フランスで「ショコラ ショ」の本を出版するなど、ジャン=ポール・エヴァンは「ショコラ ショ」への関心が高い。季節ごとに発表する限定の「ショコラ ショ」も見逃せないが、まずは定番人気のオリジナルショコラを使ったクラシックタイプの『ショコラ ショ パリジャン』(1,265円)を試してみよう。
ポットでの提供で、カップでたっぷり2杯分楽しめる。好みでシャンティイ(生クリーム)を添えると、一層まろやかな味わいとなる。
タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、ショコラショー13選
ショコラショー(chocolat chaud)は、フランス語で「熱いチョコレート」を意味する。つまるところホットチョコレートのことである。ココアと混同されがちだが、一般的にココアはカカオ豆から油脂分(カカオバター)を除いた粉末ココアから作られたドリンク、ショコラショーはチョコレートそのもので作られるドリンクのこと。
ショコラショーはチョコレート本来の美味しさを堪能できる贅沢な飲み物といえる。「ショコラ ショ」、「ホットチョコレート」など各店舗によって名称は異なるが、ここでは、チョコレートから作られた本格的なメニューをセレクトしている。東京は、海外にひけを取らないおいしいショコラショーを味わえる都市。熱々のショコラショーで体の中から温まろう。
コロナ禍の影響で、営業時間などは変更している可能性がある。訪れる前に公式ウェブサイトなどを確認してほしい。
フランスで「ショコラ ショ」の本を出版するなど、ジャン=ポール・エヴァンは「ショコラ ショ」への関心が高い。季節ごとに発表する限定の「ショコラ ショ」も見逃せないが、まずは定番人気のオリジナルショコラを使ったクラシックタイプの『ショコラ ショ パリジャン』(1,265円)を試してみよう。
ポットでの提供で、カップでたっぷり2杯分楽しめる。好みでシャンティイ(生クリーム)を添えると、一層まろやかな味わいとなる。
濃厚なショコラショーが好きな人におすすめしたいのはこちら。とろりと熱々のショコラショーは、まるでポタージュスープのよう。ガトーやアイスクリームに使われるものと同じカカオ74%のチョコレートが、ミルクと少量の生クリームの中にたっぷり溶け込んでいる。しっかりとした香りとコクがあり、チョコレートを食べたかのような充実感だ。
シャンパーニュ地方のブランデーが添えられた『マール ドゥ シャンパーニュ(1,210円)』とラム酒と味わう『デパズVSOP(1,320円)』の2種類がある。
ラ・メゾン・デュ・ショコラには、2種類の「ショコラ ショ」が用意されている。ひとつはレモン風味が爽やかなすっきりとした味わいの『ショコラ ショオ アンダルシア』(1,023円)。
濃厚でコクのある「ショコラ ショオ」で、ほのかなバニラ風味の『ショコラ ショオ グワヤキル』(990円)には、生クリームが添えられるので好みで混ぜるとまろやかな味わいになり、味の変化を楽しめる。
カカオサンパカ 丸ノ内店で人気のチョコレートドリンク『カタラン』(Sサイズ540円)はシナモンのほのかな香りが印象的。気分を変えたい日は、マールドシャンパーニュを少し加えた『ショコラタシャンパーニュ』(Sサイズ600円)はいかがだろう。
大人っぽい味わいで男性にも人気がある。仕事終わりに、丸の内散策途中に、体を温めてくれるのがうれしい(テイクアウト用の紙カップでの提供)。
リンツの上質なチョコレートを使用したホットチョコレートドリンク。ミルクとダークの2種類から選ぶことができ、どちらも甘過ぎない濃厚な味わいが魅力的だ。
カフェではもちろん、オフィスに持ち帰り仕事の合間に楽しむのも良いだろう。Sサイズ617円。
開店当時から人気の、柚子の香りのショコラショー(756円)。フレッシュな柚子の香りを立たせるため、柚子の皮が剥かれるのは作る直前。ミルクと生クリームに柚子の皮を入れて煮立て、たっぷりのビターチョコレートを加えて作られる。柚子はシェフのフレデリック・マドレーヌが好きな日本の柑橘。さわやかな柚子と甘いチョコレートの香りに誰もが癒されてしまうことだろう。プレーンなショコラショーに加え、月替わりで様々な味のショコラショーをイートインでのみ提供。
テオブロマには、ちょっとクセになりそうな甘くてスパイシーな『ショコラ ショー スパイス』(917円)がある。胡椒、ナツメグ、唐辛子、シナモンが使われており、口にするとスパイシーな香りとともにピリリとした刺激が伝わる。
ショコラショー用ポット『ショコラティエール』から注ぐとカップにちょうど1杯分。オーダーすると茶菓子がついてくるのもうれしい。ほかにも『ビター』『ミルク』『ハーブ』のショコラ ショーがある。
カカオ豆からチョコレートまでを一貫製造するビーントゥバースタイルのチョコレート専門店によるホットチョコレート。ハイチ産カカオを使用したチョコレート「ナッティ」をベースにミルクを加えて作られ、ドリンクの中にカカオニブ(カカオを砕いた粒)が残っているのが特徴。
粒を噛みしめる食感とともに、カカオの原産地で味わうような口あたりや口溶けを味わってほしい。2022年2月5日よりテイクアウトでの提供のみ、715円。
店内奥にある落ち着いたバーカウンターのようなカフェスペースで楽しめるポットサービスのショコラショー。席に座って注文すると、カウンターごしにショコラショーを作る様子がすぐ目の前で見られるため、作られる工程の香りを楽しめるのもうれしい。
フランス産のチョコレートを使用し、ミルクと生クリームを使って、しっかりとショコラの風味を伝えながらもさらりとした飲み口に仕上げている。店内に流れる音楽も心地よい。1,200円。
ダンデライオン チョコレート(DANDELION CHOCOLATE)で提供される、サンフランシスコ本店と同じスタイルのショコラショー。
エクアドル産カミノベルデのカカオ豆を使用した芳香なテイストで、サンフランシスコ本店では一番人気の一品だ。シングルオリジンのカカオ豆を使い自らの工房で作るビーントゥバーチョコレートなので、カカオ豆の個性が引き立つ。
オリジナルのクッキー、マシュマロが添えられるのもうれしい。カフェスペースでイートインできるほか、テイクアウトも可能。550円〜。
清澄白河のビーントゥバーチョコレート専門店、アーティチョークチョコレートにはカカオの風味をダイレクトに感じられるオリジナルドリンク『カカオエスプレッソ』がある。
カカオ豆をすりつぶして少量の水を加えて温めたもので、砂糖は加えていないのでビターで濃厚。エスプレッソ感覚で朝に飲むのもいいだろう。添えられたオレンジコンフィを時々口にするとマイルドな味になる。
地元には『カカオエスプレッソ』ファンがいるそう。残念ながら現在(2022年1月)イートインは廃止されたが、近日テイクアウトドリンクが発売予定されている。
良質のカカオを厳選しているので、すっきりと飲みやすいのにコクがある味わい深い『ビーントゥココア』(1,650円)。単品でも満足できケーキと一緒でも楽しめるようにと、濃すぎず、カカオの味わいを堪能できる絶妙なバランスが計算されている。おかわりがついてたっぷり2杯分。
テラスメニューでは同じ味わいがテイクアウトカップで648円なので、寒い日はテイクアウトして温まろう。
バレンタインに向けて、チョコレートを探し始めている人も多いのではないだろうか。ここでは、人気のチョコレートを販売するイベントなどを紹介。本命チョコはもちろん、日々頑張る自分へのご褒美にもぴったりなチョコを見つけに行こう。オンラインで購入できるバレンタインフェアなども紹介しているので参考にしてほしい。
また、ホテルで味わうバレンタイン限定のアフタヌーンティーなど、スペシャルなメニューもリストした。ロマンチックなデートプランには、ぴったりだろう。
※2022年1月24日 オンライン販売情報を更新
もしウィリー・ウォンカが東京でチョコレート工場を始めていたら、彼は今頃休暇を取っているかもしれない。東京のチョコレートシーンは競争が激しく、有名なフランスのサロン・デュ・ショコラでは日本のチョコレートメーカーが最優秀賞を取得し、海外のエキスパートとも肩を並べているからだ。
ここでは、情熱的なショコラティエが届ける、複雑な風味のカカオを使ったチョコレートショップを中心に紹介する。例えばマダガスカルの強い酸味が特徴の品種や、アマゾン流域のフルーティーな後味が素晴らしいオーガニックカカオなど。
バレンタインシーズンの直前に、恋人に贈るにも自分を甘やかすにもおすすめしたいチョコレートショップを厳選した。シングルオリジンのシンプルなチョコレートバーもよし、アソートスイーツの詰まったぜいたくなギフトを奮発するのもよし、豪勢なデザートを注文してその場で味わうのもいいだろう。
大切な人に贈るなら、自分でもほしくなるようなチョコレートに限る。ここでは、食べるのが惜しくなるような愛らしいルックスのものや、「こんなチョコレートがあったんだ」というようなサプライズ感のあるもの、カカオにこだわったものなど、個性がキラリと光るチョコレートをピックアップする。
昨今のご時世を鑑み、オンラインで購入できるものをセレクトしたので、ぜひ参考にしてほしい。
フルーツサンドは、ただのかわいい食べ物ではない。果物は熟度を調節しながら食べ頃のものを使用したり、使うフルーツによってクリームの甘さを変えたり、相性の良いパンを研究したり、作り手の丁寧で繊細な作業の積み重ねによって作り上げられているのだ。
フルーツサンドを食べられる店は東京だけでもいくつもあるが、ごろっとタイプや細切りタイプなど、果物の切り方一つとっても店によって全く異なり、それぞれの特色やこだわりを感じられるのもまた面白い。
ここでは、都内にあるフルーツパーラーやカフェ、ベーカリーなどで提供されているいちおしのフルーツサンドを紹介する。みずみずしいフルーツに、ほんのり甘いクリーム、そして美しい断面。我々をこれ以上幸せにしてくれる食べ物はほかにあるだろうか。季節の果物を使用している店も多いので、年間を通してフルーツサンドの世界を堪能してほしい。
※新型コロナウイルスの影響で営業時間に変動があるため、公式ウェブサイトから最新情報を確認してほしい
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