※2021年4月30日リニューアルオープン
2020年に移転再オープンを予定していた「ホストが接客する書店」こと歌舞伎町ブックセンター。新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛要請を受け残念ながら再開計画は頓挫してしまったが、プロデュースを手がけるSmappa!Groupは再開予定地で新たなコンセプトのバーをオープンした。
店名はペスト禍のフィレンツェを舞台にしたジョヴァンニ・ボッカッチョによる歴史的な物語集から取られた。直接の会話を避けたい人のためにカウンターには筆談のためのノートも置かれている。2021年4月にはアートスペースの面積を増床し、リニューアルオープンした。
店内はスタンディングで、屋外スペースは座ることができる。ドリンクは「季節のネグローニ」や「国産ハーブのモヒート」などのカクテルがおすすめ。「夜の街」と揶揄される歌舞伎町のど真ん中でコロナ禍について正面から語り合うという、希少な体験ができる場となりそうだ。