家豆花
家豆花(Photo: Kisa Toyoshima)
家豆花(Photo: Kisa Toyoshima)

東京、リアル台湾を味わう店11選

「呷飽没?」台湾出身スタッフと食べ歩いた東京の台湾を紹介

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タイムアウト東京 > フード&ドリンク > 東京、リアル台湾を味わう店11選

「ご飯食べた?」を意味する「呷飽没?」があいさつになってしまうほどおいしいものであふれる台湾。気軽に旅ができない今、台湾ロスに陥っている人も多いだろう。

そんな人の願いをかなえるべく、ここでは「東京の台湾」をピックアップ。本場の味が楽しめる料理店はもちろんのこと、現地感のある内装でプチ旅行気分に浸れる一軒や話題の新店、隠れた名店などをタイムアウト東京の台湾出身スタッフ、ヘスター・リンとともにセレクトした。台湾の豆知識も時々交えたヘスターのコメントとともに紹介するので、台湾の情報収集としてもぜひ活用してほしい。

  • 台湾料理
  • 代々木八幡

押競満寿

リトルナップコーヒースタンド(Little Nap COFFEE STAND)の濱田大介がプロデュースする台湾朝食喫茶。フードは台湾出身の料理家、りてこがディレクションしている。

9〜14時は「豆乳スープと揚げパン」や「台湾粥セット」「ルーロー飯セット」といった食事メニューを提供。セットで注文すると屋台に並んでいるおかずの中から3つがランダムで付いてくるシステムだ。14〜17時(水〜金曜)は台湾カステラやプリンアラモードなどの喫茶メニューが中心。フードはまかないから生まれたという「押競賄咖喱(おしくらまかないカレー)」が味わえる。

「店内に屋台!とても面白いです。屋台に日替わりのおかずが並ぶ様子は、台湾のお弁当屋さんみたい。こんな風にいろいろなおかずが並んでいて、好きなものを好きなだけ注文できるんです。

(「台湾粥セット」に付いてきた味付けタケノコを食べて)このタケノコの味、懐かしい。瓶詰めになったものがスーパーやコンビニエンスストアでよく売られていて、台湾人は味付けタケノコが大好き。私も小さい頃からよく食べていました。豆乳スープもおいしかったのですが、ラー油を入れ忘れてしまったのが悔しい......(笑)」

  • 台湾料理
  • 蒲田

喜来楽シライル

蒲田駅西口のバーボンロードを抜けた場所にポツリとたたずむ本格台湾料理レストラン。店名には「喜来楽」という漢字の通り「喜んで、皆さん来てください」というハッピーな意味が込められている。

店に入ると、カウンターにその日のおすすめのつまみ類が並び、常連はセルフで氷やキープボトルを取り出して飲んでいるというアットホームさ。食材と調味料はほぼ台湾から取り寄せたものを使用しており、珍しいメニューもそろっている。腹が膨れるまで2人で食べても予算は3,000円ほど。

「一人だとちょっと入りにくい雰囲気ですが、勇気を出してチャレンジしてみてください。ジブリ作品「千と千尋の神隠し」の冒頭でお父さんがおいしそうに食べていた肉圓(バーワン)も食べられます。肉圓を含め、日本ではなかなか食べられなかったメニューがそろっているのもいい。

お土産でくれた「茶葉蛋(チャーイエダン=茶葉を入れて煮込んだ味付けたまご)」も、台湾のコンビニで売っているものと同じ味でした。

台湾を訪れたことがある場合、コンビニで日本のおでんのように売られている茶葉蛋を見たことがある人も多いと思います。実は、きれいな卵ほど選ばれていないことを知っていましたか? 殻が割れている方が味が染み込んでいる感じがするので、現地の人は絶対に色が黒くて殻が割れている、見た目がきれいではないものを選んでいるんです」

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  • 台湾料理
  • 神楽坂

タイフー トウキョウ

台湾のクラフトビールブランド「臺虎精釀」の日本初となる直営店。ビールは「タイフー金柑」や「台式レモンサワービール」など、常時8種類前後のタップをそろえ、グラスのサイズはS、M、Lの3種類から選ぶことができる。3カ月ほどで一部ビールのラインアップが変わるので、定期的に新しい味わいに出合えるのもうれしい。

1階の和モダンな雰囲気もいいが、より台湾気分を楽しみたければ2階席へ。1階とはまたガラリと雰囲気が違う内装で、テーブルやイス、食器類はもちろんのこと、テーブルに付いた番号札までもが台湾から持ってきたものなのだとか。まるで現地の居酒屋で過ごしているような本場感だ。

「ゴクゴク飲めるフルーツ系ビールが多いのも、夏場は蒸し暑さが続く台湾のクラフトビールブランドならではかな。私はお酒があまり強くないのですが「ライチフルティエール」のように甘くて飲みやすいビールもあってうれしかったです。ちなみにアルコールが大好きな台湾出身の友人は、ビールのラインアップに大喜びでした。

2階は台湾の屋台をうまく再現していて本当にびっくり。この鉄製のテーブルと椅子、絶対に台湾の屋台で座りました(笑)。メニュー票が渡されて、自分の食べたいフードにチェックを入れて店員さんに渡すのも、台湾と同じスタイルです」

  • 台湾料理
  • 浅草橋

家豆花

「親戚のおばちゃんの家」的なアットホーム感あふれる家豆花。台湾出身の店主が幼少期から親しんできた味を提供しており、東京だけでなく、日本各地からこの味を求めてやってくる人もいるのだとか。

また、できる限り来店客の希望に合わせてメニューを提供してくれるのも本場らしい。例えば、豆花のトッピングは「しろきくらげ」「緑豆」「はとむぎ」「あずき」「手作り黒糖タピオカ」「芋ダンゴ」が用意されているが、「緑豆をダブルで」といったようにトッピングの量を調整したり、「豆花特盛り」のように豆花自体の量にも柔軟に対応している。

「日本ではおいしい鶏肉飯(ジーローハン)を食べられる店がまだあまりないので、これがあるだけでとても魅力です。鶏肉の上にトッピングされた油蔥酥(ヨウツォンスー)や、卵が半熟卵ではなく煮卵の滷蛋/魯蛋(ルーダン)なのも台湾らしい。

店内には、台湾の小学生が使う練習帳や、台湾の企業とコラボレーションしたスペシャルな交通カードなども飾られているので、訪れた際は店内をよく見てみてください。あと、レジ付近にある物販コーナーも必見。日によって販売される商品は変わるようですが、私は台湾のお菓子とカップラーメンを思わず買ってしまいました」

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  • 台湾料理
  • 五反田

東京豆漿生活

豆漿(ドウジャン=豆乳)や鹹豆漿(シェンドウジャン=豆乳スープ)など、本格的な台湾の朝ごはんが食べられる一軒。

同店の魅力は、なんといっても豆乳のフレッシュさ。豆乳は店内の小型豆乳製造プラントで絞られており、出来たての味わいは格別だ。酢が入った自家製調味料で豆乳をゆるりと固め、油条(ヨウティヤオ=揚げパン)を乗せた鹹豆漿は、「ネギ玉子」や「自家製肉鬆(ロウソン=肉でんぶ)」といった好みのトッピングを挟んだ焼餅(シャオビン)と一緒に味わおう。

フードメニューは開店の9時に全てそろうように準備。土曜、日曜、祝日のみ8時から整理券を配布している。

「日本で豆乳といえば東京豆漿生活というほど、台湾出身の友人たちとの間でも話題になるお店です。

鹹豆漿は、日本だと「台湾の朝ごはんの定番」としてよく知られていますが、実は夜に食べることも多いんですよ。もちろん朝ご飯として食べる人もいますが、台湾では夜遅くまで営業しているお店が多くて、私は夜食としてよく食べていました。ちなみに、焼餅に揚げパンを挟んで食べることに驚いた同僚もいましたが、台湾ではこのボリュームが普通です!」

  • 台湾料理
  • 赤坂

三商巧福 赤坂店

台湾で約170店舗を展開する牛肉麺(ニューロウメン)のチェーン、三商巧福の日本1号店。三商巧福は、日本でいう牛丼チェーンのような存在で、台湾で暮らす人にとっては身近で親しみ感のある牛肉麺の店なのだそう。

メニューは台湾と同じレシピで、本場の味を提供。牛肉麺は、高菜や豆板醤(トウバンジャン)を加えて、自分好みの味で楽しむのがローカル流だ。ちなみに、赤坂店では牛肉麺に小皿サイズのつまみ、おかわり自由の白飯が付いたランチメニューが圧倒的にお得。店で炒めて味付けをした高菜は白飯との相性も良く、高菜ご飯として楽しむ人も多い。

「台湾では気軽に行ける店としてよく知られるチェーンです。家の近くにもあって、私もよく行っていました。台湾の店舗だと「牛肉麺」や「排骨飯(パーコー飯)」といった主食の提供がメイン。赤坂の店舗では屋台で味わうようなおつまみメニューも充実していて面白いです。

台湾の店舗と同じレシピというだけあって、味は本場とほぼ同じ。炒めた高菜や豆瓣醬もあり、現地と同じように食べられるのもうれしいですね。ちなみに「牛肉麺」を食べ慣れた人だと、料理が提供された後にすぐ高菜や豆板醤を入れて、1口目から自分好みの味付けに調整します。でも、初心者の場合はまず2、3口をそのまま味わって、その後少しずつ追加し、自分好みの味を見つけていくのがおすすめです」

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  • 台湾料理
  • 白山

オルソー

水餃子と台湾ストリートフードをナチュラルワインと提供するフジ コミュニケーションの姉妹店。大ぶりの「台湾ワンタン」と​​、文京区にある醸造所、カンパイ!ブルーイングと協同したクラフトビールが自慢だ。ワンタンの皮から作った「オリジナル ワンタン Hazy」は、最初の一杯としてセレクトしたい飲みやすさ。

ワンタンや水餃子をはじめ、一品料理、前菜、麺、ご飯ものなど、メニューの豊富さも魅力。テイクアウトできるものもあるので、注文しきれなかった料理は自宅に持ち帰るという選択もあり。

「レトロ感のある一軒家が印象深いです。窓の外側に付いている鉄のデザインを見て、祖母の家を思い出しました。また、これまでに東京で足を運んだ台湾料理の店はこぢんまりとしたところが多かったですが、ここは広い! 1階では台湾のニュース番組が見られるし、メニュー数も豊富だし、ドリンクがセルフ式なのも台湾の居酒屋、熱炒店みたい。在日の友達とも訪れたい一軒です。

個人的には「鹽酥雞(台湾クリスピー唐揚げ)」がお気に入り。台湾で食べ物をテイクアウトする際によく使われる紙袋に入って提供され、とてもテンションが上がりました。「馬告香腸(マーガオソーセージ)」は、台湾の先住民のレシピで作っているのかな。黒いスパイスは「馬告(マーガオ)」といって、台湾の先住民、泰雅(タイヤル)族が昔から愛用してきたものなんです。懐かしい味ではないけれど、この腸詰めもとてもおいしかったです」

  • 台湾料理
  • 池袋

台湾早餐天国

ハンバーガーやカレーといったベジタリアン料理を提供するツムグカフェが、土、日曜のモーニング限定で営業する台湾素食の店。メニューは台湾式クレープと例えられることの多い「蛋餅(ダンピン)」を中心に、「魯肉飯(ルーロー飯)」なども用意。どの料理にも肉や魚、五葷(ネギ・にんにく・ニラなど)は一切使われていない。

「蛋餅はアレンジの幅が広い。日本ならではの食材や季節のものなどを使った新しいメニューをどんどん作っていきたい」と話すのは、台湾人の母と日本人の父を持つ同店の店主。その代表作ともいえるピーナッツクリームを包んだ「花生蛋餅(ピーナッツダンピン)」は、甘じょっぱい味わいが新感覚だ。

「健康意識が高まったこともあり、台湾ではここ最近、さらにベジタリアンの人が増えています。台湾料理を提供する店は東京に多くありますが、台湾素食が楽しめる店舗はまだまだ少ない気がしているので、とても面白い一軒ですね。

個人的には朝に蛋餅が味わえるということだけでもとてもうれしい。若い世代だと、朝食に食べるのは鹹豆漿よりも蛋餅という人が多くて、私も台湾で暮らしていた頃は、ほぼ毎朝、蛋餅を食べていたんです。でも甘い蛋餅は初めてで、「花生蛋餅」はとても新鮮でした。家の近くにあったらいいなぁ」

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  • カフェ・喫茶店
  • 高田馬場

リウェイコーヒースタンド

ラテアート競技会で多数の受賞歴を持つ台湾出身のバリスタ、リウェイ・シュエンと日本出身の妻が手がけるコーヒーショップ。台湾と日本のカルチャーが混じり合ったような内装は絶妙なバランス感覚で、トイレに至るまで抜かりない。

メニューはコーヒーのほか、チャイや抹茶ラテなども用意。ぜひ味わってほしいのは「BLACK LATTE」で、竹炭パウダーのジャリジャリ食感も楽しめる真っ黒なラテだ。もしデザートも付けるなら、1日8食限定の「自家製 焙じ茶プリン」がおすすめ。黒烏龍茶ベースのシロップが注がれた、甘さ控えめの一品だ。

「ここ数年、台湾でもインスタ映えなどを意識した個性的なカフェが増えています。もちろん、こういったカフェは日本にも多いので、この点だけで「台湾感」と言い切るのは難しいですが、台湾人がやっているカフェと聞いたらいてもたってもいられず、すぐに足を運びました。

ラテはもちろん、プリンもおいしかったです。恐らく、日本人は台湾人よりもちょっと甘党な気がします。個人的には、日本のスイーツは少し甘過ぎると感じていたので(もちろん、個人差はあります)、ここのプリンは私にちょうどよかったです。店内には台湾歌手の音楽が流れていて、ずっと座って聞いていたかった。そのくらいリラックスできる雰囲気の一軒です」

  • 台湾料理
  • 荻窪

瑞鳳 南口仲通店

台湾出身の店主が本格的な料理をふるまう一軒。「大根餅」や「腸詰」など、おなじみの一品料理が豊富にそろう。祖母から受け継いだレシピで作り続けているという台湾おこわ「肉粽(ローツォン)」が店主のいちおし。 おこわ自体はほかの店でも見かけるが、本物を味わうならこことのこと。

ゴマのたれが麺に絡む汁なし麺「屋台芝麻醬麺(ジーマージャン)」や「屋台牛肉麺(ニューロウメン)」など麺類も多いので、ランチの利用にもぴったりだろう。

「台湾のローカルな雰囲気が感じられますね。入店した瞬間、絶対にこれを注文すると決めた「屋台芝麻醬麺」は懐かしい味でした。

ただ、私が知っている麻醬麺は、麺を食べきったら終わりというものだったのですが、ここでは最後にラーメンのスープを入れるんです。私には馴染みのある締めではありませんでしたが、ゴマのたれと混ざり合ったスープが好きな味で、つけ麺のスープ割感覚でたれまで飲み干す麻醬麺にハマりそう。私自身も東京で新しい台湾に出合ました」

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  • 台湾料理
  • 西新宿

台湾佐記麵線

台湾の国民食、麺線が味わえる店。かつおだしが香る豚骨ベースのスープで煮込んだ麺線は、台湾式の煮麺のような料理だ。

麺線はヘルシーな反面、腹持ちはあまり良くない。もし、がっつり食べたい場合は、ランチタイム限定で提供される「台湾くるくるおにぎり」とセットにしよう。あくまでも「麺線に合うおにぎり」として考案されたオリジナルのもののため、台湾おにぎりの飯糰(ファントァン)とは別物。しかし、なぜか店にやってくる台湾人に人気なのだとか。壁には台湾にある飲食店の注文票が貼られていてプチ旅行気分に浸れる。

「台湾の求人情報や飲食店の注文票がびっしり貼られた壁には大興奮しました! 八方雲集というチェーンの餃子店は家の近くにあったし、南門福州傻瓜乾麵という汁なし麺と肉団子のスープの店は大学の近くにあって、どちらもよく行っていました。日本に住んでいる台湾人はみんな懐かしく感じるんじゃないかな。

麺線の味わいは本場に近いですが、たっぷりの具材は新鮮。台湾だとトッピングはモツ、カキ、モツ&カキの3パターンが主流ですが、ここでは鶏肉なども入っています。

それから「台湾のウスターソース」「すごい辛いソース」「かつおニンニク」という、後入れの調味料があるのもポイントです。台湾料理って本当にたくさんのニンニクが使われているんです。ここでは、もともとの麺線自体はニンニクを控えめにしているようですが、自分好みまでニンニクの量が調整できるのはうれしい。個人的には辛いものが大好きなので、ここの「すごい辛いソース」は最高でした」

東京で世界を味わう

  • Things to do

「你好!几位?(いらっしゃいませ、何名様ですか?)」。店員さんの発する第一声が中国語の中華料理店がここ数年、高田馬場や新大久保などで急増している。中でも池袋はその総本山だ。

輸入食材がそろう中華物産店や、中国各地の郷土料理が楽しめるフードコートなど、まるで本国を旅行しているような気分に浸れる。町中華とはまた違う、現地で食べるような料理や雰囲気が楽しめる店を7軒紹介する。

  • カフェ・喫茶店

ここ数年、海外で人気を博したカフェやコーヒーショップの日本初出店が増えている。海外旅行はまだ気軽にできなくとも、都内で外国のカルチャーに触れたり、異国情緒に浸ったりするのはどうだろう。今回は中でも海外の雰囲気が満喫できる店を厳選して紹介。

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大手町からわずか15分。西葛西は、IT系技術者のインド人のビジネスマンが多く住むエリアだ。ほかのエスニックコミュニティーと違い、ヒンドゥ語の看板も目立たず、観光的な要素はなく、街に自然となじんでいる。本格的なインディアンレストランが点在し、インド系ファミリーの日常に寄り添った店が多い。東京では珍しい家庭料理やスイーツ、食材店などもあるので、旅する気分で散策したい。インド料理がカレーとナンだけでないことに驚くはず。

  • Things to do

東京のコリアンタウンといって、多くの人が真っ先に思い浮かべるのは新大久保だろう。しかし、東京には新大久保よりも古い歴史を持つコリアンタウンがある。荒川区の三河島エリアだ。日暮里駅から常磐線でわずか1駅、上野からは2駅の場所にある。新大久保と比べると観光要素は皆無といっていい。普段着の街並みのなかに、小さな焼き肉屋や韓国食材店、雑貨屋などがいくつも点在。至るところでハングルの文字が目に入り、店先からは韓国語が漏れ聞こえてくる。

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  • Things to do

花街であり、昔から邦楽関係者も住むエリアだけに夕暮れ時には三味線の音色が響く神楽坂。そんな風景になじむフレンチビストロやカフェは神楽坂ならではの風景だ。

フレンチインターナショナルスクールのリセや、フランス語学校などを中心につくられたフランス人コミュニティーがあるのだが、今はその本場の味を求めて遠方からも訪れる美食家の街になった。パリの小路を歩くように、神楽坂を散策してみよう。

東京在住の駐日大使にインタビューを続けている「Tokyo meets the world」。この中では、世界各国のSDGsの取り組みを学べるほか、「世界随一の美食都市」としての側面を持つ東京が、いかに多様な国の料理を提供しているかも掲載してきた。ここではインタビューの中で、各国の大使が「東京で自国の味を楽しむなら」と、勧めてくれた店を7カ国分紹介しよう。

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