銀座駅から徒歩3分、グッチ銀座や銀座 和光からもすぐの、ガス灯通り沿いのビル2階にある韓国料理店。韓豚屋(ハンテジヤ)と読む。韓国の屋台街をリアルに再現した内観が目玉で、店内に入ると本当に韓国のどこかの食堂に来たかのような、不思議な気分になる。
昼は石焼ビビンパや冷麺、温麺(『ユッケジャンラーメン』『あさり塩ラーメン』)、各種クッパ(韓国風の具だくさんスープ)をメインにしたセットランチ、夜はチーズタッカルビやサムギョプサル、チャプチェ、トッポギ、チヂミなどのスタンダードな韓国メニューを提供。
同店では韓国のレシピを再現しているが、素材は日本産の減農薬野菜や契約農家の特別栽培米にこだわり、油は米(こめ)油を100パーセントを使用。食品添加物も極力使わないのがこだわり。
どのメニューを食べても見た目のインパクトより腹にもたれず、味わい深い。インパクトのある店内やチーズタッカルビの画像のSNS狙いで来る若い客のほか、近隣で働く女性客にも強く支持され、週3〜4回通うリピーターもいる。個室も5室あるので、にぎやかな飲み会にもぴったりの店だ。英語と中国語メニューがある。
テキスト:浅野 陽子(フードライター)