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画像提供:星のや東京
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東京、和モダンホテル9選

御茶ノ水・浅草・新宿など、高級感あふれる和の空間に浸る

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都会的なスタイルのホテルも魅力的だが、都心にいながら日々の喧騒(けんそう)から離れられる「和モダン」なホテルで癒やされるのもいい。畳や木、障子など、日本の伝統的を感じる和と、現代のスタイリッシュさも兼ねそろえた上品な空間で、特別な一日が過ごせる。

ここでは、天然温泉も楽しめる旅館や、広大な日本庭園にたたずむ四季を楽しめるホテルなどを紹介。日本ならではのもてなしを体験してみては。

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  • ホテル
  • 旅館
  • 高輪

グランドプリンスホテル高輪」内に併設している旅館「高輪 花香路」。 都会の中心とは思えないほほど広い日本庭園にたたずむ落ち着いた旅館で、伝統的な雰囲気も楽しめる和モダンの客室を堪能できる。

館内にはレストランやスパも完備。季節ごとに変わる庭園の風景とともに、時間を忘れてリラックスしよう。

  • ホテル
  • 築地

和風のデザインが魅力のラグジュアリーなホテル。布や紙の質感を感じさせる内装や、柔らかな光を使った空間づくりが美しく、外国人観光客からも人気がある。

木をふんだんに使ったナチュラルで落ち着きのある客室は、5タイプを用意。ヒノキ風呂付きの部屋から、コンパクトにまとまった部屋まで幅広く扱う。館内には、日本各地から厳選した日本酒を取り揃えるバーが併設されている。

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  • ホテル
  • 旅館
  • 大手町

独特のコンセプトで高級旅館などを展開する星野リゾートが手がける、21世紀型の伝統的日本旅館。ラグジュアリーブランドである「星のや東京」は、都心では数少ない天然温泉が楽しめる日本旅館だ。客室は全て畳の間で、伝統的な建築様式と現代のスタイルを合わせたモダンな空間になっている。

館内には旬の日本の食材を楽しめるレストランやスパ、ショップなどがあり、東京の真ん中で極上の安らぎを得られるだろう。また、地下1500メートルから湧く歴史ある天然温泉を最上階の露天風呂で、非日常空間で日頃の疲れを癒やしてほしい。
  • ホテル
  • 目黒

豪華絢爛(けんらん)な装いから「昭和の竜宮城」とも称されてきた「ホテル雅叙園東京」。2017年にホテルとしてリブランディングし、全60の客室をスイートルームにリノベーションした。最上階のエグゼクティブラウンジでは、宿泊客専用でウエルカムサービスの抹茶の提供やバータイムが楽しめる。

見どころは、1935年に造られた東京都指定有形文化財「百段階段」だ。同ホテルで唯一現存する木造建築で、99段の階段廊下がかつて宴が行われていた7部屋をつなぐ。

百段階段は企画展開催時のみ一般公開される。企画によっては専任スタッフによるガイドツアーやギャラリートークなどが開催されるので、参加すればより意匠を堪能できるだろう。

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  • ホテル
  • 御茶ノ水

作家や画家など文化人に愛された創業100年以上の老舗「旅館龍名館本店」が、2014年に全室スイートルームのスモールラグジュアリーホテルに生まれ変わった「ホテル龍名館」。各部屋には、畳スペースや障子のデザインを設けるなど和の要素がちりばめられ、優雅な時間が過ごせる。

レストランでは「茶を食す」をテーマに、日本茶や茶葉を使った和食を提供。老舗ならではのおもてなしで、心を満たしてみては。

  • ホテル
  • 浅草

東京メトロ銀座線浅草駅から徒歩約6分のところにある「プロスタイル(PROSTYLE)旅館 東京浅草」では、浅草ならではの下町情緒あふれる旅館でくつろげる。街中にあるとは思えない、温かみのある木や畳が用いられた室内で、のんびり過ごすのにぴったりだ。

露天風呂付きの客室はもちろん、1日1組限定の「泊まれるサウナ」もおすすめ。浅草観光と合わせて日本の伝統を感じよう。

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  • ホテル
  • 浅草

つくばエクスプレス浅草駅から徒歩4分ほどの立地にある、黒湯の天然温泉の大浴場とサウナが付いた、全館畳敷が特徴の和風ビジネスホテル。独特な色の温泉を、落ち着いた内装の浴室で楽しめる。

ホテルの近くには「浅草寺」「浅草花やしき」などの人気観光スポットが並び、アクセスが良い。自分でカスタマイズできる「お好み海鮮丼」が食べられる朝食や、浅草ならではの和風な内装など、都会のど真ん中でくつろいでみては。

  • ホテル
  • 旅館
  • 新宿

新宿5丁目にたたずむスタイリッシュな「温泉旅館(ONSEN RYOKAN)由縁 新宿」。日本特有の宿泊施設である旅館の魅力を見つめ直し、現在のニーズに合わせたスタイルでもてなしを提供する。

注目したいのは、最上階の18階に設けられた露天風呂付き温泉。湯は箱根の源泉から運んでいる。都会の真ん中で天然温泉に浸かれば、贅沢で特別な思い出になるだろう。

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  • Things to do
  • 代田

下北路線街にある温泉旅館。下北沢の駅近くにありながら、歴史ある日本家屋や緑を生かし、山里の温泉地に来たような安らぎを感じられる施設となっている。

大浴場の露天風呂は、箱根にある「小田急 山のホテル」の自家源泉である、芦ノ湖温泉の「つつじの湯」を使用。肌に良いアルカリ性単純温泉がうれしい。

女湯にはオリジナルアロマのミストサウナ、男湯にはドライサウナと水風呂があり、宿泊のほか日帰り入浴も可能だ。予約制の日帰り温泉プランの詳細は、公式ウェブサイトをチェックしてほしい。

和のスイーツを楽しむなら……

  • カフェ・喫茶店

コーヒー派か、紅茶派か。この派閥論争は国境を越えて繰り広げられているが、日本にはもうひとつ「日本茶/緑茶」という確立したカテゴリーがある。

茶葉の種類だけでなく、栽培方法や収穫時期、使用部分から焙煎法まで、製法を変えることによってさまざまな風味を楽しめる緑茶は、日本人の知恵と技術の結晶だ。飲めばなんだか落ち着く感覚は、日本人だけでなく外国人にも通じることは、最近の日本茶ブームが物語っている。

ここでは一杯一杯、プロが丁寧に淹れてくれる日本茶、抹茶を楽しめるヴェニューを紹介する。

甘味の定番「あんみつ」。今やどの甘味処でも味わえるこのスイーツが、実は東京発のご当地グルメであることをご存知だろうか。その昔、浅草にある羊羹店の舟和で考案された「みつ豆」に、銀座 若松の主人が餡をのせたのが「あんみつ」の始まりだ。

1903年(明治36年)当時、舟和では、しん粉と赤えんどう豆に糖みつをかけただけの甘味を提供していたが、この甘味を大人が喜ぶようにと、モダンな銀の器に盛り、角寒天、甘煮杏、求肥、赤えんどう豆を加えて高級感を出した。みつも黒みつと白みつから選べるようにして売り出した。これが「みつ豆」という名で大ヒットし、舟和では「みつ豆ホール」まで開設した。

当時は文明開化華やかかりし頃。つまり当時の「みつ豆」は、とても西洋的な食べ物として人々に浸透していったのだ。ところが、そんなモダンなみつ豆に、日本古来のスイーツである餡をのせた「あんみつ」が登場したのだから大事件である。この、思いつきそうで、なかなか思いつかない発想は大当たりし、あんみつは瞬く間にみつ豆をしのぎ、東京生まれの甘味として広く知られるようになったのだ。ここでは、東京で食べられる代表的なあんみつの店を紹介する。餡がのっているため、みつ豆よりも味に差がでて、食べ歩きも楽しい。江戸前寿司だけではない、東京の味をぜひ知ってほしい。

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そろそろ、暖かい季節が待ち遠しくなってきた人も多いのではないだろうか。桜の香りに包まれたスイーツは、まさに春の訪れを告げるかのようだ。

花が満開になる季節まで提供されているものも多いので、スイーツとともに花見を楽しむのもいいかもしれない。お気に入りのスイーツを見つけて、2025年の春の訪れを心ゆくまで楽しんでほしい

たい焼きは明治時代、今川焼を丸ではない独自の型で作ったことが始まりとされている。当時はさまざまな種類の型が作られたが、その中で、庶民が簡単に食べられなかった縁起ものの鯛が、生存競争を勝ち抜き今に至るようだ。

まず話しておきたいのは、たい焼きの「天然」「養殖」問題。天然とは老舗店で見られる、ひとつひとつが独立した型で焼かれたたい焼きのこと。一般的に生地、餡、生地の順で餡を包むように作られ、火に直接近づけることができるため、薄皮でぱりっとした食感のものが多い。一方養殖は、縦2列に並んだ型に生地を流し入れ、餡を挟み込む、我々が普段からよく目にする作り方で、天然ものに比べ生地が厚めでふわっとしたものが多い。現在では数が少なくなっていることや、作業の手間から、天然ものがやたらと持て囃される昨今だが、皮を重視する人にとっては養殖ものも魅力的な存在なのだ。

ここでは、天然、養殖にこだわらず、東京の美味しいたい焼きを10軒を紹介。頭から食べるか、しっぽから食べるかなど、たい焼きに関する議論は尽きない。手土産として買っていけば、コミュニケーションが生まれるのもたい焼きの魅力だ。

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