温かいだしで食べる煮麺(にゅうめん)が楽しめる「そうめん酒場 露(ARAWA)」。三大そうめんの一つ、奈良県の三輪素麺で作る煮麺は、しっかりした歯ごたえとツルンとした喉越しが心地よい。あごだしとコンブをベースにした関西風のだしも食欲をそそる。締めのラーメンより罪悪感はずっと少なく、腹を満たしてくれるはずだ。
客はゲイが多く、店主の気さくな人柄も相まって、常連からは「そうめんゲイバー」とからかわれるほど。6人ほどでいっぱいになるこぢんまりとした店で、初めての人は前日までの予約が必要だ。優しい煮麺と、刺激的な常連客との会話を楽しみたい人は、ぜひコンタクトをとってほしい。