フジを観賞しに、多摩川まで出かけてみては。拝島公園は樹齢800年のフジの木で知られ、東京都の天然記念物にも指定されている。
大きなトレリスに植えられたフジは、例年4月下旬から5月上旬にかけて花を咲かせる。
園内の日吉神社では、フジをモチーフにした御朱印(500円)を頒布している。
タイムアウト東京 > Things To Do > 東京近郊、藤の花ベストスポット5選
4月中旬から5月中旬にかけて咲き誇る藤(フジ)。華やかなパステルカラーの花が、都内の神社や公園を彩る。西洋式庭園などで使用される格子状のフェンスである「トレリス」やトンネル状のアーチに栽培されることが多い。
紫、青、ピンク、白など色とりどりの花が垂れ下がる光景は、まるでおとぎ話の1ページのようだ。ここでは、タイムアウト東京英語編集部がピックアップした東京や首都圏で楽しめるフジの名所を紹介する。
フジを観賞しに、多摩川まで出かけてみては。拝島公園は樹齢800年のフジの木で知られ、東京都の天然記念物にも指定されている。
大きなトレリスに植えられたフジは、例年4月下旬から5月上旬にかけて花を咲かせる。
園内の日吉神社では、フジをモチーフにした御朱印(500円)を頒布している。
ゆったりとフジの花を楽しむなら、調布市にある広大な神代植物園がおすすめだ。4月末から5月にかけて、長さ85メートルの藤棚には13品種、約50本のフジが白や紫に色づく。
静かな日本庭園で、いくつものトレリスに咲き誇るフジが美しい。紫色の花の周りには花菖蒲が咲き誇る。背景の茅葺き屋根の建物と相まって絶好の撮影スポットだ。5月上旬が見頃だ。
東京駅からわずか90分で到着する、栃木県の「あしかがフラワーパーク」は日本有数の名所だ。2024年4月13日〜5月15日は「ふじのはな物語〜大藤まつり2024〜」が開催され、約350本のさまざまな色のフジが咲き誇る。
中でも樹齢160年の大木は圧巻。何百本もの紫の花が巨大な格子状の木の棚にぶら下がっているので、目を凝らしてみてほしい。
夜になると、成木の巨木がライトアップされ、見事な姿が水面に映る。また、公園内にはさまざまな藤のトンネルがあり、絶好の撮影スポットとなっている。花の香りがするユニークな「藤ソフトクリーム」など、園内の季節限定の軽食や飲み物も見逃せない。
それほど広くない面積に建物や店が密集し、人口密度も高い東京。しかし海外のリゾートにいるような開放的な気分になる、とっておきの場所は多くある。
水辺の景色が眺められるリバーサイド、公園近くで緑いっぱいのテラス席やビルのルーフトップ(屋上)のバーなど、東京のオープンエアの形態はさまざまだ。各店に取材を進めてわかったのが、季節によって寒暖の差が激しい東京でも、オープンエアの座席は年間を通じて人気があるということ。多くの店が、外の席から順に予約が埋まっていくそうだ。
ここでは、都内でオープンエアの空間が楽しめる、レストランを紹介する。外気を直接感じながらおいしい料理を食べたり、酒を飲んだりする体験は格別だ。東京の空の下、大切な人とゆっくり時間を過ごしてみては。
2024年4〜5月にかけて、人気アニメや有名漫画の展覧会が続々と開催される。見逃せないのは、少女漫画雑誌「花とゆめ」の大規模展、ジブリのプロデューサー・鈴木敏夫の巡回展などだ。
緻密で繊細な原画を楽しんだり、制作の裏側をのぞいたり、空想の世界を自由に楽しもう。濃密なアニメ展示を体感してみては。
東京の人気ギャラリーや美術館で開催するアート展を紹介。4月から5月にかけては、3年1度の都市型芸術祭「横浜トリエンナーレ」、国立西洋美術館初の現代美術展、話題を集めた「大吉原展」など注目の展示が目白押し。ぜひチェックしてほしい。
新生活が始まる4月にも、足を運ぶべきパーティーが揃っている。
注目は、15周年を迎える恵比寿「リキッドルーム」の2階にある「タイムアウトカフェ&ダイナー」のアニバーサリー。全4公演には、tofubeatsやさとうもか、Campanella、サカナクションのKeiichi Ejimaらが出演する。
そのほか、渋谷「WOMB」で行われる「Rainbow Disco Club 15 Years in Tokyo」や、
リキッドルームの「RPR SOUNDSYSTEM with Dreamrec VJ」は、ミュージックラバーなら見逃せないイベントだ。新しい音楽に出合う春にしよう。
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