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Photo: Kisa Toyoshima
Photo: Kisa Toyoshima

青山、ベストレストラン

青山エリアの絶品グルメ、表参道、外苑前、原宿まで網羅

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タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 青山、ベストレストラン

トレンドの発信地、表参道や青山は多くの人がショッピングに繰り出すエリアだ。ただ、ショッピングで歩き回ると必ず空腹に襲われるという事実を念頭に置いておかないと、荷物を抱えながらレストラン難民になりかねない。ここでは都内有数のショッピング地区に佇(たたず)み、この街をも満たせる最高の街にしてくれる立役者たちを紹介する。

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  • ペルー料理
  • 原宿
  • 価格 2/4

原宿にあるベポカ(Bépocah)は店内に足を踏み入れる前から、ペルー料理をおおいに主張していることが分かる。2013年に開店して以来、その鮮やかな黄色の建物はランドマークになっている。

内装は暗めの木目を基調としており、カウンター席、1階に一人で来る客やカップルが居心地良く過ごせるテーブル席2つ、2階には団体客向けのテーブル席がある。 シェフで共同経営者の仲村渠(なかんだ・かり)ブルーノは、伝統的なペルー料理を現代的なスタイルで作り上げる。それはペルー独特のじゃがいもを重ねて作る料理『カウサ』のユニークさにも表れている。

北海道産の黄色と鮮やかな紫色のじゃがいもを重ねてクリーミーなチキンサラダを挟んだ『カウサ・レジェーナ』は絶品。見た目で楽しめるだけではなく、ライムの酸味とアヒ アマリーヨ(黄色い唐辛子)の辛さが絶妙な味わいを醸し出す。

  • ビストロ
  • 青山
  • 価格 2/4

世界中から集まったワインとタパスが楽しめるワインショップ兼レストランが表参道から青山へ移転オープンした。神宮前の高級レストラン、ジュリアのカジュアルな姉妹店で、モダンなシーフード料理、パスタ、炭火で焼いた肉や魚料理と、新旧両世界のワインが楽しめる。

シグネチャーメニューのシーフードプラッターをはじめ、ニンジンのグリルやブッラータなど、季節の食材を使ったシンプルでおいしい料理が並ぶ。

ワインリストは、全て小売価格で販売されているのが同店の特徴の一つだ。食事と一緒に注文する場合は、900円の抜栓料だけが別途発生するシステムだ。フランスとアメリカの生産者が中心だが、200種ほどのボトルがそろっているので、迷ったらスタッフに気軽に相談しみよう。きっと予算や好みにぴったり合う1本を堪能できるだろう。

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  • 青山

『World’s 50 Best Restaurants(アジアのベストレストラン50)』にランクインした(でん)の長谷川在佑と、フロリレージュの川手寛康がタッグを組んだレストラン。旬の食材を使った斬新な料理を軸に「串」をテーマにしたフュージョン料理を提供する。

ディナーメニューは8品の『おまかせコース』(9,800円別途サービス料)のみで、独創的な日本料理と、クラシカルでメッセージ性に溢れたフランス料理が合わさった、極上の串料理が堪能できる。定番メニューと季節の品を組み合わせて構成。串だけでなく7品目は飯、8品目がデザートとなっている。

確固たる伝統技術を軸にしながら繰り広げられる独創的な料理は、話題を呼ぶこと間違いなしだ。まだ席に余裕がある今のうちに食しておくことをおすすめしたい。一度口にしてしまえば、たちまち新たな食の世界に旅立つことだろう。

  • 表参道

ロンドン、ソーホー地区のフードシーンをけん引する人気イタリアンデリカテッセン兼レストランがこの夏、表参道にオープン。なんと1944年創業以来、英国外初の旗艦店だ。

表参道店では、創業から人気のイタリア産の小麦粉と新鮮な卵を使ったフレッシュなパスタを販売。店内のパスタ専用工房で熟練の職人が毎日手作りしたもので、特に、シーフードを詰めたクッション型のロンディーニや、30個もの卵黄を練りこんだパスタ生地に黒トリュフをかけた濃厚タリオリーニはリナストアズのベストセラーなので、ぜひ味わってほしい。

ほかにも、産地と製法にこだわった生ハムや新鮮なチーズ、イタリア伝統のサンマルツァーノトマトを添えたナスのミートボール、ローストした豚バラ肉のポルケッタパニーノなど、郷土色にあふれたアンティパストも人気のメニューだ。シチリアの伝統スイーツ『カンノーロ』など、同店ならではの特別な手作りスイーツも見逃せない。

レストランと隣接するデリカテッセンは、本場イタリアの食料品店さながら生ハムからチーズ、フレッシュパスタ、パニーノ、デザート、コーヒーなど厳選した高品質のフードやスイーツをイートインやテイクアウトで提供する。

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  • フランス料理
  • 青山

南青山に位置するフレンチレストランのネモ (NéMo)。シェフは、ナリサワ(NARISAWA)カンテサンスで修行を積んだ根本憲一が務める。ランチ、ディナーともに自然をテーマにした、シェフの『おまかせコース』と厳選されたワインを提供する。

ランチは6品(7,150円)、ディナーは10品(1万6,500円)。削ったマカデミアナッツをあしらい、ふわりと揚げた穴子のベニエや、伊豆直送の高級魚ウメイロのポワレなど、季節の食材をふんだんに使った料理が楽しめる。

『おまかせコース』のみの提供であるため、事前に予約をおすすめする。肩肘張らずに本格的なフレンチを堪能しよう。

  • 外苑前

日本初となるモダンフレンチジャマイカレストランが外苑前にオープン。サンパウナリサワ(NARISAWA)など、ミシュラン東京の二つ星獲得店で研さんを積んだアンジーがシェフを務める。

同店の「モダンジャマイカンキュイジーヌ」は、ジャマイカ料理の魅力である複数のスパイスが絡み合う複雑な芳香と色彩の美しさに、ヨーロッパやアジアの各国をシェフが旅して得たひらめきを取り入れたものだ。

『ランチコース』(3,000円)では、アミューズ、前菜、メインのジャークチキン、日替わりデザートが堪能できる。ディナータイムは8品のコース(9,000円)のほか、アラカルトメニュー6品に飲み放題が付いたコース(6,000円)も用意する。

緑を基調にした店内は、BGMにレゲエ音楽が流れるゆったりとした雰囲気。見た目、香り、味の全てがハイレベルで、一度試したらとりこになること間違いないだろう。

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  • ビストロ
  • 青山

ののあおやまにある、ブルワリーを併設した人気ビストロのラシーヌ青山(RACINES AOYAMA)店。広々としたテラス席を含む約60席を設け、自然光がたっぷりと入る緑豊かな居心地の良い場所だ。レストランにはマイクロブルワリーも併設されている。

オリジナルビールとともに、全国の契約農家から届く旬の食材を使ったジャンルレスな料理を時間帯やシーンに応じて提供している。

隣にはフードショップ、ラシーヌ ドーナツ&アイスクリーム(RACINES DONUT&ICE CREAM)が入居し、1日1500個が完売するという人気ドーナツや手作りアイスクリームなどを販売する。

  • 日本料理
  • 青山
  • 価格 4/4

青山通り、外苑前交差点から少し入ったところにある隠れ家的日本料理店。オープン1年あまりでミシュラン一つ星を獲得した実力ある店だ。

春はタケノコ、夏はハモ、秋はサンマ、冬はシラコやカニなど、四季折々の食材を使用して丁寧に、そして繊細に作り上げた数々の料理を天井の高い広々とした空間で堪能することができる。

コースは品数が多く、この値段でこれだけ楽しむことができるのかと思うほど圧巻の内容。蕎麦屋に引けを取らない香り豊かな十割蕎麦も用意されているので、食事の最後はぜひ十割蕎麦で締めてほしい。

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  • インド料理
  • 青山
  • 価格 2/4

骨董通りのほぼ中央に位置しているインド料理店シターラ。白を基調としたモダンな店内では、インド5つ星レストランで修業したシェフが腕を振るう。

シターラの人気メニューは、カレーファンなら一度は食べたことがあるであろう北インド料理の定番である「バターチキン」。タンドール釜で焼いた骨なしチキンを、見た目も鮮やかなトマトベースのルーで煮込む。

トマトの爽やかな酸味と甘さを生かしながらもしっかりとしたコクが舌に残るのは、ハチミツを使って煮込むため。このバターチキン、調理過程でほぼ油を使わないため、おいしいのにヘルシー、といううれしいメニューである。

ランチはこのバターチキンを含む6種類のカレーから選べるセットが1,200円から。ディナーは単品で1,350円からだ。

  • フランス料理
  • 青山

ミシュラン一つ星を2年連続で獲得しているレストラン、シオ(sio)の新店舗。北青山の複合施設ののあおやま内に店を構える。

提供メニューは朝、昼、夜で異なるが、全てに共通するのは「分かりやすい料理」であること。「ハンバーガー」「サラダ」「オムレツ」など、誰もがおいしいと思える身近な料理をミシュランシェフのクオリティーで提供している。

唯一、全ての時間帯で楽しめるのが野菜や旬の果物など、約20種類の食材が用いられた『ホテルズサラダ』。ドレッシングは、蜂蜜やバルサミコでアクセントを加えたオリーブオイルベースのシンプルなもので、それぞれの素材の味も生かされている。

朝と昼のメニューは1,500円からのセットメニュー、夜は1万円のディナーコース(料理は4品)など手軽な価格帯なのもうれしい。

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  • 焼き鳥
  • 原宿
  • 価格 2/4

焼き鳥は煙たくて、安くて、 冷たいビールで勢い良く流し込み、サッと済ませるものというイメージが主流だろうが、焼鳥今井に行ったことがある人なら、そんなことはない!と声を挙げるだろう。

千駄木の人気焼き鳥店、焼鳥今井が2016年11月に外苑前に移転し、30席のスタイリッシュなカウンタースタイルの店に変貌(へんぼう)を遂げた。オーナーでシェフの今井充史が、鶏から野菜まで厳選し魂を込めて焼いたひ品々は、味はもちろん、その斬新なアプローチで焼き鳥に対するイメージを刷新してくれる。

  • 日本料理
  • 渋谷
  • 価格 2/4

渋谷・桜丘町にある和食店。和服に割烹着の女将が迎えてくれる。メニューに外れはないが必ず注文したいのは、『冷やし焼きナス』と『ブリ大根』。大きくぶつ切りにした大根が2つ、これ以上煮込むことが不可能と思えるほどやわらかく、醤油色が染み込んでいる。 

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  • 中華料理
  • 外苑前
  • 価格 3/4

高級な中国料理なら、外苑前の優雅なレストラン、礼華 青鸞居を勧めたい。オーナーシェフの新山重治は、豊富な経験を持つ東京でも指折りの料理人だ。

上海料理を中心に40年以上も中華の世界に身を置き、今でも定期的に中国を訪れて研鑽したり、最新の料理を学んだりしている。礼華 青鸞居では、そんな新山の革新的で美しい料理を存分に味わえる。前菜メニューには絶品の『スパイシーソーセージ』や繊細な甘さの『鮑の冷製』など、メインには数種類の点心、『北京ダック』(2,000円~)、そして冬の時期には中国産の上海蟹などが並ぶ。 事実、新山は海鮮の名人だ。

  • イタリア料理
  • 千駄ヶ谷
  • 価格 3/4

千駄ヶ谷にある隠れ家のような全20席の店で、辻大輔が特別な時間を提供するコンヴィヴィオ(Convivio)。トスカーナの家庭料理をベースに新しいエッセンスを加えたイタリア料理が味わえる。コースメニューのみの提供で、エントラータ(ひと口料理)からドルチェ(デザート)まで彼の先導する旅に同行するかのようだ。もちろん、最後まで途中下車という選択肢は脳裏に浮かばない。

月替わりのコースには、地方から取り寄せた季節の食材を主に使用(オリーブオイル、チーズ、加工肉はイタリアから輸入)。彼の才能を証明するスペシャリテ『カーチョ・エ・ぺぺ』は定番となっている。

Convivioコース』は1万1,000円(別途サービス料10%)だが、まずは4,400円のランチから利用してみるのもおすすめだ

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  • フランス料理
  • 神谷町
  • 価格 3/4

川手寛康が最高のシェフであることは、以前から分かっていたが、2015年に青山に店を移して以来、さらに腕が磨かれたようだ。

フロリレージュが他店と一線を画すのにはいくつかの要素がある。まず、セッティングがドラマチックだ。カウンターと壁は灰と炭の色、床は溶岩のような赤に塗られている。オープンキッチンの生け花は、ほの暗い部屋の中で、驚くほど明るく緑に輝いている。そして、川手と足早に動くスタッフたちが、スポットライトの下で静かに働いている。

  • 青山

表参道駅近くにある和モダンな中華料理店。一流製麺会社の橋爪製麺が運営しており、麺を主役にしたコース料理を展開している。サンショウ、ユズ、ゴボウなどが練りこまれた麺は独創的で唯一無二だ。

古民家を改装したバー・ラジオの2階にあり、バーの重厚な扉を開け、内階段から上がっていくのが非日常感があって楽しい。店内は木目調でアンティークなインテリアや和のエッセンスを取り入れた装飾がモダンな趣を醸し出す。はしづめのマダムが吟味した和食器に盛り付けられおり、目でも楽しめる料理に仕上がっている。

コースメニュー(1万円〜)は月替わりで、日本の旬を感じるメニューが9品提供される。『料理長のスペシャルコース』(1万5000円)に入っている同店のスペシャリテ、『フカヒレステーキ』は絶品。味を染み込ませて蒸したフカヒレに衣を付けてカリカリに焼き上げ、上からカニミソを使用した濃厚ソースをかけたフカヒレの姿ステーキは、ここでしか味わえないメニューとなっている。

完全予約制(2日前から)の上、16席とこぢんまりとしているため、利用する際は早めの予約をおすすめしたい。

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  • ビストロ
  • 原宿
  • 価格 2/4

原宿の中心から歩いてすぐの静かな裏通りにたたずむのは、野田雄紀が作り出す魅惑の料理の数々が人気のキキ(Kiki)だ。

22歳でフランスに留学した野田は、パリの老舗レストラン、タイユヴァン(Taillevent)で働いた後、ミシュランの星も獲得している、神楽坂のフレンチレストラン、ルグドゥノム ブション リヨネ(Lugdunum Bouchon Lyonnais)でシェフのクリストフ・ポコ(Christophe Paucod)に師事。2011年に独立し、カジュアルな雰囲気のレストランキキをオープンした。

若い世代にもフレンチを楽しんでもらえればと、7品のディナーコースを5000円で提供している。

  • イタリア料理
  • 青山
  • 価格 3/4

青山の国連大学ビルの隣にあるおしゃれなレストラン。料理はもちろん、その落ち着いた雰囲気と質の高いサービスはファンの間で定評がある。いろいろな場面で楽しめるよう、店内は4つのスペースで構成されている。

メインダイニングでは本格イタリアンのディナーを、クラブフロアは青山通りが見渡せる個室、よりカジュアルな雰囲気で楽しめるワインガーデン、そしてプライベートテラスでは食事後にゆったりと夜空の下で余韻に浸ることができる。ファン待望のランチも開始されたので、より気軽に立ち寄れるようになった。奥にはガゼボも設置されており、特別なひとときが過ごせそうだ。

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  • 寿司
  • 青山

江戸前寿司の職人橋本純也と、ミシュランの二つ星レストランナリサワ(NARISAWA)でヘッドソムリエとして10年の経験を持つ、木村好伸がタッグを組んで営む鮨エム(鮨m)。西麻布の江戸前鮓 よし通で経験を積んだ橋本は、魚と対話し状態を見極めた魚しか握らないこだわりようだ。

アルコールは、400本もの国内外のワインを常時用意。日本酒は無濾過生原酒を多くそろえ、-11から-13まで設定可能な特注セラーが設置されているこだわりようだ。

店名のmはフランス語の「mariage」を指し、料理と飲み物の調和を意味する。同店の目的は、飲み物が食事の脇役ではなく、同等の役割を果たすこと。にぎりは本格的な江戸前寿司。コハダには新潟県ドメーヌ・ショオの限定オレンジワインとペアリング。大間のマグロにはヴィンテージのブルゴーニュの赤ワインなど、旬の魚と対話しながらワインと日本酒をその日に決めるスタイル。ぜひ、ドリンクのマリアージュを堪能しよう。

ディナーコースは11貫と4品、デザート1品が付いた鮨m OMAKASE コース』(2万2,000円)から用意。行く際は必ず予約しよう。

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  • Things to do

ロリータやきゃりーぱみゅぱみゅなど、あらゆる「かわいい」の発信地として、ジャンルレスに流行を生み出してきた原宿。2020年、駅前の複合施設ウィズ原宿や新駅舎の建設など、激しい新陳代謝に改めて注目が集まっている。中央を走る明治通りを一本入れば、個性的な店がひしめき合っている。時代の一歩先を駆ける原宿キッズたちの息遣いが聞こえてくるだろう。話題のニューオープンはもちろん、カルチャーをけん引してきた古着屋から食べ歩きスポットや地元民しか知らない穴場の居酒屋まで、原宿の最先端を紹介する。

新型コロナウイルス感染対策の影響で入場制限や短縮営業なども多いので、行く前に公式サイトやSNSでチェックしてほしい。また、混雑している場合は無理せず、別の店や次の機会にするのも賢い選択だ。自分も人も思いやりながら楽しもう。

  • Things to do
中目黒で過ごす24時間
中目黒で過ごす24時間

休日はゆっくり散歩して過ごしたい、そんな日は中目黒がちょうどいい。桜の名所として有名な目黒川沿いは季節によって表情を変え、一年を通して心地よく歩くことができる。穏やかな街並みの中に、カフェやセレクトショップなど中目黒を象徴するスポットもさらに増えて、訪れるたびに新しい発見があるのも魅力だ。

この10年間、都内屈指のおしゃれタウンとしてその名を広げ、住みたい街ランキングの上位に選出され続けている。2016年には祐天寺と中目黒を結ぶ高架下がリニューアルし、街の顔となるような人気店も生まれた。ここ最近では日本初となるスターバックス リザーブ ロースタリーが目黒川沿いにオープンするなど、「中目」は世界からも注目を浴びている。

連日、さまざまなメディアで取り上げられている街だが、ここではもう一度その魅力をダイジェスト。目的がなくても質の良い日を過ごすことができるだろう。

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  • Things to do

渋谷駅から東横線で10分ほどでたどり着ける街、学芸大学。中目黒や自由が丘といった人気エリアに囲まれているが、いまだ下車したことがない、という人も多いだろう。「学芸大学」自体は1960年代に小金井市へ移転しているが、地元の人々の要望で愛着のあるこの名前がそのまま残された。

八百屋や昔ながらの商店が立ち並ぶ駅前の商店街には、しゃれたカフェやベーカリー、古着屋なども点在し、東横線ならではの洗礼された雰囲気とローカルな居心地の良さを同時に感じることができる。

碑文谷公園や世田谷公園など、のどかなスポットも歩ける距離にあり、少し足を延ばせば三軒茶屋や中目黒にも気軽に行ける。近郊を1日かけて散策してもいいし、駅周辺で明るいうちから食べて飲んでいてもいい。ここでは、朝から晩までのんびり過ごすことができる街、学芸大学の魅力を紹介したい。

  • Things to do

旧山手通りと国道246号が交差する場所に位置する池尻大橋は、程よく力の抜けた空気を放ちつつもクリエーターやデザイン関係のオフィスも多く、感度の高い店が点在するエリアだ。

「コーヒータウン」とも呼ばれるほど、魅力的なコーヒーショップが存在する。そのほか、 著名人がお忍びで訪れる飲食店、都会のオアシスである空中庭園などに加え、最近では個性的な新鋭店が増えており、ますます目が離せなくなっている。

そんな独自のカルチャーを形成する池尻大橋で、体験すべき10のことを紹介。ニューノーマルなタコスショップから進化したストリートバー、新旧入り混じるネオ喫茶店まで、選りすぐったショップの中から自分だけのお気に入りを見つけてみよう。

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それほど広くない面積に建物や店が密集し、人口密度も高い東京。しかし海外のリゾートにいるような開放的な気分になる、とっておきの場所は多くある。

水辺の景色が眺められるリバーサイド、公園近くで緑いっぱいのテラス席やビルのルーフトップ(屋上)のバーなど、東京のオープンエアの形態はさまざまだ。各店に取材を進めてわかったのが、季節によって寒暖の差が激しい東京でも、オープンエアの座席は年間を通じて人気があるということ。多くの店が、外の席から順に予約が埋まっていくそうだ。

ここでは、都内でオープンエアの空間が楽しめる、レストランを紹介する。外気を直接感じながらおいしい料理を食べたり、酒を飲んだりする体験は格別だ。東京の空の下、大切な人とゆっくり時間を過ごしてみては。

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