Photo: Sean Pavone/DreamstimeToshogu Shrine in Nikko
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東京近郊、日帰り旅行ベスト10選

東京からわずか数時間で行ける温泉、農地、神社、美しい山並みを紹介

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東京には世界最高峰のレストランから無限のショッピングスポット緑豊かな森まで、全てがそろっている。しかし都心だけでなく、少し離れた郊外や近隣の県にもベストな場所はたくさんある。南に出かけて神奈川県の温泉、北に出かけて栃木の神社、山梨で富士山の絶景を見るのもいいだろう。

東京はエキサイティングな場所だが、ここで紹介する日帰り旅行ではさらにいい休暇の過ごし方が見つかるかもしれない。 

※2021年9月公開記事を情報のみ確認してアップデート

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1. 横浜 

神奈川県 

東京を出たいがアクセスに時間をかけたくないなら、横浜が最適。東京の隣、神奈川県の南にある横浜は、海辺の景色とチャイナタウンのおいしい中華料理で知られている。

食べ放題のレストランでくつろいだり、街を散策して小籠包やチャーハン、焼売(シューマイ)や肉まん、タピオカティーなどの屋台の食べ歩きもおすすめだ。 

食事を楽しんだ後は、横浜港を一望できる近くの山下公園でのんびりしよう。横浜赤レンガ倉庫で買い物や、一日を締めくくるにはよこはまコスモワールドの観覧車もロマンチックだ。

2. 日光

栃木県

ハイキング、サル、神社で知られる日光。壮大な日光東照宮と、神厩舎に飾られた「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿で知られ、関東近郊の人々と海外旅行者の両方に人気の日帰り旅行先だ。 

また森林に覆われたハイキングコースでも知られており、特に紅葉シーズンは、神社に囲まれ朱色に塗られた神橋、高さ75メートルの霧降ノ滝が圧巻。

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3. 河口湖

山梨県 

富士五湖の一つである河口湖は、富士山の絶景(Instagramショットにもいい)を楽しめる。温泉、旅館、富士急ハイランドなどの観光スポットがたくさんあり、週末の旅行にはぜひ訪れてみてほしい。

富士山を眺めるのに最適な時期は、桜が咲く4月、カエデの葉が朱色になる11月、または乾燥した空気が雪をかぶった雲のない完璧な景色を望む冬。山を写真に収めるのに最高のスポットは、河口湖の北東岸、河口湖 音楽と森の美術館の隣だ。 

千葉県 

サステナビリティ、アート、農地、そして美しい――。千葉県木更津市の「クルックフィールズ」には、全てがそろっている。74エーカーの広大な敷地では、忙しい東京の人々を開放的な自然と農業で癒やし、ソーラーパネルやバイオジオフィルターなどの環境に優しいエネルギーについても学ぶことができる。

クルックフィールズのダイニングでは、野菜とハーブ、酪農場の卵とフレッシュチーズ、薪(まき)で焼いたピザの材料全てを地元の食材で提供。

また、ファブリス・イベール、カミーユ・アンロ、草間彌生のアートも併設。土産には、新鮮な豚肉やチーズ、繊細なシフォンケーキを買うのを忘れずに。 

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東京都、埼玉県

宮崎駿の映画『となりのトトロ』の舞台として知られる狭山丘陵首都圏からすぐ近くにあり、200種以上の動植物と19のハイキングコースと3500ヘクタールの森が広がっている。

ビジターセンターであるクロスケの家に立ち寄ったら、自然保護区がスタジオジブリに与えた影響について学んでみよう。近くの狭山湖貯水池もおすすめ。湖は季節を問わず快適だが、特に冬は雪をかぶった富士山が地平線上に簡単に見つかるだろう。

6. 千葉市

千葉県

東京のほとんどの訪問者は、通常、飛行機を利用するときだけ千葉に足を踏み入れるだろう。しかし千葉には、成田空以外には楽しめるスポットがある。

アートが好きならば千葉市美術館浮世絵や日本の伝統的な水墨画を見よう。子ども連れやカップルには千葉動物公園レッサーパンダ、キリンやペンギンなどさまざまなを動物に会える。歴史が好きならば千葉市立郷土博物館千葉市の歴史を学ぶのもいいだろう。 

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7. 陣馬山

東京、神奈川県

陣場山は、東京西部と神奈川県の国境にある。頂上までのハイキングは、登山の上級者向けだ。857メートルの高さで、高尾山よりもトレイルの種類が豊富にある。高尾山をハイキングした後は、陣馬山に向かい、山頂で富士山と奇妙な馬の像を撮影しよう。

標識のほとんどは英語表記もあるため、旅行者でも登りやすいと言える。

8. 箱根

神奈川県

箱根の山は東京から電車で約90分ほどで、首都圏からの日帰り旅行や、週末の休暇に大変人気がある。温泉街として長く輝かしい歴史を持ち、江戸時代(1603〜1868年)の温泉ランキング日本一にもその様子が描かれている。

箱根には温泉だけでなく、素晴らしい美術館から活火山までそろう。晴れた日には富士山の驚異的な景色を眺めよう。

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9. 鎌倉

神奈川県

この小さな海岸沿いの町は、寺院、神社、歴史的建造物がたくさんあることから、「東日本の京都」と呼ばれることがよくある。鎌倉時代(1185〜1333年)には中心地であり、今では土産屋がずらりと並んでいる。

鎌倉大仏は日本で2番目に高く、11.5メートルの高さだ。もともと1252年に鋳造された仏陀像は、1495年以来平和的に訪問者を見守っている。

もう少し時間があれば、鎌倉最大の神社である鶴岡八幡宮を訪れよう。敷地内には本堂、美術館、美しい池や庭園などがある。

山梨県

山梨県は、1800年代から地元産のブドウを使って素晴らしいワインを生産してきた。なかでも山梨県甲州市勝沼町には31のワイナリーがあり、日本ワイン生産地のなかで全体の約30%を占めている。

見学ツアーだけでなく、ワイン造りの試飲セッションやレッスンを受けたいならぶどうの丘(ぶどうの丘)へ。ここでは、200種類以上のワインを試飲しながら、周囲のブドウ園と西の日本の南アルプスの壮大な景色に浸ることができる。バーベキューレストランや露天風呂など、敷地内にはほかにも楽しめることが盛り沢山だ。

都内で日帰りなら......

  • トラベル

東京には魅力的なアート展示や、パブリックアートなどがある。しかし建物が密集しているため、大規模なアート施設を新たに造ることは困難だろう。希少な絵画やサイトスペシフィックなインスタレーションを観たいのであれば、千葉、神奈川、埼玉といった近隣の県へ日帰りで出かけるのもいいかもしれない。

草間彌生のインスタレーションが2つある農場、ロンドンの「テート・モダン」にあるようなマーク・ロスコ専用の部屋がある美術館など、自然の中でリラックスしてアートに触れることができる休日に訪れたいアートスポットを紹介する。

  • トラベル

日本酒やウイスキーのハイボールを居酒屋で浴びるように飲むのは手軽だが、そういうときは大概、酒のおいしさは味わっていない。しかし、そうした酒が造られる現場を訪れると、生産に使われているユニークな食材や製造プロセス、関係者の話、そして日本の歴史と文化についてもっと知ることができる。

首都圏から少し外れた山梨、静岡、千葉には、簡単にアクセスできる日帰り旅行に最適な多くの醸造所やワイナリー、蒸留所がある。

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  • Things to do

数年前から日本では空前のサウナブームが起こり、今はその過渡期となっている。コロナ禍の影響、もっと自由に楽しみたいというサウナ愛好家のニーズの高まりなどから、個室サウナや、少数人でプライベートに楽しめる施設が増加中だ。

ここでは、日本はもちろん海外のサウナを巡り、精力的に「サ活」に勤しむサウナマンが、東京とその近郊にある良質なプライベートサウナをセレクト。「サウナで生まれる交流が好き」「いろいろなサウナを試したいオールラウンダー」という、彼のこだわりの場所をコメントとともに紹介する。

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