「ル パティシエ タカギ」やパフェの名店「パティスリィ アサコ イワヤナギ」などで経験を積んだオーナーパティシエ、友納滉一と妻の祐希が開いたクレープ専門店。2021年より六本木で間借りカフェとしてスタートした同店だが、百貨店の催事では最大3時間待ちの行列になるなど、実店舗ができる前から高い注目を浴びている。
クレープ生地は相模原市の農場から直接仕入れる新鮮な卵や、フランス産と国産を独自にブレンドした小麦粉、北海道産牛乳、カルピス特選バターなど、厳選食材のみを使用。メニューによって焼き加減やバターを塗るタイミングを変えるなど、細部にまでこだわりを見せる。
旬の食材で作る「季節のスペシャリティクレープ」は、フレッシュな果物やジュレ、焼き菓子など、10種類近くのパーツが詰め込まれており、食後はまるでスイーツのフルコースを食べたかのような満足感が味わえる。友納がこれまでパティシエとして培ってきた技術の粋が込められた逸品と言えるだろう。