広尾駅から西麻布交差点方向へ10分ほど歩いたところところに立地している香港料理 申申。2009年に日暮里にオープンし、同店はその2号店に当たる。扉を開けた瞬間から香港にワープしたかのようなインテリアと、雰囲気抜群の調度品が目を引く。
ここに来たら『豆苗のニンニク炒め』を注文してみよう。数秒だけ火を通しただけというシャキシャキ感がたまらない絶品。香港料理を代表する点心メニューは全て皮から手作りで、包丁を使って伸ばすのは、本場と同じ仕込み方法だ。素材の味を生かすため、テーブルにはあえて調味料は置いていないそう。
名物の『香港土鍋ご飯』は、甘味がきいた焼き豚と香港ソーセージが入った現地のソウルフード。たれはオーナーが幼少期に体験した屋台の味を再現しているという。熱々の土鍋で提供され、最後はその自家製たれを吸い込んだおこげも味わえる。