※2021年3月7日(日)まで営業時間を変更。営業時間を11時30分~15時、17時~20時/L.O.は閉店の30分前まで
浅草ROXの裏手に店を構えるシュハスカリア キボン。ブラジルのスポーツブランド『ATHLETA』を母体に持つ同店は、サンバカーニバルの地でもある浅草で、一級のブラジル料理とカクテル、そして音楽を楽しめる一軒だ。フードメニューの目玉はシュラスコ。牛、鶏、豚それぞれの肉から14種類の部位を提供している。
スタッフはラテン系の外国人が大半で、厨房に立っているのもブラジル人のシェフが多く、シュラスコは肉の味付けから「モウリョ(ソース)」まで本格的な味だが、本場のものほど塩辛くなく、肉のジューシーさを存分に味わえるのが嬉しい。約70種類のフードが用意されているバイキングには、ビーツ茎やキビ、ヤシの新芽などブラジルならではの素材を使ったサラダも並ぶが、ハズレの店にあたると日本人の舌には辛いこれらの食材も、一品一品が丁寧に作られている同店では飽きることなく美味しく味わえる。パステルやコシーニャやストロガノフなどもあり、本場ブラジルの習慣にならって水曜日と土曜日にはフェイジョアーダが登場する。
ライブイベントが行われているのは週に1、2回で、サンバやボサノバのバンドやシンガーが登場する。ブラジル人たちが奏でる粋で陽気な音楽には、ピンガのカクテルが最高にマッチする。同店自慢のカイピリーニャはもちろん、ピンガをパッションフルーツジュースで割った『Coquetel de Maracuja』もおすすめ。