左からローレン、エリン、アサミ、リサ
発端は、新宿二丁目で行われたレズビアンパーティーで、トランスジェンダー女性であることを理由にエリンが入店を拒否された事件だ。もともと、トランスジェンダーやノンバイナリーの居場所が少ないと感じていたことや、そのためのパーティーを企画していたこと、今すぐに行動しようというオーガナイザー全員の意見が一致したことから、カウンターパーティーとしての『ワイフ』が立ち上がった。
新宿二丁目で事件が起きたのは4月20日、開催日の5月2日までほぼ10日間。会場選びは時間勝負だったとエリンは話す。
エリン「蜂で起こった風営法の一件を応援したい気持ちもあったが、とにかく時間がない中で会場を探し、『ワイフ』の趣旨に賛同してくれた青山蜂を選んだ」