東京、異国を感じるスポット10選

ロビーラウンジ ル・ジャルダン ホテル椿山荘東京

ホテル椿山荘東京の3階にある、ロビーラウンジ ル・ジャルダン。大きな窓からは緑あふれる日本庭園の景色が広がるが、店内は洗練されたヨーロピアンアンティークな空間で、本格的なイギリススタイルのアフタヌーンティーが楽しめる。

紅茶は常時約20種類以上の茶葉が用意され、どれにしようか悩んでしまうだろう。イギリス王室の貴族気分を堪能してみては。

フリゴ 

新宿にあるフリゴ では、ベルギービールを中心に、ドイツビールやエストニアビールなどが楽しめる。階段を下りて扉を開けると、まるでヨーロッパのパブのような空間が広がり、多くの常連やビジネスマンでにぎわっている。

チャージなしのキャッシュオンデリバリーで、普段は味わえない期間限定の生ビールも用意。それぞれのビールに合わせたグラスやコースターと提供されるのも、こだわりを感じる。

ラ トゥーエル

神楽坂の閑静な住宅街を抜けたヨーロッパ調の細い路地の奥にたたずむ老舗フレンチ。アンティークな内装と静けさが心を落ち着かせてくれる一軒だ。

料理を手がけるのは、「フレンチは素材の複合的な高め合い。風味、触感、香りの緻密な組み合わせが完成された美味を生む」と語る山本シェフ。彼が腕を振るう皿には、いずれもさまざまな要素がたっぷりと詰め込まれている。また、ソムリエの勧めるワインとのマリアージュも絶妙なので、足を運んだ際はぜひ楽しんでみてほしい。

素材単体では成しえない緻密な皿は、理屈を超えた美味を堪能できるもの。本格派フレンチとの感動的な出合いを、卒業祝いにぜひ味わってみては。

スンガリー 新宿東口本店

西武新宿駅近くにあるロシア料理の老舗。モスクワ近郊の天井の高い古い民家をイメージした店内で、ボルシチやピロシキなどの代表的なものから『サラート・セリョトカ』『ペリメニ』など聞き慣れない名前の料理まで、多くの料理が堪能できる。

『サラート・セリョトカ』は、ニシンの塩油漬けと新鮮野菜のサラダ、『ペリメ二』は、水餃子にレモンバターソースを和えたもので、どこか懐かしく不思議と日本人の口に合う料理だ。

ジョージア料理やワインの品ぞろえも豊富で、食後にはジャムを添えたロシアンティーをぜひ試したい。

ザクロ

谷中商店街にある「日本一ウザい」店主がいるレストラン。イランとトルコ、ウズベキスタン料理を提供している一軒だ。

メニューも一応あるが、ここではコースで頼んだ方がリーズナブルだろう。客の出身国や食べるペース、好きそうな食材を見て、それぞれに合わせた料理が次々と運ばれてくる。

なお、毎日20時からベリーダンスのショーも。店内は、モザイクランプがたくさん飾られており、床に座って食べるスタイルなのも異国情緒をかき立てる。

グリーン ナスコ

新大久保には「イスラム横丁」があるのは知っているだろうか。駅から歩いてすぐ、グローブ座へ向かう通りに面したグリーン ナスコでは、イスラム式の戒律にのっとった処理がなされたハラールミート（国産牛、ニュージーランド産の羊、ブラジル産の鶏）や、パキスタン、インド産のスパイス、アフリカ系食材などが手に入る。

現地の人で店はにぎわい、日本とは思えないような独特な空気感が漂う。店舗隣では、ハラールミートを使ったケバブ店も展開している。

喜来楽シライル

蒲田駅西口のバーボンロードを抜けた場所に、ポツリとたたずむ本格台湾料理レストラン。店名の漢字「喜来楽」のとおり「喜んで、皆さん来てください」というハッピーな意味が込められている。

店に入ると、カウンターにその日のおすすめのつまみ類が並び、常連はセルフで氷やキープボトルを取り出し、飲んでいるというアットホームさだ。食材と調味料はほぼ台湾から取り寄せたものを使用しており、珍しいメニューもそろっている。

人気メニューは、台湾屋台で定番のカキが入ったオムレツ『オアチェン』や映画『千と千尋の神隠し』のシーンに登場するジューシーな肉料理のモデルとなった『バーワン』、定番の『小籠包』など。

腹が膨れるまで2人で食べても予算は3,000円ほど、とリーズナブルなのも魅力だ。 

韓豚屋 銀座三丁目店

銀座駅から徒歩3分、グッチ銀座や銀座 和光からもすぐの、ガス灯通り沿いのビル2階にある韓国料理店。韓豚屋（ハンテジヤ）と読む。韓国の屋台街をリアルに再現した内観が目玉で、店内に入ると本当に韓国のどこかの食堂に来たかのような、不思議な気分になる。

昼は石焼ビビンバや冷麺、温麺（『ユッケジャンラーメン』『あさり塩ラーメン』）、各種クッパ（韓国風の具だくさんスープ）をメインにしたセットランチ、夜はチーズタッカルビやサムギョプサル、チャプチェ、トッポギ、チヂミなどのスタンダードな韓国メニューを提供。

インパクトのある店内やチーズタッカルビの画像のSNS狙いで来る若い客のほか、近隣で働く女性客にも強く支持され、週3〜4回通うリピーターもいる。

オーセンティック

浅草駅直結の浅草地下街にあるベトナム料理店。 化学調味料を一切使用せず、ハーブをたっぷりと使った身体に優しい料理を提供している。

名物の『豚ひき肉のレモングラスそぼろご飯』は、レモングラスの香りがほのかに漂うピリ辛の豚肉そぼろとジャスミンライスの相性が抜群で何度でも食べたくなる味。店内はカウンター7席となっており、入店出来ない場合もあるので予約をするのがベストだ。

アロハ テーブル 湘南店

湘南の海沿いには、南国を感じさせる店が並んでいる。いちおしなのは、ワイキキに本店を構えるアロハテーブル。

地元神奈川の食材も積極的に採り入れながら、本場ワイキキのハワイアンフードを提供する。江の島と海岸を臨むテラスで、サーファーを眺めながらハワイアン気分を味わえるだろう。