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Photo: moonrise/Adobe Stock | うえの桜まつり
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東京、桜まつり・花見イベント2025

日本橋・浅草・上野などで桜の季節を満喫する

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花見の季節がやってくる。気象庁の発表によると東京のソメイヨシノの開花予想は2025年3月24日(月)。これに合わせて、東京各所の桜まつりの開催が相次いでいる。ここではそんな桜を存分に楽しめるイベントを紹介。

おいしいグルメやライトアップも併せて、今年の花見を満喫しよう。

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  • 上野

約1000本の桜が咲く「上野恩賜公園」一帯は、東京の中でも随一の花見スポットだ。開花時に開催される「うえの桜まつり」は、桜並木にぼんぼりが点灯し、夜桜の雰囲気を盛り上げる。

期間中には「上野はやし保存会」による祭囃子(まつりばやし)と寿獅子、「草花市」や「青空骨董市」などさまざまなイベントが開催。さらに、今年は「竹の台(噴水)広場」「袴腰広場」「不忍蓮見広場」の3会場で「うえの桜フェスタ2025」も開催される。ご当地グルメから世界の味まで楽しめる物産展や、スペシャルステージも見逃せない。

なお、会期は桜の開花状況により変更となる場合があるので、注意してほしい。

※時間はイベントにより異なる上野恩賜公園/観覧は無料

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  • 日本橋

日本橋各所で、「桜」をテーマにした春を満喫できるさまざまな催しが行われるイベントが開催。ここでしか味わえないグルメや、夜桜のライトアップで春の気分を堪能できる。

今回初登場の桜スイーツカフェの第1弾は、3月19日(水)~23日(日)に開催。イマノフルーツファクトリー(IMANO FRUITS FACTORY)」などの名店による、春らしいこだわりのパフェが楽しめる。29日(土)・30日(日)に開催される毎年人気のニホンバシ桜屋台&Night」では日本橋中の老舗の味を屋台で気軽に味わえるほか、限定の「桜グルメ」が盛りだくさん。

期間中の17時からは、日本橋の桜の名所の一つである「江戸桜通り」をはじめ、街の至る所で夜桜のライトアップを実施。「日本橋三越本店」などの建物が薄紅色に輝き、街全体が桜色に染まる。「福徳の森」では、風に舞う桜の花びらをイメージした大判のれんによるインスタレーションが登場するなど、春を満喫できる企画が勢ぞろい。ぜひ気軽に立ち寄ってみては。

※時間はイベントにより異なる/コレド室町テラス/参加は無料

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  • 六本木

花々とアートに囲まれながら春の到来を祝うイベントが「東京ミッドタウン」で開催。約100本の桜並木が続く「春の散歩道」では、開花状況に合わせて夜桜がライトアップされる。今年は桜以外にもフレンチラベンダーやアザレアなど、春の草花が散歩道の各所を彩り、桜の開花時期以外にいつ訪れても春の訪れを感じられる。

さらに、「ザ リッツ カールトン東京」主催の「ROKU〈六〉 MIDTOWN BLOSSOM LOUNGE」が、「ミッドタウン ガーデン」に期間限定で登場。スタイリッシュな都市型の花見空間を体験できる。ジャパニーズクラフトジンを使ったオリジナルカクテルのほか、本格的なカレーから見た目も美しいスイーツまで、気分の上がる春らしいメニューをラインアップしている。

ほかにも、館内で大型のフラワーアートや、コスチュームアーティストのひびのこづえによるダンスパフォーマンス、デザインとアートのコンペティションなどを開催。春の花に囲まれながら、アートとグルメを堪能してみては。

※時間はイベントにより異なる/東京ミッドタウン/入場は無料  

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  • 向島

隅田川沿いは東京の由緒ある桜の名所。吾妻橋から桜橋辺りまでの約1キロメートルにわたり、340本以上のソメイヨシノが見事な桜のトンネルを作り出す絶景の花見スポットで、「墨堤さくらまつり」が開催される。

会期中には、地元町会の模擬店をはじめ、「向嶋墨堤組合」の「芸妓(げいこ)茶屋」や「墨田区銘品名店会」が出店。さらに夜にはライトアップされ、春の特別ライティングに彩られた「東京スカイツリー」とともに花景色を楽しめる。

八代将軍・徳川吉宗の命により植樹された、江戸時代から続く変わらない桜と現代の東京のシンボルが織り成す春の風景は、また格別だろう。

※11〜21時(曜日により異なる)/隅田公園/観覧は無料

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  • 高輪

約2平方メートルの日本庭園に17種類約210本もの桜が咲き誇る高輪エリアのプリンスホテルで「高輪 桜まつり」が開催中。品川駅から徒歩約5分の好立地で、夜桜ライトアップや伝統文化体験、こだわりのグルメを楽しめる。

ライトアップされた幻想的な夜桜と併せて、桜の花がモチーフの期間限定の「竹あかり」や、有形文化財の「観音堂」ではプロジェクションマッピングも開催。桜の見える部屋を予約して、プライベート空間から夜桜を眺めるのもよさそうだ。

さらに、和菓子やランプシェード作りなど、京都市とコラボレーションした伝統文化体験ができる。桜に囲まれた旧宮家の邸宅「高輪 貴賓館」でのアフタヌーンティーをはじめ、この時期にしか味わえない特別なグルメも勢揃いしているので、ぜひチェックしてほしい。

※時間はイベントにより異なる/グランドプリンスホテル高輪/入場は無料

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  • 押上

「東京スカイツリー」で「空×桜」をテーマにしたイベントを初開催。桜で彩られた天望デッキや、桜をモチーフにしたスイーツなど、春気分を心ゆくまで堪能できる。

天望デッキと4階にはソメイヨシノや八重桜など4種類をモチーフにしたフォトスポットが登場する。さらに、桜をイメージした見た目もかわいい限定ドリンク・スイーツメニューを販売。桜風味のアイスキャンディが丸ごと1本入ったカクテルや、グルテンフリーのドーナツなどを味わえば、華やかな時間を過ごせるだろう。

また、スカイツリーの春の新しい特別ライティングや、13台のスピーカーと24台のプロジェクターで桜のはかなさを映し出す「SKYTREE ROUND THEATER®」での特別上映も併せて楽しもう。地上とは違った空の花見を体験してみては。

※時間はイベントにより異なる/東京スカイツリー/料金は前売り2,100円〜、中学・高校生1,400円〜、小学生850円〜、当日2,400円〜、中学・高校生1,550円〜、小学生950円〜、5歳以下無料(一部無料エリアあり)

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  • 銀座

2025年で創建91周年を迎える日本最古の現存するビヤホール「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」で、春限定のスペシャルイベントが開催。店内は華やかな桜で装飾され、ビヤホールが花見会場に大変身する。

寒さ対策や場所取り、準備・片付けなどの手間をかけず、手軽に花見ができるのはうれしい。桜の下で、銀座ライオン伝統の「一度注ぎ」によるこだわりの生ビールを堪能しよう。

創建日である4月8日(火)と最終日の14日(月)には、音楽家の生演奏による「お花見ビヤホールコンサート」を開催。一日3公演を予定しているので、ぜひチェックしてほしい。春の陽気の中で、大人の花見を楽しんでみては。

※11時30分~22時(金・土曜・祝前日は22時30分まで)/ビヤホールライオン 銀座七丁目店

  • Things to do
  • 九段下

全長約700メートルに及ぶ千鳥ヶ淵緑道の桜をライトアップする「千代田のさくらまつり」が開催。「千鳥ヶ淵ボート場」も夜間特別営業される。

3月28日(金)から4月8日(火)の間、「千鳥ヶ淵緑道」の夜桜がライトアップ。水上から楽しめる千鳥ヶ淵ボート場は、今年から初の事前購入できるチケットが導入され、並ばずに船からの景色を堪能できるのもうれしい。売上の一部は、桜の植え替えの費用に寄付される。

2024年に引き続き、街を周遊しながら楽しめる「リアル謎解きゲーム」も開催。今年は「古書の町・神保町」とのコラボレーションで、歴史ある喫茶店や古書店を巡る。

例年大勢の花見客が押し寄せるが、AIカメラを用いてリアルタイムでの混雑状況が特設ウェブサイト内から発信されるので、出かける前にチェックしたい。春の陽気を感じながら、桜の名所で花見を楽しんでみては。

※時間はイベントにより異なる/千鳥ヶ淵ボート場入場は無料

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  • Things to do
  • 門前仲町

大横川の両岸に咲き乱れる桜を中心とした、深川の「お江戸深川さくらまつり」が開催される。

各地で催される桜まつりのうち、深川は櫓漕ぎ船(ろこぎぶね)や動力船に乗って、川の上から桜を楽しめることが特徴。三味線と高音(たかね)が2人1組になって演奏する昔ながらの「新内流し(しんないながし)」も披露されるため、江戸情緒を感じたい人におすすめだ。

また、17〜22時に行われる夜桜のライトアップや、多くの人でにぎわう模擬店なども登場。気分に合わせた花見を過ごすことができる。

※時間はイベントにより異なる/深川不動堂/観覧は無料

  • Things to do
  • 文京区

つつじ・あじさい・菊・梅」と並ぶ、「文京花の五大まつり」の一つである「文京さくらまつり」。播磨坂さくら並木を中心に、1971年度から開催されている。この桜並木にはソメイヨシノを中心に120本が植えられており、中には淡い黄緑色で八重咲きのウコンザクラなどの珍しい桜も見られる。

期間中は、吹奏楽の演奏や地元町会による模擬店などが催される予定だ。さらに、ぼんぼりや夜桜のライトアップも併せて楽しめる。ライトアップは3月30日(日)までの開催なので、早めに訪れよう。

※時間はイベントにより異なる/播磨坂さくら並木/観覧は無料

もっと桜の季節の東京を満喫したいなら……

  • アート

そろそろ花見シーズンがやってくる。この季節には「桜」をテーマにした展示も各所で開催される。本記事では、美術作品に描かれた1年を通して狂い咲く桜が見られる展示を紹介する。

中でも注目は、皇居周辺の散策とともに訪れたい「東京国立近代美術館」。年に1度だけ見られる重要文化財『行く春』(川合玉堂)などの作品を展示する。「東京国立博物館」では、毎年恒例の「博物館でお花見を」を実施。江戸の桜の名所を描いた作品のほか、庭園を彩る本物の桜も楽しめる。

古くから愛されてきた桜の多様な表情を楽しんでほしい。

そろそろ、暖かい季節が待ち遠しくなってきた人も多いのではないだろうか。桜の香りに包まれたスイーツは、まさに春の訪れを告げるかのようだ。

花が満開になる季節まで提供されているものも多いので、スイーツとともに花見を楽しむのもいいかもしれない。お気に入りのスイーツを見つけて、2025年の春の訪れを心ゆくまで楽しんでほしい。

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目黒川の桜を毎年に楽しみにしている人は多いだろう。クルーズ船が出るほか、川沿いの道にはぼんぼりが並び、各所でテイクアウトフードの屋台が出現する。ストリートでのにぎわいも楽しいものだが、ここではゆったりと席に着き、おいしい食事やスイーツとともに花見ができる店を紹介しよう。

期間限定の桜スイーツや食事メニューを提供しているところも多い。この時期にしか楽しめない料理と景観を併せて楽しんでほしい。

  • Things to do

上野恩賜公園(上野公園)といえば動物園や博物館が有名だが、園内を散策すれば、歴史的な彫刻や遺物、古社寺、ポケモンをテーマにしたマンホールまで数多くの穴場がある。

春になれば桜が彩り、11月の中旬から下旬にかけてはあでやかな紅葉が楽しめることだろう。この上野公園を余すところなく楽しむために、本記事を活用してほしい。

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