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大塚でしかできない10のこと

OMOレンジャーのおすすめスポットを紹介

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タイムアウト東京 > Things to Do> 大塚でしかできない10のこと

東京各地のディープな街情報を発信してきたタイムアウト東京と、OMO(おも) by 星野リゾートがコラボレーション。街の見え方が変わる「新ご近所ガイドシリーズ」が始まる。

同シリーズは、OMOによる地域に精通したナビゲーター「OMOレンジャー」がすすめるローカルスポットをタイムアウト東京による独自の切り口で紹介していく企画だ。

第1回目は、豊島区・大塚。池袋から山手線で1駅ながら、都電が走り、昭和レトロな街並みを今も残す。地元に密着した昔ながらの個人商店が軒を連ね、街を舞台とする「都市型ホテル・OMO」の立地にふさわしい街だ。憩いの酒場から間もなく100周年を迎える銭湯、フレンチカンカンが楽しめる店、2023年にオープンした最新ヴェニューまで、大塚探訪に出かけてみよう。

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  • 大塚

大塚 鳥忠

大塚駅北口から徒歩2分の場所にある老舗大衆居酒屋。外観は昭和を感じさせる懐かしい店構えで、扉を開けると常連客でにぎわっている。初めての客もフレンドリーに迎えてくれるいかにも大塚らしい居酒屋だ。OMOスタッフは、プライベートでもよく立ち寄っているという。

メニューは焼き鳥を中心に、刺し身やウナギも提供。おすすめは、常連のババさんからのリクエストで生まれた「ババ玉」(プレーンオムレツ)だ。

カウンターと小上がり、2階には60人が入れる座敷もある。1人飲みでも大人数でも立ち寄ることができ、テイクアウトにも対応している。

  • 大塚

おにぎりぼんご

1960(昭和35)年創業のおにぎりの専門店。開店前から行列ができ始め、2、3時間ほどの待ち時間は当たり前という大塚の名店だ。

パリパリのノリと、ふっくらとした握らないおにぎりが大人気。具材は「しゃけ」「うめ」などの定番をはじめ、冷凍卵黄を4時間醤油に漬け込んだ「卵黄」や「数の子」といった変わり種まで、約50種類以上の具材を揃える。

OMOレンジャーがおすすめするのは「卵黄肉そぼろ」。どれにしようかと迷ったら、店内に貼られた「ベスト10」「トッピングベスト10」を参考にするのもいい。

店のもう一つの名物が、パワフルでエネルギッシュな店主のおかみだ。ぜひ会いにいってほしい。

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  • 大塚

串駒 本店

銘酒が味わえる大塚の街の中でも草分け的存在の店。いまや希少酒の一つとなった山形の「十四代」をいち早く東京に紹介した店としても知られている。地酒の魅力を開拓してきた先代亡き後も蔵元を囲む会などが開催され、研究に余念がない。

メニューの数々も、酒とのペアリングは抜群。充実したお通しには定評があり、出だしから酒も箸も進む。2階に上がるといろりの前におかみが座り、冬には能登の魚醤を使った「いしり餅」を焼いてくれる。これがまた絶品で、もろみタンクの酒樽を使用したテーブルも味わい深い。

席数は20ほど。人気店のため、事前の予約をおすすめする。

  • 大塚

とんかつ 三節

ディープな大塚三業通りにたたずむ昭和感のある店。「三節」は、オーナー牧野節男が2代目の隆と親子で営むとんかつ専門店だ。創業から45年、レシピはほとんど変わらないという地に足が着いたスタイルで、地元の人たちの腹を満たしている。

ロースかつは柔らかくジューシーで、衣はサクサク。ソースと大盛りのキャベツと合わせて楽しめば、無理なく食べ終えられる。

定番のトンカツはもちろん人気だが、名物は「生姜焼き定食」(3,400円、以下全て税込み)。見た目もインパクト大で、これを求めて来店する人も少なくないという。山盛りのキャベツを背に、ほとんど垂直に立つように肉がたっぷり盛られた生姜焼きは圧巻だ。

すでに生姜ダレで味付けされた肉に、目の前でなみなみの追いダレをかけてもらってから食べる。タレと肉の脂がよく馴染み、艶めく豚肉。その厚さはステーキに匹敵する。

豪快にかぶりつくと、ジューシーかつプリプリで弾力のある歯応え。甘めのタレの生姜とニンニクのパンチが後を追う。肉の脂身と赤みのバランスも良い。

等分に刻まれた千切りキャベツは、覆うように敷かれた肉の温かさでしっとりとしている。刻み生姜の食感が残った生姜ダレと肉から伝った脂のコクが合わさり、大盛りだったはずなのに、ペロリと腹におさまる。ご飯とのハーモニーも抜群で、キャベツだけでも十分おかずになる。難なく野菜がたっぷり取れるところも魅力だ。

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  • 大塚

レアンドロ

ポルトガル領、マデイラ島で作られた独特の甘みと香りを持つマデイラワインに特化したバー&カフェ。ギネスブックにも登録されている、世界で一番マデイラワインを置いている店だ。

シェリーやポートワインと並んで、世界4大酒精強化ワインの一つとして18世紀に作られたものでも、おいしく味わえるのが特徴。通常のワインに比べてビンテージの流通量が豊富なことから、自分や親が生まれた年のワインなどを気軽に飲める。

またぬる燗(かん)やトニック割りなど、変幻自在に楽しめることはあまり知られていない。ほかでは決して体験できない味覚の時間旅行を体験できる貴重な機会となるだろう。

  • Things to do
  • 大塚

大塚記念湯

大塚駅南口から徒歩3分の場所にある、大塚の歴史を見守ってきた由緒ある銭湯。大正から昭和に年号が変わった年に創業したことから、「記念」の名が付けられた。

のれんをくぐればカラフルなげた箱が現れ、脱衣所を見上げると「宇宙」が広がる。これは、平成に変わった時に特注で作られた天井画だ。

ジェット風呂や薬湯など風呂はバラエティーに富み、深夜1時まで開いているため仕事終わりでも行けるのがポイント。ボディーソープやシャンプー、アメニティーなど揃っているので、手ぶらで湯浴みできる。

2階にはサウナを併設。OMO5東京大塚では、宿泊者に「銭湯セット」の貸し出しもしている。

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  • ショッピング
  • 大塚

山下書店 大塚店

大塚駅北口から徒歩2分。東京ですら街から本屋の姿が消え、コンビニエンスストアの終夜営業が見直される中、「山下書店」は夜中でもこうこうと明かりを灯し続けている。

1999年のオープン以来365日店を開け、三が日を除いて24時間営業している、都内唯一の書店だ。 深夜にはパジャマやスウェットなど部屋着姿の客も見られ、地元に密着した店ならではの光景が展開する。

OMO5東京大塚からも近く、寝付けない夜には重宝するだろう。深夜3時でも朝の5時でも、いつでも本を購入できる同店は、本好きならぜひ覚えておきたい一軒だ。

  • 大塚

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大塚駅南口から徒歩2分、席数40ほどの本格イタリアンの店。なのだが、ホールスタッフは全員パフォーマー。「大塚で一番楽しいバー」のうたい文句通り、毎週火曜日は店長がリーダーを務めるレビュー集団「Tokyo ROUGE」によるフレンチカンカンが楽しめる。

2部構成の一夜限りのショーは、セクシーかつエネルギッシュ。大塚の街を愛する店長が披露するショーは大迫力で、パリの「ムーラン・ルージュ」が再現されたかのようだ。会場と一体となったパフォーマンスに、あなたもいつの間にか手拍子してること間違いなしだ。

もちろん、ワインやパスタなどの食事も一緒に味わえる。

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  • 大塚

上海チキン小閣樓 大塚店

大塚駅南口から徒歩1分で到着する、地元民御用達の中華料理店。内観は、ノスタルジックな上海に迷い込んだかのような異国情緒を感じさせる。

2階建てで半地下となっている1階の食堂と、居酒屋風の2階では内装がガラリと違う。1階で昼食を食べたら、次は2階で酒杯という客も多いという。

上海チキンとヘルシーな野菜中華をメインに提供しているが、ぜひ食べてほしい一品は、名物の「担々麺」(980円、以下全て税込み)。濃厚なゴマのこくと辛みが絶妙に絡み合い、上に乗った香草の風味が加わることでより複雑な味わいを楽しめる。一口ごとに微妙に変化するテイストは、やみつきになるおいしさだ。

  • 台湾料理
  • 大塚

マンション台北

大塚駅南口から徒歩4分にある、本場の味わいにこだわったカジュアルな台湾料理店。メニューは小籠包やルーローファン(魯肉飯)といった王道料理ではなく、煮込み料理や家庭料理に的を絞っている。

皮付きの豚バラ肉を串で刺して煮込む「コンローハン(爌肉飯)」は、とにかく体験してほしい。平日は、副菜とスープが付いたランチセット(1,100円)がおすすめだ。また、ディナーには種類豊富な小皿料理をテーブルに並べ、1杯900円から提供しているナチュラルワインとともに楽しみたい。

路地裏にあり、こぢんまりとした秘密基地のような同店で、心のこもった台湾家庭料理を堪能しよう。

  • ホテル
  • 大塚

OMO5東京大塚は、星野リゾートの第4のブランドとして誕生したOMO(おも)の第2号として、2018年5月9日、大塚駅から徒歩1分の場所にオープンした。

都電荒川線が走るレトロな街並みに活気あふれる商店街が広がり、観光客にとって絶好の場所に位置し、大塚の街とランデブーして東京の夜を目いっぱい楽しめる滞在を提案する。

東京都心の限られたスペースの中でも、広くゆっくりくつろげるように考案された客室「やぐらルーム」がおすすめだ。

OMOレンジャーと行くべき3つの大塚ツアー

1.『下町の雰囲気が残る大塚で、都電を見つけるお散歩
都電荒川線や大塚の街の歴史などを説明しながら、最高の都電ビュースポットに案内。

2.『大塚の魅力が満載!大塚オタクと行くご近所巡り
大塚の魅惑的ないちおしスポットを、レンジャー独自のこだわりと小ネタを交えて紹介。

4.『通気分!大塚はしご酒ツアー
客の好みに合わせ、レンジャーと一緒だから行ける大塚のディープなはしご酒を楽しむ。

東京の街をもっと探訪するのなら……

  • Things to do

東京都心にほど近く、家賃が比較的安価な東京東側には、下町情緒を色濃く残す老舗と、こだわり抜いた個性的なお店が軒を連ねている。特に主要駅の北千住駅周辺は、そんな魅力的なお店が多く集まるエリアだ。

一方で、北千住には実に5つもの大学があり、学生のにぎわいを感じられる街でもある。新進気鋭の店も次々と誕生しており、北千住は下町とモダンの魅力が入り交じる、活気に満ちた街となっている。

この記事では、レトロな喫茶店やスナック、風変わりなバーや新しくできた雑貨屋やカフェ、ベトナム料理店など、王道から変わり種まで、さまざまな北千住のスポットを20件紹介する。

  • Things to do

国立市の南側に位置するJR南部線「谷保」駅周辺は、昔ながらの街並みや住宅街のイメージが強いが、このエリアはここ数年で大きな進化を遂げている。

さまざまな店が集うシェア商店「富士見台トンネル」を筆頭に、スタイリッシュなカフェやZ世代が手がけるネオスナック、アートや雑貨も楽しめる書店など、若手が手がけるいい店が続々と増えているのだ。ここではそんな近年注目のエリアの楽しみ方をお届けしたい。

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  • Things to do

5月上旬はネモフィラの花が咲き誇るなど季節ごとに見どころがあり、都内から多くの人が集まる「国営昭和記念公園」がある駅として有名な街、立川。「イケア 立川」があるほか、映画好きなら、爆音上映を世に広めた立役者である「シネマシティ」もよく知るところだろう。

2020年には大型ライブハウスを併設した未来型の文化都市空間「グリーンスプリングス」が誕生し、一気にあか抜けた感もある。その進化は2023年もとどまるところを知らない。

ここでは、近年急速に盛り上がりを見せている立川の中でも、ホットなスポットを5つ紹介しよう。アート、憩い、食、ショッピングといずれもローカルな魅力を残しつつも、ハイクオリティーな場所ばかり。ぜひ「ハイローカル」な街を探索してほしい。

  • Things to do

江東区にある古き良き人情街、亀戸。近年「カメイドクロック」やアトレのリニューアルなど、駅前が様変わりして、現代的な面とレトロな要素を兼ね備えた街へと変わりつつある。

有名グルメをいくつも輩出している食通エリアでもあり、亀戸グルメの代名詞ともいえる「亀戸ホルモン」と「亀戸餃子 本店」は行列必至だが、並ぶ価値は十分にある。甘味ならば「船橋屋」のくず餅を堪能してみてもいいだろう。

ここでは、新名所「カメイドクロック」はもちろん、老舗の新名物である味噌を使った絶品プリンや、元キャバレーの内観が雰囲気抜群の中華料理店、地域に愛されるアートギャラリーなど、同エリアの魅力的なスポットを5つ紹介しよう。

4月から5月にかけては、都内随一の名所といわれる亀戸天神のフジの花が見頃を迎える。併せてぜひ散策の参考にしてほしい。

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  • Things to do

山手通りと玉川通りが交差する場所に位置する池尻大橋は、ほどよく力の抜けた空気を放ちつつも、クリエーターやデザイン関係のオフィスも多く、感度の高い店が点在するエリアだ。 著名人がお忍びで訪れる秘密基地のような飲食店や店舗がいくつもあり、最近は個性的な新鋭店が増えるなど、ますます目が離せなくなっている。

そんな独自のカルチャーを形成する池尻大橋で、体験すべき20のことを紹介。東京カルチャーの発信地となっているカフェ、世界を視野に入れた熱燗専門店まで、選りすぐったショップの中から自分だけのお気に入りを見つけてみよう。

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