井の頭線神泉駅から徒歩7分、人気のレストランが並ぶ松見坂エリアにあるアルゼンチン料理店。アルゼンチン料理というとあまり聞き慣れないが、イタリアからの移民が多い国のため、ステーキやマッシュポテトのほか、パスタ、ピザなど日本人になじみのあるメニューをがそろい、食べやすい。 同店の名物はアルゼンチンの伝統料理、アサード(肉の炭火焼き)で、なかでも「エントラーナ」(ハラミ焼き)と「コスティーリャ」(骨付きリブ)が2大人気メニュー。前菜の「エンパナタス」(アルゼンチンの肉のパイ)はパリパリのパイに濃厚な肉のフィリングがたっぷり詰めてあり、ワインやトロピカルカクテルと一緒にぜひ食べてほしい。 毎日朝4時まで営業、ラテン調の明るくゆるりとした店内で過ごすと、それだけで元気になってくる。
タイムアウト東京 > レストラン&カフェ > 東京、ラテン系レストラン10選
ミシュランガイド星付き店の数はぶっちぎりの世界一(2位のパリの2倍以上)、星なしの店も含め、総じて飲食店のレベルが高い東京。中華、フレンチ、イタリアンをはじめ、急増中のタイ、ベトナムなどのアジアンエスニックまで都内では世界中のあらゆる料理が楽しめるが、ラテン系のレストランも頭角を表している。
ここで言うラテン系とは、タコスやブリトーがすぐ浮かぶメキシカンや、シュラスコが有名なブラジル料理、聞き慣れないが一度食べるとハマるキューバン(キューバ料理)、意外に日本人の好みと合うアルゼンチン料理まで広く含む。
ラテン系レストランはどこも、日本人がイメージする通りの陽気でゆるりとした空気に満ちており、店を訪れるだけで楽しさが込み上げてくる。スパイスの効いた独特の辛さや食感もいいが、一緒にマルガリータやモヒート、メスカル(メキシコの蒸留酒)、ピスコ(ペルーの蒸留酒)を合わせれば、さらにテンションが上がるだろう。
ラテン好きな人も初めての人も、この夏、東京で南米気分に浸ってみては。都内の人気店10軒を紹介する。