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ジングウマエ コミチでしかできない7のこと

絶品小籠包やミシュラングルメをはしごする

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テキスト:森伽織

2020年9月11日、原宿エリアにミシュランレストランの新業態などを「はしご」できる小径(こみち)が誕生した。

ジングウマエコミチ(JINGUMAE COMICHI)は名前の通り、一つの街に見立てて造られたフロアに、小径を挟んで18の飲食店が連なるスポットだ。ミシュラン一つ星を獲得したシンシアの石井真介がリードシェフを務めるサステナブルシーフードのフレンチ、シンシアブルーをはじめ、東京初出店の日本茶専門店、ヴィーガンメニューのあるラーメン店など多彩な店舗が集結している。きっと、どこから回ろうか迷ってしまうに違いない。

そんな人のためにここでは、ジングウマエコミチでしかできない七つの食体験を紹介しよう。

  • 原宿

小籠包マニア 原宿店

『ミシュランガイド東京2019』ビブグルマンに掲載されたギョウザマニアの新業態。看板メニューである超薄皮の小籠包は、『プレーン』『牛肉』『カニミソ』『トリュフ』の4種類から選べる。オーダーが入ってから皮を伸ばし、あんを包んでせいろに入れるまでの一連の工程をガラス越しに見られるのも面白い。テーブル席の場合は目の前にセットされたせいろで蒸すので、より一層食前の時間を楽しめるだろう。

人気商品の『よだれ鶏』をはじめ、メニューにはつまみや締めの、自家製ちまきも並ぶ。『紹興酒』『福建省の烏龍ハイ』など、中華料理店らしい酒とともに味わってみてほしい。

  • 寿司
  • 原宿

立食い寿司 根室花まる 神宮前コミチ店

オホーツク海の恵みと魚の本当の味を感じられる、北海道発の人気寿司チェーン。職人が目の前で握った寿司を立ち食いで気軽に味わえる店だ。圧倒的な鮮度が自慢で、四季折々の旬の食材と『花咲がに』『あぶらがれい』といった地元根室ならではの魚介を、厚切りのネタで堪能できる。シャリにもこだわりが。北海道産の米を毎日店で精米し、ちょうどいいあんばいに仕上げているという。

入荷状況によって異なるが、創業当初からのこだわりネタである『紅鮭筋子醤油漬け』や、肉厚な腹肉を使った食べ応え十分の『たらば蟹ふんどし』、プリプリの分厚いホタテを2枚重ねた贅沢な『二階建て生ほたて』など、一度は食べてほしい魅力的なメニューに出合えるだろう。

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  • ビールバー
  • 原宿

ビアセラーサッポロ 原宿店

国内外のクラフトビールを扱うボトルショップ&タップルーム、ビアセラーサッポロの東京1号店がジングウマエ コミチにオープンした。クラフトビールの聖地であるポートランドから輸入したビールをはじめ、近年注目を集めている『ハードサイダー』などが気軽に試せる場だ。

最大で10種類の樽(たる)ビールが並ぶほか、ショーケースにはおしゃれなデザインの缶ビールがずらり。普段クラフトビールに接する機会がない人へアプローチするために、Crux Fermentation Projectの『クラックスピルツ』など定番商品を扱っており、冷蔵庫には各ビールの説明文も添えている。クラフトビールビギナーも、まずは恐れず飲んでみよう。新たな扉を開く、運命の一杯に出合えるかも。

  • 原宿

ヌードルスタンドトーキョー

赤羽で人気を博した『ミライゑ』が、エシカルをテーマに再始動したスタイリッシュなラーメン店。2017年から原宿で店を構えていたが、ジングウマエ コミチへ移転オープンした。

産地の見える化や、化学調味料を使わない製法を心がけており、おいしいラーメンを安心して食べられるのが魅力だ。名物は、江戸時代から続く老舗醸造のしょうゆと赤ワイン、スパイスでとろとろに煮込んだ国産牛のスジとスネ肉を絡めて味わう『牛煮込みまぜそば』。

ほかにも、すすり心地も抜群な中太の平打ちちぢれ麺を使った『TOKYO 中華そば』、ソイミートの肉みそナッツや野菜をトッピングした『世界一おいしいヴィーガンラーメン』など、こだわりのメニューがそろう。『チャーシューエッグ』や『牛煮込み』といったおつまみもあるので、ラーメン屋に酒を飲みに行く、なんて楽しみ方もいいだろう。

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  • フランス料理
  • 原宿

シンシアブルー

おいしく楽しく食べながら海の未来を守ることを目指す、サステナブルシーフードのフレンチレストランが、ジングウマエ コミチに開店。

東京を代表するフレンチレストラン、シンシアのオーナーシェフを務める石井真介がリードシェフを担当し「テーブルビュッフェ」スタイルで料理を提供する。「サステナブルシーフード」とは、環境や生態系を保護し、魚を減らさないよう再生産のペースを守りながら漁獲、養殖を行い、100年後も豊かな海を守るためのコンセプトだ。オープンに当たり、シーフードレガシーの協力のもと、水産物の調達の方針を定めている。

  • カフェ・喫茶店
  • 原宿

ウサギヤ 原宿店

昭和20年創業の吉川園を起源とする日本茶専門店。ここ原宿店が、北海道外では初出店となる。専用のボトルとパスポートを店に持っていけば、30日間1,500円の定額制で、15種類の茶が何度でも楽しめる『USAGIYA TEA BOTTLING(ティーボトリング)』を利用できるのが特徴的だ。

オリジナルブレンドの『兎茶』をはじめとするさまざまな日本茶のほか、ノンカフェインの茶や『抹茶ラテフロート』『抹茶トニック』なども気軽に立ち寄ってテイクアウトすることが可能。ティーバッグを購入すれば、本格的な日本茶を家庭でも満喫できる。

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  • 原宿

ラ コレール

『ミシュランガイド東京2019』で一つ星を獲得したフレンチレストラン、オルグイユの新業態がジングウマエ コミチにオープン。看板メニューであるフランス、アルザス地方の郷土料理『タルトフランベ』は、薄い生地にチーズやサワークリームを塗り、具材とともに焼き上げたピザのような食べ物。先に生地だけを焼き、具材を後から加えることで、サクサクの食感を実現している。

肉やジャガイモ、野菜を入れた鍋の周りをぐるっとパン生地で囲んだアルザス風の蒸し煮料理『ベッコフ』などもあり、食で旅行気分を満喫できるだろう。

東京のグルメをさらに堪能したいなら……

  • レストラン

人気の温泉地としても広く知られる大分県の湯布院町。そんな湯布院町で、食べ歩きにもぴったりなスイーツを販売するミルヒの県外初常設店が、2020年9月16日(水)、原宿にオープンした。

ここで味わえるのは、本店でも人気の看板商品『ケーゼクーヘン』(220円)。焼きたてだと「ふわふわ、とろとろ」、冷やすと「しっとり、なめらか」な食感を楽しめるチーズケーキだ。

  • Things to do

2020年9月30日、野村不動産による都市型商業施設ジェムズ 青山 クロス(GEMS AOYAMA CROSS)が、青山のメインストリートから一本奥まった閑静なエリアにオープンした。地下1階から3階にグルメとビューティー、バッグショップの7店舗が入った少数精鋭の複合施設だ。本記事では、この最新施設のグルメにフォーカスして紹介する。

ミシュランスターシェフが夢の共演を果たしたデンクシフロリなど、知的好奇心を刺激する「NOT PUBLIC」をキーワードにした魅力的なテナントが入居している。

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  • Things to do
  • シティライフ

近年、東京では毎夜多くの人が詰めかける話題の横丁が次々と誕生している。人を引きつけて止まない特徴的な六つの新型横丁を紹介しよう。

予約困難な名店が集う横丁や、国際色豊かで意外性抜群のカオスエリア、乾杯で盛り上がる郷土愛に満ちた47都道府県のドリンクや料理を満喫できるなど、その魅力は多様で奥行きのある場所ばかり。気安く、おいしく、楽しい時間を過ごせる横丁ライフを満喫しよう。 

新橋と虎ノ門(虎ノ門ヒルズ森タワーまで)を結ぶ環状2号線に「新虎通り」という愛称を命名。広い歩道を設置し、オープンカフェや人気レストランを集め、パリのシャンゼリゼ通りのような華やかな東京のシンボルストリートにする計画だった。

現状は閑散としていてプロジェクトはまだ道半ばだが、新虎通りやその周辺には、以前から近辺のオフィスワーカーたちが通う人気店が並ぶ。今回はその中の10店をセレクトして紹介する。

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  • Things to do

花街であり、昔から邦楽関係者も住む住むエリアだけに夕暮れ時には三味線の音色が響く神楽坂。そんな風景になじむフレンチビストロやカフェは神楽坂ならではの風景だ。フレンチインターナショナルスクールのリセや、フランス語学校などを中心につくられたフランス人コミュニティーがあるのだが、今はその本場の味を求めて遠方からも訪れる美食家の街になった。

パリの小路を歩くように、神楽坂を散策してみよう。

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