Konno Hachimangu Shrine
Photo: Keisuke Tanigawa
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東京、出世や仕事運上昇に効く神社7選

出世、人のつながり、蓄財、仕事のオファーのご利益を授かろう

寄稿:: Aya Hasegawa
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「出世したい、仕事でうまくいきたい」という願いは古今東西、なりわいを問わず変わらないもの。初詣では、そんな思いを胸に強く抱き、祈りたい人もいることだろう。

ここでは、歴史上の偉人が立身出世に際して訪れたといわれる霊験あらたかな神社から、芸能関係者が多く参拝する入谷の隠れた名所、登りきると就職や転職などにもご利益があるとされている石段まで、出世や仕事運上昇におすすめと評判の都内を神社をピックアップした。

ぜひ参拝して、2024年は昇り竜のごとく、仕事が上向きになるよう願ってみては。

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  • 入谷

小野照崎神社

創建は平安時代前期の852年。平安初期に実在した、小野篁(おののたかむら)が祭られている。篁は政治家・公卿(くぎょう)であり、文学や漢詩にも長け、絵画に関しても「その才は神に至る」と評されていたという。さらに、法律にも精通。昼は参議という国の要職を務め、夜は地獄の閻魔大王の副官として働いたという伝説も残されている。

その篁公を祭っていることから、小野照崎神社は、仕事や学問、習い事、芸術、芸事のご利益が得られるといわれている。「芸能上達御守」を授かることもでき、芸能関係者の参拝も少なくない。 中でも、渥美清が同社で願掛けをした後、映画「男はつらいよ」シリーズの主役を得た逸話は有名だ。真偽のほどは定かではないが、彼が演じた「フーテンの寅」こと車寅次郎が首にかけていたのは小野照崎神社のお守りだったといううわさもある。

なお、境内の「織姫・稲荷神社」は、古くからの社である「長左衛門稲荷」に、戦後、縁結びの神様である織姫神社が合祀(ごうし)された社で、恋愛はもちろん、仕事や習い事の縁を結ぶ神様としても信仰されている。こちらも忘れずに参拝しておきたい。

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  • 渋谷

金王八幡宮

平安末期に当たる1092年、武将の河崎基家(かわさき・もといえ)によって創建された。「渋谷八幡宮」と称され、渋谷城の加護のために建てられたといわれている。 御祭神は武運をつかさどる神様として知られている、第15代天皇・応神(おうじん)天皇だ。

現在の社殿は、徳川家光が江戸幕府の三代征夷大将軍に決まったのは、同八幡宮のお導きがあったからだとし、家光の乳母の春日局と、教育係の青山伯耆守忠俊(あおやまほうきのかみただとし)が奉納したもの。「権現造(ごんげんづくり)」と呼ばれる江戸時代初期の様式をとどめる都内でも貴重な建築でもある。

境内の御嶽神社は、「開運」「商売繁盛」の神として、特に客商売を営む人々の信仰を広く集めている。 札所では、開運・勝守などといったお守りを授かることができるが、仕事運アップを祈願するに当たり注目したいのは、「むすび」と呼ばれるお守りだ。さまざまな「むすび」につながり、ビジネスにおける「むすび」のご利益も授かることができるとされている。

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  • 代々木八幡

代々木八幡宮

古墳時代に活躍した応神天皇を祭る神社。天祖社の天照大神、白山社の白山大神を配祀(はいし)する。強い神徳から厄よけ開運のご利益があるとされ、多くの財界人が事業の繁栄と厄よけに訪れる。

5月の第4日曜日には「金魚まつり」(五社宮祭)が行われることから、金魚の根付(ねつけ)や金魚のクリスタル、金魚のちょうちんなどを授かることができる。「金の魚」である金魚は金運・財運につながり、また、金魚が住む清らかな水は人々のけがれを洗い流し、禍を払う力がある縁起物とされている。

仕事運をアップしたいなら、本殿の右手奥にたたずむ「出世稲荷社」へ。第二次世界大戦では代々木八幡が戦火を逃れる一方、近隣エリアに点在していた稲荷神社の多くが空襲によって焼失。そのため、戦後に焼け残った白狐(びゃっこ)像が代々木八幡に集められ、それぞれの稲荷神社の神様を合祀した。

立身出世のご利益が得られるともいわれており、芸能関係の仕事をしている人たちにもあがめられている。

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  • 亀戸

亀戸天神社

1662年に造営された、学問の神様・菅原道真を祭る神社だ。学問向上のご利益が有名だが、仕事運や金運向上の加護もあるといわれている。

一年を通してさまざまな祭りが執り行われるのも、同神社の特徴。例えば、毎年1月24・25日の2日間は、道真を祀る天神信仰に伝わる独特の行事「うそ替え神事」を実施する。「うそ」とは幸運を招くとされるスズメ科の鳥のことで、これを模した木製の「うそ」を購入し、前年のものと交換することで、これまでの悪いことが 「うそ」になり幸運を招くといわれている。

最寄りの亀戸駅から社までの道のりは下町情緒たっぷり。境内からは「東京スカイツリー」が見える。また、春は梅や藤、秋は菊と、四季折々の花に彩られることから「花の天神様」とも呼ばれている。

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  • 浜松町

芝大神宮

1005年に創建した都心のオフィス街に鎮座する神社。伊勢神宮の神様「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」と「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」を祭っていることから、古くから「関東のお伊勢様」として親しまれている。

現在では縁結びのご利益が得られる神社として女性を中心に人気が高いが、オフィス街にある同神社は商売繁盛にも強く、「商い守」といったお守りも人気だ。

白いお守りは「白星、土つかず」、黒いお守りは「黒字」の意をそれぞれ表している。 さらに、8度も焼失しながら何度も再建されているのは、強運と証しということで、「強運(ごううん)御守」を授かることもできる。

頒布開始日や頒布数は限られるので、社の公式ウェブサイトを確認してほしい。このお守りには「強運(きょううん)より強い運が授かる」といういわれがあり、その年の幸運色を使用するため、毎年デザインが変わる。

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  • 日本橋

小網神社

下町情緒漂う商店街とオフィスビルが同居する人形町エリアにたたずみ、場所柄、早い時間帯から多くの参拝客でにぎわう。

倉稲魂神(稲荷)や、市杵島比賣神(弁天)、福禄寿などを祭っており、その歴史は室町時代中期にまでさかのぼる。 創建は1466年。東京大空襲の際に境内の建物が戦火を免れたことや、第二次世界大戦時に神社のお守りを持って出兵した兵士が無事に生還したことから、「強運厄除の神さま」として名高い。戦禍を免れた現社殿・神楽殿は、日本橋地区に残されている唯一の木造ヒノキ造りの神社建築だ。

「銭洗い弁天の杜」としても知られていて、境内の「銭洗いの井」で清めた金銭を財布に収めておくと、それが種銭となって財が増えるといわれている。

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  • 神谷町

愛宕神社

オフィス街にありながら清々しい空気が流れる「愛宕神社」は、赤い鳥居が印象的な、仕事運のご利益があるパワースポットだ。1603年に徳川家康の命により、防火の神様として創建された社で、「火産霊命(ほむすびのみこと)」という火の神様を主祭神としている。

愛宕山は23区で最も標高が高い山で、神社の大鳥居から一の鳥居の間には、「出世の石段(別名:男坂)」と呼ばれる、急勾配の階段がある。

江戸時代に、馬術の達人である曲垣平九郎(まがきへいくろう)が、徳川家光の命を受け、危険を顧みることなく石段を馬で駆け上がり、出世を果たしたという故事から、この階段を上りきると就職・転職・立身出世にご利益があるとされている。

上った先には、なでると福が身に付くといわれている「招き石」がある。

もっと初詣におすすめの神社を知りたいなら……

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東京、幸運を呼ぶ神社7選
東京、幸運を呼ぶ神社7選

「歩くパワースポット」として、数々のメディアに登場し、話題となっている湘南乃風メンバーのSHOCK EYE(ショック アイ)。今、彼の写真をスマホの待ち受けにすると、運気がアップすると言われているのだ。

きっかけは、人気占い師のゲッターズ飯田から、「いままで数万人占ってきた中で、1、2を争う運の強さ」と言われたこと。その後、友人のある俳優が、SHOCK EYEの画像を待ち受けにしたところ、大きな仕事が決まったりと良い知らせが舞い込んできたそう。そういうことがいくつか続き、口コミで噂が広がり「歩くパワースポット」と呼ばれるようになったのだ。

歩くパワースポット」と呼ばれるようになってからは、今まで以上にポジティブなものを引き寄せるように過ごしているSHOCK EYE。毎日神棚に手を合わせ、空き時間があれば神社に足を運ぶのはもちろん、なるべくネガティブな言葉を使わないようにしたり、例えば、スマートフォンの画面に傷がついたらすぐに修理するなど、彼独自のポジティブな習慣もたくさんできたという。

ここでは、SHOCK EYEがタイムアウト東京の読者に勧めたい、幸運を呼び寄せるユニークな神社を紹介する。幸運を呼び寄せるには、まずはポジティブな行動から。神社巡りをしながら、運を上昇させていってほしい。

SHOCK EYEオフィシャル Instagramはこちら

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独身たちが夢見ているのは「素敵な異性との出会い」か、それとも「平凡な幸せ」か。 1月20日が「玉の輿の日」と言われていることを知っているだろうか。1905年のこの日、米金融財閥モルガン商会の創立者のおいであるジョージ・モルガンが、祇園で見初めた芸妓(げいこ)のお雪と結婚したことに由来する。

お雪のような玉の輿を願うも、より深き縁を望むも、恋に迷える時には、良縁成就に効くと評判の神社を訪れてみてはどうだろうか。最高の恋愛を手に入れるために、まずは神頼みから始めるとしよう。恋愛に効く神社仏閣を紹介する。

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「お金」を嫌いな人が一体、この世にいるだろうか。一攫千金、巨万の富……なんと素敵な言葉だろう。人は金を愛してやまない。当たると評判の宝くじ売り場に毎年できる、長蛇の列を見れば明らかだ。また「お金に困っていないけれど、もっとあったって悪くない」と余裕ある人も、「今年こそ、金運をつかみたい!」と意気込む人も、新しい年を迎える際、金運アップを神頼みしてみてはいかがだろうか。

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神社や寺に参拝に行った際、ついつい引きたくなってしまうおみくじ。かつて、国の政や後継者選びなどの際、神の意志を占うために「くじ引き」をしていたことがおみくじの起源とされている。

神社仏閣に訪れた参拝者が自身の吉凶を占う、現在にも続くおみくじの文化がはじまったのは、鎌倉時代のはじめ頃。おみくじと言えば、和歌や漢詩とともに吉凶が書かれたものが一般的だが、コンビニよりも多いとされる神社仏閣、なかにはわざわざ足を運んでも引いてみたい、変わり種のおみくじを置くところもある。

ここでは、内容が気にならないほど可愛らしいおみくじ、引くのではなく「釣る」おみくじ、恋の行方に特化したおみくじなど19種類を紹介する。「縁を結ぶ」ということから、境内の神木や結び所に結ぶと良いとされるおみくじだが、この個性派おみくじは、お守り代わりに財布や鞄に大切にしまっておいてもいいかもしれない。

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