原宿にあるベポカ(Bépocah)は店内に足を踏み入れる前から、ペルー料理をおおいに主張していることが分かる。2013年に開店して以来、その鮮やかな黄色の建物はランドマークになっている。
内装は暗めの木目を基調としており、カウンター席、1階に一人で来る客やカップルが居心地良く過ごせるテーブル席2つ、2階には団体客向けのテーブル席がある。 シェフで共同経営者の仲村渠(なかんだ・かり)ブルーノは、伝統的なペルー料理を現代的なスタイルで作り上げる。それはペルー独特のじゃがいもを重ねて作る料理『カウサ』のユニークさにも表れている。
北海道産の黄色と鮮やかな紫色のじゃがいもを重ねてクリーミーなチキンサラダを挟んだ『カウサ・レジェーナ』は絶品。見た目で楽しめるだけではなく、ライムの酸味とアヒ アマリーヨ(黄色い唐辛子)の辛さが絶妙な味わいを醸し出す。