Racines Donut & Ice Cream Ebisu
Photo: Racines Donut & Ice Cream Ebisu
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東京、ベストドーナツ11選

イタリア発の新トレンドからヘルシーメニューまで徹底紹介

Kaila Imada
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タイムアウト東京 > フード&ドリンク > 東京、ベストドーナツ11選

東京で一番美味しいドーナツを求めて、カフェや喫茶店をハシゴしている人は、探し方を間違えているかもしれない。近年、専門店やベーカリーから相次いで特色のあるドーナツが生まれている。

ここでは、魅力的なトッピングが楽しめる揚げドーナツや、昨今盛り上がりを見せている「生ドーナツ」「ボンボローニ」など、こだわりのドーナツが味わえる店を紹介する。

※2022年5月に公開した記事を基本情報を確認しアップデート

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  • ショッピング
  • ベイカリー・パン屋
  • 中目黒

中目黒駅前に「アマムダコタン(AMAM DACOTAN)」が手がけるドーナツのテイクアウト専門店、「アイムドーナツ?(I’m donut?)」がオープン。独自レシピのドーナツが8種類並んでいる。アマムダコタンは「マリトッツォブームの火付け役」といわれている福岡県六本松発の人気ベーカリーである。

看板商品は生ドーナツの「アイムドーナツ?」240円アマムダコタンで発売していたものが口コミで話題を呼び、売り切れ続出だった生ドーナツを「もっと多くの人に届けたい」という思いからドーナツ専門店を立ち上げた。同店のドーナツは、既存の専門店とはひと味違う、もっちり食感ととろけるような口溶けの2つの新食感がポイントだ。

このほか、「レモン」(280)や「フランボワーズ」(470)、生ハムをのせた食事系ドーナツの「プロシュート」(470円)などを展開している。

不定休なので訪れる前に公式Instagramでチェックしてほしい。

  • 恵比寿

恵比寿ガーデンプレイスにあるレストラン「アトリエ ララ」に併設されたテイクアウトドーナツスタンド。同店では、無添加で手作りのドーナツやアイスクリームが楽しめるほか、プリンやドレッシングなどオリジナル商品も販売している。

ドーナツ生地は、「ブリオッシュ」「オールドファッション」「フレンチクルーラー」の3種類。豊富な種類を揃え、季節ごとにフレーバーが変わるのも魅力だ。

定番のグレーズドやシナモンシュガー、カスタードクリーム入りのブリオッシュドーナツもおすすめ。カリカリベーコンをトッピングしたメープルベーコンなど、時折登場する独創的なフレーバーも見逃さないように。

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  • 原宿

揚げたてドーナツが人気のヒグマドーナツと、三軒茶屋、蔵前、表参道に展開する人気のロースタリーカフェ、コーヒーライツがコラボレーションしたカフェが表参道の路地裏にあるのを知っているだろうか。

チャブデザインが手がけたこのカフェは、開放感ある大きな窓に沿ってベンチとテーブルが設置され、屋外にも座れるスペースを完備。コンクリートの壁とシンプルな合板で構成されたインテリアは、気軽に人が集まれる開放的な雰囲気を醸し出している。

  • ショッピング
  • ベイカリー・パン屋
  • 麻布十番

麻布十番駅近くにある、ニューヨークスタイルのドーナツを提供するショップ。同店で提供されるのは、店内で丹念にこねあげられた秘伝の生地を用いた表面はサクッと、中はモチッとしたドーナツ。定番の「シナモンシュガー」をはじめ、鮮やかなピンク色が印象的な「フランボワーズ」やアーモンドスライスをたっぷりとトッピングした「アーモンドキャラメル」など、常時10種類以上のフレーバーが用意されている。

オリジナルカスタマイズを施したエスプレッソマシンで淹れたコーヒーも提供。「アラビカ京都」から直接仕入れるオリジナルブレンドのコーヒー豆などがそろっているので、ぜひドーナツと合わせて楽しんでほしい。

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  • カフェ・喫茶店
  • 新宿

「ルミネエスト新宿」1階にある「シティハワイ」をテーマにしたカフェ。トランジットジェネラルオフィスが展開する「パシフィックドライブイン(Pacific DRIVE-IN)」の新業態で、ローカルハワイが感じられる七里ヶ浜の店舗とは対照的に、カラフルなドリンクやセルフでコーヒーが注げる「コーヒーオンタップ」システムの導入など、「シティ感」が感じられる店舗となっている。

注目は、「パルファロ(Parfallo)」と名付けられたオリジナルメニュー。パルファロとは、「パフェ(Parfait)」と「飲み込む(Swallow)」を組み合わせた造語で、デザート感覚で楽しめるリッチな味わいのドリンク。フレーバーは、「コーヒーマカダミア」「ブルーベリーココナッツチーズケーキ」「リリコイバナナティ」の3つを用意する。

そのほか、京都の人気ベイクショップ「ナカムラ ジェネラル ストア」の焼き菓子や、ふわっとライトな食感のドーナツなども提供。新宿で作業ができるカフェとしても覚えておきたい一軒だ。

  • ショッピング
  • ベイカリー・パン屋
  • 原宿

にぎやかな明治通りとキャットストリートの間にひっそりと佇む「ザ リトル ベーカリー トウキョウ(The Little BAKERY Tokyo)」。同店に併設する「グッドタウンドーナツ(GOOD TOWN DOUGHNUTS)」は、アメリカサイズだが、脂っこさがなく、重過ぎない食感が人気だ。

ドーナツは全て店内で手作り。オーガニックの豆乳やアボカドオイルで作ったビーガンドーナツがあるのも珍しく、味も濃厚でほかとの差異はほぼない。今までのドーナツの抹茶味を覆す「京都宇治抹茶」の濃厚さに驚くだろう。季節限定のドーナツも用意されているので、訪れるたびに新しいメニューに出合えそうだ。 

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  • ベイカリー・パン屋
  • 永田町

平河町にある、モダンな雰囲気の隠れ家的ドーナツショップ。調理方法は揚げ、焼き、蒸しを問わず、素材の食感や風味を大切に仕上げている。ケーキのようなドーナッツを中心に、季節限定の個性豊かなフレーバーなども楽しめる。

代々木八幡の「リトルナップコーヒースタンド」がショップインショップとして入り、自家焙煎(ばいせん)のコーヒーも一緒に味わうことができる。

  • カフェ・喫茶店
  • 代々木上原
  • 価格 1/4

ハリッツは、一見するとただの民家に思えるほど隠れた場所にあるドーナツ店である。2004年、1台のワゴンでの移動販売からはじまったこのドーナツ店は、今では都内でも有数の名店としてドーナツ愛好家に親しまれている。

定番メニューである「プレーン」(240円)の生地はパンと同様に発酵させており、ふわふわもっちりとした食感が特徴的。このほか、「クリームチーズ 」(340円)やビターチョコレートが中に入っている「スウィート65」(340円)なども人気だ。

店内は10人ほどしか座れないが、イートインスペースもある。入れ立てのコーヒーとドーナツの組み合わせを味わえば、至福のひと時が過ごせること間違いない。

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  • ベイカリー・パン屋
  • 目黒
  • 価格 1/4

「はらドーナッツ」は 東京のさまざまな場所に店舗やカフェを持っているが、「クリスピー クリーム ドーナツ」と同じ感覚でチェーン店と呼ぶのは不適当だ。各店舗によってしっかりと個性があり、店員からは、ただ出勤して、ただ制服をまとい、ただ量産するという印象は受けない。この企業には、大きなチェーン店にはない職人技があるのだ。材料にもこだわり、神戸の「原とうふ店」で作られる豆乳やおからを使用している。

目黒店は、2階にカフェがある居心地のいい小さな店だ。狭い階段を上ると、改築された納屋のような空間へ出る。窓際には細長いカウンター席、小さなバルコニーガーデン、そばには2人用のテーブル、寒い時期のためのちょっとした暖房器具、そして大きなダイニングテーブルがあり、それを囲むように近所の女性たちが朝のコーヒーを楽しんでいる。内装は控えめで、そこがまた魅力だ。

一つ気になったのは、目黒通りに近接しているため車の騒音が絶えなかったことだ。わざわざ行ってみる価値はあるか。おそらく答えはノーだ。しかし、もし近所にいるならば、お気に入りの場所が増えることになるだろう。

  • ショッピング
  • ベイカリー・パン屋
  • 永福町

マリトッツォブームの次に来ると、トレンドに敏感な人たちの間で注目を集めているボンボローニ。砂糖をまぶした揚げパンの中にクリームが詰まったイタリアの郷土菓子だ。

イタリアパン専門店の「パニフィーチョ ヴィヴィアーニ(PANIFICIO VIVIANI)」では、そんな本場顔負けのボンボローニを購入することができる。同店は神泉の人気イタリアン「オルランド(Orlando)」の姉妹店として、2021年9月にオープン。店主の小串貴昌シェフ監修のもと、料理に合うイタリアパンを中心に、郷土菓子や現地の食材などを販売している。

ボンボローニはカスタードクリームを詰めた「クレマ」(440円)と、チョコレートクリームを詰めた「チョコラート」(440円)の2種類を用意。生地は、ふっくらと仕上がるよう二次発酵までさせたあと、1つずつ油で揚げていく。カスタードクリームにはレモンピールやバニラビーンズなどを加え、本場に近い味わいを再現。その見た目とは裏腹に、軽く食べやすい口当たりで、2種類をぺろりと食べてしまう人も多いようだ。

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  • ショッピング
  • ベイカリー・パン屋
  • 新富町

イタリア郷土菓子を専門に製造販売する店。ここでは、本場に近い「ボンボローニ」を味わえる。「ボンボローニ」とは砂糖をまぶした揚げパンの中にクリームが詰まったイタリアの郷土菓子である。

オーナーパティシエの塩月紗織は、シチリアをはじめイタリア各地で約7年半修業を積んだ経歴を持つ。同店ではイタリアの日常にある菓子を提供している。

なかでも、現地の製法をそのまま踏襲した「ボンボローニ」(大550円、小350円)はフレッシュさが魅力。オーダーを受けてから1つずつフィリングを詰めるため、出来たてを楽しむことができるのだ。フィリングはカスタード、リコッタチーズクリーム、時期で変わるシーズナル(+70円)の3種類を用意する。

リコッタチーズをスイーツに使用するのはイタリアの中でもシチリアのみの食文化と言われており、現地で修業を積んだ塩月ならではのアイデアが光る。クリームはいずれも甘さをおさえ、食べやすく仕上げている。

東京のスイーツ巡りをするなら...

  • カフェ・喫茶店

デザートを探しているなら、パフェほど満足度の高いものはないだろう。パフェは、美しさとおいしさを兼ね備えたスイーツだ。かつてはシンプルなフルーツパフェだったものが、季節の食材やチョコレートなどのスイーツが何層にも重なり、まるで芸術作品のようなものまで味わえるようになった。

東京には、定番のフルーツやパティシエ自慢の逸品など、目にも鮮やかなパフェを堪能できる専門店が数多くある。ここでは、甘いものが好きなあなたに勧めたい店をリストアップした。

フルーツサンドは、ただのかわいい食べ物ではない。果物は熟度を調節しながら食べ頃のものを使用したり、使うフルーツによってクリームの甘さを変えたり、相性の良いパンを研究したり、作り手の丁寧で繊細な作業の積み重ねによって作り上げられているのだ。フルーツサンドを食べられる店は東京だけでもいくつもあるが、ごろっとタイプや細切りタイプなど、果物の切り方一つとっても店によって全く異なり、それぞれの特色やこだわりを感じられるのもまた面白い。

ここでは、都内にあるフルーツパーラーやカフェ、ベーカリーなどで提供されているいちおしのフルーツサンドを紹介する。

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たい焼きは明治時代、今川焼を丸ではない独自の型で作ったことが始まりとされている。当時はさまざまな種類の型が作られたが、その中で、庶民が簡単に食べられなかった縁起ものの鯛が、生存競争を勝ち抜き今に至るようだ。

ここでは、天然、養殖にこだわらず、東京の美味しいたい焼きを10軒を紹介。頭から食べるか、しっぽから食べるかなど、たい焼きに関する議論は尽きない。手土産として買っていけば、コミュニケーションが生まれるのもたい焼きの魅力だ。

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