エトヌンク
画像提供:エトヌンク 代官山
画像提供:エトヌンク 代官山

東京、シュトーレン8選

本場ドイツの味から名パティスリーの期間限定品まで

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ドイツに古くから伝わる伝統的なパン菓子「シュトーレン」。生地にはナッツやドライフルーツが贅沢に入り、表面に砂糖がまぶされたこの菓子は、ドイツのクリスマスには欠かせない。たっぷりのスパイスとバター、さらにラム酒やブランデーを練り込んで焼いているため、日がたつにつれ味がなじみ、おいしさが増す。ずっしりと重くて日持ちするのが特徴だ。

1本のシュトーレンを毎日少しずつスライスして食べながらクリスマスを待つ、というのが伝統的な楽しみ方の一つである。最近は⽇本でも定番となり、店によってさまざまな味わいが楽しめるようになった。そこで今回は、東京で絶品シュトーレンを提供する8店舗を紹介する。

ほとんどの商品は期間・数量限定品なので、購入前に公式ウェブサイトなどを確認してほしい。

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  • 虎ノ門

オブゴベイカーバナナブレッドベース

オブゴベイカー」は、100%プラントベースのアメリカンベイクショップ。米油や豆乳、ナッツミルクを使用した焼き菓子を製造・販売している。

「オブゴベイカーバナナブレッドベース(ovgo Baker BBB)」店では、「シュトーレンバナナブレッド」を限定販売。ドライフルーツやナッツをたっぷりと使用したしっとり生地に、シナモンやラム酒が豊かに香るシュトーレン風味のバナナブレッドだ。

また、全店舗とオンラインで購入できる「シュトーレン」クッキーもおすすめ。シュトーレンバナナブレッド同様に、ドライフルーツやラム酒の味わいををクッキーで手軽に楽しめる。

価格:「シュトーレンバナナブレッド」(720円、以下全て税込み)、「シュトーレン(ヴィーガンクッキー)」(420円)

期間:12月25日まで

販売先:店舗、オンラインストア

  • ショッピング
  • ベイカリー・パン屋
  • 代官山

エトヌンク 代官山

「エトヌンク 代官山(Et Nunc Daikanyama)」は、株式会社パレスホテルが手がけるブーランジュリーブランドだ。代官山の複合施設「フォレストゲート代官山(Forestgate Daikanyama)」内に出店している。

小麦やバター、塩、きび糖など、パン生地に用いる食材は全て国産のものを使用。店頭に並ぶパンは、朝はクロワッサン、昼は総菜パンやスイーツパンと、時間帯によって異なる。

同店の「シュトーレン」は、レーズン、いちじく、バナナなど10種類ほどのフルーツとナッツを使用。漬け込みに、キルシュと日本のクラフトコーラが入るのが特徴だ。

クラフトコーラに含まれるコーラの実など数種類のスパイスと柑橘類を秘伝の割合で調合した味わいは、シュトーレンの柔らかい甘みとコクを引き出す。また、卵は使っておらず、フルーツの爽やかな香りが楽しめる。

ゆずピールとジャンドゥーヤが入った和の風味の「柚子とジャンドゥーヤのシュトーレン」も展開している。

価格:「シュトーレン」(3,240円)、「柚子とジャンドゥーヤのシュトーレン」(3,340円)

期間:12月25日(水)まで(なくなり次第終了)

販売先:店舗

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  • ショッピング
  • ベイカリー・パン屋
  • 人形町

タンネのシュトレン

1993年創業当時から伝統的な製法にこだわり、ドイツ人マイスター(ドイツ語で名人や職人という意味)の手で作られた豊富な種類のドイツパンや菓子を提供しているベーカリー「ドイツパンの店タンネ」。ベーカリーとしての営業は2023年8月に終了してしまったが、シュトーレンだけはクリスマスの期間限定で購入できる。

もちろんシュトーレンは、パンのマイスターが手がけたもので、ドライフルーツのうまみ、刻んだアーモンドの香ばしさ、ラム酒と数種のスパイスが、パン菓子らしい軽やかな風合いを生かすよう配合されている。焼きたてと時間経過後では食感が異なるので、味の変化を楽しんでみてほしい。

スライスしたら、好みでバターやクリームチーズ、ジャムなどを塗ったり、アイスクリームに添えてみたりといったアレンジもおすすめだ。自分好みの組み合わせを見つけてみよう。

店頭販売、「日本橋三越」での販売は、公式SNSでチェックしてほしい。

価格:「クリスマスシュトレン」(4,000円)、「シュトレン・デア・モデルネ」(3,000円)

期間:12月10日(火)まで

販売先オンラインストア

  • ショッピング
  • 代々木上原

ブーランジェリー&カフェ マンマーノ

代々木上原にあるパリの16区をイメージした「ブーランジェリー&カフェ マンマーノ(MainMano)」。パリの五つ星ホテル「ホテル・ ド・クリヨン(Hôtel de Crillon)」で日本人初となる製パンシェフとなった毛利将人がオーナーを務める人気店だ。

同店では、フルーティーなシュトーレンを提供する。入っている果実の種類はゴールデンレーズン、ブラックレーズン、イチジク、マンゴーなど全15種類。しっとりとしたドライフルーツが特徴で、木の実などもふんだんに使い、赤ワインやブランデーに約3カ月漬け込んで熟成させている。果実のハーモニーを堪能してほしい。

スライスすると中央に見えるアクセントのマジパンは、ねっとりとした食感で香り豊かな味わいが口いっぱいに広がる。食べる分だけをカットして常温に戻すのがおすすめ。生地に練り込まれているバターが溶け出し、よりまろやかで芳醇(ほうじゅん)な味わいが楽しめる。

価格:大6,480円、小4,320円

期間:12月25日まで

販売先:店頭、専用アプリ「sacri」で取り置き

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  • ベイカリー・パン屋
  • 代々木八幡
  • 価格 1/4

365日

代々木上原にある人気ベーカリー。オーガニック素材のみを使用して作られる同店のパンは、近隣住民のみならず、「パン通」の間で評判を呼び、人気商品は午前中には完売する盛況ぶりだ。

ここでは、珍しい「365日×抹茶シュトレン」に注目してほしい。熊本県桜野園の自然栽培抹茶「ひろは」を使用し、伊予柑(いよかん)、クリ、大納言小豆、丹波黒大豆、クルミを合わせ、日本らしさを想起させる味わいが楽しめる。添加物や合成着色料は使用していないので、安心して食べられるリッチな生地のシュトーレンだ。

素材の味わいを存分に引き出したという「365日×シュトレン」も忘れずに。国産小麦「ゆめちから」と「ミナミノカオリ」のしっとりとした生地に、伊予柑ピール、白イチジク、ピスタチオなどのオーガニックドライフルーツをふんだんに混ぜ込んでいる。 

ほかにも、同社が展開しているジュウニブンベーカリーと二足歩行コーヒーロースターズ(coffee roasters)でも、カシスフレーバーなどの異なるシュトーレンを販売中。併せてチェックしてみよう。

価格:「365日×抹茶シュトレン」3,900円、「365日×シュトレン」3,470円

期間:12月31日まで

販売先:店頭、オンラインストア

  • ショッピング
  • ベイカリー・パン屋
  • 池尻大橋

トロパン トウキョウ

重厚感のあるスパイシーな「シュトレン エピス」はいかが? 「トロパン トウキョウ(TOLO PAN TOKYO)」は、池尻大橋にある独創的なパンが人気のベーカリー。シュトーレンもほかにはないユニークな逸品に仕上がってる。

シナモン、カルダモン、アニス、クローブなどの10数種のスパイスを使用し、キャラメルを混ぜ込んだ生地は、テリーヌのような食感が特徴的だ。レモンとオレンジがアクセントに使われており、わずかな酸味が香る。

生地にはキルシュ、ブランデー、蜂蜜に漬けたグランベリーとローストのクルミが入り、ホワイトチョコレートとカルダモンでコーティングされている。

薄くスライスして、レンジでホワイトチョコが少し溶ける程度に温めて食べてみよう。しっとりした食感に香りが上品に重なり合ってたまらない味わいに。クリームチーズを使った「オリジナルシュトレン」も展開している。

価格:「シュトレン2024 エピス(赤)」(フルサイズ5,400円)、「シュトレン2024 オリジナル(白)」(フルサイズ4,950円)

期間:12月25日まで

販売先:店頭、オンラインストア(価格は異なる)

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  • ベイカリー・パン屋
  • 六本木

ブリコラージュ ブレッド アンド カンパニー

「六本木ヒルズ」、けやき坂通りにあるシェフとパン職人、コーヒー焙煎(ばいせん)士のコラボレーションによるベーカリーカフェ。

「ブリコラージュ ブレッド アンド カンパニー(Bricolage bread & co.)」のシュトーレンで味わってほしいのは、濃厚な小麦感。ほかのパンと同様に、国産小麦全粒粉をメインに使用し、ライ麦を配合した生地は、スパイスやフルーツ、洋酒の風味にも負けていない。

「産地を訪れ、人や土、麦の触感、畑の香りなど自分が感じたことをなるべくありのまま表現したい」という思いから、可能な限り全粒粉を使用してパンを焼いているという。生地が持つおいしさを体感してみてほしい。

価格:3,001円

期間:12月25日まで

販売先:店舗、オンラインストア

ルワンジュ東京

「ルワンジュ東京(LOUANGE TOKYO)」は、現代のスイーツ業界に新たな息吹を吹き込むために「厳選素材」へのこだわりとアート、ファッション、メッセージ性を兼ね備えた商品を展開するベーカリーだ。

同店で販売するシュトーレンは、「シャインマスカットや巨峰などドライフルーツを使用した究極のシュトーレン」をコンセプトに、独自の配合で発酵させたふわっとした食感と上品な酸味が特徴的な商品。シャインマスカットをはじめ、クランベリー、アプリコット、オレンジ、レモンなどの厳選した国産ドライフルーツを、ホワイトラムに漬け込んでいる。

価格:5,400円

期間:12月25日まで

販売先特設サイトで予約(銀座店での店頭受取宅配が選択できる)

最高のクリスマスプランを立てる……

  • ショッピング

ドイツというと、多くの人がサッカーやビールを思い浮かべるかもしれない。しかし、ドイツ人にとってこれは聞き飽きた答えだろう。というのも、実際のところドイツにはほかにも誇れる名品が数多く存在するからだ。

例えば、家で過ごす時間が多いドイツでは、優れたボードゲームが数多く生み出されている。また、物を大切にする文化が根付いているため、半永久的に使用できる高品質な製品も多い。さらに、コンセプチュアルで唯一無二のファッションブランドが存在していることも、あまり知られていない。

  • Things to do

冬は、イルミネーションの輝きが街を盛り上げる。中でも存在感のあるツリーは、クリスマスの気分を盛り上げるだろう。

本記事では、なじみのある伝統的なツリーから新たな施設のものまで、東京近郊のベストなクリスマスツリーを紹介。ほとんどのツリーは2024年12月25日(水)まで楽しめる。ぜひ訪れてみてほしい。

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  • 音楽

クリスマスの足音が聞こえてくる季節に突入した。12月の東京では、心温まるコンサートが各地で開催される。この時期ならではの音楽が、特別な思い出を作るきっかけになるはずだ。

ここでは、サントリーホールでのフルオーケストラによる演奏や、青山学院大学内にあるチャペルでのハンドベルコンサート、東京のクリスマスパーティーの代名詞でもあるあのクラブイベントまでを紹介。

今年のホリデーシーズンは、音楽で心を満たしてみてはどうだろうか。

フランス語で「あぶり焼き」を意味する「rotir(ロティール)」という技法で、鶏丸ごとをじっくり焼き上げるロティサリーチキン。専用のグリルで回しながら焼くため、余分な脂が落ち、表面はパリッと香ばしく、中はしっとりジューシーに仕上がる。焼き上げる際に出る鶏の肉汁をたっぷり含んだジャガイモも、見逃せない名脇役だ。

ここではテイクアウト可能な専門店を中心に、ロティサリーチキンを提供している10軒を紹介する。どの店も予約してからの来店がおすすめだ。クリスマスの食卓に華を添えよう。
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