神楽坂の閑静な住宅街を抜けたヨーロッパ調の細い路地の奥に佇む老舗フレンチ。アンティークな内装と静けさが心を落ち着かせてくれる一軒だ。料理を手がけるのは、「フレンチは素材の複合的な高め合い。風味、触感、香りの緻密な組合せが完成された美味を生む」と語る山本シェフ。
彼が腕を振るう皿には、いずれも様々な要素がたっぷりと詰め込まれている。また、ソムリエの勧めるワインとのマリアージュも絶妙なので、足を運んだ際はぜひ楽しんでみてほしい。素材単体では成しえない緻密な皿は、理屈を超えた美味を堪能できるもの。本格派フレンチとの感動的な出会いを、大切な人とぜひ味わってみてはいかがだろう。