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Photo: Akane Suzuki

東京、クラフトアイス5選

代官山、目白、自由が丘、横浜で個性豊かなアイスクリームを頬張ろう

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今、「クラフト」の波がアイスクリームにも押し寄せている。自然由来の材料を使い、製法にもこだわったスイーツは、丁寧に少量ずつ作られているのが特徴的だ。そして、その店独自のフレーバーを提供する店も多い。

ここではわざわざ足を運びたい、東京のクラフトアイスクリームショップを厳選して紹介する。

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  • 横浜

キャンピングカーで日本各地の畑と生産者を回りながら野菜の魅力を伝える、旅する八百屋「青果ミコト屋」がオープンしたアイスクリームショップ「キキ ナチュラル アイスクリーム(KIKI NATURAL ICECREAM)」

同店では八百屋で売れ残る野菜やフルーツのほか、ロスになってしまう素材を積極的に活用し、日によってさまざまな食材をアイスクリームとして販売することで新たな価値を生み出している。

添加物を加えず、手仕事で作られたアイスはフレーバーが何ともユニークだ。「ほおずきミルク」や「和ウーロンアプリコット」など、ここでしか出合えない、新鮮なアイスが豊富に揃う。

価格は1スクープ480円、2スクープ700円、3スクープ880円(以下、全て税込み)。+100円追加すれば、ハンドメイドコーンに変更できる。

  • 豊島区

「ジェラート ミンナ(Gelato MinNa)」は、イタリアの三つ星レストランでデザートを担当したオーナーが手がけるジェラテリアだ。果物をそのまま⾷べるよりフレッシュな果実感や、⽜乳本来のうまみを感じる味わいなど、素材の味を生かしたジェラートが出来たてで味わえるところが魅力だ。⼈⼯的な添加剤や乳化剤を使わず仕上げた、体と環境に優しいジェラートが楽しめる。

本場イタリアのレシピを元にヨーグルトと蜂蜜を使った「ベネツィアーノ」や、店内で焙煎(ばいせん)・ペーストしたピスタチオを使った「ピスタチオ」をはじめ、常時約10種のフレーバーが楽しめる。

2フレーバーの「ピッコロ」は680円、3フレーバーの「メディオ」は800円。カップとコーンが選べるが、カップを選ぶと、サクサクのワッフルクッキーが付いてくるのもうれしい。

店内にはベンチとカウンター席があり、テイクアウトはもちろん、その場でジェラートを楽しむこともできる。

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  • 代官山

一流料理人が認めるイタリアンの奇才、小林秀徳シェフが創る素材の味へのこだわりを追求した、唯一無二のナチュラルリッチジェラート店「ジェラート ブラーボ(GELATO BRAVO)」。ジェラートは全て保存料を使用しておらず、高品質な材料を厳選している。群馬と長野の県境の高原で育った、放牧ジャージーの牛乳を使用している点にも注目だ。

焦がしキャラメルにゲランドソルトをのせた「キャラメルソルト」や、定番イタリアンテイストの「カンパリオレンジ」、シチリア産ヘーゼルナッツにブラジルコーヒー豆をトッピングした「ノッチョーラ」など、贅沢な味わいのフレーバーをラインアップしている。

店頭で販売しているジェラートは、持ち帰り用のふた付きカップ以外、2フレーバーダブルのみを展開。価格はフレーバーによって600~1,000円で販売中だ。

スッと切れるような後味で、大人のデザートにぴったりである。

  • 自由が丘

自由が丘駅からほど近い場所にある「アミコーノ(AmiCono)」は、完全天然素材ジェラートを提供するジェラテリアカフェである生産者の顔が見える食材を使い、酸化防止剤や着色料はもちろん、乳化剤に関してもとことん無添加にこだわる。イタリアのフィレンツェで修行した店主の井上舞子は、素材が最も生きるよう、試行錯誤し、現地の文化を大切に味を再現している。

写真のジェラートは、減農薬の大分県産のイチゴをふんだんに使用した「イチゴソルベ」、「トーキョー ビーンズ ファーム マーケット(Tokyo Beans Farm Market)」のオーガニック豆とマスカルポーネを合わせた「ティラミス」など。なるべく余計なものを入れず、素材の風味を引き出し、他では味わえない滑らかな口当たりを実現している。

人気なのは、カップアイスにその場で焼いた出来立ての温かいコーンが刺さった状態で提供される「ジェラコーノ」(シングル420円、ダブル620円)。クッキーにジェラートを挟んだ「ジェラクッキー」(シングル580円、ダブル720円)は、食感が楽しくおすすめだ。

前職でビーガンやアレルギーを持つゲストを目の当たりにし、どんな人が訪れても食べられるものがある店にしようと決意したと言う井上。同店にはビーガン対応メニューや卵、乳アレルギーの人向けのジェラートも用意されている。

不定休があるため、訪れる際は公式SNSで確認してほしい。

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  • 新宿

エンターテインメント複合施設「東急歌舞伎町タワー」の17階に位置する「ジャムセブンティーン ジェラテリア(JAM17 GELATERIA)」。同店はライブ感あふれるダイニング&バー「ジャムセブンティーン ダイニング アンド バー(JAM17 DINING & BAR)」に併設したジェラートショップだ。フレッシュな素材のおいしさをそのままに、彩り鮮やかで上質なジェラートを楽しめる。

フレーバーは、沖縄産の桑の実とヨーグルトを合わせた「マルベリーヨーグルト」や、果汁のみでフレッシュに仕上げた「スイカ」、濃厚なミルクに塩味のアクセントが加わった「塩バニラ」など、多彩なラインアップとなっている。

1スクープ 500円、2スクープ700円、3スクープ900円で楽しめ、「ジャムセブンティーン(JAM17)ブレンド」をはじめとするコーヒーも一緒に購入できる。副都心の摩天楼を臨む社交場の入り口で、おいしいひとときを過ごそう。

もっと東京でスイーツを楽しみたいなら……

  • カフェ・喫茶店

東京で一番美味しいドーナツを求めて、カフェや喫茶店をハシゴしている人は、探し方を間違えているかもしれない。近年、専門店やベーカリーから相次いで特色のあるドーナツが生まれている。

ここでは、魅力的なトッピングが楽しめる揚げドーナツや、昨今盛り上がりを見せている「生ドーナツ」「ボンボローニ」など、こだわりのドーナツが味わえる店を紹介する。

  • パティスリー・洋菓子屋

スイーツは心の栄養である。と同時に、多くの食がそうであるように芸術の一種だ。ここでは、今東京で注目すべき新進気鋭のパティシエとショコラティエの面々を紹介したい。

ミシュラン星付きフレンチの元パティシエによる珠玉のフレンチトーストから始まり、若き和菓子アーティストや「アシェットデセール」の新鋭、「物語」を紡ぐ美しいケーキ、日本橋という街の印象をも塗り替えた独創的なパティスリーの旗手、夜に通い詰めたいスイーツ店、小さな贅沢が詰まったブラウニーまで、その存在感の出し方も多種多様である。

これからのホリデーシーズン、はたまたバレンタインなど甘い菓子がおいしい季節に、ぜひ、東京のフードシーンの一躍を担うであろう多彩な才能をぜひ感じてみてほしい。

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  • カフェ・喫茶店

パフェの定義は国や人により異なるが、日本では背の高いグラスにアイスクリームやフルーツ、生クリームを重ねたものをイメージする人が多いだろう。フランス語で「完璧」を意味する名前の通り、美しさとおいしさを兼ね備えたパフェは、デザートの王様として甘党の心をつかんで離さない存在だ。

ここではフルーツを使用したパフェに絞り、老舗のフルーツパーラーから、青果店に併設されたレトロな店、独創性あふれるパティスリーなど、おすすめの14軒を紹介する。どの店も時期により扱う果物が変わるので、季節ごとに訪れて旬の味覚を味わってほしい。

東京のかき氷シーンは、年を重ねるごとに盛り上がっているといっても過言ではない。多くの店が個性を打ち出すべく、ティラミス、アボカド、トマトなどこれまでかき氷には使用されてこなかった食材や斬新な素材の組み合わせなどを駆使し、新しいメニューを次々に生み出している。

一年中かき氷が食べられる店が増えたとはいえ、ベストシーズンは。ここでは、タイムアウト東京エディターで、かき氷を愛してやまないケイラ イマダ(@kakigori_kaila)一部監修のもと、暑い日にはしごしてでも巡ってほしい店を紹介する。

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