯を引き締める、ほろ苦い煮干しの組み合わせは濃厚ながら決してしつこくはない。シソの入った肉団子、低温調理されたピンク色のチャーシューとトッピングも秀逸だ。

そして余裕があれば、ぜひ頼んでほしいのが替え玉。角切りの鶏チャーシューと玉ねぎに特製だれがかかり、そのままでも油そばのように楽しめるというサービス精神がうれしい。

  • 世田谷区

京王線八幡山駅から徒歩2分、駅前にある人気店「麺処 しろくろ (SOBA-Shiro Kuro)」。魚介類のうまみが堪能できるラーメンを提供している。

看板メニューは、貝のみで炊いたスープが特徴の「浅蜊とムール貝の汐そば」(1,000円、以下全て税込み)。最初にムール貝の香りが広がり、食べ進めると、アサリのうまみと香りがしっかりと味わえる一杯となっている。

具材は全て丁寧に作られており、低温調理された柔らかいチャーシュー(豚と鶏)のほか、ミツバ、ムール貝、アサリ、ユズ、トッピングの味玉などが乗る。三河屋製麵の細麺とスープとの相性も優しいマッチングで、最後の一滴まで飲み干してしまうおいしさである。

途中でこしょうを入れて、「味変」を楽しむのもおすすめだ。

そのほか、数種類の煮干しスープで仕上げた「煮干そば」(1,000円)、カツオ、マグロ、ソウダガツオ、ムロアジ、サンマなどの節だけでひいただしが特徴の「節そば」(1,000円)、カキだしと味噌、あん肝などを使った、限定の「牡蠣の赤味噌そば」(1,300円)などがある。まさに、魚貝三昧だ。

店舗では、LINEに二次元コードを読み込ませて、順番の知らせてくれるシステムを採用している。人気店なだけにありがたい。

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  • ラーメン
  • 芦花公園

芦花公園駅から徒歩2分。もともとバー営業していた店で、2020年6月にラーメン屋に業態変更した。

看板メニューは透き通るような見た目の「塩そば」。数種のかつお節や昆布、煮干しなどの魚介だしに、香味油が加えられたスープと、日本酒を隠し味にした塩だれが、シンプルながら厚みのある一杯に仕上がっている。ラーメンは沸騰した小鍋で提供するため、最後まで熱々の状態だ。

麺は中細のストレート麺で、スープと程よいバランス。低温調理されたチャーシュー、白ネギなどのトッピングも、美しいビジュアルで食欲をそそる。豚肩ロースを使ったサイドメニューの「肉丼」は、ローストビーフのような味わいで人気だ。そのほか「醤油そば」もあり、全体的に丁寧な仕事が光っている。

  • ラーメン
  • 世田谷区

千歳烏山駅北口から徒歩1分のマンションの、半地下のような区画にある「らーめん梶原」。店主は国分寺を中心とする「ムタヒログループ」の出身だ。

メニューは「醤油らーめん」(830円から)、「塩らーめん」(830円から)、「醤油つけめん」(930円から)で、どれを頼んでもハイクオリティー。人気の「醤油らーめん」は動物系や魚介系を多層的に積み上げたキレのある醤油スープで、深い味わいが楽しめる。モチモチの平打ち麺は自家製麺で、風味が豊か。チャーシューはバラの煮豚と焼き肩ロースで、サクサクの食感がおいしい。

また、特製のトッピングのワンタンも人気で、プリプリのエビとジューシーな肉ワンタンがラインアップする。

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  • ラーメン
  • 世田谷区

千歳烏山駅から徒歩8分ほどの場所に、2023年4月にオープンした「ら~めん つけ麺 幸加」。世田谷の名店「ふくもり」で長年店長を務めた店主による、豚骨魚介系のラーメンを提供する。

「つけめん」(1020円から)は、正統派の濃厚な豚骨魚介。つけだれは、甘さとしょっぱさ、酸味のバランスがよく、コシのある太麺にしっかりと絡みつき、低温調理した刻んだ豚肩ロースが入っている。ふくもりの正統派のつけ麺が好きだった人にはたまらない。

「らーめん」(920円)も王道の魚介豚骨。濃厚な動物系スープに、魚介の風味を感じる安定の一杯だといえる。

  • ラーメン
  • 調布

京王線つつじヶ丘駅から徒歩2分ほど、線路沿いにある店。調布界隈(かいわい)では知らない人はいないような人気店だ。安心、安全を追求するこだわりの無化調ラーメンを提供しており、鶏ガラを使用した美しい淡麗系の「鴨中華そば」や煮干しのうま味だけを凝縮した「煮干しそば」などがある。

一番人気は、都内の煮干しラーメンの中でも屈指の透明度を誇る淡麗煮干しの「塩煮干しそば」。熱々のスープに、ストレートの細麺がきれいに折りたたまれて提供される様子も風流だ。香るスープを一口すすると煮干しの強い風味がガツンとくるが、食べ進めると驚くほど滑らかに変わり、煮干しのうま味だけを堪能できる絶品。シャキシャキのメンマ、薄切りのチャーシュー、青ネギと無駄のない具材のみが乗せられており、完成度が高い。

そのほかにも、和食業界で腕を磨いた店主の技が光る限定メニューも人気を博している。

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  • ラーメン
  • 調布

京王線柴崎駅から徒歩4分、甲州街道沿いにある店。蒲田の人気店「宮元」出身の店主が2022年6月にオープンし、地元客を中心に一躍人気店になっている。

鶏と煮干しのスープの味わいがおいしい「中華蕎麦 醤油」と、こってりと濃厚な鶏油(チーユ)が堪能できる「あぶらそば 鶏油」の2つが人気。いずれもモチモチでコシ強い極太の手打ち麺が特徴的で、小麦の配合にもこだわった完成度の高い麺は、スープや具材にもたっぷり絡まり合う。

具材は、鴨チャーシュー、角切りのメンマ、亀の刻印が入れられた味玉など、どれも丁寧な仕事が光る。卵は黄身の濃さを極限まで追い求めた品種「マキシマムこいたまご」を使用した濃厚な味わいだ。あぶらそばには、豚肩ロースの大ぶりのチャーシューが乗る。

「手打中華蕎麦 塩」「あぶらそば 煮干」などの麺メニューのほか、「気まぐれ肉ごはん」をはじめ、サイドメニューも豊富。各種限定メニューも積極的に展開している。

  • 調布

1970年創業の老舗ラーメン店。2013年に京王線国領駅から徒歩1分の場所へ移転し、地元で愛されている。

メニュー、王道の「しょうゆ」(900円)、「みそ」(950円)、「しお」(920円)、「しおバター」(950円、全て税込み)が揃う。直球の醤油スープに、刻みネギ、ミズナ、メンマ、チャーシューとシンプルな具材の「しょうゆ」。注文時に「ニンニクの追加」を聞かれるが、入れるのが圧倒的に人気だ。

シンプルだが、キレのある醤油とニンニクが昔ながらのおいしさ。リピーターが多いのもうなずける老舗の風格がある。丼は思った以上に大きく、ボリューミーなのもうれしい。

そのほか、具はモヤシとキクラゲのみというシンプルさで、濃過ぎないスープが味わいやすい「みそ」も人気。「しお」は濃厚なスープが特徴で、気分によって食べ比べて楽しみたい。

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  • 調布

1990年に屋台からスタートした「たけちゃんにぼしらーめん」。1994年に深大寺に店を構え、2006年に京王線調布駅から徒歩3分の場所に移転した。多摩エリアでは煮干しラーメンのパイオニア的存在として、愛される人気店だ。

2016年には改装。広々とした店内に、落ち着いたBGMがかかり、女性客も入りやすい親しみのある空間になった。

看板メニューの「らぁ麺(しょうゆ・しお)」(900円~、以下全て税込み)は、化学調味料を使わない程よく煮干しの香りがする、優しく穏やかなスープが特徴の一杯だ。

麺は中細のストレート麺で、優しいスープとの相性もよい。チャーシューはほろほろと柔らかい食感がたまらないだろう。そのほか、メンマ、白ネギ、のりと、シンプルながら程よい組み合わせの具材が入っている。

メニューには、チャーシュー3枚と味玉が付いた「スペシャル」(1,100円~)や「ワンタンスペシャル」「つけ麺」(各970円)などがある。

  • 調布

京王線西調布駅から徒歩6分ほどの場所にある、人気ラーメン店「柴崎亭」出身の店主が営む「猫と月 チャンミーヌードル(chan mie noodles)」。店内には猫の置物があり、アットホームな空気が漂う。

看板メニューの「醤油 中華そば」(900円、以下全て税込み)は、甘めの深い醤油スープが特徴で、香りも含めて全体的に優しさに包まれた一杯だ。

チャーシュー3枚に加えて、肉団子、さつま揚げ風の魚のすり身、味玉、猫が描かれたナルトが付いた「特製醤油 中華そば」(1,300円)もおすすめ。丁寧に織り込まれた麺は細麺で、喉越しが良い。

そのほか「塩 中華そば」(900円)、「まぜそば」(1,100円)をはじめ、各種限定メニューを提供。また、「きのこ炊き込みご飯」(200円)、「猫まんま」(100円)、「ちりめんご飯」(100円)、「猫TKG」(300円)、「チャーマユ丼」(300円)などのサイドメニューも豊富に揃う。

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  • 原宿

京王線多磨霊園駅から徒歩1分、店主が1人で営む人気ラーメン店。ラーメンのメニューは「醤油 中華」(950円~、以下全て税込み)と「白醤油 中華」(950円~)の2種類のみ。どちらも最高峰のおいしさが評判の人気のメニューだ。

「白醤油 中華」は、あっさりとしながらも深い味の澄んだスープが特徴。細麺で、スープの深い味に負けないぐらい、芳醇な小麦の香りがスーッと入ってくる。

そして、サクサクの鶏チャーシューと、柔らかい豚バラのチャーシュー、トッピングの味玉はまろやかでとろみがある。丁寧な調理が光る具材を堪能できるだろう。

「白醤油 中華」と同様に澄んだ深いスープがおいしい「醤油 中華」は、醤油のキレも感じられ、あっさりしているが、物足りなさのない完成度がある。サイドメニューの「肉ごはん」(450円)も一緒に注文したい。

  • 府中

京王線府中駅から徒歩2分ほどにある、京王線沿線随一の家系ラーメンが堪能できる一軒。人気店の「武道家」や「武蔵家」で修業した店主が、2023年8月にオープンさせた。

メニューは「ラーメン」(900円、以下全て税込み)、「チャーシューメン」(1,200円)、キャベツや九条ネギなど野菜が楽しめる「野菜盛り」(1,100円)、味玉が付いた「大國家 特製」(1,100円)の4種類から選べる。

修行していた「武道家」のように濃厚なスープが特徴だが、濃厚さの中に、どこかマイルドさがあり、バランスの取れた味わい。チャーシューは厚切りで、ちょうどよい脂身でがっつりと食べ応えがある。

通常の家系ラーメンで提供されるトッピングのほか、油揚げのトッピングなども楽しめる。もちろん卓上のニンニクや漬け物との相性も抜群。濃度はあるが、最後まで飲み干したくなる一杯だ。

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  • ラーメン
  • 府中

新川崎の人気店「日陰」出身の店主が2024年5月にオープンしたラーメン店「手打ち陰日向」。開業後すぐに独創的な味わいが話題を呼び、朝から大行列の人気店となった。

メニューは「ラーメン」(950円、以下全て税込み)、「ワンタンメン」(1,150円)、「チャーシュウメン」(1,250円)、「ワンタンチャーシュウメン」(1,450円)がラインアップ。ショウガが非常によくきいたキレ味鋭い漆黒の醤油スープは、動物系をベースに、煮干しの香ばしい味わいが混ざる。

特徴的なのは麺で、2、3センチはある平打ちの極太麺。かなり重量感があり、熱々でモチモチでツルっとした食感に、小麦のうまみが広がる。チャーシューのホクホク感も、ワンタンのチュルチュルの皮の食感もとてもおいしい。サイドメニューの「生姜丼」(150円)も人気だ。

  • ラーメン
  • 八王子
  • 価格 1/4

八王子駅近くにある人気ラーメン店。町田市で絶大な支持を得ていた「中華そば勇次」の店主、田中秀明が開いた店だ。青い看板が目印で、清潔感のある店内はカウンター7席のみと広くはない。

煮干しが強く感じられるも澄んだスッキリした味の「煮干らーめん」は絶品だ。追加で「白めし」を頼むのもおすすめ。煮干しの香りを心ゆくまで楽しもう。

東京のラーメンをもっと極めるのなら……

家系ラーメンといえば、新杉田にある「吉村家」(現在は横浜に移転)を発祥とする、こってりした豚骨醤油のスープに、中太のストレート麺、のり、ホウレンソウ、チャーシューという基本のトッピングが特徴のラーメンである。

1990年代後半に家系ラーメンのブームが起こって以降、今やラーメンの定番ジャンルの一つになった。吉村家を源流とする直系の店から、それを模倣した店まで、関東を中心に数多くの家系ラーメン店が存在している。その味は中毒性が高く、時折無性に「家系」を食べたくなる衝動に駆られる人も多いはず。

原点の味を追求する店、独自の進化を図る店など、各店がしのぎを削っているが、ここでは店の系譜や出身は問わず、ラーメンハンターが選んだ、東京都内で今食べるべき家系ラーメンを紹介する。

  • ラーメン

近年、定番の味として定着した「鶏白湯(パイタン)ラーメン」。一口すすれば深いコクと白濁したスープのとりこになるだろう。

あっさりとしながら鶏脂のうまみが感じられる鶏白湯ラーメンは、コラーゲンや野菜などのトッピングをふんだんに盛り付けたヘルシーなメニューを展開する店も多くある。

ここでは、都内の18店を厳選。定番化したジャンルだけに、店ごとに趣向を凝らした独自の味わいが楽しめる。「牛や豚の臭みが苦手」という人でも親しめるメニューが多いので、ぜひ近くの名店に足を運んでもらいたい。

※料金は変動があるため、訪れる際は事前に公式ウェブサイトを確認してほしい。

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10万を超えるレストランがひしめく東京だが、その半分ほどに達するのではないかと思わせるほど充実しているのが、ラーメン店だ。提供されるラーメンも、肉のうまみを感じる豚骨ラーメンから、舌が麻痺するほどの激辛ラーメン、ビーガン対応や豚由来の材料を使わないものまで、バリエーションに富んでいる。

ここでは、タイムアウト東京英語チームが選んだ厳選のラーメン店を紹介しよう。昔ながらの味わいを貫く店から、モダンなスタイルの店まで幅広くセレクトしており、たっぷりのスープで味わう一杯が好きな人にも、つけ麺派の人にもハマる店が見つかるに違いない。人生観が変わるような、衝撃の一杯を見つけてもらえれば本望だ。

  • ラーメン

ラーメン」と聞いて何を思い浮かべるだろう。「」や味噌」、クリーミーな「とんこつ」に大人気の「家系」、今や定番となった「煮干し」「つけ麺」「まぜそば」など、シーンは絶え間なく進化している。

ここでは「ノスラー」の愛称で親しまれる、古き良きノスタルジックな東京ラーメンを紹介。昔ながらのすっきりとした正統派醤油ベースのラーメンを中心に、人気が衰えない老舗の名店をピックアップした。風格漂う店構えも必見だ。

※定休日や営業時間に変動があるため、出かける前には公式情報の確認を

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ラーメンは、厳格なルールに縛られることなくどこでも食べられる日本のソウルフードだ。街の至る所に店があり、東京はラーメンの激戦区でもある。定番といえば、塩、醤油、味噌、豚骨の4種類だが、実験的な味付けでその常識を覆そうとする料理人も増えてきている。

ここではタイムアウト東京英語編集部が選んだ、正統派ラーメンに引けを取らないモダンなラーメンを中心に紹介。リストを参考に、その進化と新たな可能性を感じる一杯を見つけてほしい。

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