スナック水中
25年愛された「すなっくせつこ」を継承し、Z世代のママこと坂根千里が担う「スナック水中」は、開店から話題を浴び、国立の夜の社交場となっている。
初心者も馴染めるよう、メニューにはボトルキープやカラオケに至るまで、スナックの楽しみ方が書かれている点が印象的だ。客は20~30代が20%、40代~60代が65%と、多世代が集う空間となっている。
ドリンクは焼酎やウイスキーのほか「季節のおすすめ」カクテルやクラフトビールなど、親しみやすい酒もラインアップ。料理はスパイシーな「ナッツ」(500円)のほか、近所の町中華「永芳園」のジューシーな「焼き餃子」(600円)なども揃い、腹も満たされる。
オンラインが当たり前の時代だからこそ「密に人と繋がれる場で生産性のない時間に癒しを見出してほしい」という、坂根。女性も立ち寄れる社交場を目指し、イラストレーターのoyumiや、グラフィックデザイナーのステレオテニスをはじめ、20代・30代のクリエイターとのコラボイベントも不定期で開催している。