Brooklyn Roasting Company
Photo: Brooklyn Roasting Company
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下北沢でしかできない33のこと

ビンテージファッション、レコード、個人経営のカフェやレストランが集まる西東京の中心地

Mari Hiratsuka
テキスト:: Kaila Imada
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タイムアウト東京 > フード&ドリンク > 下北沢でしかできない33のこと

下北沢のゆったりとしたボヘミアンな雰囲気は、都会の目まぐるしいエネルギーから解放させてくれる。 親しみを込めて「シモキタ」と呼ばれるこの界隈(かいわい)は、個人経営の店が連なるエリアだ。

そして、ビンテージファッションの宝庫であることと、掘り出し物のレコードが見つかることも特筆したい。下北沢の小さな通りや路地には、趣のあるカフェやクールなレストランも点在している。近年では、大規模な駅前の開発により、新しい商業施設や飲食店が続々とオープン。2022年の「世界で最もクールな街」にその名を連ねることになった。

一番街を散策して古着屋で買い物をし、有名なスープカレー屋に立ち寄り、「ボーナストラック」や「リロード」で1、2杯飲んでその日を終える。

のんびりとした一日を過ごすことができる下北沢散策を楽しんでほしい。

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  • ショッピング
  • 下北沢

体験型コーヒービーンズストアの「オガワコーヒー ラボラトリー(OGAWA COFFEE LABORATORY)」が、2021年に下北沢の「リロード」でオープン。

おいしいコーヒーを入れるための「実験室」のような場所として、コーヒー豆の抽出や、アプリでのリザーブ、焙煎(ばいせん)体験のほか、バリスタが選んだコーヒー器具の使用体験などを提供。新たなコーヒーカルチャーが楽しめるプロジェクトを行うショップをスタートする。

  • 寿司
  • 下北沢

サンフランシスコのミシュラン一つ星を3年連続で獲得した寿司懐石レストラン「はしり(Hashiri)」の新業態が、2022年に下北沢の「リロード」でオープン。「旬ネタの寿司」や一品料理と、ソムリエが提案するワインのペアリングをカジュアルに楽しめる。

「四季を表現するシェフのお任せコース」(1万1,000円、以下全て税込み)は、季節の食材を使った前菜や焼き物、丼のほか、甘味が付く。ワインは120種400本からソムリエが選び、グラスワインからボトル購入までできる。

ワインとアラカルトメニューが楽しめる「角打ち」も提供。バーのようなモダンな空間に、一人でも気軽に立ち寄ってみては。

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  • 代田

世田谷の閑静な住宅街にあるカフェ。注目すべきは、オーナーがヨーロッパやアメリカで買い付けてきた家具と雑貨で作り上げた店内だ。人形が郵便ポストの中に置かれ、自分の部屋でもまねしたくなるようなアイデアもたっぷりあり、食器や洋服、本などの商品は実際に購入することもできる。

また、ここに来たら、あんこが入ったコーヒーゼリーを味わうのも忘れずに。コーヒー豆をひくところから手作りしているので、柔らかく、香り高いのが特徴。あんこは、苦味のあるゼリーやクリーミーなバニラアイスとも相性抜群だ。絶妙な味のバランスに、一度食べたら誰もがファンになるだろう。

  • 下北沢

ニューヨーク発祥のオールビーガンバーガー店。オーナーシェフであるブルックス・ヘッドリーは、パンクロックドラマーとしてのキャリアを持ちながら、ミシュランスターのイタリア料理店「デル・ポスト」でパティシエを務め、レストラン界のオスカーとも言われる「ジェームズ・ビアード賞」を受賞した異色の実力者である。

彼が作るハンバーガーは、今までのビーガンメニューの概念を覆すジャンクな味わいが魅力。 バーガーのおすすめは「TFT(Tokyo Fried Tofu)」(1,000円)。コールスローサラダと豆腐のパティーがバンズに挟まれている。バンズはもちろん卵、牛乳を使っていない400円追加すれば、ドリンクとポテトが付く。

仕込みに5日間を要するという豆腐のパティは、ほのかに香るマリネや和風だしのような味わいが絶妙。ぜひ試してみてほしい。外はカリッとジューシーだが、中はふっくらとした食感もたまらない。

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  • 下北沢

下北沢駅からすぐ、井の頭線高架下の商業施設「ミカン下北」に入居する、ニューヨークのブルックリンから上陸したカフェ。店内は天井が高く、広々とした空間が特徴的。この空間で無料Wi-Fiが使えるのは、下北沢では珍しいだろう。

豊富なフードのほか、テイクアウト用のカフェメニューも提供。8時から21時まで、アメリカンブレックファストやパスタ、ピザ、ステーキなど、アメリカンダイナーをほうふつとさせる料理が楽しめる。

コーヒーは、エチオピア産とコロンビア産を使った「Tokyo Blend」など、オリジナルの豆が充実している。その日によって異なるドリップやブレンドを試してみよう。

  • 代田

秋田の名産品を使ったおむすびやスイーツ、ドリンクを味わうことができる和食店がオープン。秋田県出身の店主が故郷の農業を元気にするため「ホッと整う、一日の始まり」をコンセプトに開店した。

朝はかゆ、昼はおむすび、午後はデザート、夜はおでんと日本酒を提供。おむすびは単一農家産の単一品種米を羽釜で炊き、「馬肉の柔らか煮」「ぼだっこ」「いぶりがっこチーズ」などの秋田名物を具材にしている。かゆは秋田県産比内地鶏の鶏だしで炊き上げ、デザートには比内地鶏の卵を使ったプリン、米粉を使ったミルクプリン、酒かすを使ったチョコレートなどを用意。

ドリンクも日本酒をはじめ、クラフトビールやリンゴジュース「にっこりんご」、「トラ男米×komeamaの米麹甘酒」など秋田の名産が揃っている。食の宝庫ならではのメニューに舌鼓を打ってほしい。

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  • 下北沢

下北沢には数多くのカレー屋が存在するが、カレーとジェラートという一風変わった組み合わせの店はここだけ。注文方法は、ラーメン屋のように自動販売機で食券を購入するスタイルだ。

日替わりカレーの2~4種盛りから選び、ジャスミンライスと、赤タマネギのピクルスやココナツサンバルなどの薬味が付く。ベジタリアンカレーを必ず1種類用意している。ベジタリアンは豆、肉系はチキンとポーク、キーマの3種類から選択できる。

デザートのジェラートはぜひセットで注文してほしい。

  • 代田

発酵デザイナーの小倉ヒラクが手がける、さまざまな発酵食品を扱うショップ。味噌や醤油、ぬか漬け用のキットなどの販売をはじめ、カフェメニューも全て発酵料理だ。

ランチは、青森十和田の乳酸発酵納豆の「ごど丼」をはじめ、「発酵ハヤシライス」や「クラフト醤油米麵」など、個性的なメニューが楽しめる。そのほか、酢とクラフトコーラを合わせた新感覚のドリンク「山吹コーラ」も味わいたい。

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  • ラーメン
  • 下北沢

超極太麺で有名なラーメン店。シンプルに麺のおいしさが味わえる「塩らーめん」が看板メニューだ。三重県産の小麦品種「もち姫」を使用し、もっちりとした歯応えのある麺を毎朝手作りしている。

麺と同様に、力強い味わいの塩味のスープも完成度が高い。鶏の手羽肉、アサリ、コンブ、カタクチイワシ、かつお節などの素材を凝縮させただしに、ミネラル豊富な厳選塩を加えた塩だれをベースにしている。丁寧に時間をかけて仕上げるメンマや、しっかりと醤油が染み込んだ味玉、焼き加減と脂身のバランスが絶妙なチャーシューなど、塩ラーメンと相性抜群のトッピングも絶品だ。

塩ラーメンのみを使用していることから、店主のラーメンにかける思いが伝わってくる。ぜひ、ここでしか食べられない渾身(こんしん)の一杯を味わってみてほしい。

  • 下北沢

下北沢駅南側の裏通りを10分ほど進み、のれんのかかった門をくぐると「打心蕎庵」に到着する。店内は明るく広々とした落ち着いた雰囲気で、大きな窓からは中庭が望める。一角には、毎朝そばを打つ部屋と、そば粉を作るための大きな石臼がある。

定番や季節もの、温かいものから冷たいものまで、さまざまな種類のそばが用意されている。おすすめは「ゆばそば」だ。湯葉も自家製で、繊細なクリーミーさを演出している。ほかにも、香り高い「三つ葉そば」や「鴨そば」、夏の風物詩であるすだちを乗せた「冷かけそば」もおすすめだ。

一人でサイドメニューを頼むと少し割高になるので、友人とシェアするのがいいだろう。おすすめは、「帆立つけ焼き」や「エビと野菜」の天ぷら、「ごぼうのかき揚げ」だ。落ち着いた雰囲気で素晴らしい料理とサービスを楽しもう。

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  • 中華料理
  • 代田

下北沢「ボーナス トラック(BONUS TRACK内にある、アメリカンな中華料理が味わえる日本初のビーガンレストラン。オーナーは代官山で人気のニューヨークスタイルピザ店「ピザスライス(PIZZA SLICE)」を営む猿丸浩基だ。ウォン・カーウァイ作品を意識したという店内は、異国情緒があり、ひときわ目立つネオンライトは写真映えする。

メニューはメイン(麺や米)とサイドから好きなものを選び、ワンプレートに乗せるスタイル。料金は、サイド1品とメインが選べる「ボール」が1,100円(以下全て税込み)で、メイン2品(1,320円)、3品(1,650円)となる。

ビーガンの人はもちろん、そうでない人も気軽に立ち寄りたい店だ。なお、決済はキャッシュレスのみなので注意してほしい。

  • 下北沢

スープカレー専門店の「路地裏カリィ侍. 」系列のラーメン店。白を基調とした清潔感があふれたおしゃれな店内で提供されるのは、やみつき必至の「スペシャル スパイスラーメン」。スープカレーで培ったスープの技術とスパイスの調合技術を駆使し、豚骨や丸鶏、魚介、野菜を煮込み、スパイシーな味わいを誕生させている。

モチモチの食感の麺に、ゴボウ、ローストポーク、鶏チャーシュー、「エスニック味玉」「サクさくブロッコリー」などの色鮮やかな豊富な具材が乗る。通常は中辛よりやや辛めで、辛さ増しは6倍まで注文可能。セットのご飯は3種類から選べるほか、辛味の合間に楽しめる自家製ヨーグルトで作った「ラッシー」も注文できる。

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  • 下北沢

下北沢駅を出て3分ほどの場所にある。お好み焼き、焼きそばには、それぞれ広島ネギやカキなどのトッピングができ、ほかにも鉄板焼きや、「広島ネギポン酢」「おつまみイカ天」などの一品料理も提供している。

広島お好み焼きは、麺にボリュームがあるのが特徴。麺料理であるかのような大量の麺が、濃厚なソースと絡んでいる。野菜は少なめだが、トッピングのイカ天がごろごろと入っているのがうれしい。

  • 下北沢

バックパッカーとして世界を3周したという夫婦が営む、旅をテーマにしたカフェ。店主が「カフェの食事としては日本一おいしい」と自信をのぞかせるフードメニューは、オーガニック食材がふんだんに使用されており、優しい味わいだ。

カウンター席と「やぐら」席があり、冬場になるとやぐらにこたつが置かれる。昼間は日差しがたっぷりと差し込む中でランチやコーヒーブレイクを。ディープな雰囲気に一変する夜は、種類豊富な世界のビールやオーガニックワイン、ラムチャイなどでしっぽりといきたい。

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  • 下北沢

下北沢は、東京のスープカレースポット。「スープカレーポニピリカ」のスープカレーは、スパイスをふんだんに使った風味豊かなスープに、骨付きチキンを柔らかく煮込み、ベビーコーン、レンコン、カボチャ、カブ、サツマイモ、ナスなどの新鮮な野菜をふんだんに使っていることが特徴だ。

カレーは1,380円からで、スープカレーにライス、サラダ、ドリンクが付く。チキンや野菜、豚しゃぶやエゾジカハンバーグのカレーなど、豊富なメニューがうれしい。

  • コーヒーショップ・喫茶店
  • 下北沢
  • 価格 1/4

SNS映えするかわいいラテアートを探しているなら、ここへ訪れてみてはいかがだろう。

ギャラリーが併設された店内では、コーヒーや抹茶ラテなど、腕利きのバリスタが泡で作った小さな芸術作品も楽しめる。追加料金を支払えばデザインをリクエストすることもできるが、ここはバリスタに任せて、出来上がりを見た時の感動も一緒に味わいたい。夏は「エスプレッソかき氷」で涼もう。

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  • 代田

100%ビーガンのベーカリーカフェ。パンはどれも卵、牛乳、バター、蜂蜜を使っていない。おすすめは、自然のココナツオイルが香るメロンパン。ビーガンメニューとしては類を見ない逸品である。パンは日替わりの野菜を使った総菜パンや、朝・昼・午後でシーンに合わせたメニューを焼き上げており、いつ訪れても新鮮な味を楽しめる。

アレルギーや信条、宗教などの理由があっても食卓をともにし、同じものを味わい、おいしさを共有することができるユニバーサルな店を目指して作ったという。アレルギーを持つ子どもでも好きなものが選べるなど、シンプルながら尊い喜びに満ちた場所だ。ここに来れば、根源的な食の楽しさを改めて感じることができるだろう。

  • ベイカリー・パン屋
  • 代田

スタジオジブリの映画「となりのトトロ」のキャラクター、トトロ風のチャーミングなシュークリームが人気の店。定番のカスタード&生クリームやチョコレートのほかに、季節限定のフレーバーも揃う。そっくりにできている、かわらしいトトロたちを食べるのは少し心が痛む。

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  • コーヒーショップ・喫茶店
  • 下北沢
  • 価格 1/4

下北沢にある「カフェ トロワ シャンブル」は、1980年創業の喫茶店。一歩足を踏み入れれば、ここが下北沢であることを忘れてしまうような落ち着いた空間が広がっている。

美しいカップが棚に並び、コーヒー片手に本を読みふける人、マスターと軽くあいさつを交わしてカウンターに腰をかける常連客など、昔ながらの店ならではの独特の雰囲気を感じさせる。

おすすめは「チーズケーキセット」。ケーキは「チーズケーキ レア」と「チーズケーキ トルテ」の2種類から選ぶことができる。

チェーン店も増え、年々古き良き店がなくなっている下北沢。そんな中でも変わらずに我々を迎え入れてくれるこの店は、大切にしたい一軒である。

  • 下北沢

輸入品店のカルディが経営するワインバー。店名の「ハガレ(HAGARE)」は「剥(は)がれ」という言葉に由来している。ラベルのはがれてしまったワインなどを取り扱うことで、品質は変わらないがリーズナブルな価格でワインを提供している。

フードメニューも豊富に取りそろえており、イタリアンを中心にワインと相性抜群の料理を楽しむことができる。ワインは、グラス1杯500円からなので、ついつい何杯も飲んでしまいそうだ。

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  • 下北沢

下北沢の「コースタークラフトビア&キッチン」では、世界各国のクラフトビールが味わえる。ヨーロッパ、北米、日本、アジアからそれぞれ5つずつ、計15のタップがあり、ユニークなビールを試せるのが魅力だ。

オープンキッチンでは、定番のハンバーガーのほか、「バターミルクフライドチキン」や「バーベキュープルポーク」を使ったサンドイッチを提供。ディナータイムには、「韓国フライドブロッコリー」や「フムス」など、タパスを注文してシェアできる。

広い店内では、ポップアップショップや有名シェフとのコラボレーション、アート展示、DJ・ライブなどイベントも不定期で開催している。イベント情報は、SNSをチェックしよう。

ーショッピングー

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  • ショッピング
  • 下北沢

銭湯を改装したため、それが店名の由来となった。インポート、ユーズド、ノーブランドにかかわらず独自のセレクトが支持されている。システムがユニークで、古着の買い取りに加え、条件によっては持参した古着と商品を交換できるという「トレードシステム」もある。

  • ショッピング
  • 委託販売店
  • 下北沢

下北沢駅北口から徒歩3分の古着屋。店名の「スティックアウト」とは「突出した」という意味があり、ほかの古着屋からは抜きん出た、他の古着屋からは抜きん出た存在になるようにと名付けられた。

リーバイス、Leeなどのブランド古着からリメイク物や一点物まで多種多様な商品を取り扱っており、全て700円。掘り出し物を見つける楽しさを再確認できるヴェニューだ。

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  • 下北沢

アメリカの古着をリーズナブルな価格で販売する古着屋「フラミンゴ」の下北沢店。レディース、メンズそれぞれバランスよく取り揃えているので、古着初心者も足を運びやすいだろう。アメリカに常駐しているバイヤーが厳選したアイテムの中には、ビンテージもののベルトや靴、革のジャケットなど掘り出し物もある。一期一会の古着の醍醐味(だいごみ)をぜひ楽しみたい。

このほか、よりアイテム数の多い「2nd」、低価格帯の「フロリダ」、ナチュラルカラーをメインとした一点物古着を取り扱う「メドウ バイ フラミンゴ(meadow by flamingo)」という3つの系列店が下北沢にはある。同店のセレクトにピンときたなら、併せて訪れるといいだろう。
 

  • ショッピング
  • ヴィンテージショップ・古物商
  • 下北沢

世界に誇るビンテージスニーカー専門店が下北沢にあるのを知っているだろうか。店内は、常時400足を超えるビンテージスニーカーであふれかえっており、壁面に積み上げられた靴箱の数は圧巻の一言。古着屋というより、博物館と呼んだ方が違和感がない。

「ナイキ」や「アディダス」をはじめ、「コンバース」や「バンズ」「プーマ」などの代表的なモデルはもちろん、ほかでは決して目にかかれない代物まで揃う。まるで1990年代のフリーマーケットにタイムスリップしたかのような錯覚を覚える。

入荷状態は公式Instagramで随時更新しているので、要チェック。手に入れることを諦めていた一足と出合えるかもしれない。

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  • 音楽&エンターテイメント
  • 代田

下北沢の「ボーナストラック」内にある「ピアノラ レコーズ(pianola records)」は、小さな店舗ながらも充実した品揃えのレコード店だ。

カセットテープのコレクションや、世界中のユニークで珍しい音楽をフィーチャーしたレコードを用意。棚にはソウル、ジャズ、クラシック、エクスペリメンタルな曲がずらりと並び、店のオーナー自身も「conatala」という音楽レーベルを運営している。

  • ショッピング
  • 音楽&エンターテイメント
  • 下北沢

曽我部恵一がオーナーを務めるカフェ兼レコードショップ。古い雑居ビルを4階まで上がるとずらっと並んだレコードに迎えられる。扱うジャンルはロックやアシッドフォーク、レアグルーヴから、ハウス、アンビエントまでと幅広い。

1枚1枚に手書きのコメントが付き、試聴も可能なので普段レコードショップに訪れない人も気軽にジャケ買いができそうだ。店の看板メニューの生パスタは強いコシともちもちした食感でファンも多い。

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下北沢駅の南口を出て坂を下り、ビッグベンビルのある十字路を右へ。行き交う人々の目を引くファンシーな看板に吸い込まれるように階段を上がると、広々とした店内に敷き詰められた大量のレコードとビンテージなサウンドシステムから流れる大音量のBGM、そして気さくな人柄の名物店主が迎えてくれる。

レアグルーブを中心に、ロックやジャズ、ニューウェーブ、ハウスなどもそろえる。良盤の薄利多売ともいえる店主のサービス精神には、有名DJやアーティストにもファンが多い。

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都内でも有数のオールジャンルのアナログ新譜を扱うレコードショップ、「ジェットセット(JET SET)」。ヒップホップやハウス、テクノ、ジャズ、ソウル、インディーポップなどジャンルを横断して注目作品をチェックできる。

国内のインディアーティストの作品も自主制作盤を中心に取り揃えており、下北沢の情報交換のサロン的な役割も果たしている。

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茶沢通沿いにある「ザ・スズナリ」という劇場に併設された施設一体型の横丁。ザ・スズナリは、「演劇の街」下北沢のランドマークでもある本多劇場グループ最古の劇場だ。アパート「すずなり荘」の2階部分を改築して稽古場を作ったのが始まりだったため、劇場の構造もそれをうかがえる造りとなっている。

1階には15軒ほどのレトロな雰囲気の漂うバーや飲食店が入っている。

  • Things to do
  • 下北沢

新たなカルチャーとビジネス拠点として、再開発が進む井の頭線高架下に2022年3月にオープンした複合施設。「ミカン」は、コンセプトである「ようこそ。遊ぶと働くの未完地帯へ。」の「未完」に由来し、多様な文化が交差し、絶えず変わり続けるという思いが込められている。

施設はA~Eの5街区から構成され、飲食店舗を中心とした商業エリアとワークプレイスが同居。シェアラウンジを併設した「ツタヤブックストア(TSUTAYA BOOKSTORE)」、下北沢発祥のメガネブランド「Zoff」などのほか、商業施設にはめったに出店しない人気レストランなど18店舗が出店している。

世田谷区と共同で図書館カウンターの設置にも取り組み、利便性向上を目指す。

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  • 代田

2020年4月、下北路線街にオープンした「ボーナストラック(BONUS TRACK)」。元編集者が手がけるカレー店やバー、有名コレクターのレコード店、カルチャーを発信する書店の「本屋 B&B」、発酵食品専門店「発酵デパートメント」など、個性的な店舗が入居する。

ウェブメディア「greenz.jp」のビジネスアドバイザーを務める小野裕之と、出版社NUMABOOKSと本屋 B&Bを経営する内沼晋太郎による散歩社が、全体の運営している。

ー泊まるならー

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  • 代田

下北路線街に温泉旅館が開業。下北沢の駅近くにありながら、歴史ある日本家屋や緑を生かし、山里の温泉地に来たような安らぎを感じられる施設となっている。

客室は7タイプ全35室。大浴場の露天風呂は、箱根にある小田急山のホテルの自家源泉「芦ノ湖温泉 つつじの湯」を使用している。女湯にはオリジナルアロマのミストサウナ、男湯にはドライサウナと水風呂があり、宿泊のほか日帰り入浴も可能だ。日本各地の旬の味を提供する割烹(かっぽう)や茶寮も併設している。

もっと下北沢を探索するなら

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下北沢は「日本一の古着市場」ともいわれており、古着屋の店舗数は原宿、高円寺をしのぐ勢いだ。実際、平日でも「古着屋巡り」をする若者でにぎわっている。

今回は多種多様な古着屋ひしめく下北沢の中で、おすすめの店を20軒紹介。さらに、自分に合った目的の店が見つかるように、「センス抜群の店主」「とがったコンセプト」「ビンテージ品」「キレイめ」「小物」「プチプラ」「大店」という7つのカテゴリーに分けてみた。

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  • 音楽&エンターテイメント
下北沢、レコードショップリスト
下北沢、レコードショップリスト

演劇、グルメ、ファッション、そして音楽。雑多なカルチャーが寄り添うように共存する街、下北沢では、レコードショップの名店も多い。ここでは、海外からも客がやってくる老舗の名店や、ここ数年でオープンした魅力的な新店、ノイズ・アンビエントや辺境音楽などをそろえるマニアックな一軒、クラブDJ御用達の一軒まで、個性豊かなレコードショップの数々を紹介する。 

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