トレインチ自由が丘
Photo: Keisuke Tanigawa
Photo: Keisuke Tanigawa

トレインチ自由が丘でしかできない5のこと

車庫跡地で楽しむ最新スイーツやワーケーション

Hisato Hayashi
寄稿:: Aya Hasegawa
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タイムアウト東京 >ショッピング&スタイル > トレインチ自由が丘でしかできない5のこと

自由が丘駅すぐ、東急大井町線車庫跡地の商業施設「トレインチ自由が丘」がリニューアルオープン。グルメやショッピングが楽しめ、ワーケーションもできる複合施設として生まれ変わった。

1階は飲食店や雑貨店など、新規4店を含む個性豊かな8店舗。2階には、ラウンジ、カフェ、オフィス、レンタルスタジオを併設する「テフ ジユウガオカ(tefu)jiyugaoka」が入居している。

共用部では、マルシェや参加型のワークショップの定期開催など、利用者が自宅リビングのように自然体でくつろぎ、かつ屋外空間を楽しめる場を目指す。ちなみに、車庫廃止後も残された留置線に隣接しているということで、「トレインチ(Trainchi)」という施設名は、「トレインのおうち」から名付けられたそう。

ここでは食べ歩きにも最適な1階のグルメ情報をはじめ、5つの体験を紹介する。

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テフ ジユウガオカ((tefu)jiyugaoka)

ラウンジ、カフェ、オフィス、レンタルスタジオを併設する「テフ ジユウガオカ」。ラウンジとオフィスでは、ドロップインや個室ブース利用など用途に応じて柔軟に選択できるさまざまなプランを提供する。

内装には、2023年1月に定期運航を終了する田園都市線8500系車両の網棚や車体外装、枕木などを採用。かつて車庫だった時の面影を残す空間で、がたんごとんと通り過ぎる電車の音をBGMに仕事や読書にいそしんでみては。

ラウンジ利用は1人1時間900円(ドリンク付き、以降30分ごとプラス450円、以下全て税込み)、1日3,000円。レンタルスタジオは、イベントやワークショップなど多目的に利用可能だ。通り抜け構造で、地元の人の生活動線となっている1階屋外の部分には、鉄道の廃材を使ったベンチを配置。鉄道好きの心をくすぐる仕掛けが随所に施されている。

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スリー ティー カフェ トレインチ自由が丘店

「お茶の魅力を、すべての人に」をコンセプトにした本格的かつボーダレスなティーカフェ。世界35種類以上の茶葉を揃え、飲み比べセットやちまきなどのフードセットも提供。多彩なスタイルで茶の魅力を提案する。

中でもいちおしは、茶師が厳選した世界の茶葉をじっくりと抽出し、茶本来の香りと味わいを引き出したティージェラート。「濃厚八女抹茶」「ダージリンミルクティー」「いちご東方美人茶」など、どれもこれも茶の味が際立っており、茶を使ったジェラートの概念が覆されること間違いなしだ。

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やおやの 自由が丘

三軒茶屋の小さな八百屋「三茶ファーム」が手がける、揚げたてコロッケの専門店。「『肉屋のコロッケ』があるなら『八百屋のコロッケ』があってもいいのでは」との思いから開業した同店では、「きほんのコロッケ」(231円)、「とうもろこしのクリーム」(264円)、「発酵バターの鳴門金時クリーム」(264円)、「極み玉ねぎメンチ」(308円)など、八百屋ならではの新鮮でこだわりの野菜をたっぷり使ったコロッケを販売する。

育てた人の思いと食べる人の声を伝えてつなぎ、店内には旬の野菜も並ぶ。コロッケのついでに新鮮な野菜を購入するのも楽しい。コロッケが引き立つように特別にブレンドしたクラフトコーラや、「やおやのコロッケプレート」(1,200円)などコロッケが主役のランチセットもラインアップしている。

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ダンボ ドーナツ アンド コーヒー 自由が丘店

ポップな外観が目を引く、ニューヨークスタイルのドーナツ店。ホームメイドにこだわった秘伝の生地で作る、カラフルでボリューミーなドーナツが常時10種以上並び、壮観だ。

少量ずつ揚げた出来たてのドーナツは、見た目のインパクトとは裏腹に、優しい甘みであっさりとしているのが特徴。自由が丘店限定の「ティラミスドーナツ」も見逃せない。

コーヒーは、コロンビア、グアテマラ、インドネシアなどの厳選したアラビカ種コーヒー豆を、ドーナツに合うように濃くて深いコクのあるブレンドに仕上げた「DUMBOオリジナルブレンド」が楽しめる。

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アイランドソフトクリーム トレインチ自由が丘

アイランドソフトクリーム(Island Softcream)」は、規格外の果物を使うなど食品ロスに取り組むスイーツ店だ。宮古島で出合った旬の南国フルーツや、余ったり形が悪かったりして市場に並ばないフレッシュなフルーツは、あらかじめ凍らせてある。注文が入ると、その都度ソフトクリーム(マンゴー880円、バナナ680円、リンゴ680円)やスムージーに仕立てて提供する。

そのほか、スムージー、ガレット(各1,280円から)やクレープ(1,080円から)なども用意。フードロスに貢献しながら、スイーツな時間を過ごせるのがうれしい。

街歩きのガイドを読むなら……

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花街であり、昔から邦楽関係者も住むエリアだけに夕暮れ時には三味線の音色が響く神楽坂。そんな風景になじむフレンチビストロやカフェは神楽坂ならではの風景だ。 フレンチインターナショナルスクールのリセや、フランス語学校などを中心につくられたフランス人コミュニティーがあるのだが、今はその本場の味を求めて遠方からも訪れる美食家の街になった。パリの小路を歩くように、神楽坂を散策してみよう。

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開発が進められていた京王井の頭線高架下に、新たなカルチャーとビジネスの拠点であるミカン下北が2022年3月30日に誕生。「ようこそ。遊ぶと働くの未完地帯へ。」をコンセプトに掲げる同施設。A~Eの5街区から構成され、飲食店舗を中心とした19の商業エリアとワークプレイスの「SYCL by KEIO」が同居している。

多様な人々やジャンルが混ざり合い、自由に編集され、変わり続けるため「常に未完である」に下北沢の普遍的な魅力を見い出し、新たな実験や挑戦を促すという。

一体どんな施設なのか、ここでしか楽しめない8つのことを紹介しよう。

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渋谷駅から東横線で10分ほどでたどり着ける街、学芸大学。中目黒や自由が丘といった人気エリアに囲まれているが、いまだ下車したことがない、という人も多いだろう。

「学芸大学」自体は1960年代に小金井市へ移転しているが、地元の人々の要望で愛着のあるこの名前がそのまま残された。 八百屋や昔ながらの商店が立ち並ぶ駅前の商店街には、しゃれたカフェやベーカリー、古着屋なども点在し、東横線ならではの洗礼された雰囲気とローカルな居心地の良さを同時に感じることができる。

碑文谷公園や世田谷公園など、のどかなスポットも歩ける距離にあり、少し足を延ばせば三軒茶屋や中目黒にも気軽に行ける。近郊を1日かけて散策してもいいし、駅周辺で明るいうちから食べて飲んでいてもいい。

ここでは、朝から晩までのんびり過ごすことができる街、学芸大学の魅力を紹介したい。

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1980年代から音楽や演劇、ファッションなどの文化を生んできた街、下北沢。メインストリームではなく、型にはまらない多様な文化が混在するこの地はサブカルチャーの聖地だ。街の構造も路地と行き止まりだらけで迷路のように入り組んでいるのだが、それもまた下北沢の魅力。

小田急電鉄による鉄道跡地の開発も進んでおり、商業施設や温泉施設がぞくぞくとオープン。2022年3月には井の頭線高架下に、商業エリアとワークプレイスが同居するミカン下北が開業する。「開かずの踏切」があった時代も懐かしいが、下北沢らしい風景は今も健在だ。

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中目黒で過ごす24時間
中目黒で過ごす24時間

休日はゆっくり散歩して過ごしたい、そんな日は中目黒がちょうどいい。桜の名所として有名な目黒川沿いは季節によって表情を変え、一年を通して心地よく歩くことができる。穏やかな街並みの中に、カフェやセレクトショップなど中目黒を象徴するスポットもさらに増えて、訪れるたびに新しい発見があるのも魅力だ。

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