Photo: Kisa Toyoshima
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週末、チェックするべき5のギャラリー

ニューオープンのアートスポットを紹介

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タイムアウト東京 > THINGS TO DO > 週末、チェックするべき5のギャラリー

インスタレーションなど体験型アートが楽しめる施設が話題になり、まちづくりとしてウォールアートのプロジェクトが実施されるなど、人々のアートに対する意識が高まりつつある。アート界が盛り上がりを見せている今、都内には新しいアートギャラリーが続々と登場。

アートギャラリーの良さは、街のあちこちにあるため出かけ先でふらっと立ち寄り、非日常の独特な空気感が漂う中で作品に没頭できることだろう。ここでは、スカイ ザ バスハウスが手がけたギャラリースペースやカレーとアートを一緒に楽しめるコンセプトショップなど、最近オープンしたスポットを紹介する。まだ訪れたことない場所は、ぜひチェックしてもらいたい。

  • 新宿

2020年に移転再オープンを予定していた「ホストが接客する書店」こと歌舞伎町ブックセンター。新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛要請を受け残念ながら再開計画は頓挫してしまったが、プロデュースを手がけるSmappa!Groupは再開予定地で新たなコンセプトのバーをオープンした。 

2階はギャラリースペースになっており、2021年4月にアートスペースの面積を増床し、リニューアルオープン。202171日(木)~727日(火)には、袁方州の個展『虚実体 The nonentity within the entity』が開催される。身近にあるものに対する印象や認識、記憶を基に、現実と自身の視線が交錯する中で生まれる心像風景を表現したインスタレーション作品を展示する。

  • アート
  • ギャラリー
  • 六本木

2021年4月にオープンした、六本木のスカイ ピラミデ(SCAI PIRAMIDE)は、新進気鋭の現代アーティストが作品を展示するギャラリースペース。スカイ ザ バスハウス(SCAI THE BATHHOUSE)が手がけ、谷中、天王洲のスカイ パーク(SCAI PARK)に続く第3の拠点となる。

ギャラリーの既存の枠組みを超え、新たな切り口を提示をすることで時代に即したコンテクストの更新を図る」をコンセプトに、さまざまな展示を行う。

8月8日(日・祝)まで『森万里子 古事記―はじまりのとき』展を開催中。事前予約制のため、来場の際は公式ウェブサイトを確認してほしい。

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  • 下北沢

カレーレストランとギャラリーがミックスしたコンセプトショップが、2021年6月にオープンした。

サンゾウ トウキョウ(SANZOU TOKYO) では、人気店であるカレーの店ボンベイのシェフ、コウイチ・イソノがこの店のために作る超辛口の『カシミールカレー』や、タマネギのうま味を感じる『コルマカレー』、超極辛口の『デスバレーカレー』など、ここだけのスペシャルなメニューを堪能できる。

スタッフは全員旅好きで、店内に併設されたギャラリーには、彼らの交友関係からつながった、ロサンゼルスやマイアミで活動する人気アーティストの作品が展示されている。カレーを食べながら、それらをオンラインで購入することも可能だ。

  • アート
  • 六本木

2020年10月にオープンした、六本木のアートコンプレックス。26組のアーティストが集結したオープニング展ENCOUNTERSには3500人を超える来場者が訪れ、大きな反響を呼んだ。

アカツキ共同創業者の香田哲朗、キュレーターの山峰潤也が立ち上げた一般財団法人東京アートアクセラレーションの拠点となり、展覧会、トークイベントの企画運営をはじめ、アーティストのサポートやアートを軸にしたコミュニティーの形成などを行っている。

2階から7階までのフロアには、ラウンジ、スタジオ、ギャラリー、キッチンスペースもあり、さまざまな表現や交流の場に対応。世代やジャンルを超えたネットワークの構築や、アートと社会の新たな接続点として注目したい場所だ(展覧会やイベント時のみオープン)。3、4階は貸し出しも行っている。

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  • アート
  • 渋谷

若手美術作家を中心に取り扱うビスケット・ギャラリー(biscuit gallery)が、2021年3月12日にオープンした。国内最大級の現代アート情報サイト『Bur@rt』がこれまで積み上げてきた取材を通して独自にアプローチしてきた、新進気鋭のアーティストを中心に取り扱う。

松涛文化村ストリート沿いのロケーションや、3フロア構成という展示空間の特徴を生かし、アートコレクターや鑑賞者に広く支持されるような展示企画を行う。

7⽉11⽇(⽇)までVOCA2021』奨励賞を受賞したアーティスト、水戸部七絵による個展『Rock is Dead』が開催。偶像化された自己と実態としての自己との葛藤を抱えながら歌い続けてされたロックスターたちの、「消費」と「表現」の世界を生きる上で向き合わなければならないという、複雑な背景を表現した絵画作品が登場する。

アートを身近に感じるなら......

  • アート

東京には、アートギャラリーや展示スペースが併設するカフェがいくつかある。作品を鑑賞することはもちろん、落ち着いた空間でほっとひと息つけるのも、アートとカフェが融合するスポットならではの楽しみ方だ。展示作家が在廊しているときには、アーティストと一緒にティータイムを過ごしながら、作品について話を聞くこともできるだろう。

ここでは、都内にあるアートが楽しめるカフェをピックアップした。オリジナルのカフェメニューを提供する店や、アンティークな空間が特徴の店など、どこも個性豊か。「おしゃ活」としてもぴったりのアートに囲まれた空間で、優雅なひとときを過ごそう。

  • アート
  • 公共のアート

無数の美術館やギャラリーが存在し、常に多様な展覧会が開かれている東京。海外の芸術愛好家にとってもアジアトップクラスの目的地だ。しかし、貴重な展示会や美術館は料金がかさんでしまうのも事実。そんなときは、東京の街を散策してみよう。著名な芸術家による傑作が、野外の至る所で鑑賞できる。特におすすめのスポットを紹介していく。

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  • Things to do

関東大震災や第二次世界大戦の東京大空襲で大きな被害を受けるまで、東京には、現在も京都で見られるような木造の家が立ち並んでいた。その後、鉄鋼やコンクリート、独創的な形状に重きを置いたさまざまな建築物が建てられ、東京は現代的に生まれ変わった。

しかし天然素材の良さも見直されてきており、都は最近350メートルの木造超高層ビルの建設計画を発表している。このビルのオープンは2041年まで待たなくてはならないので、今の時点で鑑賞できる美しい建築物を紹介しよう。

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