古宇利島
Photo: Genya Aoki
Photo: Genya Aoki

沖縄・やんばるでしかできない5のこと

森の中のコーヒー焙煎体験、海上の絶景スポット、元祖ソーキそばなど

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2021年に奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島がユネスコ世界自然遺産に登録され、一躍有名になった「山原(やんばる)」エリア。やんばるとは「山々が連なり、森が広がる地域」という意味を持つ沖縄島北部一帯を指す言葉で、その名の通り亜熱帯の豊かな森が広がっている。

ここでは、そんな沖縄北部エリアでしか楽しめないことを5つ紹介しよう。

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オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ

やんばるの森エリアの入り口に位置するリゾートホテル。2022年3月のグランドオープンでのクラブラウンジの新設に加え、ガーデンプールの全面改装、クラブルームのリニューアルが年内に完了した。

全室バルコニーとインナーテラス付き。足元から天井まで立ち上がる窓が、室内からでもエメラルドの海と緑あふれる景観へ飛び込めそうな臨場感を与える。高層階である14〜15階のクラブルームかジュニアスイートに泊まれば、やんばるに自生する植物に囲まれた専用のクラブラウンジ(7〜23時)が利用可能。朝食、ティータイム、アペリティフタイムなど、時間帯によって異なるビュッフェやドリンクを提供している。

夜は、ムード満点のナイトプールへと変貌するガーデンプール(3月〜翌年1月2日)がおすすめ。時間を持て余しがちな夜のアクティビティで、充実感たっぷりの旅になるだろう。

中山コーヒー園

非常に希少価値の高いコーヒー豆を収穫から焙煎(ばいせん)まで体験できる国産コーヒー農園。2013年に創業し、現在ではティピカ、ムンドノーボーなど13品種、2000本程度が栽培されている。

開放的なコーヒー畑を見ながらテラスで味わう一杯もいいが、ここでぜひ体験してほしいのは、自分でコーヒーを収穫・焙煎・抽出する、まさに「ファームトゥドリンク」な体験できるプラン(7,500円、税込み)だ。

工程が多く骨の折れる作業だが、それゆえに出来上がった自分好みのコーヒーへの愛着もひとしお。簡単な散策もするので、やんばるの自然を楽しむとともにコーヒーができるまでを身を
もって知ることができる。

多くの企業が自社のコーヒーの木を同地に所有しており、時期になると収穫、製品化までして出荷してくれるのも面白い

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我部祖河食堂

豚のあばら骨のことを、沖縄では「ソーキ」という。このソーキが軟骨と一緒に沖縄そばに乗っている「ソーキそば」は、沖縄を代表するソウルフードだが、その元祖と呼ばれる店が名護市にある。

スープは上澄みの脂とアクをこまめに取ることで、こってり感とヘルシーさのバランスが絶妙。隣にある製麺所で作ったちぢれ麺は、もちもちツルツルとした食感でスープによく絡む。

秘伝のたれで煮込んだソーキもホロホロかつボリューミーで、食べ応え抜群だ。後半はピリッと唐辛子がきいた沖縄の調味料「コーレーグス」で「味変」して楽しんでほしい。

カラン カフェ&ザッカ

自然の中でも違和感なく調和するモダンな古民家カフェ「カラン カフェ&ザッカ(CALiN cafe & zakka)」。中に入ると、沖縄県発の作家のものを中心に陶器や文房具、生活雑貨などが並ぶ。「土産やちょっとしたプレゼントにできるもの」を意識したセンス抜群のセレクトは、一見の価値がある。

カフェとしても話題には事欠かない。那覇で人気の「しまドーナツ」の姉妹店でもあり、人気のドーナツをはじめ、屋我地島の蜂蜜を使ったパフェなど「ご当地」を感じられるおいしいメニューが楽しめる。

シロップなどで加糖せず自然のまま取れるオーガニックな蜂蜜は、全国でも珍しい。近隣の「オリエンタルホテル 沖縄リゾート&スパ」専用の養蜂箱を窓から眺めつつ、食べられるのも楽しい。古宇利島や「美ら海水族館」などを訪れた際に寄るには最適な一軒だろう。

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古宇利島

「神の島」「恋の島」など数々の異名を持つ、今帰仁村(なきじんそん)の人気観光地。入り口である古宇利大橋が撮影スポットで、エメラルドグリーンの海を真っすぐに突っ切る全長1960メートルの一本橋はここでしか観られない絶景だ。2005年にこの橋が架かったことで沖縄本島と地続きになり、訪れる人が急激に増えたのだという。

島内には、沖縄版アダムとイブによる「人類発祥の地」とされているチグヌ浜や、ハート形の岩があることから恋愛成就のパワースポットとして人気を集めているティーヌ浜など、キャッチーなビーチが点在。外周が約8キロという小さい島ながら、見どころは豊富だ。

カフェや沖縄の海鮮が堪能できるレストランもあるほか、海抜82メートルの高台にある「オーシャンタワー」には展望台や世界各国から1万点以上の貝を収集・展示した「シェルミュージアム」などが併設している。

南へ旅立ちたいなら……

  • トラベル

江戸時代、全国に広まった伊勢音頭の中で「伊勢に行きたい、伊勢路が見たい、せめて一生に一度でも」と歌われ、庶民の憧れともいわれたお伊勢参り。今のように交通機関が発達していなかった当時は、多くの人がお金をため、時には危険な思いもしながら、長い時間をかけて伊勢の地を目指したのだという。

現在は随分と便利にアクセスできるようになったが、「一生に一度はお伊勢さん」という願いは変わらないもの。ここでは、週末で伊勢を訪れたいという人のために、神宮参拝からローカルに愛される名店、江戸時代の趣が残るエリアの散策まで、伊勢市駅周辺の魅力をたっぷりと詰め込んだ1泊2日の旅をルート形式で提案する。

伊勢旅をもっと便利に楽しみたい人は、タイムアウト東京のLINE公式アカウント『Desika:伊勢でしか』の「友だち追加」も忘れずにしておこう。

  • トラベル

長崎県内にある壱岐は福岡からフェリーで一時間でたどり着ける離島だ。直径17キロメートルの小さな島だが、実はその中に150の神社があり、京都でも有名な月讀神社の総本山があるパワースポットである。

湾内の小島にある神社や希少な『壱岐牛』を使った絶品グルメを堪能しつつ、日本一イルカと触れ合える施設や神社内のカフェなどユニークな場所でリモートワークに取り組めば、創造的な仕事ができるだろう。土〜月曜で壱岐の魅力を満喫できる遊び7割、仕事3割の2泊3日で過ごすワーケーション旅行を紹介しよう。

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  • トラベル

東京にも豊かな自然を感じられる場所はたくさんある。特に奥多摩の森林や高尾山、等々力渓谷などのスポットが人気だが、東京に位置しながら亜熱帯気候に属している島々があることはあまり知られていない。

伊豆諸島は9つの小さな島から成り、火山列島特有の景観と美しいビーチで人気を博している。24時間の船旅を要する小笠原諸島を訪れるのは少し難しいかもしれないが、伊豆諸島へはフェリーや小型飛行機を使ってアクセスできるので、首都圏からも行きやすい。

ここでは、2022年に巡ってみたい東京の島々の魅力を紹介する。

  • トラベル

佐賀にある温泉街、武雄温泉は約1300年もの歴史と魅力にあふれた場所だ。「美人の湯」としても名高く、宮本武蔵やシーボルトなどの偉人たちが身体を休めたことがあるとされる。国指定重要文化財の武雄温泉楼門は必見。そのほかにも、美しすぎる図書館、宿泊可能な元遊郭などの見どころがある。

武雄温泉で非日常な時を過ごすなら御船山楽園ホテルがおすすめ。夏から秋にかけて敷地近くの御船山楽園で大規模な展示も実施する。

ここでは、武雄温泉周辺の名所を紹介する。

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