原宿の中心から歩いてすぐの静かな裏通りにたたずむのは、野田雄紀が作り出す魅惑の料理の数々が人気のキキ(Kiki)だ。22歳でフランスに留学した野田は、パリの老舗レストラン、タイユヴァン(Taillevent)で働いた後、ミシュランの星も獲得している、神楽坂のフレンチレストラン、ルグドゥノム ブション リヨネ(Lugdunum Bouchon Lyonnais)でシェフのクリストフ・ポコ(Christophe Paucod)に師事。2011年に独立し、カジュアルな雰囲気のレストランキキをオープンした。
ランチは1万1,300円から、ディナーコースは1万5,000円から提供している。野田のこだわりは日本の食材を中心に使用すること。それぞれの食材の「非日本的な側面」を引き出し、フランス料理に変貌(へんぼう)を遂げさせるのが醍醐味(だいごみ)だそう。もちろん、それぞれの時間帯にアラカルトもある。
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