ブボ・バルセロナ
画像提供:ブボ・バルセロナ
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東京で楽しむ世界のチョコレート10選

フランス、ベルギー、スペイン、バリ島など、チョコレートから世界を知る

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チョコレートを探求することは世界を知ることだ。カカオ農場は世界中にあり、世界に誇るショコラティエ、カカオ職人は各国に存在する。

ここでは、そんな世界から日本に上陸したショコラティエやチョコレート専門店を中心に紹介しよう。今年のバレンタイン限定メニューについても触れているので、ぜひチェックしてほしい。

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ストロベリー・ハートファクトリー

  • カフェ・喫茶店
  • 神谷町

アルケミー

バリ島ウブドのライブフード愛好家によって2011年に創業したプラントベースレストラン「アルケミー(ALCHEMY)」の海外初店舗が、2023年11月に「麻布台ヒルズ」に誕生した。メニューは全て植物ベースかつグルテンフリーで、うまみ調味料や化学調味料も不使用だ。

植物の栄養価を最大限に生かすため、43度以上の加熱調理をしない「ローフード(Raw Food)」が多く展開されており、チョコレートを使ったメニューもほとんどがローフード。量り売りやトリュフ、プロテインバー、ケーキ、ドリンクなどのさまざまなチョコレートメニューを扱う。

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  • 銀座

ヴェンキ 銀座店

1878年創業、イタリアの老舗チョコレート・ジェラート専門店であるヴェンキ(Venchi)の日本第1号店。銀座店では1粒から選べる量り売りのチョコレート「Pick&Mix」を40種類以上を展開している。ほかにも「デザインの国」イタリアらしい華やかで上質なギフトボックスやチョコレートスプレッド、チョコレートバーなどを多数用意する。

2024年1月11日からは、バレンタインコレクションを販売。真っ赤なハートを随所にあしらったギフトボックスとギフト缶は、プレゼントに最適だ。7種8個入りのプラリネコレクション「プラリネ スカーレット ハンパー」では、「ヘーゼルナッツ」「クランチーソルテッド キャラメル」「ダークチョコレート&ブラウンシュガー」の新作3種が楽しめる。

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  • ショッピング
  • 表参道

ブボ バルセロナ 表参道店

スペインを代表する高級パティスリー「ブボ・バルセロナ(bubó BARCELONA)」日本1号店。同パティスリーはユニークで繊細なデザートを発信し続けるブランドとして知られる。

表参道店は、スペインから直輸入する芸術的なチョコレートや、本国のレシピを忠実に再現したケーキ、マカロンがテイクアウトできるフラッグシップ店。2階のカフェではイートインを楽しむこともできる。

2024年のバレンタインフェアでは、昨年即完売した手のひらサイズのハートのチョコレート「チョコスカルプチャー マイハート プティ」(3,490円)もパッケージをリニューアルして再発売。ハートのミルクチョコレートの中には、ポッピングキャンディーやピーカンナッツなど、さまざまなフレーバーのチョコレートが詰まっている。宝石なようなハートを割って食べる楽しみは、このスイーツならではだ。

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  • 新宿

ジャン=ポール・エヴァン 伊勢丹新宿店

1988年にフランス・パリで創業したショコラトリー、「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)」。フランス国家最優秀職人章である「M.O.F」や、国際コンクールで優勝した経歴を持つショコラティエのジャン=ポール・エヴァンが手がける同ブランドは、日本の高級ショコラブームを作ったともいわれる。

113日から229日(木)まで展開するバレンタインコレクションのテーマは、「パリ フォーエバー」。パリのシンボルとなるモニュメントを表面にあしらい、フルーツやスパイスを生かしたショコラが期間限定で登場する。

中でも「ボンボン ショコラ 9 パリ フォーエバー」(6,048円、以下全て税込み))は、ハート型のギフトボックスとエッフェル塔が目を引くアイコニックな袋付きで、本命チョコや自分へのご褒美にぴったりの一品だ。

凱旋門をイメージしたパイナップル風味のショコラや、グリーンカルダモンのエキゾチックな香りと甘酸っぱいイチゴの味わいがマッチしたエッフェル塔が描かれたショコラなど、箱を開ければパリの街を旅している気分が味わえるラインアップにときめくに違いない.。 

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  • ショッピング
  • 銀座

ブノワ ニアン 銀座

ベルギーのチョコレートブランド「ブノワ ニアン(BENOIT NIHANT)」の日本1号店。元エンジニアという経歴を持つカカオ職人が2005年に立ち上げたブランドで、シングルオリジン生産が特徴だ。

タブレットチョコレートやボンボンだけでなく、日本限定の焼き菓子やチョコレート菓子、洋生菓子を取り揃える。予約制のカフェを併設し、チョコレートやドリンク、「日本限定パフェ」も味わえる。

1月17日からバレンタインコレクションもスタート。色鮮やかな5色の新作ハートボンボンが登場する。フレーバーは、ピスタチオ(ブルー)、サクラ(ピンク)、チェリー&シナモン(ダークレッド)、ユズ(イエロー)、ライム&バジル(グリーン)となっている。

店舗や「高島屋」「三越伊勢丹」、オンライン、それぞれに限定商品もある。詳しくは、公式ウェブサイトを確認してほしい。

  • ショッピング
  • 青山

ジャン シャルル ロシュー 東京

パティスリーやショコラトリーが集まるフランスのパリ6区に店を構えるショコラトリー「ジャン シャルル ロシュー(Jean Charles Rochoux)」の日本1号店が南青山にある。

フランスの名店「ミシェル ショーダン」で10年腕を磨いた、ジャン・シャルル・ロシューの個性豊かなチョコレートは、ぜひ一度は食べてほしい。中でも、山椒やショウガを使った「ボンボンショコラ」は、辛みと香りを生かしつつも優しい味に仕上げている。フルーツをチョコレートでコーティングした「フルーツタブレット」は土曜日のみの販売だ。

店内は、店のモチーフであるワニのチョコレートオブジェなどが展示されており、彫刻家としての顔も持つロシュ―のセンス光る世界観が堪能できるだろう。

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  • カフェ・喫茶店
  • 丸の内
  • 価格 1/4

カカオサンパカ 丸の内本店

スペイン王室御用達のショコラテリア「カカオサンパカ」の日本1号店。メニュー開発にはミシュラン三つ星レストラン「エルブリ」のアルベルト・アドリアも参加し、スパイスやチーズを使うなど、斬新なアイデアに満ちたチョコレートで人気を呼んでいる。

4種のチョコレートを使い分けて手作りされたテディベア型のチョコ「ハートベア カロロ」や「ボンボン」(1粒チョコレート)、「ラジョラス」が定番人気だ。冬の期間なら、スペインの伝統的な味わいを再現したチョコレートドリンクも登場する。

  • ショッピング
  • 赤坂

ママノチョコレート 赤坂見附店

赤坂見附駅を出てすぐにあるチョコレートショップ。エクアドルのアマゾンにあるカカオ組合と提携し、「チャクラ農法」という自然栽培のアリバカカオから一つずつ丁寧に作ったチョコレートを提供している。

農薬や化学肥料を使用しない、周囲のアマゾンの森林を保護する持続可能な方法で栽培したカカオは、世界のチョコレート製品の2%しか流通していない希少な一品だ。

新鮮なガナッシュとボンボンの商品名は、カカオが王と神にささげられる食べ物だった頃の風習から「神様の」と名付けられている。

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  • パティスリー・洋菓子屋
  • 銀座

デメル 松屋銀座店

神聖ローマ帝国を統治したハプスブルク家の紋章をブランドマークとした「デメル」は、王宮御用達として知られる、伝統のあるオーストリアのウィーン発の洋菓子店だ。

銀座にある「デメル 松屋銀座店」では、本場ウィーンのザッハ・トルテをはじめ、チョコレートやクッキーなどが購入できる。エレガントなものから風格漂うデザインまで揃うパッケージの美しさも魅力の一つで、ギフトとしても支持を得ている。

特に猫の舌をモチーフにした「ソリッドチョコ 猫ラベル」(2,106円)は、そのユニークなフォルムと愛らしいパッケージで人気を誇る。フレーバーはコクのある「スウィート」、まろやかな「ミルク」、香ばしい「ヘーゼルナッツ」の3種を展開。バレンタインのプレゼントとしてはもちろん、自分へのご褒美チョコレートとしてもぴったりの一品だ。

  • カフェ・喫茶店
  • 浅草

ダンデライオン チョコレート ファクトリー&ストア蔵前

サンフランシスコ発のチョコレートショップ「ダンデライオン チョコレート(DANDELION CHOCOLATE)」の日本1号店。1階はチョコレートファクトリーとスタンド、2階にはカフェとワークショップスペースがある。「Bean to Bar」(ビーントゥバー)と呼ばれる、カカオ豆からチョコレートバーになるまで一貫して作り上げる製造法が特徴だ。

1月中旬から公式オンラインストアで、シングルオリジン チョコレートを使った新作ボンボンショコラの先行予約を受け付ける。フレーバーは「ソルサル・コミュニタリオ」(ドミニカ共和国)、「ベンチェ」(ベトナム)、「マヤ・マウンテン」(ベリーズ)、「ワンプゥ」(ホンジュラス)の4種をラインアップ。カカオの産地ごとの芳醇(ほうじゅん)でフルーティーな風味が感じられるだろう。

店頭販売は1月下旬から開始する。

もっとチョコレートを楽しみたいなら……

  • ショッピング

大切な人に贈るなら、自分でもほしくなるようなチョコレートに限る。ここでは、食べるのが惜しくなるような愛らしいルックスのものや、「こんなチョコレートがあったんだ」というようなサプライズ感のあるもの、カカオにこだわったものなど、個性がキラリと光るチョコレートをピックアップする。

昨今のご時世を鑑み、オンラインで購入できるものをセレクトしたので、ぜひ参考にしてほしい。

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  • パティスリー・洋菓子屋

スイーツは心の栄養である。と同時に、多くの食がそうであるように芸術の一種だ。ここでは、今東京で注目すべき新進気鋭のパティシエとショコラティエの面々を紹介したい。

ミシュラン星付きフレンチの元パティシエによる珠玉のフレンチトーストから始まり、若き和菓子アーティストや「アシェットデセール」の新鋭、「物語」を紡ぐ美しいケーキ、日本橋という街の印象をも塗り替えた独創的なパティスリーの旗手、夜に通い詰めたいスイーツ店、小さな贅沢が詰まったブラウニーまで、その存在感の出し方も多種多様である。

これからのホリデーシーズン、はたまたバレンタインなど甘い菓子がおいしい季節に、ぜひ、東京のフードシーンの一躍を担うであろう多彩な才能をぜひ感じてみてほしい。

ショコラショー(chocolat chaud)は、フランス語で「熱いチョコレート」を意味する。つまるところホットチョコレートのことである。ココアと混同されがちだが、一般的にココアはカカオ豆から油脂分(カカオバター)を除いた粉末ココアから作られたドリンク、ショコラショーはチョコレートそのもので作られるドリンクのこと。

ショコラショーはチョコレート本来の美味しさを堪能できる贅沢な飲み物といえる。「ショコラ ショ」、「ホットチョコレート」など各店舗によって名称は異なるが、ここでは、チョコレートから作られた本格的なメニューをセレクトしている。東京は、海外にひけを取らないおいしいショコラショーを味わえる都市。熱々のショコラショーで体の中から温まろう。

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